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2015年2月

2015年2月28日 (土)

地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2015年2月25日の建設状況

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-ザ・パークハウス 中之島タワー-

 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」が建設されています。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ193.000m、総戸数894戸となっています。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」に決まり、2015年2月24日(火)より公式HPもオープンしています。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/02/24)
 免震構造マンションとして日本最高階数55階建のタワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」始動~官民一体で開発が進む大阪中之島エリアの「プレミアムライフゾーン」に誕生~

● イメージキャラクターに「杏(あん)」を起用
 イメージキャラクターにモデル・女優の「杏(あん)」を起用しています。2015年2月27日(金)より関西エリアを中心に、「杏」を起用したテレビCMも始まっています。2月27日には新聞にもドッカーンと大きな広告が載っていました。お金をかけてますね。

 「杏」と言えばフジテレビのドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」がメチャメチャ面白いですね。
 私は今クール放送のドラマの中で一番ハマっています。どう見ても「ニート」なのに「高等遊民」と堂々と宣言している所がなんとも面白いです(笑)。

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他1筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部193.000m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,659.56㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡(容積対象面積70,556.31㎡)
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定


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北側から見た様子です。


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西側から見た様子です。「アースドリル掘削機」が2台共に姿を消していました。「場所打ちコンクリート杭」の構築が終わっています。


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「根切り(掘削)」が行われています。


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油圧ショベルで掘削しています。


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「山留め壁」です。「ザ・パークハウス 中之島タワー」は地下階は無いですが「山留め壁」を構築しています。

 立面図を見て「中間階免震構造」になるのかと思っていましたが、ニュースリリースを見ると「基礎免震構造」のようです。


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「クローラークレーン」です。

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大阪市営地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 三井生命ビルディング(ホテルコムズ大阪) 2015年2月25日の解体状況

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-三井生命ビルディング-

 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にある「三井生命ビルディング」の解体工事が行われています。
 「労災保険関係成立票」によると工期は、2014年7月14日~2015年8月31日(予定)となっています。

 この土地は、「三井生命保険相互会社」を経て、三井不動産の特別目的会社が保有していましたが、2013年2月28日に「サンキョウホーム」が取得しています。

 「三井生命ビルディング」にはオフィスの他、2013年3月末まで三井系の「グランビスタ ホテル&リゾート」が運営する「ホテルコムズ大阪」が入っていました。

 敷地面積は2,495.2㎡と結構広いです。跡地利用については不明ですが、場所的に超高層タワーマンションの可能性が高いと思われます。


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北側から見た様子です。かなり低くなりました。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。

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2015年2月27日 (金)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 拡幅されて広くなった上りホームが供用開始!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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ホームの拡幅

 「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用開始されました。

 下り(神戸三宮駅方面行き)ホームの拡幅は、2015年3月14日(土)から供用開始される予定です。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 甲子園駅のホーム拡幅がまもなく完了 ~3月14日下りホーム、3月21日下り降車専用ホーム~


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上りホームの西端から西側(三宮側)を見た様子です。


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上りホームの西端から東側(梅田側)に見た移設された「1番線」の軌道です。


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上りホームの西端から東側(梅田側)を見た様子です。


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大屋根の西側部分です。


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2015年2月20日(金)の終電から2月21日(土)の始発までの間に「上り線ホーム」が拡幅され、2月21日(土)の始発から拡幅されたホームが供用開始されました。


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以前の「上り線ホーム」はかなり狭かったですが、北側に拡幅されて広くなりました。


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この下には「旧1番線」の軌道がそのまま残っていると思われます。拡幅された「上り線ホーム」は多くの部分が簡易な仮設のため、少しずつ本設に造り替えて行きます。


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北側に拡幅された部分だけでも電車までの距離がかなりあります。これくらい広いと安心です。


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軌道は「バラスト軌道」となっています。


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この角度から見るとホームが以前と比べてかなり広くなった様子が分かります。


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大屋根の高さが高いので、既存のホーム屋根を撤去するとJR大阪駅のように風雨が吹き込んで濡れる可能性があります。


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大屋根の東側部分です。



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ホームが北側に広くなったので、大屋根が無い部分はホーム屋根を北側に拡幅する必要があります。


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上りホームの東端から西側(三宮側)を見た様子です。東端はかなり狭いですが、それでも以前よりは少し広くなりました。


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上りホームの東端から西側(三宮側)に見た移設された「1番線」の軌道です


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上りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。信号や信号の後ろの設備が軌道移設の障害になるような気がしましたが、何の問題も無かったようです。

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2015年2月26日 (木)

地上44階、高さ約146mの「シティタワー梅田東」 2015/02/25 タワークレーンが姿を現す!

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-シティタワー梅田東-
 「天神橋筋六丁目駅」近くの「アデニウムタワー梅田イーストスクエア」西側の「旧パナソニックテクニカルサービス」跡地に「住友不動産」と「パナホーム」が超高層タワーマンションを建設中です。

 計画名は「(仮称)本庄西計画」です。「(仮称)梅田東タワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称は予想通り「シティタワー梅田東」となりました。

シティタワー梅田東の概要
◆ 計画名-(仮称)本庄西計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区本庄西一丁目12番1(地番)
◆ 交通-阪急宝塚線「梅田」駅から徒歩13分、阪急京都線「梅田」駅から徒歩13分、 阪急神戸線「梅田」駅から徒歩13分、大阪地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩5分、大阪地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩5分、大阪地下鉄谷町線「中崎町」駅から徒歩5分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-約146m (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-5,893.94㎡
◆ 建築面積-1,971.40㎡
◆ 延床面積-54,309.01㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-501戸
◆ 建築主-住友不動産、パナホーム
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2016年10月下旬予定
◆ 入居開始-2017年01月中旬予定


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1基目の「タワークレーン」の組み立てが行われていました。週間の作業工程を見ると2月24日から組み立てが始まったようです。


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かなり大きな「タワークレーン」です。


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「とび職」の方がタワークレーンの組み立てを行っています。危険な作業のため「タワークレーン技術指導員」の指導により組み立てが行われます。


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南東側から見た様子です。隙間から覗いてみましたが、地上に姿を現すのはもう少し先のようでした。

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姫路市 姫路駅北駅前広場の整備 2015年2月24日の建設状況

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-姫路駅北駅前広場の整備-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されます。

 姫路駅北駅前広場の整備は最終段階に入っています。島式の「バス乗降場」が2015年1月7日(水)始発より供用開始されて、バス乗り場が大幅に変更になりました。 新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。


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ガラスへの写り込みがありますが、ピオレ姫路の「屋上広場」から見た整備中の「姫路駅北駅前広場」です。

 ピオレ姫路の「屋上広場」へ行ったのは、メチャメチャ久しぶりでした。ここからは良く見えるのでもっと頻繁に通えばよかったとちょっと後悔しています・・・


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2015年1月7日(水)始発より供用開始された島式の「バス乗降場」に続き、北側の旧:神姫バスターミナル乗り場の部分に、相対式の「バス乗降場」が整備されています。新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。


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整備中の相対式の「バス乗降場」です。


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この部分にバスが停車します。


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相対式の「バス乗降場」の北東側分部です。


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相対式の「バス乗降場」の屋根の工事の様子です。


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整備中の相対式の「バス乗降場」の北側には、ベンチが設置され、植栽も行われています。


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相対式の「バス乗降場」の南西側分部です。


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相対式の「バス乗降場」を南西側から見た様子です。


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ピオレ姫路の「屋上広場」から見た姫路市のメインストリート「大手前通り」の整備の様子です。十二所前線以南の「大手前通り」は、一般車は入場禁止になっています。


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十二所前線以南の「大手前通り」の植栽が終わりました。


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「大手前通り」の植栽の様子です。


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街路樹が大きく成長しても大丈夫なように余裕を持たせています。


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一部は街路樹の周囲にベンチが設置されています。


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茶色の古い支柱は撤去されるようです。


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「大手前通り」の正面には、「平成の大修理」が行われている世界遺産の国宝「姫路城」が見えます。2015年3月27日に「姫路城」はグランドオープンを迎えます。

 完成記念式典が行われる2015年3月26日(木)には、航空自衛隊「ブルーインパルス」の祝賀飛行が行われます。
 「ブルーインパルス」の祝賀飛行は、メチャメチャ楽しみにしているイベントなので、悪天候により中止にならないように「お天気の神様」に是非ともお願いしたいです。

 あとは、所属事務所を移籍した「安室ちゃん」の全国ツアーとメジャーデビュー10周年の「Perfume(パフューム)」の5大ドームツアー(あくまでも妄想)が決まれ今年は最高なのに!(笑)

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2015年2月25日 (水)

JR西日本 近畿圏で「ICOCA」のサービスエリアを拡大(和歌山地区、兵庫地区) 発売額は5種類に!

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-近畿圏で「ICOCA」のサービスエリアを拡大-
 JR西日本は、近畿圏で「ICOCA」のサービスエリアを拡大します。エリア拡大により、和歌山地区、和歌山地区の合計33駅で新たに「ICOCA」が使用可能になります。

 和歌山地区では2015年8月から、「紀勢本線(宮前駅~海南駅間)」の4駅で、兵庫地区では2016年3月から、「姫新線(播磨高岡駅~播磨新宮駅間)」の6駅、「播但線(京口駅~寺前駅間)」の11駅、「加古川線(日岡駅~西脇市駅間)」の12駅の合計29駅で「ICOCA」が使用可能になります。

 引用資料 JR西日本・ニュースリリース(2015/02/23)
 「ICOCA」のサービスを拡充します! 「発売額の多様化」「近畿圏エリアの拡大」

● 「ICOCA」の発売額の多様化 
 これまで、「ICOCA」を購入する際の発売額は2,000円と決まっていましたが、2015年4月以降は、新たに「1,000円・3,000円・5,000円・10,000円」を加えた5通りの発売額から選べるようになります。発売額はすべてデポジット(500円)込みです。

 新たな発売額の「ICOCA」は、エリア内のピンク色の新型券売機のみで販売します。2015年4月以降、機能改修が完了した券売機から順次発売されます。なお、「こどもICOCA、スマートICOCA」の発売額はこれまでと同様、2,000円のみです。


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JR姫路駅「播但線(1番のりば、2番のりば)」のホームです。


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「播但線」では現在は、ICOCAを含む「ICカード」が使用出来ませんが、2016年3月から「京口駅~寺前駅間」の11駅で使用可能になる予定です。


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JR姫路駅「姫新線(3番のりば、4番のりば)」のホームです。


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JR姫路駅の1番のりば~4番のりばは、一つの島式ホーム上にあります。2番のりばは大阪側の南側が切り欠きホーム、3番のりばは岡山側の北側が切り欠きホームとなっています。

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姫路市 (仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 2015年7月11日に開業!

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-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル-
 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「山陽企業(本社姫路市)」が、地上8階、高さ約40mのビルを建設中です。国内最大級という12スクリーンを有するシネコンと約30の物販、飲食店が入る計画です。

 「山陽企業」は、商業ビル内に物販店などを新設するため、大規模小売店舗法に基づき、兵庫県に新設計画を届け出ました。開業予定日は2015年7月11日です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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敷地の南側には、まだ通行できませんが東西に抜ける道路が整備されています。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 駐車場棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。

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2015年2月24日 (火)

北浜駅直結「(仮称)北浜2丁目計画」 新たな超高層タワーマンション建設?

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-(仮称)北浜2丁目計画-
 北浜駅直結のオフィスビルが解体されてマンションが建設されます。場所的に超高層タワーマンションの可能性が高いと思われます。

 建設予定地は北浜二丁目の敷地面積2,293.92㎡です。敷地の北側には「北浜三泉ビル」があります。「北浜三泉ビル」は、2015年1月16日~2015年11月30日(予定)の工期で解体されます。敷地南側の「大阪市信用金庫旧本店ビル」はすでに解体済みです。

 建設ニュース(2015/02/16)
 北浜駅直結のオフィスビルをマンションに建て替え/竹中工務店の施工で解体に着手/三井不動産レジデンシャルなど4社

 4社の共同事業で、「建設ニュース」によると持ち分比率は「三井不動産レジデンシャル45%、京阪電気鉄道25%、京阪電鉄不動産20%、積和不動産関西10%」のようです。「積和不動産関西」は積水ハウスグループです。


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南側の「大阪市信用金庫旧本店ビル」は、すでに解体工事が終わっています。


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「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地を西側から見た様子です。


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「大阪市信用金庫旧本店ビル」の北側の「北浜三泉ビル」も解体されます。


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「北浜三泉ビル」の解体工事の工事名は「(仮称)北浜2丁目計画既存建物解体工事」で、竹中工務店」により行われています。実際の解体は「三同建設」が行います。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は2015年1月16日~2015年11月30日(予定)となっています。


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「北浜三泉ビル」を北西側から見た様子です。


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「北浜三泉ビル」を北東側から見た様子です。


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「北浜三泉ビル」は閉鎖されています。


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「(仮称)北浜2丁目計画」の予定地を北東側から見た様子です。東側の「北浜中央ビル」は含まれません。

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住之江区 南港ポートタウンの再生に向けて「(仮称)咲洲ウェルネスタウン計画」(素案)

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-(仮称)咲洲ウェルネスタウン計画-
 
「南港ポートタウン」は、1972年のまち開きから40年近くが経過し、社会環境の変化とともに人口減少や少子・高齢化、住宅や施設の老朽化など様々な問題が現れ始めています。特に人口減少や少子・高齢化については、今後も加速して進行する見込みです。

 住之江区は、南港ポートタウンを将来にわたって、魅力あるまちにしていくため、関係各局および地域住民との意見交換を重ね、今回、“誰もが心身ともに健康で、いきいきと心豊かに暮らせるまち”をめざした「(仮称)咲洲ウェルネスタウン計画」(素案)をとりまとめました。

 引用資料 大阪市公式ホームページ(2015/02/18)
 南港ポートタウンの再生に向けて「(仮称)咲洲ウェルネスタウン計画」(素案)をとりまとめました

● 急激な少子高齢化
 「南港ポートタウン」は、開発面積約100haです。計画人口は40,000人でしたが、40,000人に到達する事はありませんでした。
 
 最大で32,036人(1990年の国勢調査)でした。現状は23,442人(2010年の国勢調査)と約7割に人口が急激に減少しています。

 南港ポートタウンの人口の推移予測と南港ポートタウンの年齢階層別人口構成の推移予測を見ると目まいがしてきました。これからこのような状態が日本中で発生すると考えるとゾッとします。


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「咲洲ウェルネスタウン構想特区エリア」です。


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「学校等の立地状況」です。

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2015年2月23日 (月)

JR西日本 大阪駅南側広場整備 2015年2月28日(土)早朝からタクシー乗り場が移転!

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-大阪駅南側広場整備-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」を御堂筋南口側から桜橋口側に移転することとなりました。「タクシー乗り場」の移転日は、2015年2月28日(土)の早朝からとなっています。

 JR西日本・ニュースリリース(2015/02/16)
 大阪駅南側広場整備に伴うタクシー乗り場の移転について


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「タクシー乗り場」の部分のアップです。


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北西側から見た様子です。


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整備中の「タクシー乗り場」です。「タクシー乗り場」は屋根付きとなっています(撮影日2015年2月19日)。


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JR大阪駅から「タクシー乗り場」までは、屋根付きとなっており雨に濡れずに行く事が出来ます。


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南東側から見た様子です。


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奥の部分が「タクシープール」となります。


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この部分は、「タクシー・一般車降場」となります。2015年2月19日時点でバリバリの工事中だったので、「タクシー乗り場」との同時の供用開始にはならないようです。

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阪神電気鉄道 梅田駅の大規模改良工事(ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化) 改良工事前のホームの現状

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-阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事-

 「阪神電気鉄道」は、2015年3月3日から梅田駅の改良工事に着手します。現在、「大阪神ビルディング(阪神百貨店梅田本店)」などの建て替え及び周辺公共施設の整備を進めており、梅田駅北側(地下1階)においては、東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備に着手しています。

 この拡幅整備を機に、東西地下道の直下(地下2階)にも構造物を一体的に構築し、駅空間を拡大することで、ホーム拡幅を行い、合わせて可動式ホーム柵の設置、西改札口側のバリアフリー化等の整備を図ることとしました。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

梅田駅改良工事の概要
◆ 駅空間の拡大及びホームの拡幅・延伸
 ① 駅空間の拡大-現在の駅空間を北側(1番線ホーム側)に拡大させます。具体的には、駅北側に、上下2層の地下構造物を構築し、下層部を駅施設として整備し、駅空間を拡大します。 (注)上層部は、東西地下道の拡幅部分となります。

 ② 配線変更及びホームの拡幅-①の駅施設の拡幅部に新たに線路を敷設するとともに、3番線を廃止してホーム2面を拡幅します。

 ③ 4番線ホームの延伸(6両編成対応)-4番線を東に延伸し、同線を6両編成の車両に対応できるようにします。

◆ 可動式ホーム柵の設置
 ホームに、可動式ホーム柵を設置します。

◆ 昇降設備の整備(バリアフリー化)
 西改札口側にエレベーター及びエスカレーターを新設します。

◆ その他
 東・西両改札口の駅務室等の配置変更を行うとともに、駅施設の美装化を行います。

◆ 工期
 2015年03月03日~2022年度末(予定)


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平面図(梅田駅改良工事の概要)
 駅構内の線路配線を変更します。北側に拡大した部分に線路を新たに敷設する一方で、3番線を廃止します。

 線路の数は現在と同じ4本です。ホームの数は現在の5面から4面に減りますが、ホームの幅が大幅に広がります。4番線ホームを東側に伸ばし、6両編成列車の停車に対応できるようにします。

 「可動式ホーム柵(ホームドア)」も整備します。西改札口側には、「エレベーター」と「エスカレーター」を新設し、バリアフリー化を図ります。


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断面図(梅田駅改良工事の概要)
 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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現在の「1番線」です。梅田駅改良工事により「(新)2番線」となります。


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北側の壁は撤去されます。北側の壁の向こうに側に「(新)1番線」を建設します。北側の壁の向こうに側には、将来の拡張に備えた「幻の0番線」が存在するという都市伝説がずっと前からありますが本当なのでしょうか?


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現在の「2番線」です。梅田駅改良工事により「(新)3番線」となります。


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梅田駅改良工事により現在の「3番線」は廃止されてホームを拡幅します。

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2015年2月22日 (日)

大阪府・大阪市 難波宮跡公園整備 南部ブロックで「大極殿(だいごくでん)」の建物復元を検討!

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-難波宮跡公園整備-
 大阪府と大阪市は、2015年度に大阪城の南側に位置する難波宮跡公園南部ブロックに「大極殿(だいごくでん)」の建物を復元できる可能性を検討する経費を2015年度予算案に計上しました。

 日刊建設工業新聞(2015/02/18)
 大阪府、大阪市/難波宮跡公園整備/南部ブロックで大極殿建物復元検討

 大阪府・予算編成過程公表サイト
 平成27年度当初予算(部長復活要求) 難波宮跡公園整備事業

 「大極殿」については、1971~1980年に基壇部を再現しています。建物復元までには、長期にわたる事業期間と多額の事業費が必要になるとみられていますが、復元の可能性を含めた公園のあり方について、専門家を交え2015年度中にも方向性を決めたい意向です。

 神社仏閣や古代遺跡が大好きな私としては是非とも実現して欲しいと思っています。現在の難波宮跡はあまりにも貧弱なので、奈良の平城宮跡のように少しずつ復元して欲しいです。

 「難波宮」は、飛鳥時代・奈良時代の古代宮殿です。「なにわのみや」と読みますが、私は高校の日本史で習うまで「なんばきゅう」と読むのかと思っていました(笑)。


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第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)

 「大極殿」の復元はすでに例があります。奈良の平城宮跡の中心となる建物である「第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)」は、総工費約180億円をかけて「竹中・浅沼・森本特定建設工事共同企業体(竹中工務店、淺沼組、森本組JV)」の施工により復元されました。

 大極殿復元の詳細(竹中工務店・ソリューション)
 平城宮跡第一次大極殿正殿復原工事


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「第一次大極殿」を別角度から見た様子です。幅約44m、奥行約20m、地面より高さ約27mの規模で復原されています。

 基壇下部には地震対策として「免震装置」を設置し、基壇躯体には超高耐久コンクリート(500年コンクリート)を採用しています。


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「第一次大極殿」の天井です。壁には「四神(青竜、朱雀、白虎、玄武)」と「十二支図(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)」が描かれています。


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天皇の玉座に当たる「高御座(たかみくら)」です。京都御所「紫宸殿(ししんでん)」の高御座をモデルにして復元されました。


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朱雀門(すざくもん)

 平城宮跡では、第一次大極殿より前に「朱雀門(すざくもん)」が復元されています。「朱雀門」は、条坊制の古代都市において南側に位置する正門です。

 「朱雀(すざく)」は、中国の伝説上の四神である東の守護獣「青竜(せいりゅう)」、南の守護獣「朱雀(すざく)」、西の守護獣「白虎(びゃっこ)」、北の守護獣「玄武(げんぶ)」からきています。


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「朱雀門」です。総工費約34億円をかけて「竹中工務店」の施工により復元されました。フジテレビのドラマ「鹿男あをによし」のロケ地としても有名です。

 朱雀門復元の詳細(竹中工務店・ソリューション)
 平城宮跡 朱雀門

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梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2015/02/19

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2015年2月19日 解体工事が行われている「新阪急ビル」です。


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撮影日2015年2月19日
 解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年2月19日 屋上部分です。


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撮影日2015年2月19日 南側部分です。


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撮影日2015年2月19日 北側部分です。


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撮影日2015年2月19日
 「阪神梅田本店」は、2015年2月18日(水)~20日(金)の3日間、売場の移設等のため休業していました。


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2015年2月21日から約6割の売場面積で営業

 「阪神梅田本店」は、工事による売場面積の削減を最小限に抑え、約6割の売場面積を確保し、営業しながら建て替え工事を行います。2015年2月21日(土)からは、営業面積が約53,400㎡から約33,000㎡に削減されています。

 引用資料 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2015/01/20)
 阪神梅田本店建て替えⅠ期工事が本格化 「いよいよ建て替え 阪神冬の売りつくし」を開催!

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2015年2月21日 (土)

阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 甲子園駅~武庫川駅間下り線を高架に切替え 2015年3月14日始発から運行開始!

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-阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)-

 「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、阪神電気鉄道「甲子園駅」~「武庫川駅」間の約1,870mを高架化することにより6ヶ所の踏切を除去します。

 新たな交差道路の整備を行って、道路交通の安全性の向上と円滑化を図ります。また土地区画整理事業による鳴尾駅周辺整備と合わせて市街地の一体化を図ります。

 「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、兵庫県を事業主体とし、西宮市、阪神電気鉄道の三者で施行します。

● 2015年3月14日から下り線を高架に切り替え
 工事の進捗に伴い、2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)を、高架線路に切り替えて運行を開始します。

 新しく下りホームが高架になる「鳴尾駅」には、ホームに通じるエレベーター・エスカレーターを新設します。 

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 甲子園駅~武庫川駅間下り線を高架に切替え ~2015年3月14日始発から~

阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)
◆ 事業名称-阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)
◆ 事業区間-阪神電気鉄道本線甲子園駅~武庫川駅間
◆ 延長-約1,870m
◆ 踏切除却数-6ヶ所
◆ 対象駅-鳴尾駅
◆ 事業主体-兵庫県
◆ 事業期間-2003年度~2018年度予定
◆ 総事業費-約297億円


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「鳴尾駅」の完成予想図です。


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建設中の高架の「鳴尾駅」を南東側から見た様子です。2015年3月14日(土)から供用開始されます。

 2012年10月に「仮下り線路」に切り替えられました。それからわずか2年半足らずで下り線は高架に移行します。2012年11月28日の撮影時には、まだ「鳴尾駅」の下りホームの解体が行われていました。

 ほとんどの鉄道の高架橋の工事はなかなか進みません。こんなにスピードの速い高架工事は珍しいです。


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特徴的なホーム屋根となっています。


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仮設の「鳴尾駅」のホーム東端から東側(梅田側)を見た様子です。


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仮設の「鳴尾駅」です。奥に下りホームが高架になる「鳴尾駅」が見えます。


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仮設の「鳴尾駅」のホーム西端から西側(三宮側)を見た様子です。


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「甲子園駅」の上りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。すぐ東側で「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。


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架線の取り付けも終わっています。


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軌道の設置も終わっています。


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「甲子園駅」の下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。改良工事中の阪神本線甲子園駅は、下りホームの拡幅について、2015年3月14日(土)から供用開始します。

 2つの工事は一体的に行われていたので、甲子園駅~武庫川駅間の下り線を高架に切り替える日にピッタリ合わせています。

● 下りホームを拡幅(2015年3月14日から供用開始)
 「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅の下りホームの拡幅について、2015年3月14日(土)から供用開始すると発表しています。

 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 甲子園駅のホーム拡幅がまもなく完了 ~3月14日下りホーム、3月21日下り降車専用ホーム~

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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 下りホームの拡幅は、2015年3月14日から供用開始!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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下りホームを拡幅(2015年3月14日から供用開始)

 「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用を開始します。

 新たに、下りホームの拡幅について、2015年3月14日(土)から供用開始されると発表がありました。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 甲子園駅のホーム拡幅がまもなく完了 ~3月14日下りホーム、3月21日下り降車専用ホーム~

 「下り降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始されます。「第87回選抜高等学校野球大会」が、2015年3月21日(土)~4月1日(水)までの12日間開催されますが、初日から使用出来るようになります。


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改良工事中の阪神本線甲子園駅です。


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現在の「下り線ホーム」はかなり狭いですが、南側に拡幅される事により広くなります。


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南側に「4番線」の軌道が移設されます。現在の「4番線」の軌道は、「下り線ホーム」となります。


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移設される「4番線」の軌道です。一部ではレールが敷かれています。


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「下り線降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始されます。「第87回選抜高等学校野球大会」が、2015年3月21日(土)~4月1日(水)までの12日間開催されますが、初日から使用出来るようになります。 

 ただし、今までと同じように「下り線降車専用ホーム」は、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用になると思われます。


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「臨時改札口」の前あたりです。2015年3月21日(土)から、下り降車専用ホームと西改札を結ぶエレベーターを供用開始します。


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建て替え中の「東改札口」です。


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建て替え中の「東改札口」を地上から見た様子です。新しい「東改札口」は、2015年3月19日(木)から供用開始します。


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下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。すぐ東側では「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。2つの事業は一体的に行われています。

 甲子園駅の下りホーム拡幅の供用開始と甲子園駅~武庫川駅間の下り線を高架に切り替える日をピッタリ合わせています。

● 2015年3月14日から下り線を高架に切り替え
 2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)を、高架線路に切り替えて運行を開始します。 

 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 甲子園駅~武庫川駅間下り線を高架に切替え ~2015年3月14日始発から~

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2015年2月20日 (金)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称) 2015/02/19 地上部分の鉄骨建方が本格化!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.50㎡
◆ 延床面積-150,438.23㎡(容積率対象面積133,971.62㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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撮影日2015年2月19日 全景です。


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撮影日2015年2月19日 敷地北側部分です。


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撮影日2015年2月19日
 1階床に「デッキプレート」が敷かれています。「鉄筋トラス付きデッキプレート」となっています。「鉄筋トラス付きデッキプレート」の上に、更に鉄筋の配筋が行われています。

 「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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撮影日2015年2月19日
 「V-JET工法(大口径高速施工高圧噴射撹拌工法)」で構築したと思われる円柱状の「止水壁」の内側で、外壁の鉄筋の配筋が行われています。円柱状の「止水壁」は、内側が削られて、ほとんどがすでに半円柱状になっています。


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撮影日2015年2月19日 敷地南側部分です。


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撮影日2015年2月19日 地上部分の鉄骨建方が本格的に始まっています。一部はすでに2階(3FL)まで到達しています。


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撮影日2015年2月19日 「デッキプレート」が準備されています。


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撮影日2015年2月19日 「デッキプレート」は、「鉄筋トラス付きデッキプレート」となっています。


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撮影日2015年2月19日
 柱は、「建入れ直し治具」を8個(柱の4面×2個ずつ)取り付けて柱を自立させている様子がわかります。床には柱を自立させるための「建入れ直し治具」が準備されています。


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撮影日2015年2月19日 「クローラークレーン」で鉄骨の柱を吊り上げています。


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撮影日2015年2月19日
 鉄骨の柱のアップです。足場等がすでに取り付けてあります。更に「建入れ直し治具」が8個(柱の4面×2個ずつ)セットしてあります。


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撮影日2015年2月19日 「建入れ直し治具」により、柱は支えが無くてもすぐに自立します。


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撮影日2015年2月19日
 「開口部」です。「逆打ち工法」では地下階の工事を1階床の「開口部」から行います。この現場は、「開口部」に地下階の建設現場に「ダンプトラック」などが直接乗り入れるようにスロープが設けられています。もう少しすると地下階の建設工事が本格的に始まると思われます。


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撮影日2015年2月19日 南側から見た様子です。制振装置の「オイルダンパー」が2基見えます。


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撮影日2015年2月19日 「オイルダンパー」は目隠しされています。


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撮影日2015年2月19日 北東側から見た様子です。


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撮影日2015年2月19日 南東側から見た様子です。

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ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー 2015年2月17日の建設状況

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-ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー-

 「(仮称)神戸ハーバーランドマンション計画」は、「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」の西側の駐車場跡に建設中の超高層タワーマンションです。

 概要は、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ123.346m、総戸数345戸(他に管理人室等)で、正式名称は「ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー」となっています。

ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸ハーバーランドマンション計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目75番4号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線(JR神戸線)「神戸」駅より徒歩7分、神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩8分、神戸高速鉄道東西線「高速神戸」駅より徒歩11分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部123.346m
◆ 敷地面積-4,292.96㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,447.97㎡
◆ 延床面積-42,590.12㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-345戸(他に管理人室等)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、近畿菱重興産、三菱倉庫、安田不動産、山陽電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年05月27日
◆ 竣工-2015年10月中旬予定
◆ 入居開始-2015年12月中旬予定

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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「クレヴィアタワー神戸ハーバーランド」とのコラボです。


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北東側から見た様子です。


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敷地北側には、街との協調性に配慮した緑豊かで開放的な空間となる「ガーデンテラス」を配置します。


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「プレキャストコンクリート」の部材です。


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北西側から見た様子です。

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2015年2月19日 (木)

JR西日本 三ノ宮駅ビル建て替えへの準備? JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事

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-JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事-
 JR西日本が三ノ宮駅ビルを建て替える構想が出ていますが、その後一向に動きがありません。

 しかし、三ノ宮駅前南側にある駐車場で、「JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事」が始まりました。 

 三ノ宮駅ビル建て替えへの準備なのか? それとも全く関係ないのか? いろいろな現場を見てきましたが、JR西日本は工事の詳細を明らかにする事はまずないのでさっぱり分かりません・・・


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東側から見た様子です。


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駐車場の南側が「仮囲い」で囲まれています。


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掘削機も登場しています。


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北東側から見た様子です。


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工事名は「JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事」、発注者は「ジェイアール西日本ホテル開発」、施工者はJR西日本の持分法適用関連会社の「大鉄工業」となっています。

 「労災保険関係成立票」によると、工期は2014年12月8日~2015年9月27日(予定)となっています。

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P&Gジャパンの本社となる「森本倉庫三宮ビル北館」 2015年2月17日の建設状況

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-森本倉庫三宮ビル北館-
 一般消費財大手の「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」は、六甲アイランドにある本社の移転先を、神戸三宮に建設中の「森本倉庫三宮ビル北館」に決めています。

 地上13階、地下2階、高さ62.036mのオフィスビルが建設中です。建築主は「森本倉庫」、設計者・施工者は「竹中工務店」となっています。
 「三宮ビル北館」の南側には、「三宮ビル南館」があります。「三宮ビル北館」が建て替えられるとツインビルになります。


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全景です。


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ゆっくり上に伸びています。


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床に鉄筋の配筋が行われています。


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鉄筋の配筋のアップです。


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外壁に鉄筋が見えます。外壁に建物外周部に位置する柱・梁を兼ねた構造体としてビルを支える機能を持たせているようです。



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南西側から見た様子です。すっかり「養生シート」で目隠しされました。 


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「りそな銀行 神戸支店」が、2016年1月に移転予定のようです。

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2015年2月18日 (水)

明石市 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業 2015年2月17日の建設状況

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-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業-

 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が計画されています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 概要は、地上34階、塔屋2階、地下1階、高さ116.975m、延床面積66,057.83㎡です。大きな塔屋があるので、最高部の高さは125m近くあります。

 引用資料 再開発組合公式HP
 明石駅前南地区市街地再開発組合 

 野村不動産 ニュースリリース(PDF:2014/08/07)
 明石駅直結!公共施設・商業・住宅の複合再開発 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業着工(野村不動産、アートプランニング、関電不動産) 

 用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。
 総戸数は216戸(分譲予定戸数199戸)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われる予定です。

明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下1階
◆ 建物高さ-軒高116.975m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡
◆ 建築面積-7,036.07㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(分譲予定戸数199戸)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月31日予定


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「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。


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敷地東側部分です。


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超高層の「住宅棟」が建設される分部です。超高層の「住宅棟」は、地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用する予定です。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わり、「アースドリル掘削機」が姿を消していました。


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少し角度を変えた様子です。


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「乗入れ構台」を支える支柱となる「H形鋼」を組んでいます。周囲に「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で構築した「山留め壁」が見えます。


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この部分はまだ掘削されていません。後施工になるようです。


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南側の歩道橋から見た敷地東側部分です。


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超高層の「住宅棟」が建設される部分です。


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敷地西側部分です。


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掘削が進んでいます。


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南側の歩道橋から見た敷地西側部分です。


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「乗入れ構台」です。

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ジ・アーバネックスタワー神戸元町通 2015年2月17日の建設状況

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-ジ・アーバネックスタワー神戸元町通-

 竣工した「ザ・レジデンス神戸元町通」の隣りの駐車場(ホテルシェレナ跡地の一部)だった場所にマンションが建設中です。

 計画名は「(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画」で、地上27階、軒高約90m、200戸(別途、管理室1戸、スカイラウンジ1戸)です。正式名称は「ジ・アーバネックスタワー神戸元町通」となっています。

● 大林新星和不動産
 事業主(売主)3社の中の1社である「新星和不動産」が、「大林新星和不動産」に変更になっています。

 「新星和不動産」は「大林組」の連結子会社でしたが、大林組が2014年10月1日に連結子会社の「大林不動産」と「新星和不動産」を合併させたため大林不動産を存続会社とする「大林新星和不動産」に変更になりました。

ジ・アーバネックスタワー神戸元町通の概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区元町通六丁目2番1、2番3(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅徒歩6分、阪神電車神戸高速線「西元町」駅徒歩3分、市営地下鉄海岸線「みなと元町」駅徒歩5分、阪急電鉄神戸高速線「花隈」駅徒歩6分
◆ 階数-地上27階
◆ 高さ-軒高約90m
◆ 敷地面積-1,826.65㎡
◆ 建築面積-918.59㎡(建築確認表示面積)
◆ 延床面積-18,343.02㎡(建築確認表示面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計20本)
◆ 地震対策-免震構造(建物と地盤の間に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、オイルダンバー」を設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-200戸(別途、フロントオフィス(管理室)1戸、スカイラウンジ(集会室)1戸)
◆ 建築主-大阪ガス都市開発、大林新星和不動産、大和ハウス工業
◆ 設計者・監理者-(意匠設備設計・監理)IAO竹田設計、(構造設計・監理)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年07月08日(解体工事含む)
◆ 竣工-2016年01月中旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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南側から見た様子です。


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東側から見た様子です。「ザ・レジデンス神戸元町通」とはかなり接近しています。


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北西側から見た様子です。

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2015年2月17日 (火)

京都市 市庁舎整備基本構想(本庁舎改修、北庁舎建替え、西庁舎建替え、分庁舎新築)の予定地

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-京都市・市庁舎整備基本構想-

 京都市役所の市庁舎は、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。

 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居しており、年間約4億5千万円の賃借料を支払っています。そのため京都市は、「市庁舎整備基本構想」を進めています。

 引用資料 京都市・公式HP → 市庁舎整備(PDFに詳細)

 計画では、歴史的価値の高い「本庁舎」は外観を保存し、耐震補強工事を施します。「北庁舎」と「西庁舎」は建替えます。押小路通りを挟んで北側にある駐車場(妙満寺跡地)に、「分庁舎」を新築します。

 事業費は総額277億円を見込みます。内訳は「本庁舎」が60億円、「西庁舎」が15億円、「北庁舎」が80億円、「分庁舎」が92億円、用地費や連絡通路整備費などその他が30億円となっています。


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「市庁舎整備基本構想」の完成イメージです。


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「市庁舎整備基本構想」は、本庁舎の改修、北庁舎の建替え、西庁舎の建替え、分庁舎の新築が行われます。


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配置図です。建替えや新築によって、延床面積が現在の31,877㎡から約58,200㎡に広がります。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、免震ビルに生まれ変わります。「地下階柱頭免震」を採用します。

 また上部の構造についても「耐震壁」の増設や「アウトフレーム(補強躯体)」の新設を行います。


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「本庁舎」を正面から見た様子です。


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北庁舎(建て替え)

 地上7階、地下2階、延床面積約17,300㎡(着席想定人数950人)に建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「免震構造」を採用します。


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「北庁舎」を北西側から見た様子です。


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西庁舎(建て替え)

 地上5階、地下1階、延床面積約2,700㎡(着席想定人数100人)に建て替えられます。地震対策として「免震構造」を採用します。


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「西庁舎」を少し角度を変えて見た様子です。


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分庁舎(新築)

 押小路通りを挟んで北側にある駐車場(妙満寺跡地)に、地上3階、地下2階、延床面積約21,500㎡(着席想定人数1,400人)の「分庁舎」を新築します。地震対策として「免震構造」を採用します。

 地上3階と低いのは、この部分は現行高さ制限が15mと非常に厳しいためです。京都市が定めた条例を京都市が破る訳にはいきません。

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2015年2月16日 (月)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2015/02/12 仮囲いが設置される!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い徐々に閉店しています。


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「つみたろう氏」に完成予想図と範囲図が掲示されたと教えて頂いたので見てきました。この完成予想図は一部を拡大して撮影したものです。

 顔や服装までやたらリアルに描かれていました。柱の南北側に「壁面緑化」が行われ、東西側に「デジタルサイネージ」が設置されています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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東広場の「ホワイティうめだ」側の仮囲いです。


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阪神百貨店梅田本店北側の「中央通路」東側の仮囲いです。


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仮囲いに完成予想図と範囲図が掲示されています。


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現在の「中央通路」です。


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「西通路」を西側から見た様子です。


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「ぶらり横丁」はまだ一部営業しています。


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「ぶらり横丁」の閉鎖された部分です。


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「都市計画道路大阪駅前1号線」の真上の地上部分です。地上部分も大きく変わる予定です。

 この地下では大工事が行われます。地下鉄の駅舎建設並の大工事になります。工事期間中は、道路が一面「メトロデッキ(路面覆工板)」で覆われると思われます。 


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 「阪神電気鉄道」は、2015年3月3日から梅田駅の改良工事に着手します。現在、「大阪神ビルディング(阪神百貨店梅田本店)」などの建て替え及び周辺公共施設の整備を進めており、梅田駅北側(地下1階)においては、東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備に着手しています。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 この拡幅整備を機に、駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。

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2015年2月15日 (日)

梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2015/02/12

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2015年2月12日
 解体工事が行われている「新阪急ビル」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年2月12日
 ブログにカテゴリーを新設しました。今までは「31 大阪市・北部② (2009年~)」内にUPしていましたが、大プロジェクトのため「01 梅田1丁目1番地計画」として独立させました。

 このプロジェクトが具体化した2年前から独立させないといけないと思っていましたが、やっと実行しました。
 こんな簡単な事に2年もかかるとは・・・ 私は人生すべてこの調子です(笑)。何事においてもすぐに行動すれば人生もかなり変わっていたと思います(涙)。


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撮影日2015年2月12日 屋上部分です。


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撮影日2015年2月12日 重機を使ってバリバリ解体しています。


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撮影日2015年2月12日 「新阪急ビル」は、地上12階、地下5階でしたが、この部分は地上11階分部の解体も始ったようです。


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撮影日2015年2月12日 北側部分です。


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撮影日2015年2月12日 ビル西側の凹んだ部分にクレーンを設置しています。

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京都大学のiPS細胞研究拠点(第2研究棟、第3研究棟、総合研究棟) 第3研究棟がやっと落札

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-京都大学・iPS細胞研究所-

 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 すでに竣工している第1研究棟の「CiRA(サイラ)」に続き、「第2研究棟」が建設中、更に「第3研究棟、総合研究棟」も動き出そうとしています。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内 


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① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)
 2010年5月8日に竣工式・開所式が行われた「CiRA(サイラ:Center for iPS Cell Research and Application) 京都大学iPS細胞研究所」です。

 研究者と職員の人員は、臨床応用を目指す研究の拡大などで建物内に収まり切れなくて、周辺の京都大学の施設や民間の建物を間借りしている状態です。


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② 第2研究棟

 「第2研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積5,478.53㎡です。「メディカルイノベーションセンター棟」の東側かつ「京都大学iPS細胞研究所」の北側に建設中です。

 「第2研究棟」は、「第1研究棟」と渡り廊下で接続し、研究の拡大に伴うスペース不足を解消するために利用されます。


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③ 第3研究棟

 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,680.46㎡です。「第1研究棟」の東側で、現在、病院地区給水センターが位置する場所に建設されます。

 「第3研究棟」の新設に伴い給水センターは取り壊されます。工事に先立って、給水センター棟がアーチェリー場跡地に建設されます。

 「第3研究棟」は、再生医療用のiPS細胞を作製し備蓄する「iPS細胞ストック」事業の拠点施設となる見通しです。

● 第3研究棟がやっと落札
 「第3研究棟」は、全国的な建築資材の高騰や人材の不足により、参加した全社が予定価格を上回り、落札者が決まらず、再公告していました。2015年2月10日にやっと落札者が決まりました。

 建設ニュース(2015/02/10)
 17・1億円で松村組/iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事/京都大学


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「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」の建築計画の概要です。


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④ 総合研究棟

 「総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積約11,900㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

 「総合研究棟」も2014年10月に一般競争入札を行いましたが、入札金額が予定価格を超過して落札者が決まっていません。全国的な建築資材の高騰や人材の不足はかなり深刻なようです。

 建設ニュース(2014/10/21)
 2回とも入札不調/PFIの医薬系総合研究棟施設整備/京都大学


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敷地内では、「埋蔵文化財発掘調査」を行っているようです。建設予定地にあった薬学部栽培温室は、薬学部本館西側の薬草園内に移設されています。

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2015年2月14日 (土)

新ダイビル 2015/02/12 敷地の四隅に「羊のオブジェ」が復活!

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撮影日2015年2月12日 「新ダイビル」の遠景です。

新ダイビルの概要
◆ 計画名-新・新ダイビル(仮称)新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一目1番1
◆ 交通-京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩5分
◆ 階数-地上31階、塔屋3階、地下2階
◆ 建物高さ-最高部148.50m
◆ 敷地面積-8,426.76㎡
◆ 建築面積-3,075.18㎡
◆ 延床面積-76,074.95㎡(容積率対象面積67,322.48㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振ブレース、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-ダイビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2012年08月22日(起工式)
◆ 竣工-2015年03月末予定


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撮影日2015年2月12日 南西側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地を南西側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 フェンスが撤去されて敷地内が完全に見えるようになっていました。


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撮影日2015年2月12日
 敷地南西側の「羊のオブジェ」です。「旧新ダイビル」のシンボルであった「羊のオブジェ」が復活しています。

 「旧新ダイビル」は、ビルの低層部の四隅に「羊のオブジェ」が鎮座していましたが、流石に新しいビルには無理なので、敷地内の四隅に設置されています。


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撮影日2015年2月12日 低層部を南西側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 
 3階は「機械室」のため窓がありません。3階は階高が他のフロアの2倍の高さがあります。中間に庇(ひさし)があるのでパッと見は3階と4階のように見えます。


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撮影日2015年2月12日 窓はありませんが、外壁のデザインが凝っています。


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撮影日2015年2月12日 1階と2階のガラスです。


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撮影日2015年2月12日 1階と2階は、「EPG構法(エッジ支持)」の「ガラスカーテンウォール」のようです。


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撮影日2015年2月12日 敷地南側部分を西側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地南側の植栽の様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地内に路面ブロックが敷かれています。


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撮影日2015年2月12日 敷地を南東側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地南東側の「羊のオブジェ」です。


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撮影日2015年2月12日 南東側に「横断歩道」の白いラインが引かれました。


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撮影日2015年2月12日 敷地東側部分を南側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地を北東側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 敷地北東側の「羊のオブジェ」です。まだ目隠しされていました。


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撮影日2015年2月12日
 敷地北側部分を東側から見た様子です。敷地北側の道路は、残念ながら「電線地中化・電柱地中化」は行われないようです。


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撮影日2015年2月12日 敷地を北西側から見た様子です。敷地北西側の公開空地はかなり広いです。


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撮影日2015年2月12日
 敷地北西側の「羊のオブジェ」です。このままではあまりにもピカピカで質感が無いので、塗装などが行われるかも知れません。「経年変化」による質感の変化を考慮してのピカピカ仕上げかも知れませんが・・・


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撮影日2015年2月12日 敷地北側の植栽を西側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日
 敷地西側の植栽を南側から見た様子です。敷地西側は公開空地が広く大規模に植栽が行われています。

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姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)ホテルモントレ姫路」 建設予定地の現状

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-(仮称)ホテルモントレ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。

 その後、姫路市から地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小され、全国的な建築資材や人材の不足により、開業が1年程度遅れる見通しが発表されましたが、それ以降新しいニュースがありません。


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北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。敷地北側は「埋蔵文化財発掘調査」のために掘削してそのままになっています。敷地の南側の「埋蔵文化財発掘調査」はすでに終わっています。

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2015年2月13日 (金)

阪神電気鉄道 梅田駅の大規模改良工事(ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化) 2015年3月3日に着手!

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-阪神電気鉄道 梅田駅-
 私の1日行動として自宅に帰ってきたら、まず明日のブログのネタはないかな? といろいろなデベロッパーなどのニュースリリースを見ます。
 鉄道関係は「レスポンス」で情報収集する場合が多いです。昨日は久しぶりにビックリしました。このような予想もしていなかった大きなニュースが出ると狂喜乱舞してしまいます(笑)。

 「大阪神ビルディング(阪神百貨店梅田本店)」の建て替え工事に伴い阪神梅田駅を北側に拡幅するというウワサは前からあったのですが、まさかまさかの本当だったようです。

● 阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 「阪神電気鉄道」は、2015年3月3日から梅田駅の改良工事に着手します。現在、「大阪神ビルディング(阪神百貨店梅田本店)」などの建て替え及び周辺公共施設の整備を進めており、梅田駅北側(地下1階)においては、東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備に着手しています。

 この拡幅整備を機に、東西地下道の直下(地下2階)にも構造物を一体的に構築し、駅空間を拡大することで、ホーム拡幅を行い、合わせて可動式ホーム柵の設置、西改札口側のバリアフリー化等の整備を図ることとしました。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

梅田駅改良工事の概要
◆ 駅空間の拡大及びホームの拡幅・延伸
 ① 駅空間の拡大-現在の駅空間を北側(1番線ホーム側)に拡大させます。具体的には、駅北側に、上下2層の地下構造物を構築し、下層部を駅施設として整備し、駅空間を拡大します。 (注)上層部は、東西地下道の拡幅部分となります。

 ② 配線変更及びホームの拡幅-①の駅施設の拡幅部に新たに線路を敷設するとともに、3番線を廃止してホーム2面を拡幅します。

 ③ 4番線ホームの延伸(6両編成対応)-4番線を東に延伸し、同線を6両編成の車両に対応できるようにします。

◆ 可動式ホーム柵の設置
 ホームに、可動式ホーム柵を設置します。

◆ 昇降設備の整備(バリアフリー化)
 西改札口側にエレベーター及びエスカレーターを新設します。

◆ その他
 東・西両改札口の駅務室等の配置変更を行うとともに、駅施設の美装化を行います。

◆ 工期
 2015年03月03日~2022年度末(予定)


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平面図(梅田駅改良工事の概要)
 駅構内の線路配線を変更します。北側に拡大した部分に線路を新たに敷設する一方で、3番線を廃止します。

 線路の数は現在と同じ4本です。ホームの数は現在の5面から4面に減りますが、ホームの幅が大幅に広がります。4番線ホームを東側に伸ばし、6両編成列車の停車に対応できるようにします。

 「可動式ホーム柵(ホームドア)」も整備します。西改札口側には、「エレベーター」と「エスカレーター」を新設し、バリアフリー化を図ります。

 それにしても「可動式ホーム柵(ホームドア)」も整備とはビックリですね! 全てが「頭端式ホーム」なので、ホームを高速で列車が通過するわけではありません。
 そのため「可動式ホーム柵(ホームドア)」を整備するなんて夢にも思っていませんでした。


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断面図(梅田駅改良工事の概要)
 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。

 このようになるウワサは前からあったのですが、まさかまさかの本当だったようです。ビックリしました!


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現在の阪神電気鉄道の「梅田駅」です。改良工事によりこの光景が大きく変わることになります。

 工期は2015年3月3日~2022年度末までの予定です。工期が約8年間あるので取材のネタが増えてうれしいです。

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中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称) 2015/02/12 「立柱式?」地上部分の鉄骨建方が始まる!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.50㎡
◆ 延床面積-150,438.23㎡(容積率対象面積133,971.62㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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撮影日2015年2月12日 全景です。


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撮影日2015年2月12日 敷地北側部分です。


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撮影日2015年2月12日
 1階床に「デッキプレート」が敷かれています。「鉄筋トラス付きデッキプレート」となっています。「鉄筋トラス付きデッキプレート」の上に、更に鉄筋の配筋が行われています。

 「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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撮影日2015年2月12日
 「V-JET工法(大口径高速施工高圧噴射撹拌工法)」で構築したと思われる円柱状の「止水壁」の内側で、外壁の鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2015年2月12日 役目を終えた「クローラークレーン」が解体されています。


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撮影日2015年2月12日
 敷地南側部分です。1階床のコンクリートの打設が終わっています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。すでに「クローラークレーン」と「ラフテレーンクレーン」が1階床の上で稼働しています。


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撮影日2015年2月12日 「開口部」で稼働していた2台の「ラフテレーンクレーン」が姿を消していました。


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撮影日2015年2月12日 1本だけ地上部分の鉄骨が姿を現しています。いよいよ地上部分の鉄骨建方が始まりました。


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撮影日2015年2月12日 地上部分の鉄骨のアップです。


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撮影日2015年2月12日
 鉄骨の奥に簡易なテントが見えます。2015年2月12日に「立柱式」が行われた可能性があります。ネットで調べてみましたが、「立柱式」が行われたのかは分かりませんでした。

 「あべのハルカス」は、報道陣も招いて盛大に「立柱式」が行われましたが、通常の「立柱式」は、施主と工事関係者だけを招いて来賓は招かずに小規模に行われます。

 柱は、「建入れ直し治具」を8個(柱の4面×2個ずつ)取り付けて柱を自立させている様子がわかります。


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撮影日2015年2月12日 
 柱を自立させるための「建入れ直し治具」がたくさん準備されています。これから本格的に地上部分の鉄骨立方が始まります。


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撮影日2015年2月12日 北東側から見た様子です。


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撮影日2015年2月12日 南東側から見た様子です。

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2015年2月12日 (木)

大阪市営地下鉄 御堂筋線心斎橋駅の「可動式ホーム柵(ホームドア)」 2015年3月から運用開始予定

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-御堂筋線の可動式ホーム柵(ホームドア)-

 大阪市交通局では、大阪市営地下鉄のさらなる安全性の向上を図るため「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置を進めています。

 2014年12月12日に、千日前線全駅への「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置が完了しました。
 千日前線以外の「今里線、長堀鶴見緑地線、南港ポートタウン線」の3路線にも設置が完了済みです。

 今回、新たに地下鉄御堂筋線の「心斎橋駅、天王寺駅」に「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置します。

 大阪市交通局 可動式ホーム柵
 天王寺駅と心斎橋駅の設置工事期間や運用開始時期等

● 心斎橋駅の可動式ホーム柵(ホームドア)
 地下鉄御堂筋線の心斎橋駅の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、1番線(なんば・天王寺・なかもず方面行き)、2番線(梅田・新大阪・千里中央方面行き)共に2015年3月から運用開始予定です。


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心斎橋駅のドーム型ホーム天井部分を南側から見た様子です。ホーム幅はあまり広くないので混み合います。


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ドーム型ホーム天井部分の下は、ホーム幅はあまり広くないですが、「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置しても余裕があります。


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「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、この分部に設置されます。心斎橋駅への「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置準備工事は、2014年11月12日から始まっています。


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ドーム型ホーム天井以外の部分は、ホームに柱が林立しています。


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柱と「可動式ホーム柵(ホームドア)」までの間隔がかなり狭くなります。


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階段の横はもっと厳しいです。

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2015年2月11日 (水)

尼崎市 延床面積約78,000㎡、病床数730床の大規模病院「尼崎総合医療センター(仮称)」 2015年7月にオープン!

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-尼崎総合医療センター(仮称)-

  阪神尼崎駅から北西方向約1.5kmの尼崎市立尼崎産業高校跡地に「尼崎総合医療センター(仮称)」が建設中です。

 「尼崎総合医療センター(仮称)」は、「兵庫県立尼崎病院」と「兵庫県立塚口病院」を統合して新たに開設する延床面積約78,000㎡、病床数730床の巨大病院です。開院は2015年7月を予定しています。

 公式HP → 尼崎総合医療センター(仮称)

 引用資料 兵庫県(PDF:2014/08/26)
 尼崎・塚口統合新病院 基本設計概要

 阪神電車の車内から鉄骨やタワークレーンが見えていたので前から気になっていましたが、やっと現地に行く事が出来ました。

尼崎総合医療センター(仮称)の概要
◆ 計画名-県立尼崎・塚口統合新病院第1期建築工事
◆ 所在地-兵庫県尼崎市東難波町二丁目17番77号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下1階(屋上ヘリポート設置)
◆ 高さ-最高部57.58m 軒高47.68m
◆ 敷地面積-37,120.73㎡
◆ 延床面積-延床面積77,792.36㎡(地下駐車場9,593.31㎡含む)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(138本)
◆ 地震対策-免震構造(免震装置156台)
◆ 用途-病院
◆ 病床数-病床数730床(うち、救命救急62床、総合周産期母子医療センター33床、感染8床)
◆ 診療科-41診療科
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-熊谷・明和・丸正特別共同企業体(熊谷組、明和工務店、丸正建設JV)
◆ 着工-2012年10月20日(起工式) 解体工事含む
◆ 竣工-2014年度予定(第1期建設工事)、2016年度予定(第2期建設工事)
◆ 開院-2015年07月予定
◆ 事業費(概算)-約295億円


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「配置図」です。敷地北側の駐車場の一部は「第2期建設工事」となり、2016年度の供用開始予定となっています。


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外観は完成しています。延床面積約78,000㎡、病床数730床の巨大病院です。


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南西側から見た様子です。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭(138本)」、地震対策として「免震構造(免震装置156台)」を採用しています。


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高層部は「ダブル十字型」×2の平面形状となっています。こんな名称があるのか分かりませんが「クアドラプル(4重)十字型」となっています。

 側面の名称が隠されています。文字数(14文字)および文字の形状から正式名称は「兵庫県立尼崎総合医療センター」になるようです。


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敷地西側部分です。


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敷地西側部分の植栽を南側から見た様子です。


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敷地西側部分の植栽を北側から見た様子です。


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歩道を東側に後退させて、「県道米谷昆陽尼崎線」を拡幅してバス停の工事を行っているようです。


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北西側から見た様子です。写真右側に見えるのが「メインエントランス」です。


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敷地北側部分です。「県道米谷昆陽尼崎線」側からの「一般車両」はここから入ります。


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南西側から見上げた様子です。


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敷地南側部分です。「緊急車両」はここから入ります。


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敷地南側の中央部分に、「尼崎年金事務所」の敷地が食い込んでいます。


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南東側から見た様子です。


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敷地東側部分です。


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敷地のすぐ東側には「庄下川」が流れています。この道は「市道庄下川右岸自転車歩行者道2号線」です。


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北東側から見た様子です。


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北側の棟です。南側の棟とは「連絡通路」で結ばれています。


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敷地北側部分です。

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2015年2月10日 (火)

南海会館ビル建替計画 2015年2月7日の解体状況

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-南海会館ビル建替計画-

 「新南海会館ビル」は、南海電鉄の最重要拠点であるなんばターミナルに直結する、地上29階、地下2階の超高層複合ビルに建て替えられる予定です。

 引用資料 南海電気鉄道・ニュースリリース(2012/02/16)
 南海会館ビル建替計画について 

 低層部には商業・金融サービス施設、高層部には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。

 また、中層部および低層部には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化するホール・カンファレンス、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせたメディカルセンター、さらには、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供するツーリストサロンの導入を図る予定です。

南海会館ビル建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-約154m
◆ 延床面積-約78,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ホール・カンファレンス、商業・サービス施設
◆ 着工-2016年春予定(設備移設等の関連工事は2011年7月より着手済み)
◆ 竣工-2019年春予定


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「南海会館ビル」の場所です。東西の幅が非常に狭いですが、それでも30mくらいはあります。

● 大阪タカシマヤ(なんば高島屋)
 「なんば高島屋」は、3期にわたるリニューアル工事を終え、売場面積が約56,000㎡から約78,000㎡へと約1.4倍に拡大しましたが、「南海会館ビル建替計画」に伴い、西ゾーンの一部賃借エリアを南海電鉄に返却したため売場面積が約4,300㎡減少し、約73,700㎡となっています。


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南東側から見た様子です。


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解体工事が進んでかなり低くなっています。前回の撮影が2014年5月16日だったので、約9ヶ月ぶりです。思いっ切り撮影をサボっていました・・・


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「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2013年5月7日~2015年12月31日(予定)となっています。

 解体工事は、「大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体」で行われています。


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重機を使ってバリバリ解体しています。


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地上から見てもかなり低くなっている様子が分かります。


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西側壁面です。下をたくさんの人が歩いています。歩行者の動線を確保した上での解体工事になります。


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北西側から見た様子です。


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場所的には少し離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」の解体工事も行われています。工期は2014年1月14日~2015年4月30日(予定)となっています。

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なんばセントラルプラザ リバーガーデン 2015年2月7日の建設状況

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-なんばセントラルプラザ リバーガーデン-

 「ルネッサなんば地区」で、「(仮称)難波マンション計画」が建設中です。正式名称は「なんばセントラルプラザ リバーガーデン」となっています。

 地上25階、地下1階の「A棟」、造地上22階の「B棟」、地上25階、地下1階の「C棟」の3棟で構成されています。総戸数553戸の大規模なマンションになります。すでに全戸完売しています。

なんばセントラルプラザ リバーガーデンの概要
◆ 計画名-(仮称)難波マンション計画
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区湊町二丁目5番2(地番)
◆ 交通-JR関西本線「JR難波」駅徒歩1分、地下鉄四つ橋線「なんば」駅徒歩4分、地下鉄千日前線「なんば」駅徒歩4分、阪神なんば線・近鉄難波線「大阪難波」駅徒歩5分、地下鉄御堂筋線「なんば」駅徒歩6分、南海本線・高野線「なんば」駅徒歩7分
◆ 階数-地上25階、地下1階(A棟)、地上22階(B棟)、地上25階、地下1階(C棟)
◆ 高さ-平均GL+74.60m
◆ 敷地面積-5,581.93㎡
◆ 建築面積-3,384.30㎡
◆ 延床面積-60,280.23㎡(容積対象面積48,917.40㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(角型鉛プラグ入り天然積層ゴム、滑り支承、転がり支承、オイルダンパー)、強風時に免震建物の横揺れを低減させる「耐風シアピン」を設置
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-553戸
◆ 建築主-リバー産業
◆ 設計者・監理者-日企設計
◆ 施工者-リバー建設
◆ 着工-2012年10月01日(地鎮祭)
◆ 竣工-2014年09月(A棟・B棟)、2015年09月予定(C棟)
◆ 入居開始-2014年10月(A棟・B棟)、2015年11月予定(C棟)


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東側の「A棟」を北東側から見た様子です。「A棟」は2014年9月に竣工し、2014年10月から入居開始されています。


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「A棟」を南東側から見た様子です。


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南東側から見た「A棟」の下層階の様子です。JR難波駅前中央広場に隣接する東側の公開空地には、「リバー産業」独特のメルヘンチックな建物が建てられています。中にはベンチも設置されています。


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すぐ東側にJR関西本線「JR難波駅」南出口があります。


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JR難波駅前中央広場です。


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南側の「B棟」です。「B棟」は2014年9月に竣工し、2014年10月から入居開始されています。B棟のすぐ南側には「ルネッサなんばタワー」があるので眺望はほとんど望めません。


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西側の「C棟」を北西側から見た様子です。「C棟」は、「A棟・B棟」から1年遅れの2015年9月に竣工予定です。


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「C棟」を南西側から見た様子です。最高部に到達しているようです。

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2015年2月 9日 (月)

阪神梅田本店(大阪神ビルディング)の建て替えに伴う「大阪駅前地下道改良事業」 完成予想図と範囲図が掲示!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。

● 完成予想図と範囲図が掲示
 阪急百貨店と阪神百貨店の間の地下道に「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業および大阪駅前地下道改良事業」の完成予想図と範囲図が掲示されたそうです。

 「つみたろう氏」からメールで写真を送って頂いたのでUPしたいと思います。私は、2月7日にここを歩きましたが全く気が付きませんでした・・・

 新しい「大阪駅前地下道」の完成予想図を見ると今までと全く違いますね。約15mに拡幅されると物凄く広く感じます。
 完成予想図をよく見ると柱の南北側に「壁面緑化」が行われ、東西側に「デジタルサイネージ」を設置しているように見えます。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。予想していたより広範囲に整備されるようです(写真提供つみたろう氏)。


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現在の「大阪駅前地下道」です。そんなに狭い訳ではありませんが、約15m拡幅された完成予想図を見ると狭く感じます。


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「都市計画道路大阪駅前1号線」の真上の地上部分です。地上部分も大きく変わる予定です。

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ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH 2015年2月7日の建設状況

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-ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH-

 長堀橋交差点の南西側に超高層タワーマンションが建設中です。この敷地には、かつて「日産プリンス大阪販売・長堀店」がありました。

 計画名は「(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画」で、地上36階、塔屋1階、地下1階、高さ125.35mの超高層タワーマンションになります。正式名称は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」となっています。

ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTHの概要
◆ 計画名-(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目50番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から徒歩7分、大阪市営地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅から徒歩11分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部125.35m
◆ 敷地面積-1,523.37㎡
◆ 建築面積-952.47㎡
◆ 延床面積-24,631.59㎡(容積対象面積16,749.57㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計25本)
◆ 地震対策-制震構造(低降伏点鋼製制振ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-246戸
◆ 建築主-東急不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション 
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年10月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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撮影時は「6F・7F躯体工事」となっていました。ゆっくり上に伸びています。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」のすぐ南側では、大林組により「日本生命長堀橋ビル解体工事」が行われ更地になっています。

 この敷地を「東急不動産65%、エヌ・ティ・ティ都市開発35%」が取得しています。現在は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」の資材置場となっています。

 この敷地には「(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ」が建設される予定です。名称は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」になると思われます。

(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目45番1、45番6
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部約106m(推定)、建築物98.700m
◆ 敷地面積-1,456.39㎡
◆ 建築面積-886.93㎡
◆ 延床面積-20,220.77㎡(容積対象面積13,979.32㎡)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2015年03月末日予定
◆ 竣工-2017年12月末日予定

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2015年2月 8日 (日)

大阪市営地下鉄 御堂筋線天王寺駅の「可動式ホーム柵(ホームドア)」 2015年2月14日から全ホームで運用開始!

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-御堂筋線の可動式ホーム柵(ホームドア)-

 大阪市交通局では、大阪市営地下鉄のさらなる安全性の向上を図るため「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置を進めています。

 2014年12月12日に、千日前線全駅への「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置が完了しました。
 千日前線以外の「今里線、長堀鶴見緑地線、南港ポートタウン線」の3路線にも設置が完了済みです。

 今回、新たに地下鉄御堂筋線の「心斎橋駅、天王寺駅」に「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置します。

 大阪市交通局 可動式ホーム柵
 天王寺駅と心斎橋駅の設置工事期間や運用開始時期等

● 天王寺駅の可動式ホーム柵(ホームドア)
 地下鉄御堂筋線の天王寺駅の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、2番線(なんば・梅田・中津・新大阪方面行き)が2015年2月1日から運用開始しました。

 3番線(なんば・梅田・新大阪・千里中央方面行き)が2015年2月8日(予定)から運用開始、1番線(あびこ・なかもず方面行き)が2015年2月14日(予定)から運用開始となっています。


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2番線(なんば・梅田・中津・新大阪方面行き)と3番線(なんば・梅田・新大阪・千里中央方面行き)です。両側に「可動式ホーム柵(ホームドア)」が設置されています。


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2番線(なんば・梅田・中津・新大阪方面行き)の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、2015年2月1日から運用開始しています。

 可動式ホーム柵のデザインや色は「千日前線」とほぼ同じです。戸袋に「ラインカラー」を引いて、他都市から来た方や外国人観光客に分かりやすくして欲しいです。


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電車が到着します。


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可動式ホーム柵のドアが開きます。御堂筋線の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、車両側の対応は行われず、従来の設備のままで運用が始まりました。そのせいかレスポンスが少し鈍いような気がします。


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車両のドアが開きます。


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可動式ホーム柵のドアと車両のドアが全開した状態です。


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2番線の「可動式ホーム柵(ホームドア)」を上から見た様子です。


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「可動式ホーム柵(ホームドア)」が直線に設置されている訳では無い事が分かります。


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2番線の「可動式ホーム柵(ホームドア)」を裏側から見た様子です。


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3番線(なんば・梅田・新大阪・千里中央方面行き)の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、2015年2月8日(予定)から運用開始となっています。


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1番線(あびこ・なかもず方面行き)の「可動式ホーム柵(ホームドア)」を上から見た様子です。


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1番線(あびこ・なかもず方面行き)の「可動式ホーム柵(ホームドア)」は、2015年2月14日(予定)から運用開始となっています。

 2015年2月14日と言えば「バレンタインデー」ですね。バレンタインデーと言えば ♪ チョコレイト・ディスコ ♪ ですね(笑)。

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クラッシィタワー南船場 2015年2月7日の建設状況

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-クラッシィタワー南船場-

 「(仮称)中央区南船場1丁目マンション計画」は、「住友商事」が大阪市中央区南船場に建設中の超高層タワーマンションです。正式名称は「クラッシィタワー南船場」となっています。

 概要は、地上30階、地下1階、高さ102.32mとなっています。高さ102.32mは軒高の高さで、最高部は約106m(管理人の推定)くらいあります。

クラッシィタワー南船場の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区南船場1丁目マンション計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場一丁目23番地(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩3分、大阪市営地下鉄中央線・堺筋線「堺筋本町」駅より徒歩7分、大阪市営地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部約106m(管理人の推定)、軒高102.32m
◆ 敷地面積-1,340.58㎡(開発区域面積)、1,336.64㎡(敷地面積)、1,192.18㎡(建築確認対象敷地面積)
◆ 建築面積-646.25㎡
◆ 延床面積-15,788.53㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(20本)
◆ 地震対策-耐震構造(HiRC工法)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-146戸
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年02月25日
◆ 竣工-2015年06月下旬予定
◆ 入居開始-2015年07月下旬予定


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。外観はほぼ完成しています。


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南西側から見た様子です。

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2015年2月 7日 (土)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part3:大屋根に屋根材の膜張りが完了!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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南側から見た大規模にリニューアル工事が行われている阪神電気鉄道「甲子園駅」です。全体工事の完成は2016年度末頃を予定しています。


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大屋根のアップです。新たな甲子園駅の象徴ともいえるホームの大屋根設置については、屋根材の膜張りまで完了しています。

 引き続き照明工事や既存屋根の撤去工事等を進め、2015年内に完成させる予定です。


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少し角度を変えた様子です。


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南側から大屋根を見上げた様子です。


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北側から見た大屋根です。


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北側から大屋根を見上げた様子です。


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下り線ホームから見た大屋根です。


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上り線ホームから見た大屋根です。


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下り線ホーム東側から見た大屋根です。


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建て替え中の「東改札口」です。


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少し角度を変えた様子です。2015年度末には上下線ホームの東改札側にも、エレベーターを設置する予定です。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2015年2月4日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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少し東寄りです。


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敷地東側部分です。


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敷地中央部分です。


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「開口部」に換気装置が設置されています。「菅機械工業(スガキカイ)」製のようです。奥の1台はすでに稼働しているように見えます。

 この現場は「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」は地下が閉ざされた空間になります。
 そのため重機の排気ガス、自然発生のガス、作業員の呼吸による二酸化炭素、工事による粉塵等が溜まりやすくなります。作業員の安全のために換気装置が必要になります。


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敷地西側部分です。1階床のコンクリートの打設がほぼ終わりました。1階床がほとんど完成したので、地上部分の鉄骨建方が始まる日も近いと思われます。


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「開口部」です。「逆打ち工法」では1階床の「開口部」から地下階の工事を行います。

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2015年2月 6日 (金)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part2:下りホームの拡幅は、2015年3月から供用開始!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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下りホームを拡幅(2015年3月から供用開始)
 「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用を開始すると発表しています。

 下りホームの拡幅については、2015年3月から供用開始と発表されていますが、正確な日時についてはまだ発表されていません。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/02)
 甲子園駅の上りホームを拡幅します~2月21日から供用開始~

 「第87回選抜高等学校野球大会」が、2015年3月21日(土)~4月1日(水)までの12日間開催されますが、それまでに供用開始されると思われます。


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上りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。すぐ東側では「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。2つの事業は一体的に行われています。


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下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。軌道が姿を現しています。


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軌道のアップです。


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本設の「下り線降車専用ホーム」の東端です。


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下りホームの東端から西側(三宮側)を見た様子です。


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建て替え中の「東改札口」の前あたりです。


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東側に振り返った様子です。


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更に西側です。


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大屋根の下あたりです。下りホームの拡幅については、2015年3月から供用開始と発表されています。

 「下り線降車専用ホーム」の供用開始については日時が発表されていませんが、下りホームの拡幅とほぼ同じ日に行われると思われます。

 「第87回選抜高等学校野球大会」が、2015年3月21日(土)~4月1日(水)までの12日間開催されますが、それまでに「下りホームの拡幅」と「下り線降車専用ホーム」が供用開始されると思われます。

 ただし、今までと同じように「下り線降車専用ホーム」は、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用になると思われます。


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南側に「4番線」の軌道が移設されます。軌道の設置工事がかなり進んでいますが、まだレールは敷かれていません。現在の「4番線」の軌道は、「下り線ホーム」となります。


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現在の「下り線ホーム」はかなり狭いですが、南側に拡幅される事により広くなります。


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更に西側です。


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「西改札口」の前あたりです。


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更に西側です。「PC(プレストレスト・コンクリート)まくらぎ」が並べられています。


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本設の「下り線降車専用ホーム」の西端です。


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駅の南西側に自生する「クスノキ」の大木を駅舎内に取り込むかたちで残します。


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下りホームの西端から西側(三宮側)を見た様子です。軌道を移設するための障害物は撤去されています。


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下り線の軌道の移設するために建て替えられた橋脚と橋桁です。南側にかなり拡幅されています。


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この上が新しい「下り線降車専用ホーム」となります。


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この上が移設される下り線の軌道となります。

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梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2015年2月4日の解体状況

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-梅田1丁目1番地計画-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 先に、「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」に着手し、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。2015年2月18日(水)から「大阪神ビルディング東側」の解体工事に着手します。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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解体工事が行われている「新阪急ビル」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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屋上部分です。


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解体工事が進み塔屋が姿を消しました。


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「新阪急ビル」は、地上12階、地下5階でしたが、地上12階分部の解体も始まりました。


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重機を使ってバリバリ解体しています。

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2015年2月 5日 (木)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part1:上りホームの拡幅は、2015年2月21日(土)から供用開始!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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上りホームを拡幅(2015年2月21日(土)から供用開始)
 「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用を開始すると発表しています。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/02)
 甲子園駅の上りホームを拡幅します~2月21日から供用開始~


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上りホームの東端から西側(三宮側)を見た様子です。


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上りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。軌道を移設するためには信号や信号の後ろの設備が障害になるような気がしますが、そのままでしょうか?


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現在の「上り線ホーム」はかなり狭いですが、北側に拡幅される事により広くなります。


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北側の「上り降車ホーム」があった部分に「1番線」の軌道が移設されます。現在の「1番線」の軌道は、「上り線ホーム」となります。


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仮設のホーム床の組み立てが行われています。2015年2月20日(金)の終電から2月21日(土)の始発までの間に仮設のホーム床を移動させて、「上り線ホーム」を拡幅します。


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仮設のホーム床の下には、「バラスト軌道」が姿を現しています。


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組み立てが行われている仮設のホーム床です。


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仮設のホーム床のアップです。南側への移動が簡単に行えるように分割して組み立てています。仮設なので最小限の簡素な造りになっています。


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東側に振り返った様子です。


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更に西側です。


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上りホームの西端から東側(梅田側)を見た様子です。


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上りホームの西端から西側(三宮側)を見た様子です。軌道を移設するための障害物は撤去されています。


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現在の「上りホーム」もほとんど仮設となっています。上りホームの拡幅が完了した後に、少しずつ本設に造り替えて行きます。


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上り線の軌道の移設するために建て替えられた橋脚と橋桁です。


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この上が移設される上り線の軌道となります。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 2015年1月31日の解体状況

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。


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本館の建設予定地
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,855.98㎡(容積対象面積42,338.06㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月末予定
◆ 竣工-2017年11月末予定


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南西側から見た様子です。写真では見えませんが、屋上では重機が稼働していてバリバリ解体しています。


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北東側から見た様子です。


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別館の建設予定地

 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,689.92㎡(容積対象面積25,285.91㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月予定
◆ 竣工-2017年11月末予定


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南西側から見た様子です。


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「本館」と「別館」を結んでいた渡り廊下はすでに撤去されています。

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2015年2月 4日 (水)

新ダイビル 2015/01/31 敷地内の植栽が最盛期!

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撮影日2015年1月31日 「新ダイビル」の遠景です。

新ダイビルの概要
◆ 計画名-新・新ダイビル(仮称)新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一目1番1
◆ 交通-京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩5分
◆ 階数-地上31階、塔屋3階、地下2階
◆ 建物高さ-最高部148.50m
◆ 敷地面積-8,426.76㎡
◆ 建築面積-3,075.18㎡
◆ 延床面積-76,074.95㎡(容積率対象面積67,322.48㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振ブレース、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-ダイビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2012年08月22日(起工式)
◆ 竣工-2015年03月末予定


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撮影日2015年1月31日 約2ヶ月半ぶりの撮影です。


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撮影日2015年1月31日 外側を覆っていた「養生ネット」がすべて撤去されました。


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撮影日2015年1月31日 最高部です。


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撮影日2015年1月31日
 下層階です。3階は「機械室」のため窓がありません。3階は階高が他のフロアの2倍の高さがあります。中間に庇(ひさし)があるのでパッと見は3階と4階のように見えます。


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撮影日2015年1月31日 3階の「機械室」の下の1階と2階にガラスが取り付けられていました。


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撮影日2015年1月31日 敷地を南東側から見た様子です。


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撮影日2015年1月31日 歩道に路面ブロックが敷かれています。


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撮影日2015年1月31日
 敷地を南西側から見た様子です。敷地内の植栽が最盛期を迎えています。3階(機械室)に窓が無い事がよくわかります。


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撮影日2015年1月31日 敷地西側の植栽の様子です。


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撮影日2015年1月31日 敷地を北西側から見た様子です。


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撮影日2015年1月31日 敷地北側の植栽の様子です。


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撮影日2015年1月31日
 敷地北側の道路は、残念ながら「電線地中化・電柱地中化」は行われないようです。敷地の両側が行われていないのでここだけ単独では無理なんでしょうね。


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撮影日2015年1月31日 敷地を北東側から見た様子です。

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阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー) 2015年1月31日の建設状況

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-阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)-

 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。

 先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工し、2013年9月下旬から入居開始しました。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)」が建設中です。正式名称は「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」となっています。

阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目32番3
◆ 交通-地下鉄中央線・千日前線「阿波座」駅徒歩2分 
◆ 階数-地46階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部160.620m、建築物153.120m、軒高152.420m(最高部160.620m、建築物153.120mは管理人の推測)
◆ 敷地面積-7,806.03㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,050.54㎡
◆ 延床面積-65,816.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-565戸
◆ 建築主-名鉄不動産、関電不動産、長谷工コーポレーション、ヤスダエンジニアリング
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年02月01日
◆ 竣工-2016年01月予定
◆ 入居開始-2016年03月予定


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南東側から見た様子です。


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南側の「中央大通」の高架から見た様子です。


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最高部です。すでに30階を超えています。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2015年2月 3日 (火)

JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅設置に関して京都市と合意!

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-JR嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅設置-

 「JR西日本」と「京都市」は、JR山陰本線(嵯峨野線)京都駅~丹波口間の梅小路公園近くに新駅設置を目指し、検討会を立ち上げていました。両者で新駅に向けた課題を協議し、2015年1月にも新駅建設の結論を出す予定でした。

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年春には「京都鉄道博物館」もオープンする予定です。
 京都駅から約1kmほど離れていてアクセスが悪いため、京都商工会議所が新駅設置に向けた要望をJR西日本と京都市に出していました。

● JR西日本と京都市が基本合意書を締結
 JR西日本と京都市は2015年2月2日に、JR山陰本線(嵯峨野線)京都駅~丹波口間の新駅設置事業に関する基本合意書を締結しました。2019年春の開業を目指します。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2015/02/02)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅設置に関する京都市との合意について

 新駅の設置場所は、「JR山陰本線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近です。隣接駅からの距離は京都駅から約1.7km、丹波口駅から約0.8kmとなります。

 相対式ホーム2面の高架駅を整備し、エレベーター2基とエスカレーター4基を設けます。事業費は概算で49億円です。


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新駅の設置場所は、「JR山陰本線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近ですが、貨物輸送などに使う大阪方面との連絡線との合流部分にあるため、干渉するなどの課題を解決する必要があります。


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新駅の設置場所は、「JR山陰本線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる高架部分です。

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クラッシィタワー淀屋橋 2015年1月31日の建設状況

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-クラッシィタワー淀屋橋-

 超高層タワーマンション「リーガルタワー大阪・淡路町」のすぐ南側に、超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ」が建設中です。

 概要は、地上35階、塔屋2階、地下1階、高さ127.64m、総戸数216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)で、正式名称は「クラッシィタワー淀屋橋」となっています。

クラッシィタワー淀屋橋の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区淡路町三丁目53番1
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩4分、「本町」駅より徒歩4分、京阪本線「淀屋橋」駅より徒歩9分、大阪市営地下鉄堺筋線「北浜」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-127.64m
◆ 敷地面積-1,992.97㎡
◆ 建築面積-1,026.24㎡
◆ 延床面積-24,237.33㎡(容積率対象面積16,329.01㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、免震U型ダンパー、直動転がり支承、減衰こま)、制振構造(高減衰型粘弾性ダンパーを4階~21階の建物短辺方向に設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)
◆ 建築主-住友商事、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-(意匠)浅井謙建築研究所、(設備・構造)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年11月初旬
◆ 竣工-2015年12月予定
◆ 入居開始-2016年03月予定

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北西側から見た低層部の様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「ハーフプレキャスト床版」が積まれています。「プレキャストコンクリート」に白い「ボイド型枠」と鉄筋の「トラス筋」が取り付けてあります。床は「中空ボイドスラブ」である事が分かります。

 「ボイドスラブ」は、スラブを厚く施工する工法なので、「防音性能、断熱性能」などが向上します。
 また中空のためコンクリートを少なくすることにより、建物自体の重量が軽くなり「柱、梁」などが小さく出来ます。


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「ハーフプレキャスト床版」がタワークレーンで吊り上げられています。

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2015年2月 2日 (月)

高さ約193mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」 2015年1月31日の建設状況

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-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画-

 紀伊国屋書店の梅田本店で、毎年1月末に「カレンダーバーゲン」をやっていますが、今年は1月31日に行ってみました。
 「綾瀬はるか」のカレンダーが1,000円(税別)で買えました。なんかメチャメチャ得した気分です(笑)。

 本題に戻って、大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」が計画されています。

 概要は、地上54階、塔屋2階、地下0階、高さ193.000m、総戸数876戸(予定)となっています。
 「福島区民氏」によると、階数が地上54階→地上55階(高さ変更なし)、延床面積が 99,400㎡→99,700㎡、総戸数が876戸(予定)→896戸(予定)に変更のお知らせがあったそうです。

 2015年1月31日現在では、まだ「建築計画のお知らせ」の数値は変更されていませんでした。

(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目7番1、8番3
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部193.000m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡
◆ 建築面積-約3,860㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-896戸(予定)
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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西側から見た様子です。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「拡底バケット」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。


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「TMB掘削バケット」です。通常の「拡底バケット」とは全く形状が違います。少なくとも一部の基礎杭は、竹中工務店が開発した円錐状の節(拡径部)を複数設けた場所打ちコンクリート杭工法「TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」を採用しています。


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「鉄筋かご」を組んでいます。


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手前にスパイラル状の模様が入った鋼管が見えます。少なくとも一部の基礎杭は「場所打ち鋼管コンクリート杭」の可能性が高いです。

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(仮称)中央区備後町2丁目計画 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビル跡地はマンションに決定!

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-(仮称)中央区備後町2丁目計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 同一区画にあり、北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。

 「建設ニュース」によると、3棟の敷地はいずれも用途地域が商業で、容積率が600%、建ぺい率が80%で、大阪市の船場都心居住促進地区に位置し、住宅を建設する場合、容積率を800%まで割り増すボーナス制度が活用できるようです。


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北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」です。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。
 解体工事が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)中央区備後町2丁目計画に伴う解体工事」となっています。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。


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南西側の「旧SPP大阪ビル(旧大阪三幸ビル)」です。「住友不動産」が「新生紙パルプ商事」から2013年12月18日に取得しています。

 昨年末まで「新生紙パルプ商事大阪支店」として使用されていましたが、2015年1月5日から大阪市中央区南船場一丁目の「大阪岡本ビル」に移転しました。


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「旧SPP大阪ビル(旧大阪三幸ビル)」は閉鎖されて足場が組まれています。本格的な解体工事が始まるようです。


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南西側から見た名称不明のビルです。このビルには、かつて「大和銀行(現りそな銀行)公務部」が入っていたそうです。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。


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南東側から見た様子です。


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内部では地上躯体の解体がほとんど終わっています。


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仮囲いに「マンション建設予定地」と掲示されました。マンションが建設されるだろうと言われていましたが、マンションに決定しました。


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(おまけ)
 「瀧定大阪旧本社ビル」の北西側にあった「船場サテライトビル瀧定大阪別館」は解体されて「京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産」により地上15階、総戸数126戸のマンション「ザ・大阪レジデンス 備後町」が建設中です。

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2015年2月 1日 (日)

フェスティバルシティ 中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称) 2015/01/31

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.50㎡
◆ 延床面積-150,438.23㎡(容積率対象面積133,971.62㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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撮影日2015年1月31日
 先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」は、「田の字型」の4ブロックに分けて、順番に鉄骨建方を行っていましたが、この現場は一気に行っています。

 そのため北側と南側のゲートが使用不可となっています。写真では見えませんが、東側(写真手前)に少しだけ作業スペースがあり、東側のゲートから部材を搬入していました。


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撮影日2015年1月31日 敷地北側部分です。


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撮影日2015年1月31日
 1階床の鉄骨建方を行っています。下のコンクリートは「捨てコンクリート」です。「捨てコンクリート」は、地下1階の構築が始まると解体されます。


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撮影日2015年1月31日 鉄骨が準備されています。


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撮影日2015年1月31日
 この現場は、先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と違って「山留め壁」を新たに構築していません。既存建物の地下躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに使用しています。

 「V-JET工法(大口径高速施工高圧噴射撹拌工法)」で構築したと思われる円柱状の「止水壁」が並んでします。

 この「止水壁」は、「旧:大阪朝日ビル」の部分のみに構築されたようです。「旧:大阪朝日ビル」が、地上10階、地下2階と地下が浅かったためだと思われます。


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撮影日2015年1月31日
 「旧:朝日新聞ビル」の部分は、既存建物の地下躯体の外壁をそのまま使用しています。「旧:朝日新聞ビル」は、地上13階、地下5階と地下が深いためだと思われます。


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撮影日2015年1月31日 敷地南側部分です。


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撮影日2015年1月31日 この「ラフテレーンクレーン」2台は解体しないと脱出出来ませんね(笑)。


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撮影日2015年1月31日
 1階床に「デッキプレート」が敷かれています。「鉄筋トラス付きデッキプレート」となっています。

 「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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撮影日2015年1月31日 「鉄筋トラス付きデッキプレート」の上に、更に鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2015年1月31日
 この現場は、先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と違って「山留め壁」を新たに構築していません。既存建物の地下躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに使用しています。

 鉄骨建方や鉄筋の配筋も既存建物の地下躯体の外壁をそのまま使用して行っています。


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撮影日2015年1月31日 北東側から見た様子です。


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撮影日2015年1月31日 南東側から見た様子です。

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NTTコミュニケーションズ 大阪第5データセンター「(仮称)西本町ビル新築工事」 2015年1月31日の建設状況

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-(仮称)西本町ビル新築工事-

 「NTTコミュニケーションズ」は、大阪市西区に大阪第5データセンター「(仮称)西本町ビル新築工事」を建設中です。

 引用資料 NTTコミュニケーションズ・ニュースリリース(2014/06/10)
 「大阪第5データセンター」の建設開始について

 建設場所は、大阪市西区西本町二丁目の「東京スタイル大阪支店」のあった場所です。2013年6月に「NTTコミュニケーションズ」が取得していました。

 「NTTコミュニケーションズ」にとって大阪市内で5番目のデータセンターとなります。サーバールームは、面積約3,700㎡(1,600ラック相当)です。

 大阪は、金融や製造業などを中心に本社機能を関西圏に集積する企業増加に伴うシステム規模の拡大や、首都圏のデータセンターのバックアップサイトとしての利用増などから、今後の成長が大きく見込まれるため、大阪市内に新たなデータセンターを建設する事になりました。

(仮称)西本町ビル新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区西本町二丁目2-16
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部66.5m、軒高59.2m
◆ 敷地面積-約1,630㎡
◆ 建築面積-約1,120㎡ 
◆ 延床面積-約12,530㎡(容積対象面積約約12,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、コンピュータ室
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ・コミュニケ―ションズ
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-鹿島建設 
◆ 着工-2014年06月01日
◆ 竣工-2015年10月31日予定
◆ 提供開始-2015年度第4四半期予定


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北西側から見た様子です。約3ヶ月ぶりの撮影ですが、地上部分の鉄骨立方が始まっていました。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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タワークレーンです。

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