京都市 京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 2015年5月3日の建設状況
-四条通歩道拡幅-
京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行っています。工期は2014年11月17日~2015年10月末の予定です。
引用資料 京都市・公式HP 広報資料・お知らせ(2014/11/04)
四条通歩道拡幅工事の着手について
整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。
バス停は、現在は東西行き合わせて16ヶ所に分散していますが、歩道拡幅後は計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約します。
拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定で、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。
タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備します。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保します。
区間は、「四条通(川端通から烏丸通まで)」の延長1,120m(幅員22m)です。事業費は、約29億円となっています。
「整備後のイメージ」です。
「大丸京都店」の前です。
「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」の前です。歩道が拡幅されて広くなりました。
車道2車線(4車線から2車線に減線.)
「ゼブラゾーン(車両の走行を誘導するための縞模様の導流帯)」を挟んで、車道2車線となっています。渋滞していましたが、なんとか動いていました。
歩道幅を6.5mに拡幅
基本的には、現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。
アスファルトが拡幅された部分で、路面タイルの部分が、拡幅前の幅員3.5mの歩道です。
歩道幅を約4.2mに拡幅(車両の停車スペース)
基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めますが、車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。
四条高倉バス停(テラス型バス停)
バス停は、拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」となっています。バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。
沿道アクセススペース・タクシー乗り場
拡幅した歩道に切り込む形で、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保しています。タクシー乗り場も、拡幅した歩道に切り込む形で整備しています。
アスファルトで綺麗に舗装され、白いラインも引き直されています。この部分の車道はこれが完成形だと思われます。
他府県民の私から見ると大英断だと思いますが、周辺に住んでいる方や仕事で道路を使っている方は不便を強いられるので迷惑そのものだと思います。私の京都府民の友人も「渋滞がひどくなった!」とブーブー言っていました。
大阪と同じで、京都も外国人観光客が急増しています。京都は明確に「観光で生きる!」事を鮮明にしています。
賛否両論あると思いますが、「通過するだけの車両は四条通を走るな!」という明確な京都市の意思表示ですね!
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