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2015年1月

2015年1月31日 (土)

和泉市 橋上化及び自由通路工事が完了してメチャメチャ綺麗になったJR阪和線「和泉府中駅」 

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-JR和泉府中駅橋上化工事-
 
阪和線和泉府中駅の橋上駅舎と自由通路が完成し、2013年5月24日に橋上駅舎の自由通路が開通し、翌日25日の始発から新駅舎の供用が始まりました。

 橋上駅舎と自由通路は、和泉府中駅前の「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」に伴いJR西日本が工事を進めていました。

 デザインは弥生時代中期の環濠集落遺跡である「池上曽根遺跡(和泉市池上町)」の建物をモチーフとし、ガラスによる開口部分を多数設けて明るく開放的なつくりになっています。事業費は橋上駅舎が約21億円、自由通路が約8.5億円となっています。

 
歩行者デッキは、2014年5月30日から全面的に供用開始となりました。「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」は、2015年3月31日に完了予定です。


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橋上駅舎を南側から見た様子です。「和泉府中駅」は約2年ぶりの撮影です。1月3日に撮影してやっとUP出来ました。



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橋上駅舎を東口側の歩行者デッキから見た様子です。



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東口側から見た様子です。デザインは弥生時代中期の環濠集落遺跡である「池上曽根遺跡(和泉市池上町)」の建物をモチーフとしています。


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東西自由通路の様子です。三角屋根で天井が高く開放感があります。


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東西自由通路は、ガラスによる開口部を多くした明るく開放的ななつくりとなっています。


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三角屋根の天井にもガラスによる開口部を設け採光しています。


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西口側から見た東西自由通路です。


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東西自由通路には「ハート・イン」があります。ここもいつか「セブン-イレブン ハート・イン」になるのでしょうか?


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「自動きっぷうりば」です。


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改札口を改札外から見た様子です。


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改札口を改札内から見た様子です。


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改札内コンコースです。


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エスカレーターです。


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階段です。


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ホームから見たエスカレーターです。


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ホームから見たエレベーターです。


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ホームから見た階段です。


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ホーム北側から橋上駅舎を見た様子です。JR和泉府中駅は、島式2面4線の地上駅です。


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ホーム南側から橋上駅舎を見た様子です。


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東口では、「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」として、約7,300㎡の駅前広場と歩行者デッキが整備されました。

 また、反対側の駅西側は出口がないという欠点を抱えていましたが、駅西側に西口を設け、駅前ロータリーも設置しました。

 東口の歩行者デッキは、2014年5月30日から全面的に供用開始となりました。「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」は、2015年3月31日に完了予定です。


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駅前広場の北側部分です。中央はタクシー待機場(14台)となっています


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駅前広場の南側部分です。中央はバス待機場(4台)となっています


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「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」として建設された「フチュール和泉(商業施設棟)」です。他に住宅棟、駐車場棟も建設されました。

 「フチュール和泉(商業施設棟)」から歩行者デッキが延伸され、JR和泉府中駅の橋上駅舎と結ばれました。

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2015年1月30日 (金)

姫路市 祝!2015年1月27日に「姫路ターミナルスクエア」が竣工!

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-姫路ターミナルスクエア-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 関連工事として、「西側一般車乗降場」の上に神姫バスにより「神姫バス」により「姫路ターミナルスクエア」が建設されました。
 概要は、地上9階、高さ41.85m、延床面積13,134.16㎡となっています。2015年1月27日に竣工しました。全館オープンは、2015年4月の予定です。


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2015年1月27日に竣工した「姫路ターミナルスクエア」です。全館オープンは、2015年4月の予定です。


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南東側から見た様子です。


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歩行者デッキの階段から見た様子です。


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下層階部分です。2階の半円形が特徴的な外観です。「姫路ターミナルスクエア」の1階部分には、東側と南側に「バスターミナル」、中央に「西側一般車乗降場」を整備します。


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1階の「西側一般車乗降場」です。すでに供用開始されています。


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1階の「バスターミナル」東側です。この部分は「11番のりば」となり、2015年1月31日(土)始発より、「姫路駅前高速バスのりば」となります。

 「大阪(伊丹)空港行き 、関西空港行き、東京(渋谷・新宿)行き、鳥取(鳥取大学前)行き」は、ここから発車します。


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1階の「バスターミナル」南側です。


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南側の屋根付きの歩行者デッキです。


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2階部分と3階部分の植栽です。


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北側の屋根付きの歩行者デッキです。


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北側の整備の様子です。


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北側の「西側一般車乗降場」の入り口です。「西側一般車乗降場」の入り口から東側分部の既存の道路は廃止されました。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。

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姫路市 (仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 2015年1月27日の建設状況

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-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル-
 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「山陽企業(本社姫路市)」が、地上8階、高さ約40mのビルを建設します。
 国内最大級という12スクリーンを有するシネコンと約30の物販、飲食店が入る計画で、2015年7月の完成予定です。

 「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル」は、2014年7月8日(火)に「地鎮祭」が行われ着工されました。「キャスティ21コアゾーン」での着工は初めてです。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側の道路にやっと植栽が行われました。


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以前は街路樹だけでした。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 駐車場棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。

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2015年1月29日 (木)

姫路市 姫路駅北駅前広場の整備 供用開始した島式の「バス乗降場」と地下街「グランフェスタ」に通じる地下連絡通路!

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-姫路駅北駅前広場の整備-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されます。

 姫路駅北駅前広場の整備は最終段階に入っています。島式の「バス乗降場」が2015年1月7日(水)始発より供用開始されて、バス乗り場が大幅に変更になりました。 新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。


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整備中の「姫路駅北駅前広場」です。


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南側に先に完成した「バス乗降場」に続き、北側に島式の「バス乗降場」が整備されました。


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2015年1月7日(水)始発より供用開始された島式の「バス乗降場」です。


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島式の「バス乗降場」を西側から見た様子です。バス乗降場の部分には、「ピンコロ石」が敷かれています。


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島式の「バス乗降場」を階段から見た様子です。


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「連絡デッキ」の下も島式の「バス乗降場」となっています。


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島式の「バス乗降場」の西端を北東側から見た様子です。バス乗降場の部分には、「ピンコロ石」が敷かれています。


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島式の「バス乗降場」を北東側から見た様子です。レンガが敷かれています。


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「エレベーター」です。


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「連絡デッキ」と結ぶ階段です。


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地下街「グランフェスタ」と通じる階段とエスカレーターです。


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ここから地下連絡通路を経由して地下街「グランフェスタ」に通じます。


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地下街「グランフェスタ」側の入口です。


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2015年1月7日(水)より供用開始された地下連絡通路です。天井は木製のルーバーとなっています。


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地下連絡通路の途中で枝分かれして、島式の「バス乗降場」に通じます。


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手前に階段とエスカレーターがあります。


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奥に「エレベーター」があります。


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次に、島式の「バス乗降場」の北側の旧:神姫バスターミナル乗り場の部分に、相対式の「バス乗降場」が整備されます。新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。


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整備中の相対式の「バス乗降場」です。


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植栽も行われています。


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旧:神姫バスターミナル乗り場は閉鎖されています。旧:神姫バスターミナルは、1956年10月に開設されましたが、58年にわたる歴史に幕を下ろしました。

 1階の乗車券販売窓口や案内所は当面残す予定です。1階の内部を見てみましたが、以前の活気は全くありませんでした。最終的には1階の乗車券販売窓口や案内所はどうなるのでしょうか?


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「連絡デッキ」の下の「バス乗降場」の整備の様子です。

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姫路市 姫路駅北駅前広場の整備 「大手前通り」の植栽が始まる!

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-姫路駅北駅前広場の整備-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されます。


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「キャッスルビュー(眺望デッキ)」から北側を見た様子です。


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姫路市のメインストリート「大手前通り」の整備の様子です。十二所前線以南の「大手前通り」は、一般車は入場禁止になっています。

 白いラインが引かれています。当初は路面の石材の色を変えて白いラインの代わりをしていましたが、流石に分かりにくかったようで、白いラインが引かれました。


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「大手前通り」の東側の植栽が始まりました。


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「大手前通り」の東側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の東側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の東側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の西側の植栽が始まりました。


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「大手前通り」の西側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の西側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の西側の植栽の様子です。


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「大手前通り」の正面には、「平成の大修理」が行われている世界遺産の国宝「姫路城」が見えます。2015年3月27日に「姫路城」はグランドオープンを迎えます。

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2015年1月28日 (水)

大阪市福島区 大日本住友製薬の旧大阪総合センター跡地 阪神電鉄の「海老江1丁目開発計画(敷地面積約27,800㎡)」が始動!

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-海老江1丁目開発計画-
 「阪神電気鉄道」は、大阪市福島区の大日本住友製薬の旧大阪総合センターの敷地面積27,864.43㎡を94億5000万円で2014年12月5日に取得しました。

 建設ニュース(2015/01/20)
 約2・8㌶の海老江1丁目開発計画が始動/整備工事は竹中土木/阪神電気鉄道

 計画名は「海老江1丁目開発計画 整備工事」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2014年12月5日~2017年8月4日(予定)となっています。

 旧大阪総合センターは、2003年4月の閉鎖まで医薬品の生産拠点でしたが、閉鎖後の2003年4月~2014年9月末までは主に事務所と研究施設として使っていました。


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計画名は「「海老江1丁目開発計画 整備工事」となっています。


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北側の正門の近くに煉瓦造の「記念館」があります。竣工は1899年のようです。この建物は残してほしいです。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。敷地面積は27,864.43㎡と非常に広いです。何が建設されるのでしょうか?

 奥に見える超高層タワーマンションは、「シティタワー大阪福島」です。このあたりには「シティタワー大阪福島」が建設中の頃には頻繁に来ましたが、2009年2月に竣工してからは1度も来ていません。約6年ぶりでした。


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南西側から見た様子です。


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すぐ南側に「阪神電気鉄道」の本社があります。


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「阪神電気鉄道」の本社は、阪神本線野田駅のすぐ北側にあります。

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大阪市福島区 塩野義製薬中央研究所跡地 敷地面積約15,000㎡を「リバー産業」が開発!

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-塩野義製薬中央研究所跡地-

 「リバー産業」は、大阪市福島区の塩野義製薬旧中央研究所・福島分室の敷地面積15,001.22㎡を2014年12月11日に取得しました。跡地には大規模なマンションを建設すると思われます。

 建設ニュース(2015/01/19)
 大阪・鷺洲の塩野義製薬中央研究所跡地1・5㌶を取得/タイセイ開発で解体工事に着手/リバー産業

 「塩野義製薬」は、「中央研究所、新薬研究所、油日ラボラトリーズ、医科学研究所」の4事業に分散していた研究機能を、2011年に「医薬研究センター(大阪府豊中市)」に統合しました。

 所在地は、大阪市福島区鷺洲五丁目で、最寄り駅は阪神本線野田駅、JR東西線海老江駅、地下鉄千日前線野田阪神駅で、いずれからも徒歩8分程度に位置します。


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「中央研究所」は1961年に建設されました。「コの字型」の特徴的な外観です。いかにも研究所という感じですね。


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南東側から見た様子です。開発計画が新たに持ち上がるのはうれしいですが、大阪市内の雇用が減る事も意味するので喜んでばかりはいられません。特に「中央研究所」という頭脳集団が大阪市外に流出したのは痛いです。


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敷地は南北に非常に長く、Googleマップで測ってみると約230mくらいありました。


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すでに一部で重機を使った解体工事が始まっています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2014年12月20日~2016年4月15日(予定)となっています。解体工事は「タイセイ開発」により行われています。


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北東側から見た様子です。


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敷地北側の東西の幅は狭いです。

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2015年1月27日 (火)

梅田1丁目1番地計画 「阪神梅田本店」は、2015年2月21日から約6割の売場面積で営業

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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2015年2月21日から約6割の売場面積で営業

 「阪神梅田本店」は、工事による売場面積の削減を最小限に抑え、約6割の売場面積を確保し、営業しながら建て替え工事を行います。

 「阪神梅田本店」では、「いよいよ建て替え 阪神冬の売りつくし」と題し、全館大バーゲンを2015年1月21日(水)~2月17日(火)まで開催しています。

 引用資料 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2015/01/20)
 阪神梅田本店建て替えⅠ期工事が本格化 「いよいよ建て替え 阪神冬の売りつくし」を開催!

 バーゲン終了の翌日から3日間(2月18日(水)~20日(金)は、売場の移設等のため休業します。2015年2月21日(土)からは、営業面積が約53,400㎡から約33,000㎡に削減されます。


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「大阪神ビルディング」の全景です。


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「大阪神ビルディング」の東側解体工事着手は、2015年2月18日(水)の予定です。


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9階の「屋上庭園」もあと少しで閉園です。


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この姿が見られるのもあと少しです。


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分離帯の工事の様子です。


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分離帯の土砂がかなり撤去されました。

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梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2015年1月26日の解体状況

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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解体工事が行われている「新阪急ビル」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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アップです。


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屋上部分です。


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塔屋部分です。


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重機を使ってバリバリ解体しています。


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分離帯の植栽がかなり南側まで撤去されています。

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2015年1月26日 (月)

JR尼崎駅改良工事 大阪駅方面に大規模橋上駅舎増設 供用開始された「増設橋上駅舎」

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-JR尼崎駅の橋上駅舎増設-

 JR西日本は、尼崎駅については、ラッシュ時の混雑を緩和するため、2013年2月より橋上駅舎の東側に新しい橋上駅舎の増設及びホーム屋根の延伸工事を行っていました。

 改良工事が完成し、2014年11月29日より供用開始しました。エキナカ店舗も8店舗新たにオープンしています。

 JR西日本(ニュースリリース:2014/10/17)
 尼崎駅 増設橋上駅舎の供用開始について 


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橋上駅舎は、大阪駅側に増設されました。増設された部分は述床面積約2,700㎡、店舗面積約1,000㎡です。


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北側のこの部分はくびれています。


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北側の1階に商品の搬入口があります。


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「南北自由通路」から見た改札外コンコースです。


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改札外コンコース沿いに駅ナカ店舗の「セブン-イレブン ハート・イン」と「駅クオール薬局」があります。この部分は改札外のため改札内に入らなくても買い物が出来ます。


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「東口改札(新設)」を改札外から見た様子です。


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「東口改札(新設)」を改札内から見た様子です。


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改札内コンコースです。「発車標」が上にあって分かりやすいです。


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改札内コンコースの北側に駅ナカ店舗の「エキマルスイーツ(期間限定スイーツ店)」と「マネケン」があります。


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改札内コンコースを西側に振り返った様子です。天井は「LED照明」となっています。


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「のりかえ通路」を北側から見た様子です。「発車標」が上にあって分かりやすいです。駅ナカ店舗は西側に配置されています。


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「のりかえ通路」を南側から見た様子です。西側の三ノ宮方に「エスカレーター」、東側の大阪方に「階段」が設置されています。天井は「LED照明」となっています。


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「のりかえ通路」北側の突き当りに駅ナカ店舗の「ブックスキヨスク」があります。


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「のりかえ通路」西側の7番線・8番線と5番線・6番線の間に駅ナカ店舗の「麺家」と「デリカフェエキスプレス」があります。


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「のりかえ通路」西側の1番線・2番線と3番線・4番線の間に駅ナカ店舗の「3COINS」があります。


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「のりかえ通路」の東側の大阪方はガラス張りとなっています。


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「のりかえ通路」西側の三ノ宮方の「エスカレーター」です。


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「のりかえ通路」東側の大阪方の「階段」です。


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ホームから見た増設された橋上駅舎です。


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増設された橋上駅舎の下です。まだホーム床の美装化は行われていません。


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橋上駅舎を支えるホーム上の鉄骨の柱はかなり太いです。化粧パネルが取り付けられています。


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ホームから見た「エスカレーター」です。上下両方が設置されています。


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ホームから見た「階段」です。


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ホームの「発車標」です。


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ホーム屋根の延伸工事も行われました。1号ホーム・4号ホームが12両、2号ホーム・3号ホームが10両対応となっています。


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延伸されたホーム屋根です。

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2015年1月25日 (日)

明石市 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業 2015年1月23日の建設状況

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-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業-

 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が計画されています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 概要は、地上34階、塔屋2階、地下1階、高さ116.975m、延床面積66,057.83㎡です。大きな塔屋があるので、最高部の高さは125m近くあります。

 引用資料 再開発組合公式HP
 明石駅前南地区市街地再開発組合 

 野村不動産 ニュースリリース(PDF:2014/08/07)
 明石駅直結!公共施設・商業・住宅の複合再開発 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業着工(野村不動産、アートプランニング、関電不動産) 

 用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。
 総戸数は216戸(分譲予定戸数199戸)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われる予定です。

明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下1階
◆ 建物高さ-軒高116.975m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡
◆ 建築面積-7,036.07㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(分譲予定戸数199戸)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月31日予定


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黄色の部分が「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の範囲です。


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「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。


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超高層の「住宅棟」が建設される敷地東側部分です。超高層の「住宅棟」は、地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用する予定です。


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少し角度を変えた様子です。


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「アースドリル掘削機」が登場していました。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。

お詫び
 前回UPした時に、 ”そろそろ「山留め壁」の構築が終わり、「アースドリル掘削機」により「場所打ちコンクリート杭」の構築が始まる頃かな? と思って行ったのですが、大規模に掘削が始まっていました。
 まさかまさかの「直接基礎」のようです。私はこのあたりは海に近いので、勝手に「杭基礎」だと思い込んでいました。”

 と書きましたが、間違いでした。まさか掘削して、地盤を掘り下げてから「場所打ちコンクリート杭」を構築するとは夢にも思っていませんでした。
 
基礎工法は、「直接基礎」ではなく「場所打ちコンクリート拡底杭」です。訂正してお詫びいたします。


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「スライムクリーナー」です。


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「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で構築した「山留め壁」です。


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南側の歩道橋から見た敷地東側部分です。


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超高層の「住宅棟」が建設される敷地東側部分です。


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「アースドリル掘削機」です。


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「拡底バケット」です。


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「鉄筋かご」を吊り上げています。


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「鉄筋かご」を建込んでいます。


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南側の歩道橋から見た敷地西側部分です。


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「TRD工法」で構築した「山留め壁」です。


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「アースアンカー」で「山留め壁」を支えています。


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北側に「実物大の外装モックアップ」が展示されていました。


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「駅前広場東ロータリー」では、「ペデストリアンデッキ」の整備工事が始まっています。


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「ペデストリアンデッキ」の整備工事の仮囲いに「明石今昔写真展」が展示されています。明治~昭和期を中心とする明石の写真60点と再開発事業の完成予想図20点が掲げられています。


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「明石今昔写真展」の「ペデストリアンデッキ」の完成予想図です。駅前広場東ロータリーには、「Y字型」の「ペデストリアンデッキ」が整備されます。


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南側の「国道2号線」上にも「歩行者デッキ」が整備されます。

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ワコーレシティ神戸三宮 2015年1月23日の建設状況

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-ワコーレシティ神戸三宮-
 「(仮称)ワコーレ浜辺通PJ新築工事」は、神戸商工貿易センタービルの西隣にあった「三井倉庫」跡地の再開発プロジェクトです。

 概要は、地上20階、塔屋1階、高さ59.94m、総戸数471戸となっています。正式名称は「ワコーレシティ神戸三宮」で、すでに全戸完売しています。

ワコーレシティ神戸三宮の概要
◆ 計画名-(仮称)ワコーレ浜辺通PJ新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区浜辺通六丁目301番(登記簿)
◆ 交通-JR東海道本線(神戸線)「三ノ宮」駅徒歩10分、神戸市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前」駅徒歩7分、神戸新交通ポートアイランド線「貿易センター」駅徒歩3分
◆ 階数-地上20階、塔屋1階
◆ 高さ-59.94m
◆ 敷地面積-5,497.12㎡(登記簿・実測・建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,831.31㎡
◆ 延床面積-40,792.48㎡(うち容積対象面積36,451.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(64本)
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-471戸
◆ 建築主-和田興産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年12月09日
◆ 竣工-2015年10月下旬予定 
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。「エントランスコート、パークフロントコート、マスターコート」の3棟が建設中です。


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北側から見た様子です。


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敷地東側の「エントランスコート」です。


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敷地南側の「パークフロントコート」です。「パークフロントコート」南側には、公開空地の「グリーンプロムナード」が整備されます。


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敷地西側の「マスターコート」です。


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「おかげさまで完売いたしました。」と書いてあります。総戸数471戸が全戸完売しています。

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2015年1月24日 (土)

HAT神戸 地上35階、高さ131.8mの「(仮称)サンシティタワー神戸新築工事」2015/01/23 躯体が地上に姿を現す!

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-(仮称)サンシティタワー神戸新築工事-

 神戸市の「HAT神戸」に地上35階、地下0階、高さ131.8mの超高層の有料老人ホーム「(仮称)サンシティタワー神戸新築工事」が建設中です。

 建設場所は、「ヤマダ電機テックランド神戸本店」の西側の用地で、駐車場やフットサルコート(HAT神戸フットサルラボ)などに使用されていた場所です。

(仮称)サンシティタワー神戸新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通二丁目3番5、3番6
◆ 階数-地上35階、地下0階
◆ 高さ-最高部131.8m
◆ 敷地面積-12,431.56㎡
◆ 建築面積-約5,970㎡
◆ 延床面積-約57,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-有料老人ホーム
◆ 総戸数・室数-有料老人ホーム483戸、介護居室91室、一時静養室7室
◆ 建築主-ヘルスケア・ジャパン
◆ 設計者・監理者-浅井謙建築研究所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年06月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年04月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 事業費-約150億円


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建設場所は、「ヤマダ電機テックランド神戸本店」の西側です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側のゲートが開いていました。


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約4ヵ月ぶりの撮影ですが、早くも鉄筋が地上に姿を現していました。予想していたより遥かに工程が早いです。

 この間に「アースドリル掘削機」が稼働していたら基礎工法は「場所打ちコンクリート杭」だと分かるのですが、もう調べようがありません。
 これで公式HPで基礎工法を公開されなかったら基礎工法は永遠に分からないかもしれません。データヲタとしてはちょっとショック・・・

 神戸市は「直接基礎」の超高層タワーマンションが割と多く、「直接基礎」か「杭基礎」の判断が難しいです。


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南東側から見た様子です。

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P&Gジャパンの本社となる「森本倉庫三宮ビル北館」 2015/01/23 躯体が地上に姿を現す!

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-森本倉庫三宮ビル北館-
 一般消費財大手の「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」は、六甲アイランドにある本社の移転先を、神戸三宮に建設中の「森本倉庫三宮ビル北館」に決めています。

 地上13階、地下2階、高さ62.036mのオフィスビルが建設中です。建築主は「森本倉庫」、設計者・施工者は「竹中工務店」となっています。
 「三宮ビル北館」の南側には、「三宮ビル南館」があります。「三宮ビル北館」が建て替えられるとツインビルになります。


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遠景です。


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全景です。


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アップです。遂に躯体が地上に姿を現しました。


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鉄骨立方の様子です。


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鉄筋の配筋が行われています。鉄骨の柱の形状と鉄筋の配筋の様子からこの部分は「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」であることが分かります。


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「デッキプレート」が準備されています。


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外壁が同時に上に伸びています。


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このビルの外壁は、一般のオフィスビルの「カーテンウォール」とは異なるようです。通常の「カーテンウォール」は、吊っているだけでそれ自体は構造体として機能していません。

 しかし、このビルの外壁は、「梁」の鉄骨が外壁に固定され、外壁自体にも鉄筋が伸びています。
 外壁を、建物外周部に位置する柱・梁を細分化した構造体として機能させているように見えます。


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南西側から見た様子です。

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2015年1月23日 (金)

広島駅改良工事 広島橋上駅新築他工事(南北自由通路&橋上駅舎) Part2:新跨線橋供用開始後のホーム編

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-広島橋上駅新築他工事-

 「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2017年度末の完成を目指しています。

 工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋は、現在の跨線橋の西側に整備され、これに合わせて、新幹線口2階、アッセ駅ビル3階および1番のりばにあった改札口の場所が移動しました。

 新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。

 更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。


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計画平面図(広島駅自由通路完成時)
 南北自由通路を整備すると共に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。

 引用資料 JR西日本・プレスリリース(2014/09/05)
 JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について


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2014年11月2日(日)始発列車より供用開始された「新跨線橋」をホームから見た様子です。


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「新跨線橋」の下です。


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基本的に「跨線橋」の東側に上下の「エスカレーター」が設置されています。


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基本的に「跨線橋」の西側に「階段」と「エレベーター(階段の奥)」が設置されています。


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「エレベーター」です。


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JR西日本の「広島エリア」は、広島駅を中心に広がる5つの路線に「ラインカラー」を設定するとともに、「ラインカラー」の色名称の頭文字を「路線記号」としています。

 写真は「Y(イエロー)」の「呉線(広駅駅-広島駅間)」です。オレンジに見えますが、イエローです。


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「G(グリーン)」の「山陽本線(白市駅-広島駅間)」です。


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地下道改札口に通じる「地下連絡通路」への入口です。


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「地下連絡通路」への階段です。リニューアルされて綺麗になっています。


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「地下連絡通路」自体は改修されていませんが、サイン類が新しくなっています。


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「旧跨線橋」です。ホームの東側が閉鎖されてホーム全体がかなり西側にスライドしています。

 「旧跨線橋」はやがて解体されます。この部分には、幅15mの「南北自由通路」が建設されます。


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「旧跨線橋」の「エスカレーター」です。

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2015年1月22日 (木)

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2015年1月19日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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少し東寄りです。


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敷地東側部分です。「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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敷地東側部分では、地下1階の構築が始まったようです。「開口部」から油圧ショベルで掘削土を排出しています。「逆打ち工法」ではこのように1階床の「開口部」から地下階の工事を行います。


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敷地中央部分です。1階床のコンクリートの打設が終わりました。この部分も重機等が乗入れる「作業床」として使用が開始されます。


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敷地西側部分です。「コンクリート型枠」が組まれています。


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「ヤンマー本社ビル」との間には、あまり広くはありませんがスペースが設けられています。

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JR東海 名古屋駅の中央コンコース 50柱100面に日本最大級の「デジタルサイネージ」

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-JR名古屋駅に日本最大級のデジタルサイネージ-

 JR東海は、日本最大級の「デジタルサイネージ」を名古屋駅の中央コンコースに整備しました。

 交通広告として50柱100面に「デジタルサイネージ」を整備し、2014年9月22日から使用を開始しています。
 2014年10月7日からは一般広告などを放映しています。大規模災害時には利用者への情報提供ツールとしても活用します。

 設置機器は、「60インチ液晶ディスプレイ(縦約1,300mm×横約750mm)×50柱100面」となっています。

 引用資料 JR東海・ニュースリリース(2014/04/09)
 【社長会見】名古屋駅中央コンコース広告ポスター枠のデジタルサイネージ化について


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2014年9月22日から使用開始した名古屋駅の中央コンコースの「デジタルサイネージ」です。


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予想通りと言うかやっぱりというか人通りが多すぎて上手く撮影出来ませんでした・・・ たくさん撮影しましたがほとんど人しか写っていません(笑)。そのためUPする予定は無かったのですが、せっかく撮影したのでUPする事にしました。


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設置機器は、「60インチ液晶ディスプレイ(縦約1,300mm×横約750mm)×50柱100面」となっています。


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中央コンコースの4列の柱のうち設置されたのが外側の2列のみで、このように中央の2列には設置されていません(写真では「デジタルサイネージ」のように見えますが、普通の広告です)。

 そのためにイマイチ迫力に欠けていました。中央の2列にも設置して4列になるとグッと迫力を増すと思います。

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2015年1月21日 (水)

梅田1丁目1番地計画 「大阪神ビルディング東側」の解体工事に2015年2月18日(水)着手!

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。

 そして遂に、2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。 当初は2015年春頃の着手予定だったので少し前倒しされたようです。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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「大阪神ビルディング」の東側解体工事着手は、2015年2月18日(水)の予定です。

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広島市 高精度放射線治療センター・地域医療総合支援センター 2015年1月13日の建設状況

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-高精度放射線治療センター・地域医療総合支援センター-

 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、中国地方最大規模の未利用等国有地を擁し、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。

 「3街区」」の南側には、「高精度放射線治療センター(仮称)・地域医療総合支援センター(仮称)」が建設中です。


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「高精度放射線治療センター(仮称)・地域医療総合支援センター(仮称)」の建設現場です。「3街区」の北側には「広島県歯科医師会」が移転してくる予定です。


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敷地西側の「地域医療総合支援センター(仮称)」です。


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南側から見た建設現場です。


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南東側から見た建設現場です。


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南東角の「仮囲い」が一部透明になっていたので覗いてみました。敷地東側の「高精度放射線治療センター(仮称)」は、まだ地上に姿を現していません。


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「3街区」」の南側には、「高精度放射線治療センター(仮称)・地域医療総合支援センター(仮称)」が整備されます。


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「高精度放射線治療センター(仮称)・地域医療総合支援センター(仮称)」の完成予想図です。

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2015年1月20日 (火)

梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2015/01/19 重機を使った本格的な解体工事が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2014/09/25)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2014年10月1日(水)に事業着手します ~ 2022年春頃の全体竣工を目指します ~

 Ⅰ期工事として、新阪急ビル解体工事を開始します。今後も行政及び関係先と引き続き協議を行い、2022年春頃の全体竣工を目指します。

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年春頃予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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解体工事が行われている「新阪急ビル」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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年明けから重機を使った本格的な解体工事が始まりました。


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塔屋をバリバリ解体しています。


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塔屋の屋上部分です。


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搭屋の側面部分です。


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屋上の北側にも重機がスタンバイしています。


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昨年末から分離帯の植栽の撤去が行われています。


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分離帯に重機も入りました。私は、「梅田1丁目1番地計画」に伴い隣接車線の占有が行われ、そのために車線確保のために分離帯が撤去され、暫定的に車線の変更が行われると予想しています。間違っていたらゴメンナサイ・・・

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2015年1月19日 (月)

広島駅改良工事 広島橋上駅新築他工事(南北自由通路&橋上駅舎) Part1:供用開始された新跨線橋

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-広島橋上駅新築他工事-

 「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2017年度末の完成を目指しています。

 工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋は、現在の跨線橋の西側に整備され、これに合わせて、新幹線口2階、アッセ駅ビル3階および1番のりばにあった改札口の場所が移動しました。

 新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。

 更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。


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計画平面図(広島駅自由通路完成時)
 南北自由通路を整備すると共に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。

 引用資料 JR西日本・プレスリリース(2014/09/05)
 JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について


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今回供用開始されたのは「新跨線橋」の部分です。


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(Before)以前の「跨線橋」です。


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(After)供用開始された「新跨線橋」です。


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エキナカの店舗も整備されています。天井もかなり高いです。


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ラインカラー別になって「発車標」も見やすいです。


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基本的に「跨線橋」の東側に上下の「エスカレーター」が設置されています。


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基本的に「跨線橋」の西側に「階段」と「エレベーター」が設置されています。


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JR西日本の「広島エリア」は、広島駅を中心に広がる5つの路線に「ラインカラー」を設定するとともに、「ラインカラー」の色名称の頭文字を「路線記号」としています。


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南側の「ASSE改札口」です。


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動線が直線になって分かりやすくなりました。


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北側の突当りが「新幹線のりば」となっています。


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「自由通路新設工事」が完成するとこの部分もエキナカの店舗となります。


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いかにも暫定的な壁と広場です。「自由通路新設工事」が完成するとこの部分にメインの「改札口」が設けられます。JR岡山駅のような感じになります。


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現在は、場所を変えて広島県の象徴である「マツダ」の「デミオ」が展示されていました。でも私の中では広島県の象徴と言えば今は「Perfume(パフューム)」ですね(笑)。

 「マツダ」は、「スカイアクティブ・テクノロジー」と素晴らしいデザインにより、業績が絶好調です。
 つり上がった目(ヘッドライト)、5角形の口(フロントグリル)などのフロントマスクはどの車種にも共通しています。勝利の方程式を完全に掴みましたね!


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前の「跨線橋」です。2014年11月1日(土)の終電で役目を終えました。やがて解体されます。この部分には、幅15mの「南北自由通路」が建設されます。

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2015年1月18日 (日)

広島駅新幹線口(北口)の大規模なペデストリアンデッキ 2015年1月13日の建設状況

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-広島駅新幹線口(北口)-
 JR広島駅の新幹線口(北口)では、再開発が完了した「アクティブインター・シティ広島(若草町地区市街地再開発事業)」に続き、「二葉の里地区」の再開発が行われています。

 これらの地区と横断歩道を渡ることなくスムーズに連絡するために、広島市はペデストリアンデッキの設置工事を行っています。

 山陽新幹線の駅舎は、北側に増築計画があります。ペデストリアンデッキは、増築計画がある駅舎の2階部分の北側に沿って設置します。
 
 そこから北に向け3本の通路が県道(都市計画道路常盤橋若草線)をまたいで「二葉の里地区、若草町地区」に伸びます。


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撮影場所(シェラトンホテル広島2階)のペデストリアンデッキはすでに完成しているので、「新幹線口広場」の中央と西端を南北に結ぶペデストリアンデッキが整備されます。

 同時に新幹線口(北口)の広場内の再整備も行われます。2016年3月に新幹線口(北口)のペデストリアンデッキが完成予定、2017年3月に新幹線口(北口)の広場内の再整備が完成予定です。


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「計画平面図」です。ペデストリアンデッキの整備と共に商業施設の増設が行われます。計画平面図の「高架増築部開発」と書いてある部分です。ペデストリアンデッキは、「高架増築部開発」2階部分の北側に沿って設置します。

 引用資料 JR西日本・プレスリリース(2014/09/05)
 JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について


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「高架増築部開発」と「ペデストリアンデッキ」の工事の様子です。


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「高架増築部開発」の鉄骨建方が行われています。


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アップです。


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「ペデストリアンデッキ」の「基礎杭」の頭部分が見えます。「場所打ちコンクリート杭」となっています。


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「高架増築部開発」の鉄骨建方を別角度から見た様子です。


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「ペデストリアンデッキ」は、「くし形」の西側を先に工事を行っています。


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くし形の西側の工事の様子です。


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「高架増築部開発」の東側部分も仮囲いで囲まれました。重機も入っています。


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1度すべての植栽が撤去されて、再度植栽が行われるかと思っていましたが、この部分は残るかも知れません。

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JR西日本 広島鉄道病院新築他工事 2015年1月13日の建設状況

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-広島鉄道病院新築他工事-
 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」にあるJR西日本の「広島鉄道病院」は、地域の拠点病院となっています。

 しかし、最も古い施設は築50年を経過しており、老朽化解消や耐震化への対応が課題となっていました。

 JR西日本は、現病院東隣接地に「広島鉄道病院」を新築移転します。概要は、地上7階、地下0階、延床面積22,581.66㎡となります。
 免震構造で、病床数275床、診療科14科、病院建て替えに伴う総事業費は約90億円を見込んでいます。


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「広島鉄道病院新築他工事」は、同じ4街区内での建て替えになります。新病院は、4街区の東側半分に建設されます。


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「広島鉄道病院新築他工事」の建設現場です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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「広島鉄道病院新築他工事」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「広島鉄道病院新築他工事」の建設現場を南東側から見た様子です。

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2015年1月17日 (土)

広島市 地上52階、高さ約193mの「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」 2015年1月13日の建設状況

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-シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)-

 「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR広島駅南口の再開発プロジェクトです。

 超高層の「西棟」の概要は、地上52階、塔屋2階、高さ約193mとなっています。地上10階、地下1階、高さ約47mの「東棟」も建設されます。総事業費は353億円を予定しています。

 「西棟」の住宅部分(12階~52階)の正式名称は「シティタワー広島」です。「西棟」の地下2階~地上3階の店舗部分(約8,550㎡)には、家電量販店の「ビックカメラ広島店(仮称)」が出店する予定です。

● BIG FRONT(ビッグ・フロント)ひろしま
 「広島駅南口Bブロック市街地再開発組合」は、建設中の再開発ビル全体の愛称を「BIG FRONT(ビッグ・フロント)ひろしま」に決定しました。

シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)の概要
◆ 計画名-広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町100番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線「広島」駅から徒歩3分、広島電鉄本線「広島駅」駅から徒歩3分
◆ 階数-(西棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、(東棟)地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部約193m、軒高189.15m
◆ 敷地面積-8,362.47㎡(再開発事業全体)
◆ 建築面積-7,517.82㎡(再開発事業全体)
◆ 延床面積-125,472.92㎡(西棟89,727.15㎡、東棟35,745.77㎡)
◆ 構造-<西棟>鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、<東棟>鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(84本)
◆ 地震対策-11階と12階との間に免震層を設けた中間免震構造(積層ゴム、ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(12階~52階)、店舗、オフィス、公共施設、ホテル
◆ 総戸数-514戸(非分譲住戸43戸含む、住戸の他に、店舗16区画、業務・事務所6区画、ホテル1区画、遊技場1区画、駐車場1区画、自転車駐車場2区画、公益施設1区画)
◆ 建築主-広島駅南口Bブロック市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、ビックカメラ)
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2013年04月12日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月下旬予定
◆ 入居開始-2016年12月下旬予定
◆ 総事業費-約353億円


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「Bブロック」の全景です。


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「西棟」の建設現場を西側から見た様子です。


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「西棟」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「プレキャストコンクリート」の柱です。


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中央部分が空洞になっています。この部分は「タワーパーキング」になる予定です。


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「西棟」の低層部は、北側と西側のみが「鉄骨造(S造)」となっています。中心部は「鉄筋コンクリート造(RC造)」なので、ハイブリッド構造で面白いですね。


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「東棟」の建設現場を西側から見た様子です。


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「東棟」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「東棟」の建設現場を南東側から見た様子です。「東棟」の第1期工事は2015年1月末の竣工予定です。


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南面の「壁面緑化」の様子です。


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東面の「壁面緑化」の様子です。


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「東棟」の建設現場を北東側から見た様子です。この部分にパチンコ屋さんが移転します。


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移転完了後にパチンコ屋さんの解体工事が行われ、「東棟」の第2期工事が行われます。


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工事は2段階に分けて行われます。

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ささしまライブ24地区 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建築計画の概要

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-愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事-

 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の起工式が2014年12月13日(土)に行われました。本格着工は、2015年2月1日頃の予定です。

 引用資料 愛知大学・公式HP
 2017年春、名古屋キャンパスに本館(研究棟)・グローバルコンベンションホール完成予定<第2期工事>

 当初は、「第1期工事(B-1敷地)」と同じく2012年4月に開校する予定でしたが、デリバティブ取引に失敗した事により、多額の損失が発生したことから、開校延期及び規模縮小となりました。

 「B-2敷地」は、当初は地上23階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部109.30m、軒高98.20m)、延床面積32,097.27㎡で計画されていましたが、地上20階、塔屋2階、地下1階、高さ93.80m、延床面積15,170.70㎡に変更になりました。開校は2015年4月に延期されていましたが、再度2017年4月に延期されています。

 愛知大学の公式HPに、 ”名古屋キャンパス第2期工事は、シンボルとなる100m級の本館(研究棟)、600名収容の グローバルコンベンションホールの建設をはじめ、” と書いてあるので、塔屋を含む最高部の高さは約100mの可能性があります。

愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6他
◆階数-地上20階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-93.80m  (注意)最高部は約100mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,957.00㎡
◆ 建築面積-2,309.13㎡
◆ 延床面積-15,170.70㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人 愛知大学
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月13日(起工式)、2015年02月01日頃予定(着工)
◆ 開校-2017年04月予定


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「敷地配置図」です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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起工式が2014年12月13日(土)に行われましたが、駐輪場のアスファルトが剥がされたくらいで、まだ本格着工はしていません。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建築計画の概要です。「ささしまライブ24地区」に行くたびに現地を見ていましたが、やっと掲示されました。塔屋を含む最高部の高さは約100mの可能性があります。


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2012年4月に開校した「第1期工事(B-1敷地)」です。学部は「法学部、経済学部、経営学部、現代中国学部、国際コミュニケーション学部」で、収容学生数約7,000名です。

 階数は(講義棟)地上11階 地下1階、(厚生棟)地上10階 地下1階で、高さは最高部66.0mです。敷地面積10,111.00㎡、建築面積7,587.37㎡、延床面積62,708.90㎡となっています。

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2015年1月16日 (金)

広島市 地上46階、高さ約167mの「グランクロスタワー広島」 2015年1月13日の建設状況

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-グランクロスタワー広島-
 JR広島駅南口では、「Bブロック、Cブロック」の2ヶ所で大規模な再開発が行われています。

 「Cブロック」には、地上46階、塔屋1階、地下1階の「住宅棟」と地上11階、塔屋1階、地下1階の「商業棟」が建設中です。住宅部分の正式名称は「グランクロスタワー広島」に決定しています。

 最高部の高さが不明でしたが、「グランクロスタワー広島」の公式HPに ”地上46階建て・最高高さ約167mを超える「グランクロスタワー広島」は、超高層・制振タワーマンションです。” と書いてあります。

 「日本IRI」の性能評価事例(高層評定委員会)では、軒の高さ=平均地盤面+161.220m、建築物の高さ=平均地盤面+162.070m、最高部の高さ=平均地盤面+167.970mとなっています。

 日本ERI 性能評価事例(高層評定委員会) PDF
 広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業

 「日本ERI」の数値は着工前に提出するので、着工後に変更になる事が多いです。実際に「建築計画のお知らせ」の数値とは建築物・軒高共に1.00m違います。正確な最高部の高さは分かりませんが、167m台である事は間違いないと思われます。

グランクロスタワー広島の概要
◆ 計画名-(仮称)広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町88番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線「広島」駅から徒歩4分、広島電鉄本線「広島駅」駅から徒歩3分
◆ 階数-(住宅棟)地上46階、塔屋1階、地下1階、(商業棟)地上11階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約167m、建築物163.07m、軒高162.22m
◆ 敷地面積-9,680.78㎡(再開発事業全体)
◆ 建築面積-8,541.97㎡(再開発事業全体)
◆ 延床面積-99,923.37㎡(住宅棟57,173.77㎡、商業棟42,749.60㎡)
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(商業棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既成杭
◆ 地震対策-制振構造(制振パネル、制振ブレース)
◆ 用途-共同住宅(賃貸住宅5階~13階、分譲マンション14階~46階)、店舗、スポーツ施設、自動車車庫
◆ 総戸数-368戸(非分譲住戸12戸含む、分譲住戸の他に賃貸住宅、商業施設等)
◆ 建築主-広島駅南口Cブロック市街地再開発組合(売主 NIPPO、ミサワホーム中国、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-戸田建設、アール・アイ・エー
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2014年04月14日(起工式)
◆ 竣工-2016年12月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月末予定
◆ 総事業費-約300億円


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「Cブロック」の全景です。


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アップです。


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敷地東側の「住宅棟」の建設現場です。


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住宅棟の「乗入れ構台」です。


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「住宅棟」は地下躯体の構築が行われています。えび茶色の鉄骨は、「山留め壁」を支える「切梁」です。地下躯体の構築が進むと解体されます。


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敷地西側の「商業棟」の建設現場です。


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商業棟の「乗入れ構台」です。


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「商業棟」は、一部で鉄骨建方が始まっています。


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櫓(やぐら)見えます。「温泉井戸」を掘削しています。


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東側から見た様子です。東端に1棟だけ残っていましたが、綺麗に解体されて「建設現場事務所」が建てられていました。

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名古屋市 アルバックスタワー金山駅前 2015年1月5日の建設状況

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-アルバックスタワー金山駅前-

 「金山駅」は、名古屋市内では名古屋駅に次ぐ大きな駅です。JR金山駅のすぐ近くの北西側に「休玄寺」というお寺がありましたが、再開発されてタワーマンションが建設中です。敷地の一部に「休玄寺」も建て替えられます。

アルバックスタワー金山駅前の概要
◆ 計画名-宗教法人 休玄寺新築工事及び (仮称)アルバックス金山ステーションタワー新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区金山一丁目1503番2(地番) 
◆ 交通-地下鉄名城線「金山」駅徒歩2分、JR東海道本線・中央線、名鉄名古屋本線「金山」駅徒歩3分
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-90.91m
◆ 敷地面積-1,011.80㎡(施設全体)、560.47㎡(住宅棟の実測面積)
◆ 建築面積-774.24㎡(施設全体)、401.56㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-9,780.22㎡(施設全体)、8,696.84㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(12本)
◆ 地震対策-制震構造(せん断パネルダンパー)
◆ 用途-寺院、共同住宅
◆ 総戸数-86戸
◆ 建築主-(宗教法人)休玄寺、エイディーノウビ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、アイシン開発JV
◆ 着工-2013年06月15日頃
◆ 竣工-2015年08月中旬予定
◆ 入居開始-2015年09月中旬予定


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北東側から見た様子です。「住宅棟」は、地上27階、塔屋1階、高さ90.91mなのに延床面積が8,696.84㎡しかないので凄く細いです。外観は完成しています。


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北西側から見た様子です。「完売御礼」と書いてあります。すでに全戸完売しています。


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敷地のこの部分に「休玄寺」を建てるのでしょうか?


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南側のJR金山駅のホームから見た様子です。

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2015年1月15日 (木)

名古屋市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」 2015年1月5日の解体状況

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-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画-
 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが決まっています。

 現在は「鹿島建設」により解体工事が行われています。解体工事の工期は、2014年6月9日~2015年3月31日の予定となっています。
 2015年3月31日頃に本体工事に着工し、地上40階、塔屋2階、地下1階、延床面積約56,499㎡の再開発ビルが建設される予定です。

 施設完成後に「御園座」が、地上2階~4階部分に整備する劇場所有権を取得する見通しです。

 引用資料 名古屋市
 (仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業 

(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-約3,649㎡
◆ 延床面積-約56,499㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(環境影響評価書より管理人の推測)
◆ 用途-共同住宅、劇場、店舗
◆ 総戸数-約310戸
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-未定
◆ 解体工事-2014年06月09日~2015年03月31日予定
◆ 着工-2015年03月31日頃予定
◆ 竣工-2017年秋予定
◆ 開場-2017年12月予定


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南北断面図です。地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mですが、最高部は約160mとなっています。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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アップです。かなり解体工事が進んでいます。


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南東側から見た様子です。「鹿島建設」により解体工事が行われています。解体工事の工期は、2014年6月9日~2015年3月31日の予定となっています。


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北東側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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重機でバリバリ解体しています。


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先端にカニばさみのような「コンクリート破砕機」が取り付けられています。


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「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」の建築計画の概要です。「建築計画の概要」では、高さが約150mとなっています。

 名古屋市の「建築計画の概要」は、最高部を表記しない例が多いので、塔屋を含む最高部は約160mの可能性があります。

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名古屋市 (仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト/(仮称)名鉄イン名古屋駅西 2015年1月5日の建設状況

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-(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト-

 大手予備校の「代々木ゼミナール」は、少子化に伴う受験人口の減少のため北海道から九州まで全国展開している25校舎を整理し、東京、大阪、名古屋など大都市圏の7拠点に集約します。

 代々木ゼミナールを経営する「学校法人高宮学園」は、太閤通口側のJR名古屋駅北西側にあった「名古屋校本館」跡地に地上23階、高さ93.520mの高層複合ビル「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」を建設中です。

● (仮称)名鉄イン名古屋駅西
 「名鉄不動産」は、代々木ゼミナールを経営する「学校法人の高宮学園」が建設する高層複合ビルにビジネスホテル「(仮称)名鉄イン名古屋駅西」を出店します。「名鉄不動産」が賃借、「名鉄イン」が運営を行います。

 高層複合ビルの1階にフロントを置き、6階~23階に客室を配置します。客室数は「名鉄イン」最多の313室で、2016年秋に開業予定です。

(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクトの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区則武一丁目601番(地番)
◆ JR名古屋駅太閤通口より徒歩4分、地下鉄名古屋駅より徒歩5分、名鉄名古屋駅より徒歩8分
◆ 階数-地上23階、地下0階
◆ 高さ-93.520m
◆ 敷地面積-2,140.85㎡
◆  建築面積-1,159.96㎡
◆ 延床面積-13,220.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、ホテル(客室数313室)、店舗(1階に1店舗)
◆ 建築主-学校法人高宮学園(ホテルの運営者は名鉄イン)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年12月15日頃予定
◆ 竣工-2016年09月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2016年秋予定


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。


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「拡底バケット」です。アースドリル掘削機に取り付けて「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建築計画の概要です。

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2015年1月14日 (水)

JR西日本 JR神戸線「六甲道駅」で「昇降式ホーム柵」の実証実験を実施中!

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-JR西日本の昇降式ホーム柵-
 
JRゆめ咲線「桜島駅」の1番ホームで「昇降式ホーム柵」の実証実験が、2013年12月~2014年3月末まで行われました。

 JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 ホームドアの実証実験と言うと普通は1車両分だけの場合が多いですが、JRゆめ咲線「桜島駅」1番ホームの全長約160m全体を使った大掛かりな実証実験でした。「桜島駅」での実証実験は、おおむね良好な稼働状況が確認されたそうです。

● JR神戸線の六甲道駅でも「昇降式ホーム柵」の実証実験
 JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末(予定)まで実証実験を行っています。

 JR西日本・ニュースリリース(2014/11/19)
 六甲道駅の「昇降式ホーム柵」の試行運用を開始します

 「六甲道駅」は、車両数(最長12両編成)、ドアの位置、ドアの数(3枚扉、4枚扉)が異なる電車が頻繁に停車します。「桜島駅」より遥かに難易度が高いです。


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電車が到着します。


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電車が到着するとワイヤーロープが上昇します。


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最高部まで上昇します。


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ドアが開きます。


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ワイヤーロープが下降を始めます。


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ワイヤーロープがほぼ下降してからドアを閉めます。


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ワイヤーロープが完全に下降してから電車が発車します。


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「昇降式ホーム柵」は、5本のワイヤーロープを高さ50cm~120cmに水平に張って利用者の線路への転落を防いでいます。

 ワイヤーロープは、ステンレス製です。「ステンレスワイヤーロープ」は、耐食性・耐熱性・耐摩擦性等に非常に優れた特性を持つロープです。


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横から見た様子です。縦のたくさんの穴は「赤外線センサー」の穴です。


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閉じた状態のシングルの昇降機です。


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閉じた状態のツインの昇降機です。


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裏側から見た様子です。

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名古屋市 地上29階、高さ約99mの「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」 2015年1月5日の解体状況

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-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業-
 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、再開発準備組合が「UR都市機構」のサポートを受け大幅に計画が見直され、地上30階、高さ約99m、延床面積約68,000㎡の現実的な計画に落ち着きました。

 「建築計画の概要」が掲示されましたが、地上29階、高さ99,25m、延床面積61.583.61㎡となっていました。階数が1階減り、延床面積も少し縮小になったようです。

 事業には、特定業務代行として「三井物産」を代表企業とするグループが参加しています。
 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。

 引用資料 公式ホームページ
 納屋橋東地区第一種市街地再開発事

納屋橋東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目201番地他
◆ 階数-地上29階、地下0階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡
◆ 建築面積-9,344.39㎡
◆ 延床面積-61,583.68㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-約280戸 
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、大日本土木
◆ 着工-2015年02月15日頃予定
◆ 竣工-2017年06月予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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重機でバリバリ解体しています。


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北西角の「中京海運ビル」はまだ残っています。「中京海運ビル」は敷地の南西側に新築移転します。上記完成予想図の右端に描かれているブルーの4階のビルです。

 新しい「中京海運ビル」は、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業 (仮称)中京海運ビル新築工事」として別途建設されます。


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南西側から見た様子です。手前の川は「堀川」です。


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内部を覗いてみました。


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「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」の建築計画の概要です。


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「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業 (仮称)中京海運ビル新築工事」の建築計画の概要です。


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(おまけ)
 道路を挟んだ東側で、朝日新聞社が「朝日新聞 名古屋本社 新聞棟解体工事」を行っています。

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2015年1月13日 (火)

名古屋市 地上36階、高さ約170mのささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」 2015年1月5日の建設状況

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-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」-
 
風邪がほぼ治りました。今日から更新を本格的に再開します。症状がインフルエンザレベルの風邪だったので本当にしんどかったです・・・

 本題に戻って、「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 豊田通商・プレスルーム(2014/10/02)
 ささしまライブ24地区内複合施設「グローバルゲート」の起工式を実施

 引用資料 日本土地建物(PDF:2014/10/02)
 ささしまライブ24 地区内複合施設「グローバルゲート」の起工式を実施

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。

ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」の概要

◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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「(仮称)グローバルゲート」の建設現場を名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から見た様子です。


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週間の作業工程を見ると「山止め工事、掘削工事」と書いてありました。「山留」を「山止」と書くのは珍しいですね。


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「三点式パイルドライバ」が2台見えます。「山留め壁」を構築中です。


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すでに敷地全体で大規模な「1次根切り(掘削)」が行われています。事前に「TOFT(トフト)工法(格子状地盤改良)」により液状化対策を実施済みです。


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「山留め壁」が見えます。かなり深く掘削されています。この時点で「構真柱(こうしんちゅう)」が見えないので、この現場は「順打ち工法」が採用されているようです。

 名古屋市の「環境アセスメント」の工事工程表でも、「地下躯体工事」と「地上躯体工事」がほとんど重なっていません。この事からも「順打ち工法」の可能性が高いです。

 地下2階と比較的浅い事、敷地に隣接して鉄道や地下鉄が走っている訳では無いので、「逆打ち工法」を採用する必要がないのかも知れません。


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建込まれた「H形鋼」が見えます。この上に構築する「乗入れ構台」を支えるために事前に建込まれた支柱だと思われます。


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「山留め壁」を「アースアンカー」で支えています。


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東側の「山留め壁」も「アースアンカー」で支えています。

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ささしまライブ24地区 (仮)中京テレビ放送新社屋 2015年1月5日の建設状況

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-(仮)中京テレビ放送新社屋-

 「中京テレビ放送」は、「ささしまライブ24地区」に新社屋を建設中です。新社屋の規模は、地上12階(地上11階、塔屋1階)、高さ59.90m(電波塔高さ約145m)を想定しています。総投資額は土地取得費、放送機器費などを含め、180億円~200億円を見込みます。

 津波や高潮での浸水に備えて敷地を嵩上げしています。地震対策として液状化対策を実施し、名古屋の放送局では初の免震構造を採用します。

中京テレビ新社屋の概要
◆ 計画名-(仮)中京テレビ放送新社屋
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町4(名古屋都市計画事業ささしまライブ24地区区画整理事業仮換地)
◆ 階数-地上12階(地上11階、塔屋1階)
◆ 高さ-59.90m(電波塔高さ約145m)
◆ 敷地面積-7,120.52㎡
◆ 建築面積-4,294.14㎡
◆ 延床面積-29,795.47㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-放送局(テレビスタジオ)
◆ 建築主-中京テレビ放送
◆ 設計者・監理者-伊藤・日建設計監理共同企業体(伊藤建築設計事務所、日建設計)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年02月28日(地鎮祭)
◆ 竣工-2015年11月30日予定
◆ 全面移転-2016年秋予定


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「(仮)中京テレビ放送新社屋」の建設現場を名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から見た様子です。


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地上に姿を現しています。


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「(仮)中京テレビ放送新社屋」は、地震対策として「基礎免震構造」を採用しています。


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斜めの「アンボンドブレース」が見えます。地震対策として「基礎免震構造」だけでなく、「制振構造」も採用している事が分かります。


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津波や高潮での浸水に備えて、周囲より1階床面の高さを嵩上げしている様子が分かります。

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2015年1月11日 (日)

名古屋市 地上34階、高さ約175mの「大名古屋ビルヂング」 2015年1月5日の建設状況

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-大名古屋ビルヂング-
 名古屋駅前のランドマークとして半世紀の歴史を歩んだ「大名古屋ビルヂング」は、2012年9月30日に閉館しました。

 隣接するホテル「ロイヤルパークイン名古屋」と一体的に再開発され、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ174.70mの超高層ビルに建て替えられます。新ビルの名称は「大名古屋ビルヂング」に決まっています。

 「三菱地所」は、「大名古屋ビルヂング」の開業時期及び各施設名称を正式に発表しました。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/12/09)
 「大名古屋ビルヂング」開業時期及び各施設名称決定 7~16階に集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”設置

 7階~16階に新たな集客ゾーン「大名古屋ビルLifestyle&Services」を設置、地下1階~3階の商業ゾーン及び4階の金融サービスゾーン等を含め10,000坪クラスの大型集客施設が誕生します。

大名古屋ビルヂングの概要
◆ 計画名-名駅三丁目27番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27番地他
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-174.70m
◆ 敷地面積-9,155.56㎡
◆ 建築面積-6,563.39㎡
◆ 延床面積-147,871.79㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(7階~33階)、店舗(地下1階~地上4階)、地域冷暖房プラント等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月23日(本体工事)
◆ 竣工-2015年10月31日予定
◆ オープン-2015年11月中(7階~16階の「大名古屋ビルLifestyle&Services」を順次開業)、2016年03月中(グランドオープン:商業ゾーンを含めた全館開業)


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「大名古屋ビルヂング」の全景です。7階~16階が「大名古屋ビルLifestyle&Services」、地下1階~5階が「大名古屋ビルShops&Restaurants」、5階屋上庭園が「Sky Garden(スカイガーデン)」、1階北側広場が「Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)」、地下1階地下街が「ダイナード(旧名称を継承)」となります。


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最高部です。


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カーテンウォールの取り付けが急ピッチで行われています。


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カーテンウォールは、ほぼ全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。縦に日射を緩和する「ルーバー」が取り付けられています。


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低層部です。


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敷地全体です。


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この部分の鉄骨建方は後施工になります。タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として使用されているためです。

 最終的には、この部分の5階には屋上庭園「Sky Garden(スカイガーデン)」が整備されます。


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少し角度を変えた様子です。


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低層部です。


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敷地全体です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。


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最高部です。


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地下階の工事を行うための「開口部」が見えます。「大名古屋ビルヂング」は、「逆打ち工法」で建設されています。

 逆打ち工法」では、地上階を上に向かって建設し、地下階を下に向かって建設します。地上階と地下階を同時に建設するので、建設スピードが速いメリットがあります。

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JR尼崎駅前・直結 ローレルコート・クレヴィア尼崎駅前 2015年1月3日の建設状況

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-ローレルコート・クレヴィア尼崎駅前-

 JR尼崎駅前に「(仮称)JR尼崎駅前・直結プロジェクト」が建設中です。ペデストリアンデッキ直結で、JR「尼崎」駅徒歩1分という好立地です。正式名称は「ローレルコート・クレヴィア尼崎駅前」となっています。

 この敷地には、「尼崎D.C.」のA街区・B街区・C街区のマンションギャラリーがありましたが、総戸数883戸がすべてが完売したので、解体されました。

ローレルコート・クレヴィア尼崎駅前の概要
◆ 計画名-(仮称)JR尼崎駅前・直結プロジェクト
◆ 所在地-兵庫県尼崎市潮江一丁目811番
◆ 交通-東海道本線(JR神戸線)・JR東西線・JR宝塚線「尼崎」駅徒歩1分
◆ 階数-地上15階
◆ 高さ-44.185m
◆ 敷地面積-2,061.56㎡
◆ 建築面積-1,537.28㎡
◆ 延床面積-12,573.45㎡(容積対象面積10,276.81㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(39本)
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅、物販店舗、飲食店
◆ 総戸数-131戸(店舗5区画)
◆ 建築主-近鉄不動産、伊藤忠都市開発、長谷工コーポレーション
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2014年04月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年09月予定
◆ 入居開始-2016年09月予定


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JR尼崎駅徒歩1分という好立地です。そのため店舗5区画が設置されます。


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撮影日は、工事がお正月休みでした。


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「三点式パイルドライバ」です。

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2015年1月 9日 (金)

名古屋市 地上25階、高さ約115mの「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」 2015年1月5日の建設状況

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-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事-
 本格的に風邪を引いてしまいました。そのためHPやブログの更新は風邪が直るまでは不定期になります。

 本題に戻って、「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。

 2014年6月4日に起工式が行われて着工しました。当初は2016年末としていた竣工時期は、2016年6月末に約半年間前倒しされます。

(仮称)新・第二豊田ビル新築工事の概要
◆ 計画名-名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目27番2他
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩6分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」の建設現場です。


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アップです。写り込みが酷くて非常に見づらいですが・・・


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「1次根切り(掘削)」が行われています。掘削が進み、「構真柱(こうしんちゅう)」が姿を現しています。「構真柱」があるので、この現場は「逆打ち工法」で建設されている事が分かります。

 逆打ち工法」では、地上階を上に向かって建設し、地下階を下に向かって建設します。地上階と地下階を同時に建設するので、建設スピードが速いメリットがあります。


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この現場は、「構真柱」の頭部分を少し地上から出して建込んだようです。


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北東側から見た様子です。「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」の着工に合わせるように西隣の「名駅IMAビル」がリニューアル工事を行いました。


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北西側から見た様子です。


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北西角に「実物大の外装モックアップ」が設置されていました。外装は「スパンドレル形式(横連窓タイプ)」の「PCaカーテンウォール」のようです。

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2015年1月 7日 (水)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「JRゲートタワー」 2015年1月5日の建設状況

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-JRゲートタワー(名古屋JRゲートタワーホテル)-
 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。

 ビルの名称が「JRゲートタワー」、商業施設の名称が「タカシマヤ ゲートタワーモール」、ホテルの名称が「名古屋JRゲートタワーホテル」に決定しています。

 「JRゲートタワー」の詳細な公式ホームページがオープンしています。階数・高さが、従来通りの地上46階、地下6階、高さ約220mとなっているので、最高部は高さ約220mの可能性があります。

 引用資料 → JRゲートタワー・公式ホームページ

JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m  (注)最高部約220mの可能性があり
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー、同調粘性マスダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、バスターミナル(1階)、駐車場、駅施設
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者(実施設計)-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ デザイン・アーキテクト-Kohn Pedersen Fox Associates PC
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ オープン-オフィス入居開始(2016年11月予定)、タカシマヤ ゲートタワーモール、名古屋JRゲートタワーホテル開業(2017年04月予定)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「JRゲートタワー」の建設現場です。タワークレーンが合計5基(高層棟2基+低層棟3基)姿を現しています。


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「高層棟」、「低層棟」共に地上に姿を現しています。完成時期が2015年末から2017年2月と1年2ヶ月遅れる事になりましたが、これからは猛烈な勢いで鉄骨建方が行われると思われます。

 週刊ダイヤモンドのよると「昨年11月(2013年11月)に、くい打ち工事中に壁面の土の一部が崩れ、基礎工事全体を見直すことになった。このため、完成時期が2015年末から2017年2月まで1年2ヶ月も遅延、」だそうです。

 地下を「名鉄名古屋本線」が走っているため超難工事が予想されましたが、予想通り超難工事のようです。


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敷地北西側が「高層棟」の建設現場です。


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「高層棟」の鉄骨建方の様子です。


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敷地東側の「低層棟」の建設現場です。地下を「名鉄名古屋本線」が走っています。


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「低層棟」の北側部分です。


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「低層棟」の南側部分です。「JRゲートタワー」は、「逆打ち工法」で建設されています。逆打ち工法」では、地上階を上に向かって建設し、地下階を下に向かって建設します。地上階と地下階を同時に建設するので、建設スピードが速いメリットがあります。


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地上から見た「鉄骨建方」の様子です。


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工事用車両の出入りがこのゲートに集中しているので、ゲートの前に「歩行者用信号」が設けてあります。 工事用車両の出入りと歩行者の通行を交互に行っています。


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西側の「太閤通口」側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋」南側の空いている部分に、「JRゲートタワー」の「高層棟」が建設中です。

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JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業 東岸和田駅編 2015年1月3日の建設状況

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-JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業-

 「JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業」は、岸和田市下松町~岸和田市土生町までの事業延長約2,100mのうち約1,500m(高架橋区間約1,000m+盛土区間約500m)が高架化されます。

 JR東岸和田駅周辺の鉄道を高架化することにより、交差する「府道岸和田港塔原線」を初め、東西方向の道路の踏切7ヶ所が廃止され、新設される市道を含めて交差道路8ヶ所が立体交差になります。

 高架化に伴い建て替えられる東岸和田駅には、エスカレーター、エレベーター、多機能トイレなどが設置され、バリアフリー化が図られます。

 引用資料 岸和田市 → 東岸和田駅付近高架対策室 

JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業
◆ 事業名称-JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業
◆ 延長-約2,100m(高架橋区間約1,000m+盛土区間約約500mが高架化)
◆ 踏切除却数-7ヶ所
◆ 対象駅-東岸和田駅
◆ 事業主体-大阪府、岸和田市
◆ 総事業費- 約270億円


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JR東岸和田駅の完成予想図です。駅前ロータリーから見るとすでにこのような姿を現しているようですが、撮影日は駅員さんが1人しかおらず、窓口に長い行列が出来て殺気立っていました。

 その中に割り込んで「青春18きっぷ」で改札口を出る勇気は無かったので諦めて次の現場に向かいました・・・(涙) 外観の撮影は、下り線の高架移行後に行います。 


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JR東岸和田駅は、島式2面4線の立派な高架駅に生まれ変わります。


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施工順序です。


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上下線共に仮線に移行しているJR東岸和田駅の仮駅です。島式2面4線の地上駅となっています。


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各ホームとは仮設の跨線橋(こせんきょう)で結ばれています。


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上り線ホームの北端から北側を見た様子です。下り線の高架橋の建設現場が続いています。


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上り線ホームの北端から南側を見た様子です。下り線を撤去した部分に、下り線の高架駅舎が姿を現しています。


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下り線の高架駅舎がほぼ完成しています。前回の撮影は、2012年12月12日だったので約2年ぶりですが、その時は下り線ホームの解体が行われていました。

 2012年12月12日の建設状況
 JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業 東岸和田駅編 2012年12月12日の建設状況

 高架工事は時間軸が長く、延々と進まないイメージがありますが、この現場は超ハイスピードですね。

 すでに応募は終わっていますが、2015年1月18日には下り線の「東岸和田駅高架ウォーキング」が行われます。ウォーキングが安全に開催出来るレベルまで工事が進んでいるという事ですね。


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ホーム屋根も完成しています。


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ホーム屋根の北端部分です。


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下り線ホームから見た高架工事の様子です。


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「ラーメン高架橋」となっています。

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2015年1月 6日 (火)

名古屋市 地上40階、高さ約195mの「JPタワー名古屋」 2015年1月5日の建設状況

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-JPタワー名古屋-

 日本郵政グループは、JR名古屋駅前の「名古屋中央局名古屋駅前分室」跡地の再開発計画「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」の建設を行っています。

 地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ195.74mm、延床面積179,950.88㎡の巨大な超高層オフィスビルを建設中です。正式名称は「JPタワー名古屋」となっています。

 名古屋駅周辺では、高さ100m以上の高層オフィスビルを同時に5棟建設中ですが、「JPタワー名古屋」の建設が一番進んでいます。

JPタワー名古屋の概要
◆ 計画名-名駅一丁目計画(仮称)新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号他
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋1階、地下3階、(低層棟)地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-195.74m
◆ 敷地面積-12,177.50㎡
◆ 建築面積-9,737.02㎡
◆ 延床面積-179,950.88㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、柱CFT造、(地下部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(粘性体制振壁や鋼材ダンパー等)、1階~4階の合計16ヶ所にFe-Mn-Si系制振ダンパーを設置
◆ 用途-(高層棟)オフィス、店舗、郵便局、(低層棟)駐車場、バスターミナル
◆ 建築主-日本郵便、名工建設
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2012年10月01日(解体工事)、2013年07月01日(本体工事)
◆ 竣工-2015年11月30日予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。地震対策として、「粘性体制振壁」や「鋼材ダンパー」等の「制振装置」を各階に設置した「制振構造」を採用しています。


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最高部です。「JPタワー名古屋」を見るのは約4ヶ月ぶりでした。最高部に到達していると予想して行きましたが、まだ到達していませんでした。

 詳しくは書きませんが、2014年9月25日に工事が中断、10月23日から工事を再開しました。約1ヶ月のロスが痛かったですね。


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下層階の様子です。「低層棟」の地下には、「名鉄名古屋本線」が走っています。手前は「JRゲートタワー」の建設現場です。

 「JPタワー名古屋」は、「逆打ち工法」で建設されています。逆打ち工法」では、地上階を上に向かって建設し、地下階を下に向かって建設します。地上階と地下階を同時に建設するので、建設スピードが速いメリットがあります。


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南東側から見た様子です。


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カーテンウォールは、ほぼ全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。縦に日射を緩和する「ルーバー」が取り付けられています。


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下層階を南東側から見た様子です。


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「制振ダンパー」です。この制振ダンパーはただの制振ダンパーではありません。肝心の部分が隠れていますが、新開発の疲労耐久性を約10倍に高めた新合金を用いた制振ダンパーです。


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Fe-Mn-Si系制振ダンパー

 「竹中工務店」は、「独立行政法人物質・材料研究機構」、「淡路マテリア」と共同で、制振ダンパーの素材として現在一般的に使われている鋼材の疲労耐久性を約10倍に高めた新合金を用いた制振ダンパーを開発しました。

 引用資料 竹中工務店・プレスリリース(2014/05/13)
 世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発 「JPタワー名古屋」に初適用 ~長周期・長時間地震動対策に極めて有効~

 「JPタワー名古屋」に適用したダンパーは、心材となる「Fe-Mn-Si系新合金」をせん断パネルとして用いて、地震エネルギーを吸収させます。

 縦1260mm×横1500mm×厚さ16mmのFe-Mn-Si系新合金を加工し、大変形時にも局所的に変形が集中しないような形状とするとともに、座屈防止機構に工夫を凝らすことにより、素材の性能を最大限に発揮させることができます。


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「JPタワー名古屋」には、最大荷重4000kNの新開発の「制振ダンパー」が、高層棟の低層階部分の1階~4階部分に16基配置されています。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た全景です。


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西側の「太閤通口」側から見た様子です。

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堺市 (仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センター 2015年1月3日の建設状況

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-(仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センター-

 昨年末からこのブログで大病院の建設特集が続きますが、私は大病院は重要度が非常に高いインフラと思っているのでまだまだ紹介しようと思っています。

 「市立堺病院」は、堺区南安井町から西区家原寺町に新築移転します。新名称は「(仮称)堺市立総合医療センター」となります。

 引用資料 独立行政法人 堺市立病院機構
 新病院整備事業について

 堺市で初めて、複数の診療科にまたがるような高度な3次救急医療を行う「(仮称)堺市救急ワークステーション」を備えます。
 同一敷地内に堺市が整備する「(仮称)堺市こども急病診療センター」などと合わせて、建設工事を進めています。開院は、2015年7月1日を予定しています。

(仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センターの概要
◆ 計画名-(仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センター建設外工事
◆ 所在地-大阪府大阪市堺市西区家原寺町一丁1番1号
◆ 階数-地上9階、地下1階(G階)
◆ 高さ-最高部45.6m
◆ 敷地面積-19,693.47㎡
◆ 建築面積-8,410.81㎡
◆ 延床面積-44,533.29㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴムなど)
◆ 用途-病院
◆ 病床数-487床(一般病床450床、救命救急センター病床30床、感染症病床7床)
◆  診療科-26診療科
◆ 建築主-(独立行政法人)堺市立病院機構
◆ 設計者・監理者-日建設計、岸本建築設計事務所
◆ 施工者-大林組・堺土建・東陽電機商会建設工事共同企業体
◆ 着工-2013年12月09日(安全祈願祭)
◆ 開院-2015年07月01日予定


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配置図です


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「(仮称)堺市総合医療センター・堺市救命救急センター」の建設場所は、JR阪和線「津久野駅」から300mくらい南東側です。


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北西側から見た様子です。最近の大規模な病院は、高層部が「ダブル十字型」が非常に多いですが、この病院も「ダブル十字型」となっています。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。「ヘリポート」が見えます。


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南東側から見た様子です。南東側は駐車場となります。


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北東側から見た様子です。


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道路(泉北2号線)を隔てた西側には、「職員宿舎」が建設中です。


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最寄りの駅は、JR阪和線「津久野駅(つくのえき)」となります。私も人生において4回入院したことがありますが、駅が近いと本当に助かります。


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「津久野駅」は、盛土上の地上駅で、ホームは相対式2面2線となっています。普通列車のみ停車します。

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2015年1月 5日 (月)

加古川市 ブランズ加古川駅前(寺家町周辺地区防災街区整備事業) 2014年12月29日の建設状況

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-ブランズ加古川駅前-

 「東急不動産」及び「加古川産業会館」が事業参画しているJR加古川駅前の「寺家町周辺地区防災街区整備事業に伴う防災施設建築物等新築工事」が着工しました。「寺家町」は「てらやちょう」ではなく「じけまち」と読みます。

 引用資料 東急不動産・ニュースリリース(PDF:2014/12/12)
 兵庫県で初の防災街区整備事業。加古川駅前に防災拠点で安全・安心のまちづくり 「寺家町周辺地区防災街区整備事業」着工 

 「寺家町周辺地区防災街区整備事業」は、共同住宅棟及び高齢者用施設棟からなる、駅前のシンボリックな施設を計画しています。 
 地上17階、高さ約55m、総戸数150戸(内地権者住戸等18戸含む、店舗等除く)の共同住宅棟は、「ブランズ加古川駅前」として公式HPもすでにオープンしています。

ブランズ加古川駅前の物件概要
◆ 計画名-寺家町周辺地区防災街区整備事業に伴う防災施設建築物等新築工事
◆ 所在地-兵庫県加古川市加古川町篠原町他 
◆ 交通-JR山陽本線(神戸線)「加古川」駅から徒歩3分
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-約55m
◆ 敷地面積-5,169.65㎡
◆ 建築面積-3,963.96㎡
◆ 延床面積-25,014.80㎡(共同住宅棟15,938.23㎡、高齢者用施設棟4,391.39㎡、立体駐車場棟4,685.18㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅棟(1~2階店舗)、高齢者用施設棟(1階店舗)、立体駐車場棟(1階店舗)
◆ 総戸数-150戸(内地権者住戸等18戸含む、店舗等除く)
◆ 建築主-加古川市寺家町周辺地区防災街区整備事業組合(売主 東急不動産、加古川産業会館)
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年12月11日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月下旬予定   
◆ 入居開始-2016年09月下旬予定


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「寺家町周辺地区防災街区整備事業 周辺地図」です。


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「寺家町周辺地区防災街区整備事業に伴う防災施設建築物等新築工事」は、2014年12月11日に「安全祈願祭」が行われ着工しています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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南側から見た様子です。


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敷地の南東側が加古川市のメインストリート「ベルデモール加古川」に接しています。


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西側から見た様子です。敷地の南西側がアーケード「寺家町商店街(じけまちしょうてんがい)」に接しています。


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仮囲いに掲示されている解体工事前の2014年7月12日の空撮写真です。


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仮囲いに掲示されている解体工事がほぼ終わった2014年11月23日の空撮写真です。


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「防災街区整備事業のお知らせ」です。


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「土地利用の計画図等」です。「共同住宅棟(地上17階)、高齢者用施設棟(地上6階)、立体駐車場棟(地上5階)」の3棟が建設されます。


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JR加古川駅前のシンボル「ヤマトヤシキ加古川店」です。破綻した「加古川そごう」を加古川市の第三セクターが買収したものを借りて出店しています。

 「寺家町周辺地区防災街区整備事業に伴う防災施設建築物等新築工事」は、「ヤマトヤシキ加古川店」のすぐ西側に建設中です。

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姫路市 (仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 2014年12月29日の建設状況

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-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル-
 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「山陽企業(本社姫路市)」が、地上8階、高さ約40mのビルを建設します。
 国内最大級という12スクリーンを有するシネコンと約30の物販、飲食店が入る計画で、2015年7月の完成予定です。

 「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル」は、2014年7月8日(火)に「地鎮祭」が行われ着工されました。「キャスティ21コアゾーン」での着工は初めてです。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 駐車場棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。

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2015年1月 4日 (日)

JR岡山駅南地区 西日本最大級の旗艦店「イオンモール岡山」のオープンにより歩行者動線が一変!

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-イオンモール岡山-

 「イオンモール岡山」は、JR岡山駅南地区に建設された西日本最大級のショッピングモールです。2014年12月5日(金)AM:9:30にグランドオープンしました。
 絶好の立地を生かした「都市型SC」として、運営会社のイオンモールは、年間2千万人の集客を見込んでいます。

 引用資料 → イオンモール岡山(公式HP)

 イオンモール ニュースリリース(2014/12/05)
 イオンの旗艦店「イオンモール岡山」 12月5日(金)AM:9:30グランドオープン 

 概要は、地上8階、地下2階、延床面積約250,000㎡、総賃貸面積約92,000㎡となっています。
 核店舗として「イオン岡山店」、サブ核店として「タカシマヤフードメゾン岡山店、東急ハンズ、イオンシネマ岡山」が出店しています。

 「イオンモール岡山」は、JR岡山駅の在来線地下コンコースの「地下改札口」から「イオンモール岡山」まで地下で結ばれています。
 在来線地下コンコース→地下改札口→地下街(岡山一番街)→岡山駅南地下道→イオンモール岡山のルートで雨の日も濡れず行く事が出来ます。

イオンモール岡山の概要
◆所在地-岡山県岡山市北区下石井一丁目2番1号
◆ 階数-地上8階、地下2階
◆ 敷地面積-約46,000㎡
◆ 延床面積-約250,000㎡
◆ 総賃貸面積-約92,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 設計者・施工者-大本組
◆ オープン-2014年12月05日
◇ 専門店数-356店舗
◇ 駐車台数-約2,500台
◇ 駐輪台数-約2,500台
◇ 従業員数-ショッピングモール全体約4,000名(内イオン岡山店約800名)
◇ 対象商圏-岡山県全域約192万人(約80万世帯)


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イオンモール岡山公式HPの「電車・バスのアクセス」です。対象商圏は、岡山県全域約192万人(約80万世帯)を想定していますが、これを見ると西は広島県の福山市、東は兵庫県の赤穂郡上郡町、南は香川県の高松市くらいまで想定しているようです。

 JR岡山駅前という出店場所、店舗の巨大さ、施設の豪華さを見ると超広域の商圏を想定している事が分かります。実際の商圏人口は300万人~350万人くらいでしょうか?

 引用資料 → イオンモール岡山(公式HP) 


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岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事

 JR岡山駅と言えば、橋上駅舎のイメージがありますが、実は地下1階に「在来線地下コンコース」と「地下改札口」があります。

 「イオンモール岡山」のオープンに合わせて、「岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事」が行われました。

 JR西日本は、頻繁に電車内の放送や駅の放送で、「イオンモール岡山へは、地下改札口へ!」と誘導しています。


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エレベーターも整備されました。


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まだ天井がむき出しになっています。これが完成形ではないとは思いますが・・・


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「岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事」に合わせて改札口付近の改札内にトイレも整備されました。


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改札口を出た所です。京阪神の駅と変わらない「ICカード乗車券」対応の近代的な改札口です。床に「イオンモール岡山」への矢印が描かれています。


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階段を降りると「地下街(岡山一番街)」です。


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「地下街(岡山一番街)」です。以前はここから東側の「ドレミの街」方向が歩行者の一般的な動線となっていましたが、「イオンモール岡山」のオープンにより南側方向に一変しています。

 ちなみに「動線、導線」のどちらが正しいか分からなくなったので調べてみました。一般的には、人の動きの線は「動線」が正しいようです。「導線」は電流を通すための導体の針金だそうです。

 ただ、流通業界では「客を目的の商品に向かって導くための線だから」という意味で、「導線」が用いているようです。


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南側に歩いて行くと「イオンモール岡山」への案内があります。


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更に南側に歩いてきます。「イオンモール岡山」のオープンにより、「地下街(岡山一番街)」の通行人数が大幅に増えています。

 通行人数の大幅増加を「地下街(岡山一番街)」の売上増にいかに結び付けるかが今後の課題ですね。


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(Before)以前は、「地下街(岡山一番街)」の南側は人通りが少なかったです。


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(After)上記写真とは少し場所が違いますが、人通りが一変しています。


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「岡山一番街」が終わると、先に続く「岡山駅南地下道」を南下します。


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ちょっと分かりにくいですが、南側に行くほど地下深くなっています。


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(Before)以前は、「岡山駅南地下道」の人通りが少なく貸し切り状態でした(笑)


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(After)上記写真とは少し場所が違いますが、人通りが一変しています。


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「岡山駅南地下道」の壁がリニューアルされ、「阪急うめだ本店」のコンコースのように色が変わります。


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ブルーに変わりました。


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グリーンに変わりました。すべての色はUP出来ませんが、たくさんの色に変わります。


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壁には「デジタルサイネージ」が設置されています。


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この先が「イオンモール岡山」です。この部分は地下2階の「ウエルカムゲート」となります。


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「ウエルカムゲート」の内部の「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」です。売り場は1階からなので、地下2階から1階へ直行するエスカレーターが設置されています。

 地下2階と地下1階にも「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」を囲むように「マクドナルド」と「サンマルクカフェ」が設置されいています。

● イオンモール岡山の館内は、一切の撮影行為が禁止
 「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」で、「イオンモール岡山」の館内は一切の撮影行為が禁止だと分かり撮影を止めました。

 売り場の撮影禁止はどこも当たり前で同じですが、原則禁止でも広場や屋上などは大目に見てくれる場合が多いです。「イオンモール岡山」は全館・全店が一切禁止(携帯電話やスマホの撮影も禁止)のようです。

 1階~4階の4層吹き抜けの中四国エリア最大級の屋内型パブリックスペース「未来スクエア」や5階~7階の屋外オアシス空間「haremachi Garden(ハレマチ ガーデン)」の出来が素晴らしかったので、写真で伝えたかったのですが残念です・・・


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(おまけ)
 JR岡山駅の「中央改札口」から出た人のためにアルバイト君が寒風の中、「イオンモール岡山」の看板を持って「地下街(岡山一番街)」に誘導していました。

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2015年1月 3日 (土)

JR岡山駅南地区 グランドオープンした西日本最大級の旗艦店「イオンモール岡山」

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-イオンモール岡山-
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「イオンモール岡山」は、JR岡山駅南地区に建設された西日本最大級のショッピングモールです。2014年12月5日(金)AM:9:30にグランドオープンしました。
 絶好の立地を生かした「都市型SC」として、運営会社のイオンモールは、年間2千万人の集客を見込んでいます。

 イオンモール ニュースリリース(2014/12/05)
 イオンの旗艦店「イオンモール岡山」 12月5日(金)AM:9:30グランドオープン 

 公式ホームページ → イオンモール岡山

 この土地は元々は岡山市に本社を置くバイオメーカー「林原」の土地でした。「林原」は、「糖質トレハロース」や抗がん剤に使われる「インターフェロン」の生産・販売で有名でした。

 概要は、地上8階、地下2階、延床面積約250,000㎡、総賃貸面積約92,000㎡となっています。
 JR岡山駅前という出店場所、店舗の巨大さ、施設の豪華さを見ると巨大なショッピングモールというよりもはや巨大な百貨店という感じです。

 核店舗として「イオン岡山店」、サブ核店として「タカシマヤフードメゾン岡山店、東急ハンズ、イオンシネマ岡山」が出店しています。

イオンモール岡山の特徴
● 岡山県の地元企業65店舗、岡山県初出店238店舗を含む、356の専門店が集結(イオン岡山店内専門店、タカシマヤフードメゾン岡山店のブランドを加えると約400店)。
● 4層吹き抜け、中四国エリア最大級の屋内型パブリックスペース「未来スクエア」、第2のグランドフロア「haremachi Garden(ハレマチ ガーデン)」の2大空間が出現。
● 岡山の文化を創造し発信する「おかやま未来ホール」、岡山のものづくりを体験体感できる「ハレマチ特区365」を導入。
● 商業施設として日本初、多様な広域情報発信機能を設置。地上波TV放送局「OHK岡山放送」と当モール独自ネットTV放送局「haremachi Studio(ハレマチ スタジオ)」と300インチビジョンをはじめとした約50台のデジタルサイネージ「haremachi Vision(ハレマチ ビジョン)」を完備し、施設や地域の情報を多様なメディアミックスで発信。

イオンモール岡山の概要
◆所在地-岡山県岡山市北区下石井一丁目2番1号
◆ 階数-地上8階、地下2階
◆ 敷地面積-約46,000㎡
◆ 延床面積-約250,000㎡
◆ 総賃貸面積-約92,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 設計者・施工者-大本組
◆ オープン-2014年12月05日
◇ 専門店数-356店舗
◇ 駐車台数-約2,500台
◇ 駐輪台数-約2,500台
◇ 従業員数-ショッピングモール全体約4,000名(内イオン岡山店約800名)
◇ 対象商圏-岡山県全域約192万人(約80万世帯)


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「イオンモール岡山」の顔となる北東側部分です。この部分の外装カラーは、全体的にホワイトを基調としいます。

 「イオンモール岡山」に着いた時はほぼ快晴だったのですが、あっという間に雲が出てきました。
 まあこの角度からは太陽が真正面だったので曇っていたからこそ撮影できたのですが・・・


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特徴的な「キャノピー(大庇)」です。


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北東側は広場になっています。


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北東角の「メインエントランス」部分です。この部分は「東A 市役所筋側入口」となっています。


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北東側の広場に岡山駅南地下道」の入口があります。


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南東側から見た様子です。


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地上から高さ約45mの「ガラスタワー」です。


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南東角の「エントランス」部分です。


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南東角のエントランスは、「南イオンスタイル入口」となっています。「AEON STYLE」の表記を最近少しずつ見かけるようになりました。

 イオンは大規模な組織改革で、スーパーおよびスーパー周辺事業の店舗フォーマットを5業態に分類します。
 既存のGMSは、ファミリー向けの「AEON STYLE(イオンスタイルストア)」に変更していきます。


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「市役所筋」です。「イオンモール岡山」のオープンに合わせて綺麗に再舗装されたようです。


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自転車専用通行帯(自転車レーン)が新たに整備されました。


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「市役所筋」沿いは、敷地境界から約10m建物をセットバックし、その間に植栽帯や歩道、ベンチを配置し、潤いある都市の路面空間を創出しています。


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歩道は道路の歩道からに植栽帯を挟んで、少し高い場所に設置されています。


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ベンチが設置されています。


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歩道沿いにもデジタルサイネージ「haremachi Vision」が設置されています。


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「市役所筋」の上空に「横断歩道橋」を設け、歩車分離計画により周辺交通と歩行者通行の円滑化を図っています。


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屋根付きの「横断歩道橋」となっています。


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東側は、イオンリテールが運営していた商業施設「旧:岡山ビブレ」と接続されています。同じイオングループの「イオンモール岡山」がオープンするため、2014年5月11日をもって閉館しています。

 跡地には、イオングループにより新たな商業施設の整備などが検討されていますが、まだ正式には何も発表されていません。


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南側の街路樹です。元々あった歩道の街路樹を移植したようです。


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南側に小規模な商品の搬入口を設けています。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。この部分は多くが「駐車場」となります。


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西側から見た様子です。


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敷地の西側1階に商品の搬入口があります。


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西側に地下階へのスロープがあります。「搬入車専用入口」となっています。地下2階まであるので、商品の搬入口を地下にも設けています。


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北西側から見た様子です。この部分は多くが「駐車場」となります。


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敷地北西側の「能登川用水」です。用水路に生息するホタルに配慮し、敷地境界付近に緑地帯を設けるとともに遊歩道を設置しています。

 また照明計画についても、用水路付近に光源が極力届かないように、環境配慮しています。

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