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2015年2月22日 (日)

大阪府・大阪市 難波宮跡公園整備 南部ブロックで「大極殿(だいごくでん)」の建物復元を検討!

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-難波宮跡公園整備-
 大阪府と大阪市は、2015年度に大阪城の南側に位置する難波宮跡公園南部ブロックに「大極殿(だいごくでん)」の建物を復元できる可能性を検討する経費を2015年度予算案に計上しました。

 日刊建設工業新聞(2015/02/18)
 大阪府、大阪市/難波宮跡公園整備/南部ブロックで大極殿建物復元検討

 大阪府・予算編成過程公表サイト
 平成27年度当初予算(部長復活要求) 難波宮跡公園整備事業

 「大極殿」については、1971~1980年に基壇部を再現しています。建物復元までには、長期にわたる事業期間と多額の事業費が必要になるとみられていますが、復元の可能性を含めた公園のあり方について、専門家を交え2015年度中にも方向性を決めたい意向です。

 神社仏閣や古代遺跡が大好きな私としては是非とも実現して欲しいと思っています。現在の難波宮跡はあまりにも貧弱なので、奈良の平城宮跡のように少しずつ復元して欲しいです。

 「難波宮」は、飛鳥時代・奈良時代の古代宮殿です。「なにわのみや」と読みますが、私は高校の日本史で習うまで「なんばきゅう」と読むのかと思っていました(笑)。


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第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)

 「大極殿」の復元はすでに例があります。奈良の平城宮跡の中心となる建物である「第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)」は、総工費約180億円をかけて「竹中・浅沼・森本特定建設工事共同企業体(竹中工務店、淺沼組、森本組JV)」の施工により復元されました。

 大極殿復元の詳細(竹中工務店・ソリューション)
 平城宮跡第一次大極殿正殿復原工事


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「第一次大極殿」を別角度から見た様子です。幅約44m、奥行約20m、地面より高さ約27mの規模で復原されています。

 基壇下部には地震対策として「免震装置」を設置し、基壇躯体には超高耐久コンクリート(500年コンクリート)を採用しています。


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「第一次大極殿」の天井です。壁には「四神(青竜、朱雀、白虎、玄武)」と「十二支図(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)」が描かれています。


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天皇の玉座に当たる「高御座(たかみくら)」です。京都御所「紫宸殿(ししんでん)」の高御座をモデルにして復元されました。


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朱雀門(すざくもん)

 平城宮跡では、第一次大極殿より前に「朱雀門(すざくもん)」が復元されています。「朱雀門」は、条坊制の古代都市において南側に位置する正門です。

 「朱雀(すざく)」は、中国の伝説上の四神である東の守護獣「青竜(せいりゅう)」、南の守護獣「朱雀(すざく)」、西の守護獣「白虎(びゃっこ)」、北の守護獣「玄武(げんぶ)」からきています。


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「朱雀門」です。総工費約34億円をかけて「竹中工務店」の施工により復元されました。フジテレビのドラマ「鹿男あをによし」のロケ地としても有名です。

 朱雀門復元の詳細(竹中工務店・ソリューション)
 平城宮跡 朱雀門

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