広島市 地上46階、高さ約167mの「グランクロスタワー広島」 2015年1月13日の建設状況
-グランクロスタワー広島-
JR広島駅南口では、「Bブロック、Cブロック」の2ヶ所で大規模な再開発が行われています。
「Cブロック」には、地上46階、塔屋1階、地下1階の「住宅棟」と地上11階、塔屋1階、地下1階の「商業棟」が建設中です。住宅部分の正式名称は「グランクロスタワー広島」に決定しています。
最高部の高さが不明でしたが、「グランクロスタワー広島」の公式HPに ”地上46階建て・最高高さ約167mを超える「グランクロスタワー広島」は、超高層・制振タワーマンションです。” と書いてあります。
「日本IRI」の性能評価事例(高層評定委員会)では、軒の高さ=平均地盤面+161.220m、建築物の高さ=平均地盤面+162.070m、最高部の高さ=平均地盤面+167.970mとなっています。
日本ERI 性能評価事例(高層評定委員会) PDF
広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
「日本ERI」の数値は着工前に提出するので、着工後に変更になる事が多いです。実際に「建築計画のお知らせ」の数値とは建築物・軒高共に1.00m違います。正確な最高部の高さは分かりませんが、167m台である事は間違いないと思われます。
グランクロスタワー広島の概要
◆ 計画名-(仮称)広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町88番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線「広島」駅から徒歩4分、広島電鉄本線「広島駅」駅から徒歩3分
◆ 階数-(住宅棟)地上46階、塔屋1階、地下1階、(商業棟)地上11階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約167m、建築物163.07m、軒高162.22m
◆ 敷地面積-9,680.78㎡(再開発事業全体)
◆ 建築面積-8,541.97㎡(再開発事業全体)
◆ 延床面積-99,923.37㎡(住宅棟57,173.77㎡、商業棟42,749.60㎡)
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(商業棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既成杭
◆ 地震対策-制振構造(制振パネル、制振ブレース)
◆ 用途-共同住宅(賃貸住宅5階~13階、分譲マンション14階~46階)、店舗、スポーツ施設、自動車車庫
◆ 総戸数-368戸(非分譲住戸12戸含む、分譲住戸の他に賃貸住宅、商業施設等)
◆ 建築主-広島駅南口Cブロック市街地再開発組合(売主 NIPPO、ミサワホーム中国、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-戸田建設、アール・アイ・エー
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2014年04月14日(起工式)
◆ 竣工-2016年12月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月末予定
◆ 総事業費-約300億円
「Cブロック」の全景です。
アップです。
敷地東側の「住宅棟」の建設現場です。
住宅棟の「乗入れ構台」です。
「住宅棟」は地下躯体の構築が行われています。えび茶色の鉄骨は、「山留め壁」を支える「切梁」です。地下躯体の構築が進むと解体されます。
敷地西側の「商業棟」の建設現場です。
商業棟の「乗入れ構台」です。
「商業棟」は、一部で鉄骨建方が始まっています。
櫓(やぐら)見えます。「温泉井戸」を掘削しています。
東側から見た様子です。東端に1棟だけ残っていましたが、綺麗に解体されて「建設現場事務所」が建てられていました。
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