「立命館大学 大阪いばらきキャンパス(略称OIC) 隣接地に整備された防災公園の「岩倉公園」
-立命館大学 大阪いばらきキャンパス(略称OIC)-
立命館大学は、大阪府茨木市に「大阪茨木新キャンパス整備事業」を進めていました。敷地面積は約9.9万㎡で、文系の「衣笠キャンパス(京都市)」約12.6万㎡、理系の「びわこ・くさつキャンパス(滋賀県)」約61.1万㎡に次ぐ第3のキャンパスとなります。
新キャンパスの正式名称は「大阪いばらきキャンパス(略称OIC)」となっています。建設工事が完了して、2015年3月29日(日)に竣工式が行われ、2015年4月に開校しました。
既存のキャンパスから学部が「経営学部、政策科学部」、大学院が「経営学研究科、政策科学研究科、テクノロジー・マネジメント研究科、経営管理研究科」が移転してきました。2015年4月開設時の学生数は約6,000名です。
岩倉公園(茨木市が管理)
「立命館大学 大阪いばらきキャンパス(略称OIC)」の北東側の隣接地に茨木市により「岩倉公園(茨木市が管理)」が整備されました。
災害発生時には一時避難場所として「防災公園」としての機能を有します。「防災パーゴラ、かまどベンチ、非常用トイレ、ハイブリッド照明(風力と太陽光で発電)、雨水貯水施設、あずまや」などが設置されています。
「茨木市、イオンリテール、立命館大学」は、相互連携協力による災害に強いまちづくりに関する協定を締結しています。
「イオン茨木ショッピングセンター」と「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」は、災害などの非常時に自家発電による電力供給を相互に行うこととなっており、一時避難場所としての「岩倉公園」に電力供給を行う取り組みも計画されています。
「岩倉公園」の「芝生広場」を南西側から見た様子です。
歩道部分が、「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」と「岩倉公園」の境目だと思われますが、フェンスが無いので一体化しています。
「岩倉公園」の「芝生広場」を南側から見た様子です。歩道沿いに「かまどベンチ」が設置されています。
「岩倉公園」の「芝生広場」を南東側から見た様子です。屋根がある施設が「防災パーゴラ」です。災害時にパーゴラにテントを張って、救護施設などに利用します。近くに「かまどベンチ」も見えます。
「芝生広場」を南西側から見た様子です。
「芝生広場」を北西側から見た様子です。
「岩倉公園」の「遊具広場」です。遊具広場の周囲には、「非常用トイレ、雨水貯水施設、あずまや」が設置されています。
とても大学のキャンパスの隣接地とは思えない賑わいです(笑)。
「岩倉公園」の東側に設置された「トイレ」です。
西中条奈良線
「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」および「岩倉公園」の東側を南北に走る「西中条奈良線」です。大幅に拡幅され、歩道も整備されました。
敷地北東角の南北に走る「西中条奈良線」と東西に走るに「茨木松ヶ本線」の交差点です。道路が拡幅され、きれいに舗装されて、全く別の景色になりました。
茨木松ヶ本線(都市計画道路)
「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」および「岩倉公園」の北側に「茨木松ヶ本線」が整備されました。「自動車道路、自転車専用道路、歩行者専用道路」が整備されています。
「茨木松ヶ本線」沿いの「岩倉公園」北側は、盛り土と植栽が行われ、低いフェンスも設置されています。
「芝生広場」で遊ぶ子供達が、ボールなどを追いかけて道路に飛び出さないようにするための配慮がされた配置になっています。
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