JR岡山駅南地区 西日本最大級の旗艦店「イオンモール岡山」のオープンにより歩行者動線が一変!
-イオンモール岡山-
「イオンモール岡山」は、JR岡山駅南地区に建設された西日本最大級のショッピングモールです。2014年12月5日(金)AM:9:30にグランドオープンしました。
絶好の立地を生かした「都市型SC」として、運営会社のイオンモールは、年間2千万人の集客を見込んでいます。
引用資料 → イオンモール岡山(公式HP)
イオンモール ニュースリリース(2014/12/05)
イオンの旗艦店「イオンモール岡山」 12月5日(金)AM:9:30グランドオープン
概要は、地上8階、地下2階、延床面積約250,000㎡、総賃貸面積約92,000㎡となっています。
核店舗として「イオン岡山店」、サブ核店として「タカシマヤフードメゾン岡山店、東急ハンズ、イオンシネマ岡山」が出店しています。
「イオンモール岡山」は、JR岡山駅の在来線地下コンコースの「地下改札口」から「イオンモール岡山」まで地下で結ばれています。
在来線地下コンコース→地下改札口→地下街(岡山一番街)→岡山駅南地下道→イオンモール岡山のルートで雨の日も濡れず行く事が出来ます。
イオンモール岡山の概要
◆所在地-岡山県岡山市北区下石井一丁目2番1号
◆ 階数-地上8階、地下2階
◆ 敷地面積-約46,000㎡
◆ 延床面積-約250,000㎡
◆ 総賃貸面積-約92,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 設計者・施工者-大本組
◆ オープン-2014年12月05日
◇ 専門店数-356店舗
◇ 駐車台数-約2,500台
◇ 駐輪台数-約2,500台
◇ 従業員数-ショッピングモール全体約4,000名(内イオン岡山店約800名)
◇ 対象商圏-岡山県全域約192万人(約80万世帯)
イオンモール岡山公式HPの「電車・バスのアクセス」です。対象商圏は、岡山県全域約192万人(約80万世帯)を想定していますが、これを見ると西は広島県の福山市、東は兵庫県の赤穂郡上郡町、南は香川県の高松市くらいまで想定しているようです。
JR岡山駅前という出店場所、店舗の巨大さ、施設の豪華さを見ると超広域の商圏を想定している事が分かります。実際の商圏人口は300万人~350万人くらいでしょうか?
引用資料 → イオンモール岡山(公式HP)
岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事
JR岡山駅と言えば、橋上駅舎のイメージがありますが、実は地下1階に「在来線地下コンコース」と「地下改札口」があります。
「イオンモール岡山」のオープンに合わせて、「岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事」が行われました。
JR西日本は、頻繁に電車内の放送や駅の放送で、「イオンモール岡山へは、地下改札口へ!」と誘導しています。
エレベーターも整備されました。
まだ天井がむき出しになっています。これが完成形ではないとは思いますが・・・
「岡山駅地下通路美化及びバリアフリー工事」に合わせて改札口付近の改札内にトイレも整備されました。
改札口を出た所です。京阪神の駅と変わらない「ICカード乗車券」対応の近代的な改札口です。床に「イオンモール岡山」への矢印が描かれています。
階段を降りると「地下街(岡山一番街)」です。
「地下街(岡山一番街)」です。以前はここから東側の「ドレミの街」方向が歩行者の一般的な動線となっていましたが、「イオンモール岡山」のオープンにより南側方向に一変しています。
ちなみに「動線、導線」のどちらが正しいか分からなくなったので調べてみました。一般的には、人の動きの線は「動線」が正しいようです。「導線」は電流を通すための導体の針金だそうです。
ただ、流通業界では「客を目的の商品に向かって導くための線だから」という意味で、「導線」が用いているようです。
南側に歩いて行くと「イオンモール岡山」への案内があります。
更に南側に歩いてきます。「イオンモール岡山」のオープンにより、「地下街(岡山一番街)」の通行人数が大幅に増えています。
通行人数の大幅増加を「地下街(岡山一番街)」の売上増にいかに結び付けるかが今後の課題ですね。
(Before)以前は、「地下街(岡山一番街)」の南側は人通りが少なかったです。
(After)上記写真とは少し場所が違いますが、人通りが一変しています。
「岡山一番街」が終わると、先に続く「岡山駅南地下道」を南下します。
ちょっと分かりにくいですが、南側に行くほど地下深くなっています。
(Before)以前は、「岡山駅南地下道」の人通りが少なく貸し切り状態でした(笑)
(After)上記写真とは少し場所が違いますが、人通りが一変しています。
「岡山駅南地下道」の壁がリニューアルされ、「阪急うめだ本店」のコンコースのように色が変わります。
ブルーに変わりました。
グリーンに変わりました。すべての色はUP出来ませんが、たくさんの色に変わります。
壁には「デジタルサイネージ」が設置されています。
この先が「イオンモール岡山」です。この部分は地下2階の「ウエルカムゲート」となります。
「ウエルカムゲート」の内部の「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」です。売り場は1階からなので、地下2階から1階へ直行するエスカレーターが設置されています。
地下2階と地下1階にも「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」を囲むように「マクドナルド」と「サンマルクカフェ」が設置されいています。
● イオンモール岡山の館内は、一切の撮影行為が禁止
「haremachi Gate(ハレマチ ゲート)」で、「イオンモール岡山」の館内は一切の撮影行為が禁止だと分かり撮影を止めました。
売り場の撮影禁止はどこも当たり前で同じですが、原則禁止でも広場や屋上などは大目に見てくれる場合が多いです。「イオンモール岡山」は全館・全店が一切禁止(携帯電話やスマホの撮影も禁止)のようです。
1階~4階の4層吹き抜けの中四国エリア最大級の屋内型パブリックスペース「未来スクエア」や5階~7階の屋外オアシス空間「haremachi Garden(ハレマチ ガーデン)」の出来が素晴らしかったので、写真で伝えたかったのですが残念です・・・
(おまけ)
JR岡山駅の「中央改札口」から出た人のためにアルバイト君が寒風の中、「イオンモール岡山」の看板を持って「地下街(岡山一番街)」に誘導していました。
| 固定リンク
« JR岡山駅南地区 グランドオープンした西日本最大級の旗艦店「イオンモール岡山」 | トップページ | 姫路市 (仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 2014年12月29日の建設状況 »
「91 鉄道編・JR」カテゴリの記事
- JR京橋駅 京橋駅周辺のまちづくり検討調査業務委託 公募型プロポーザルを公告!(2022.06.30)
- JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 六地蔵駅改良工事の概要が決定 ホームを京都方面へ延伸・移設、ホーム部分の曲線緩和!(2022.06.26)
- JR西日本 広島駅在来線中央口改札横(橋上階)の増床部 2022年7月1日より順次開業!(2022.06.22)
- うめきた2期区域 うめきた(大阪)地下駅に導入するシステム ~デジタル可変案内サイン・世界初のフルスクリーンホームドア~(2022.06.19)
- 松山市 JR松山駅付近連続立体交差事業 高架化される「JR松山駅」の西口デザイン案が公表!(2022.06.15)