神戸医療産業都市 県立こども病院建築工事 2015年7月6日の建設状況
-県立こども病院建築工事-
「兵庫県立こども病院」は、1970年に全国で2番目の小児専門総合病院として開院しましたが、老朽化により神戸市須磨区からポートアイランドの神戸医療産業都市に移転する予定です。
新病院の概要は、地上7階、塔屋3階、地下1階、延床面積約35,000㎡で、「免震構造」を採用します。
病床数は290床(小児専門医療192床、総合周産期母子医療センター83床、小児救命救急医療センター15床)で、診療科は現在の26科を継承します。
概算事業費は21,323百万円で、起工式が2013年11月28日に行われ、2014年2月から本格的に工事に着工しています。
「労災保険関係成立票」によると、工期は2016年1月29日(予定)までとなっています。開院は2016年を予定していますが、正確な時期はまだ発表になっていません。
建築主は「兵庫県病院事業管理者」、設計者・監理者は「兵庫県県土整備部、内藤建築事務所」、施工者は「大林組、鴻池組、大鉄工業JV」となっています。
「兵庫県立こども病院」の完成予想図です。西側の「ポートライランド南公園」と一体となった景観になります。
引用資料 → 兵庫県立こども病院・公式ホームページ
「各階構成図」です。階数は「ポートライランド南公園」の高さを基準にしているので、東側から見ると地下1階は、1階の高さになります。
塔屋とヘリポートです。
北東側から見た様子です。
少し角度を変えた様子です。
南東側から見た様子です。
南側のゲートが開いていました。
南側のこの部分には、「県立こども病院」の付属施設となる「粒子線治療施設」の整備が計画されています。
南西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
西側から見た様子です。
「兵庫県立こども病院」と「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」は、歩行者デッキで結ばれます。将来的には、兵庫県立こども病院→(仮称)弘貴第3ビル新築工事→ポートライナー「南公園駅」が歩行者デッキで結ばれる予定になっています。
「兵庫県立こども病院」の地下1階は駐車場となりますが台数が多くないので、「ポートライランド南公園」地下の「半地下駐車場」を利用して少ない駐車台数を補います。
「ポートライランド南公園」地下の「半地下駐車場」の工事の様子です。
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