明石市 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業 2015年1月23日の建設状況
-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業-
山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が計画されています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。
概要は、地上34階、塔屋2階、地下1階、高さ116.975m、延床面積66,057.83㎡です。大きな塔屋があるので、最高部の高さは125m近くあります。
引用資料 再開発組合公式HP
明石駅前南地区市街地再開発組合
野村不動産 ニュースリリース(PDF:2014/08/07)
明石駅直結!公共施設・商業・住宅の複合再開発 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業着工(野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。
総戸数は216戸(分譲予定戸数199戸)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われる予定です。
明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下1階
◆ 建物高さ-軒高116.975m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡
◆ 建築面積-7,036.07㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(分譲予定戸数199戸)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月31日予定
黄色の部分が「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の範囲です。
「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。
超高層の「住宅棟」が建設される敷地東側部分です。超高層の「住宅棟」は、地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用する予定です。
少し角度を変えた様子です。
「アースドリル掘削機」が登場していました。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。
お詫び
前回UPした時に、 ”そろそろ「山留め壁」の構築が終わり、「アースドリル掘削機」により「場所打ちコンクリート杭」の構築が始まる頃かな? と思って行ったのですが、大規模に掘削が始まっていました。
まさかまさかの「直接基礎」のようです。私はこのあたりは海に近いので、勝手に「杭基礎」だと思い込んでいました。”
と書きましたが、間違いでした。まさか掘削して、地盤を掘り下げてから「場所打ちコンクリート杭」を構築するとは夢にも思っていませんでした。
基礎工法は、「直接基礎」ではなく「場所打ちコンクリート拡底杭」です。訂正してお詫びいたします。
「スライムクリーナー」です。
「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で構築した「山留め壁」です。
南側の歩道橋から見た敷地東側部分です。
超高層の「住宅棟」が建設される敷地東側部分です。
「アースドリル掘削機」です。
「拡底バケット」です。
「鉄筋かご」を吊り上げています。
「鉄筋かご」を建込んでいます。
南側の歩道橋から見た敷地西側部分です。
「TRD工法」で構築した「山留め壁」です。
「アースアンカー」で「山留め壁」を支えています。
北側に「実物大の外装モックアップ」が展示されていました。
「駅前広場東ロータリー」では、「ペデストリアンデッキ」の整備工事が始まっています。
「ペデストリアンデッキ」の整備工事の仮囲いに「明石今昔写真展」が展示されています。明治~昭和期を中心とする明石の写真60点と再開発事業の完成予想図20点が掲げられています。
「明石今昔写真展」の「ペデストリアンデッキ」の完成予想図です。駅前広場東ロータリーには、「Y字型」の「ペデストリアンデッキ」が整備されます。
南側の「国道2号線」上にも「歩行者デッキ」が整備されます。
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