全高8mの「パトレイバー」実物大イングラムが姫路に降臨! 白亜の姫路城近くで、白いイングラムがデッキアップ!
-篠原重工98式AV(通称:イングラム)-
アニメ「機動警察パトレイバー」の2015年5月に劇場公開される実写版「THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦」の撮影で使われた実物大イングラムが、映画のPRで全国各地を巡回しています。
2015年4月11日には「グランフロント大阪」の「うめきた広場」でデッキアップが行われました。翌日の4月12日には神戸市長田区の「神戸アニメストリート」でデッキアップが行われました。
● 姫路城近くでデッキアップ
Yahoo!のトップページにも載っていましたが、2015年4月15日には、姫路城近くの「家老屋敷跡公園」でデッキアップが行われました。
「平成の大修理」が行われ、2015年3月27日にグランドオープンしたばかりの白亜の世界遺産の国宝「姫路城」近くで、白いイングラムが「デッキアップ」というコラボに多くの観衆から拍手が巻き起こりました。
姫路城近くでの「デッキアップ」は、神戸でのイベントの様子を目にした姫路の市民団体「ソーシャルメディア姫路交流会」の代表が「姫路城と共演すれば映える」と働き掛け、急きょ実現しました。
トレーラーです。映画では、 ”レイバーを搭載し、迅速に現場まで移動させることを目的とした車両。レイバーを直立にデッキアップし、そのまま発進させる。レイバーの予備電源も備えている。二人乗り。” という設定になっています。
車体に「警視庁」の名称が堂々と使用されているのがなんとも凄いです(笑)。まあ、警察が舞台でイングラムが警察庁のポスターに度々登場しているので、「警視庁公認」なんでしょうね。
車体の「特2」というのは「特車二課」のことです。映画では、 ”「レイバー犯罪にはレイバーで対処する」のが、第二小隊の設立意図。そのため第二小隊は、現行の警視庁で唯一、レイバーを保有する部隊” という設定になっています。
ということで、兵庫県警も「兵庫県 警察官募集」の「ぼり旗」を立てていました(笑)。
「篠原重工98式AV(通称:イングラム)」を寝かした状態です。
頭の部分です。
足の部分です。
サイレンが鳴り響き、「デッキアップ」が開始されました。「デッキアップ」は、4月15日の午前11時、午後1時、午後3時、午後6時の合計4回行われました。私は午後3時の「デッキアップ」を見ました。
約2分かけてゆっくり「デッキアップ」が行われます。
「デッキアップ」が完了した状態です。
白亜の世界遺産の国宝「姫路城」とのコラボです。
途中で晴れてきました。白亜の世界遺産の国宝「姫路城」が映えます。たまたま居合わせたと思われる外国人観光客もこのコラボに大喜びでした(笑)。
「デッキアップ」の後は、約30分間立ちます。
「警視庁」の特殊車両という設定なので、「品川ナンバー」のナンバープレートが付いています(笑)。
篠原重工98式AV(通称:イングラム)
映画の公式HPによると ”篠原重工八王子工場が開発した機体。超電導化された動力系統、人間に近く豊富な手持ち装備の運用が可能になったマニピュレーター、CFRPを多用した軽量機体による優れた運動性など、革新的な装備が導入された。また人型の採用は見る者への心理的影響を考慮したためだ。” という設定になっています。
1998年に製造され、全高約8m、重量約6トン、活動限界約5分とう設定になっています。「動警察パトレイバー」は、1988年を基点とした10年後からの数年間の近未来の東京が舞台ですが、実際の技術はそこまで進歩しませんでした。
1982年公開のアメリカ映画「「ブレードランナー(Blade Runner)」は、2019年の「ロサンゼルス」が舞台でしたが、2019年にはとても自動車が空を飛びそうにありません。
1972年7月27日に初飛行した「F-15イーグル」が、何度か大幅なグレードアップはしていますが、初飛行して40年以上経過した今でもアメリカ空軍の主力戦闘機である事を考えるとこのような技術はアニメや映画で描かれるようには急速に進歩しない事が分かります。
見上げた様子です。「特車二課」の「白ツナギ」を着たお姉さん3人がイベントに花を添えていました。
かなり精巧に造りこんでいます。
胸板の厚い部分が「コクピット」という設定になっています。
真横から見た様子です。
後ろから見た様子です。
「デッキアップ」した状態のトレーラーです。
「平成の大修理」が行われた世界遺産の国宝「姫路城」は、2015年3月27日にグランドオープンしました。
大修理中は少なかった観光客が激増しています。外国人観光客も急増しており、特に白人の外国人観光客がめちゃめちゃ多くてビックリしました。
この究極の美を見れば外国人観光客が増えるのも納得出来ます。姫路城は正に「THE世界遺産」という感じです。
ここ数年で姫路駅前が急速に変貌しました。街としての魅力も急速に増しています。姫路市は、関西での存在感を急速に高めています。
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