南海会館ビル建替計画 2015年2月7日の解体状況
-南海会館ビル建替計画-
「新南海会館ビル」は、南海電鉄の最重要拠点であるなんばターミナルに直結する、地上29階、地下2階の超高層複合ビルに建て替えられる予定です。
引用資料 南海電気鉄道・ニュースリリース(2012/02/16)
南海会館ビル建替計画について
低層部には商業・金融サービス施設、高層部には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。
また、中層部および低層部には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化するホール・カンファレンス、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせたメディカルセンター、さらには、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供するツーリストサロンの導入を図る予定です。
南海会館ビル建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-約154m
◆ 延床面積-約78,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ホール・カンファレンス、商業・サービス施設
◆ 着工-2016年春予定(設備移設等の関連工事は2011年7月より着手済み)
◆ 竣工-2019年春予定
「南海会館ビル」の場所です。東西の幅が非常に狭いですが、それでも30mくらいはあります。
● 大阪タカシマヤ(なんば高島屋)
「なんば高島屋」は、3期にわたるリニューアル工事を終え、売場面積が約56,000㎡から約78,000㎡へと約1.4倍に拡大しましたが、「南海会館ビル建替計画」に伴い、西ゾーンの一部賃借エリアを南海電鉄に返却したため売場面積が約4,300㎡減少し、約73,700㎡となっています。
南東側から見た様子です。
解体工事が進んでかなり低くなっています。前回の撮影が2014年5月16日だったので、約9ヶ月ぶりです。思いっ切り撮影をサボっていました・・・
「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2013年5月7日~2015年12月31日(予定)となっています。
解体工事は、「大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体」で行われています。
重機を使ってバリバリ解体しています。
地上から見てもかなり低くなっている様子が分かります。
西側壁面です。下をたくさんの人が歩いています。歩行者の動線を確保した上での解体工事になります。
北西側から見た様子です。
場所的には少し離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」の解体工事も行われています。工期は2014年1月14日~2015年4月30日(予定)となっています。
| 固定リンク
« なんばセントラルプラザ リバーガーデン 2015年2月7日の建設状況 | トップページ | 尼崎市 延床面積約78,000㎡、病床数730床の大規模病院「尼崎総合医療センター(仮称)」 2015年7月にオープン! »
「33 大阪市・南部②」カテゴリの記事
- 七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 2023年5月16日の建設状況 (2023.05.21)
- 西日本最大客室数全2,060室 地上40階、高さ約136mの「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」 2023年5月16日の建設状況(2023.05.18)
- なんばパークス サウス 地上34階、高さ約141㎡の「センタラグランドホテル大阪」 2023年3月31日に竣工、2023年7月1日に開業!(2023.04.06)
- なんばパークスの南側 エリアの正式名称を「なんばパークス サウス」に決定 2023年3月25日に一部開業し、7月1日にグランドオープン!(2023.03.05)
- クボタ 農機・農業機器メーカーとしては世界3位(国内首位) 2022年12月期は売上高2兆6787億円、2023年12月期は売上高2兆9000億円を予想(2023.02.15)