阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 祝!下り線が高架に移行 Part2・下りホームが高架に移行した「鳴尾駅」の改札内&改札外編
-阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)-
「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、阪神電気鉄道「甲子園駅」~「武庫川駅」間の約1,870mを高架化することにより6ヶ所の踏切を除去します。
新たな交差道路の整備を行って、道路交通の安全性の向上と円滑化を図ります。また土地区画整理事業による鳴尾駅周辺整備と合わせて市街地の一体化を図ります。
「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、兵庫県を事業主体とし、西宮市、阪神電気鉄道の三者で施行します。
● 2015年3月14日に下り線を高架に切り替え
工事の進捗に伴い、2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)を、高架線路に切り替えて運行を開始しました。
引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 甲子園駅~武庫川駅間下り線を高架に切替え ~2015年3月14日始発から~
阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)
◆ 事業名称-阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)
◆ 事業区間-阪神電気鉄道本線甲子園駅~武庫川駅間
◆ 延長-約1,870m
◆ 踏切除却数-6ヶ所
◆ 対象駅-鳴尾駅
◆ 事業主体-兵庫県
◆ 事業期間-2003年度~2018年度予定
◆ 総事業費-約297億円
「鳴尾駅」の完成予想図です。「Part2」では、下りホームが高架に移行した「鳴尾駅」の改札内コンコースと改札外の様子をUPします。
建設中の高架の「鳴尾駅」を南東側から見た様子です。2015年3月14日(土)から下りホームが高架に移行しましたが、上りホームの工事はこれからです。
特徴的なホーム屋根となっています。
切符売り場です。
改札口です。
改札口を改札内から見た様子です。
1階の改札内コンコースです。
一番東側に「エレベーター」があります。
南側に「武庫川女子大学附属中学校・高等学校」の生徒が登校時に使用する「定期券・カード専用口」が設けられています。鳴尾駅は「武庫川女子大学」の最寄り駅ですが、大学生は通常の改札口を使うようです。
次に「階段」があります。
階段は途中で180度折れ曲がっています。
階段から見た改札内コンコースです。
次に「上り専用エスカレーター」があります。
一番西側に「階段」があります。奥はトイレとなっています。
仮設の「鳴尾駅」のホーム東端から東側(梅田側)を見た様子です。
仮設の「鳴尾駅」です。奥に下りホームが高架になった「鳴尾駅」が見えます。
仮設の下りホームは閉鎖されています。これから仮設の下りホームが解体され、その部分に本設の上りホームが建設されます。
使われなくなった下り線の軌道です。レールは使用しないとすぐに表面が錆びます。
仮設の「鳴尾駅」のホーム西端から西側(三宮側)を見た様子です。下り線が高架に移行したので踏切の閉鎖時間も大幅に短縮されたと思われます。
「甲子園駅」の下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。改良工事中の阪神本線甲子園駅は、下りホームの拡幅について、2015年3月14日(土)から供用開始しました。
2つの工事は一体的に行われていたので、甲子園駅~武庫川駅間の下り線を高架に切り替える日にピッタリ合わせられました。
下り線の配線です。
高架に移行した下り線です。
| 固定リンク
« 阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区) 祝!下り線が高架に移行 Part1・下りホームが高架に移行した「鳴尾駅」のホーム編 | トップページ | 名古屋 アリーナツアーのメッカ「日本ガイシホール」で、「E-girls(イー・ガールズ)」のライブを見てきました! »
「93 鉄道編・阪神電鉄(山陽電鉄含む)」カテゴリの記事
- 阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 伝法駅(でんぽうえき) 2024年7月20日の建設状況(2024.07.29)
- 阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 淀川橋梁改築事業 2024年7月20日の建設状況(2024.07.28)
- 阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 福駅~淀川西岸踏切 2024年7月20日の建設状況(2024.07.26)
- 阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 福駅(ふくえき) 2024年7月20日の建設状況(2024.07.25)
- 阪神なんば線「淀川橋梁」の架け替え 事業区間約2.4kmの「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」 「出来島駅~福駅」間 2024年7月20日の建設状況 (2024.07.24)
「57 兵庫県・西宮市」カテゴリの記事
- JR西宮駅前 地上35階、高さ約129mの「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業(C街区)」 正式名称が「ブランズタワー西宮」に決定!(2025.05.06)
- 阪急神戸本線「武庫之荘駅-西宮北口駅」の間に「(仮)武庫川周辺阪急新駅」を設置 新駅設置事業に着手 2031年度末の開業予定!(2025.04.19)
- 阪神西宮駅北口 地上40階前後の「阪神西宮駅北地区公民連携事業」 都市計画手続きの報告に合わせて、事業概要を公表!(2024.12.28)
- 阪神甲子園球場 銀傘をアルプススタンドまで拡張 新たに地上6階の建物を建設 5階に「観覧エリア」、6階に「個室観覧エリア」も!(2024.08.03)
- JR西宮駅前 地上35階、高さ約129mの「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」 総事業費が100億円増の313億円となる見込み!(2024.07.10)