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2015年6月20日 (土)

京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」がやっと落札

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-京都大学・iPS細胞研究所-

 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 第1弾の「第1研究棟」に続き、第2弾の「第2研究棟」が2015年3月に竣工、第3弾の「第3研究棟」が建設中、更に第4弾の「総合研究棟」も動き出そうとしています。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内 

● 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。キャンパスマップの「④」の場所です。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

 「総合研究棟」は2014年10月に一般競争入札を行いましたが、全国的な建築資材の高騰や人材の不足により、入札金額が予定価格を超過して落札者が決まりませんでした。

 再度の入札により、2015年6月19日に約62億円で、落札者が「清水建設グループ」に決定しました。京都大学は日本のiPS細胞研究の総本山です。落札者が決まって私もホッとしました。

 京都大学 公式HP(PDF:2015/06/19)
 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業における落札者の決定について 

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 落札者-清水建設を代表企業とするグループ(構成員:清水建設、日本管財、協力会社:梓設計)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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敷地は「埋蔵文化財発掘調査」が終わって埋め戻されています。


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建築計画の概要です。実際の数値は少し変更になっています。

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