京都市交通局 供用開始された京都市営地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」の「可動式ホーム柵(ホームドア)」
-地下鉄烏丸線・烏丸御池駅(からすまおいけえき)-
京都市交通局では、ホーム上の安全を確保、安心して地下鉄に乗車してもらうために費用負担の大きい車両改造を伴わない方法で、混雑する「京都駅、四条駅、烏丸御池駅」の3駅への「可動式ホーム柵(ホームドア)」の設置に取り組んでいます。
第一弾として、2014年12月20日(土)から「烏丸御池駅(からすまおいけえき)」の「可動式ホーム柵(ホームドア)」が供用開始されました。
「烏丸御池駅」の運用状況を踏まえ、2015年度中に「四条駅、京都駅」の順で供用開始できるよう取り組んで行きます。
可動式ホーム柵の開閉操作は、列車停止時における車掌位置付近の可動式ホーム柵上に設けたスイッチによって、車掌が車扉の開閉とは別に操作を行います。大きい車両改造を伴わない方法で実施するためです。
車掌の負担が増えますが、京都市営地下鉄は建設費の高騰で経営難に陥っているのでしかたがないですね・・・
プチ鉄ちゃんとしては、早く取材しないといけないと思っていましたが、今回やっと見に行く事が出来ました。
「1番線ホーム(竹田方面)」の「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。2014年12月20日(土)から」が供用開始されています。
一部の戸袋には、大きく”萌えキャラ”が描かれています。
ドアを閉じた状態です。
ドアを開いた状態です。可動式ホーム柵の開閉操作は、列車停止時における車掌位置付近の可動式ホーム柵上に設けたスイッチによって、車掌が車扉の開閉とは別に操作を行います。大きい車両改造を伴わない方法で実施するためです。
「2番線ホーム(国際会館方面)」の「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。2014年12月20日(土)から」が供用開始されています。
「2番線ホーム(国際会館方面)」の「可動式ホーム柵(ホームドア)」を別角度から見た様子です。
北側の国際会館方面に約13m停止位置を移動させたので、写真手前の南側にかなりのスペースがあります。
● 停止位置を北側の国際会館方面に約13m移動
京都市営地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」では、「可動式ホーム柵(ホームドア)」の供用開始に先立って、1番線ホーム、2番線ホームともに北側の国際会館方面に約13m停止位置を移動させて、最も混雑する北寄りの2車両の乗降位置を、「東西線」への連絡通路付近に変更しています。
停止位置の移動は、「2番線ホーム(国際会館方面)」が2014年6月21日(土)の始発から、「1番線ホーム(竹田方面)」が2014年6月22日(日)の始発から行われています。
京都市営地下鉄東西線
「京都市営地下鉄東西線」は、1997年10月12日の開業時(最終延伸 2008年1月16日)からすべての駅に「フルスクリーンタイプ(川崎重工製)」のホームドアが設置されています。
今では地下鉄の駅にホームドアは珍しくありませんが、地下鉄でのホームドアの採用は「東京メトロ南北線」に次いで、日本国内で2例目でした。
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