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2014年12月20日 (土)

うめきた2期 8haの緑化案 国や関西経済界と合意

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-うめきた2期-
 大阪府・市や国、関西の経済団体などでつくる「大阪駅周辺地域部会」第6回会合が、12月18日に大阪市内で開かれました。

 大阪府・大阪市が9月に提出した大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」の敷地面積(約16.2ha)の半分にあたる約8haを「みどり(緑化)」とするまちづくり方針案について、国や関西経済界も合意しました。

 産経新聞(2014/12/18)
 「東京一極集中」是正するプロジェクトに うめきた2期「8ヘクタール緑化」案、国や関西経済界と合意

 2期の敷地面積約16.2haですが、約8haを緑化するとし、敷地から道路を除いた開発部分約9.1haの約87%が緑化される計算になります。
 橋下市長は「みどりを軸にした斬新なまちづくりは、東京一極集中を是正する日本のためのプロジェクトにもなる」と話したそうです。

 申し訳ないですけれど、こんなことで「東京一極集中を是正」なんてなりません。それは橋下市長自身が一番よく分かっていると思います。

 私は、今年の10月末に東京に撮影に行きましたが、2020年のオリンピックを控えた東京の開発は凄まじく、例えれば「グランフロント大阪」を同時に10ヶ所以上建設している感覚です。
 凄過ぎて笑ってしまいましたが、今までで以上に危機感を感じました。「このままでは、東京で何かあったら日本は完全に終わってしまう・・・」という恐怖感さえ覚えました。

 国は国策で東京を開発しています。関西の経済団体と言っても電力会社、ガス会社、鉄道会社以外は拠点を東京に移して心ここにあらずです。
 「ヒト・モノ・カネ」をすべて東京に集められた状態で、「うめきた2期」をどうしたらいいのか私にもよく分かりません・・・

 橋下市長が、劇薬で副作用も多い「カジノを含めた統合型リゾート(IR)」の誘致にあんなに必死になるのも東京一極集中の凄まじさを身をもって体感しているからだと思います。
 私も反対意見が多いですが、現状を変えるには「カジノを含めた統合型リゾート(IR)」の誘致しかないと思っています。

 幸いにも外国人観光客の急増で「関西国際空港」の旅客数が急増しています。私は観光が関西発展のキーワードだと思っています。
 観光で存在感を見せつければ中央も見る目が変わって、他の分野にも波及していく可能性があります。


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中央部分です(撮影日2014年12月3日)。


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北側部分です(撮影日2014年12月3日)。

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