名古屋駅前の再開発に「日本生命笹島ビル」も参加 再開発の対象エリアが南北約400mに拡大!
-名古屋駅前の再開発-
日本経済新聞は、昨年末に「名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産」が、名古屋駅に地上50階~60階建ての大型複合ビルを建設し、総事業費は約2000億円で、リニア中央新幹線が開業する2027年までの開業を目指すと報道しています。
再開発の対象範囲は、北側から「名鉄百貨店本館、名古屋近鉄ビル、名鉄バスターミナルビル、大手町建物名古屋駅前ビル、名鉄レジャック」を想定しています。
● 「日本生命笹島ビル」も参加し対象エリアが南北約400m
「中日新聞」の報道によると「日本生命笹島ビル(地上17階、地下1階)」も参加し、一体となって開発する方針を固めたそうです。
中日新聞(2015/03/18)
名駅再開発、日生笹島ビルも 対象エリアが南北400メートルに
従来の計画地域に隣接する「日本生命笹島ビル」が加わることで、対象エリアは「名鉄百貨店本館」から南北約400m、敷地面積約28,000㎡に拡大し、中部地方で最大の再開発プロジェクトになります。
「名古屋鉄道」が2015年3月23日に発表する再開発の基本計画に盛り込むそうですが、3月23日にどこまで具体的に発表されるのか? 今から楽しみです。
従来は、「大手町建物名古屋駅前ビル」から太閤通を越えた南側にあるレジャー施設「名鉄レジャック」までが再開発の範囲でした。「日本生命笹島ビル」は「名鉄レジャック」の更に南側に位置します。
再開発ビルは、「太閤通」を越えて「笹島交差点」の上をまたぐ形で構造物を継ぎ足します。信号や天候に左右されず南北を移動しやすくなり、駅周辺の回遊性が高まります。
「名古屋鉄道」は、再開発ビルの低層階に商業施設やバスターミナルなどを設けるほか、高層階にオフィスやホテルなどを入居させる方針です。
名古屋駅の地下には「中部国際空港」行き電車の専用ホームを新設するほか、ホテルに外資系ホテルチェーンの誘致を目指します。
これで駅そのものも大規模に改修される事が分かりました。考えただけで超難工事になりますが、どのように工事が行われるのでしょうか?
(おまけ)
名古屋駅前の名鉄百貨店本店前にある名古屋のシンボル巨大マネキンの「ナナちゃん人形」です。今回行くと「ナナちゃん人形」がセーラー服を着ていました。かなり不気味です(笑)。
「ナナちゃん人形」の身長は約6.1mです。名古屋には ”ナナちゃん人形の股下を潜るとカップルは幸せになれる!” という都市伝説があります。
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