名古屋市 地上34階、高さ約175mの「大名古屋ビルヂング」 2015年1月5日の建設状況
-大名古屋ビルヂング-
名古屋駅前のランドマークとして半世紀の歴史を歩んだ「大名古屋ビルヂング」は、2012年9月30日に閉館しました。
隣接するホテル「ロイヤルパークイン名古屋」と一体的に再開発され、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ174.70mの超高層ビルに建て替えられます。新ビルの名称は「大名古屋ビルヂング」に決まっています。
「三菱地所」は、「大名古屋ビルヂング」の開業時期及び各施設名称を正式に発表しました。
引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/12/09)
「大名古屋ビルヂング」開業時期及び各施設名称決定 7~16階に集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”設置
7階~16階に新たな集客ゾーン「大名古屋ビルLifestyle&Services」を設置、地下1階~3階の商業ゾーン及び4階の金融サービスゾーン等を含め10,000坪クラスの大型集客施設が誕生します。
大名古屋ビルヂングの概要
◆ 計画名-名駅三丁目27番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27番地他
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-174.70m
◆ 敷地面積-9,155.56㎡
◆ 建築面積-6,563.39㎡
◆ 延床面積-147,871.79㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(7階~33階)、店舗(地下1階~地上4階)、地域冷暖房プラント等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月23日(本体工事)
◆ 竣工-2015年10月31日予定
◆ オープン-2015年11月中(7階~16階の「大名古屋ビルLifestyle&Services」を順次開業)、2016年03月中(グランドオープン:商業ゾーンを含めた全館開業)
「大名古屋ビルヂング」の全景です。7階~16階が「大名古屋ビルLifestyle&Services」、地下1階~5階が「大名古屋ビルShops&Restaurants」、5階屋上庭園が「Sky Garden(スカイガーデン)」、1階北側広場が「Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)」、地下1階地下街が「ダイナード(旧名称を継承)」となります。
最高部です。
カーテンウォールの取り付けが急ピッチで行われています。
カーテンウォールは、ほぼ全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。縦に日射を緩和する「ルーバー」が取り付けられています。
低層部です。
敷地全体です。
この部分の鉄骨建方は後施工になります。タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として使用されているためです。
最終的には、この部分の5階には屋上庭園「Sky Garden(スカイガーデン)」が整備されます。
少し角度を変えた様子です。
低層部です。
敷地全体です。
ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。
最高部です。
地下階の工事を行うための「開口部」が見えます。「大名古屋ビルヂング」は、「逆打ち工法」で建設されています。
逆打ち工法」では、地上階を上に向かって建設し、地下階を下に向かって建設します。地上階と地下階を同時に建設するので、建設スピードが速いメリットがあります。
| 固定リンク
「71 愛知県」カテゴリの記事
- 愛知県岡崎市 名古屋鉄道西三河地区最大のターミナル駅 東岡崎駅の「北口」および「南口」を一体的に再開発!(2022.04.04)
- 名古屋市 栄の百貨店「丸栄」の跡地 商業施設名称「Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)」 2022年3月31日に開業!(2022.02.21)
- 「アークランドサカモト」と「ヤマダホールディングス」の共同開発店舗一地号店 「スーパービバホーム一宮店」が2022年2月23日(水)オープン!(2022.02.15)
- 愛知県及び名古屋市 第20回アジア競技大会選手村後利用事業 中部電力グループ(6者)と基本協定締結!(2022.02.10)
- 名古屋市 地上41階、高さ約215mの「(仮称)錦三丁目25番街区計画」 店舗面積は約11,775㎡ 出店概要書の概要を公表!(2022.01.29)