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2015年7月

2015年7月31日 (金)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2015/07/27

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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現地の告知板です。「黄色」の部分が工事の範囲です。本格着工前の「占有帯」を設置する準備工事を行っています。事業者は「大阪市建設局、阪神電気鉄道」、施工者は「奥村組」となっています。


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「ぶらり横丁」内に残っていた店舗がすべて閉店した事により本格的に工事が始まりました。地下鉄の駅舎建設並の大工事になります。


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東側部分です。


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東側部分を「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。


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工事に伴いこの歩行者デッキは閉鎖されました。


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中央部分です。


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中央部分を「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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西側部分です。


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西側部分を「サウスゲートビルディング」から見た様子です。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2015/07/27 最高部は7階(8FL)の鉄骨建方

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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北側から見た様子です。低層部5層の鉄骨建方が完了しています。


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セットバックした部分の鉄骨建方が始まっています。最高部は7階(8FL)まで鉄骨建方が行われています。


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粘性制震壁

 制震装置の「粘性制震壁」だと思われます。地震時に上下階の間で発生する「位置のずれ」を壁形状の受け箱に挿入した鋼板に導き、箱内に充填した高粘性流体との間で発生する粘性抵抗でエネルギーを吸収する制震装置です。


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北東側から見た様子です。

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2015年7月30日 (木)

京都四条通 「パルコ」が大丸京都店の隣接地に商業施設「京都ゼロゲート(仮称)」を出店!

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-京都ゼロゲート(仮称)-

 「J.フロント リテイリング」グループの「パルコ」が、京都四条通に「京都ゼロゲート(仮称)」を出店します。計画地は、京都市における商業の中心である四条通に面し、「大丸京都店」の隣接地(東側)に位置します。

 引用資料 パルコ(PDF:2015/07/29)
 「京都ゼロゲート(仮称)」出店決定について

 「平成ビルディング」および「ヒューリック」が建設予定の建物を一棟賃借し、「京都ゼロゲート(仮称)」として出店します。

● 大丸の周辺店舗出店戦略 
 大丸は「大丸神戸店」で、周辺店舗にテナント誘致して大成功しています。その手法を「大丸京都店」でも採用しています。

 すでに「東急ハンズ」や「ルイ・ヴィトン」を 大丸京都店の周辺に出店しています。周辺店舗を増やす事により、「大丸京都店」との相乗効果が得られると期待しています。

京都ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町84 (住居表示)
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 敷地面積-749.83㎡
◆ 延床面積-約5,430㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 開業-2017年春予定
◆ 投資額-約7億円(パルコの投資額)


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「京都ゼロゲート(仮称)所在地図」です。


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「京都ゼロゲート(仮称)」の出店予定地は、「大丸京都店」から「高倉通」を挟んだ隣接地(東側)です。


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東急ハンズ京都店
 大丸京都店周辺店舗として、繊維商社「外市」が四条烏丸東入ル南側に建設した本社ビル「外市秀裳苑ビル(とのいちしゅうしょうえん)」に生活雑貨を販売する「東急ハンズ京都店」が、2014年6月19日(木)にオープンしています。

 「外市秀裳苑ビル」は、地上7階、地下2階、延床面積約7,800㎡です。「東急ハンズ京都店」は、1階~4階部分のフロアを使って営業しています。店舗面積は約3,300㎡です。


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ルイ・ヴィトン 大丸京都店

 直営の路面店のように見えますが、「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」も大丸京都店周辺店舗です。「京都恒和ビル」の1階に入っています。

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2015年7月29日 (水)

JR西日本 大阪駅南側広場整備「南広場(東側)」 2015年7月27日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある「東側 整備イメージ」等が新しくなっていました。「バス乗場」と「歩道橋(デッキ)」は、「平成28年秋 完成予定」となっています。


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「南広場(東側)」の整備の様子です。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定です。


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2015年7月18日から一部が供用開始されたバスのりばです。


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南西側から見た様子です。


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2015年7月18日から一部が供用開始されたバスのりばです。


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「バス停留所上屋」は「大阪市交通局」の施工となります。


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特にこの部分は、JR大阪駅の改札外コンコースと直結していて便利です。


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路面はアスファルトになるのかと思っていましたが、「路面ブロック」や「路面タイル」がきれいに敷かれています。


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引き続き「バスターミナル」の整備が行われています。


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供用開始された北東側の「エレベーター」です。


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北東側の「エレベーター」付近の横断歩道上には、屋根がかけられるようです。


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北東側から見た様子です。


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(おまけ)
 大阪キタの待ち合わせスポットとしてすっかり定着した大阪ステーションシティ5階の「時空の広場」です。


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(おまけ)
 「時空の広場」では、期間限定で「E-girls」のメンバーでもある「Dream Amiちゃん」のイベントが行われています。ちなみに「Amiちゃん」は、大阪府箕面市出身です。


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(おまけ)
 衣装展示も行われていました。「よくこんな小さい衣装に体が収まるなあ!」と思います。「安室ちゃん」や「カナやん(西野カナ)」の衣装展示も見た事がありますが、恐ろしいほど小さかったです。芸能人は一般人と全く違う生物だと思い知らされます。

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JR西日本 大阪駅南側広場整備「南広場(西側)」 2015年7月27日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(西側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 現地に掲示してある「西側 整備イメージ」が新しくなっていました。「タクシー・一般車降場」は、「平成28年冬 完成予定」となっています。「平成28年冬」は、2016年1月・2月と2016年12月の2回ありますが、2016年1月・2月頃だと思われます。


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「南広場(西側)」です。前回の撮影からほほんど変化が無いように見えます。


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この部分は「タクシー・一般車降場」となります。2016年冬の供用開始予定です。


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「路面ブロック」が準備されています。


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南側部分です。

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2015年7月28日 (火)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 着工した新阪急ビル跡地のⅠ期部分 2015/07/27

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年7月27日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2015年7月27日
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2015年7月27日
 Ⅰ期部分の新築工事に着手したということですが、引き続き解体工事が行われていました。まあ何を以て新築工事に着手というのかは基準がある訳ではないので、ニュースリリースと現場の状況が一致しない事は珍しくありません。


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撮影日2015年7月27日 重機でバリバリ解体しています。あと少しで地上躯体が姿を消します。


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撮影日2015年7月27日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年7月27日 「開口部」です。


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撮影日2015年7月27日
 解体工事から本体工事に移行するので、新しいゲートの設置が始まっています。「仮囲い」をかなり道路側に設置するようです。側道の移動が行われた理由が良く分かります。


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撮影日2015年7月27日 地上から見た新しいゲートです。


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撮影日2015年7月27日 南側から見た様子です。


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撮影日2015年7月27日 重機でバリバリ解体しています。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/07/27 塔屋が姿を消す!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年7月27日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年7月27日 解体用のタワークレーンで解体作業を行っています。


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撮影日2015年7月27日 9階の屋上です。塔屋が姿を消しました。


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撮影日2015年7月27日
 南側の塔屋が完全に姿を消しました。躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているので、コンクリートガラが発生しません。


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撮影日2015年7月27日 北側の塔屋も完全に姿を消しました。


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撮影日2015年7月27日
 塔屋が完全に姿を消したので、残る西側部分の外壁が美装化されました。西側部分も2018年春頃から解体されるので、美装化しなくてもいいのでは? と思いますが、百貨店だからそういう訳にはいかないのでしょうね。


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撮影日2015年7月27日 「開口部」です。

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2015年7月27日 (月)

リゾートトラスト 総事業費313億円で、会員制都市型リゾートホテル「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」を建設!

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-芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート-

 兵庫県企業庁は、2014年3月7日に潮芦屋海洋町フリーゾーンの事業提案競技で「リゾートトラスト」を事業候補者に決定しました。

 「リゾートトラスト」は、地上10階、延床面積46,451.01㎡、客室201室やチャペル、飲食フロア、温浴フロアを備えた会員制都市型リゾートホテル「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」を建設します。

 引用資料 リゾートトラスト(PDF:2015/06/08)
 完全会員制リゾート「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」会員権販売開始のお知らせ 

 公式ホームページ
 芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート 

 「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」は、完全会員制アーバンリゾートホテル「東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」に続く“ベイコート倶楽部”2つ目の施設です。総事業費は313億で、2018年2月の開業を目指します。

芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾートの概要
◆ 所在地-兵庫県芦屋市海洋町2番10
◆ 交通-阪神電鉄本線「芦屋」駅より、タクシーで約8分、阪神高速5号湾岸線「南芦屋浜」出口より約3分
◆ 階数-地上10階、塔屋1階
◆ 敷地面積-27,207.86㎡
◆ 建築面積-11,654.51㎡
◆ 延床面積-46,451.01㎡
◆ 構造-鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-1階(多目的室、チャペル)、2階(飲食フロア)、3階~9階(客室201室)、10階(温浴フロア)
◆ 客室数-201室
◆ 付帯施設-日本料理レストラン、中国料理レストラン、イタリア料理レストラン、ラウンジ&バー、メンバーズバー、スパ(インドアバス、アウトドアバス、サウナ)、プール&ジム、トリートメントサロン、チャペル等
◆ 建築主-リゾートトラスト
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2018年01月予定
◆ 開業-2018年02月予定
◆ 総事業費-313億円


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「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の配置図です。


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「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」の完成イメージパース図です。豪華クルーザーをイメージしたデザインになっています。


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「最上階・インドアプール」です。私には全く縁がないですが、こんな世界があるんですね・・・

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2015年7月26日 (日)

祝! 「テラッソ姫路」2015年7月24日グランドオープン! 全12スクリーン、約2,000人収容の日本最大級のシネマコンプレックス「アースシネマズ姫路」もオープン

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-テラッソ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「エミス(旧:山陽企業)」が、2015年7月24日(金)に商業施設「テラッソ姫路」をグランドオープンしました。

 「テラッソ姫路」には、12スクリーンを擁する日本最大級の映画館「アースシネマズ姫路」や、ワールドクラスの大会も実施可能なスポーツクライミングジム「グラビティリサーチ姫路」など、エンターテインメント分野の注目店が展開される他、大型スーパーマーケット「マックスバリュ」をはじめ、デイリーユースの店舗も充実しています。

テラッソ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟・駐車場棟
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町27
◆ JR「姫路」駅すぐ、山陽電車「姫路」駅から徒歩5分、神姫バス「姫路ターミナルスクエア」から徒歩6分
◆ 階数-(本体棟)地上8階、地下0階、(駐車場棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-37.900m
◆ 敷地面積-7,892.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,233.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-28,295.84㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-(本体棟)映画館、物品販売店舗、飲食店舗、(駐車場棟)駐車場約350台
◆ 建築主-エミス(旧:山陽企業)
◆ 設計者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2014年07月08日(地鎮祭)
◆ オープン-2015年07月24日


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西側から見た様子です。


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西側寄りから見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西角上部です。


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北西角下部です。


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北西側のエントランス部分です。オープン直後で賑わっていました。中に入り、100円ショップの「Seria(セリア)」で買い物をしました。「アースシネマズ姫路」は、とても姫路とは思えないような最先端の近未来な空間でした。

 まだオープンしていない店もあり判断出来ませんが、これはいい!という部分と、これはちょっと・・・ という部分が混在しており、現時点での「テラッソ姫路」全体の店作りは「可もなく不可もなし」という感じでした。


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「テラッソ」のロゴです。


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北側の「シースルーエレベーター」が稼働していました。


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敷地北側部分です。


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北東側から見た様子です。


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敷地西側部分です。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南西角下部です。


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南西側のエントランス部分です。


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南西側の大階段です。


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南側の「歩行者デッキ」です。


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歩行者デッキは、将来的には「Aブロック」を経由して、JR姫路駅付近まで伸びていく予定です。


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この歩行者デッキは、「Aブロック」の定点観測の絶好の撮影ポイントになりそうです。


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南側の車道と歩道が供用開始されました。


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南側の道路に面して「搬入口」があります。


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南東側から見た様子です。手前の敷地は「Cブロック」です。


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敷地東側の地上5階、自走式約350台の「駐車場棟」です。


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南側の歩行者デッキは、将来的には手前の「Cブロック」まで伸びてくる予定です。


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「Cブロック」南側の道路も開通しました。


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「Cブロック」の東側の道路に抜けられるようになりました。


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東側の「Cブロック」との間の道路です。この道路に面して「駐車場棟」の出入口があります。


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北東側から見た「駐車場棟」です。北側の道路が渋滞していました。

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姫路駅前の新たランドマーク (仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事 2015年7月25日の建設状況

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-(仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わりました。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されました。

 関連工事として、「西側一般車乗降場」の上に「神姫バス」により「姫路ターミナルスクエア」が建設され、2015年1月27日に竣工しました。
 続いて「神姫バス」は、「(仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事」を建設中です。「神姫バス」は、姫路駅前の再整備に社運を賭けているようで、積極的な投資が続いています。

 引用資料 姫路市(PDF)
 「(仮称) 神姫バス(株)ロータリビル 新築工事 」に係る協議内容 

 「(仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事」は、地上7階、地下0階、高さ32.4m、延床面積1,939.84㎡と規模は小さいですが、場所的に姫路駅前の景観を大きく変えるたランドマーク的なビルになります。

(仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県姫路市西駅前町1番4
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-32.40m
◆ 敷地面積-396.88㎡
◆ 建築面積-318.85㎡
◆ 延床面積-1,939.84㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-飲食店
◆ 建築主-神姫バス
◆ 設計者・監理者-二神建築事務所
◆ 施工者-鹿島・エルテオ共同企業体(鹿島建設、エルテオ)
◆ 着工-2015年06月08日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年04月28日予定(労災保険関係成立票より)

(備考) 「エルテオ」は、神姫バスグループの企業です。


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完成予想図(夜間)です。


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「(仮称)神姫バス株式会社 ロータリービル 新築工事」は、「山陽百貨店」の「本館(写真右側)」と「西館(写真左側)」の窪んだ部分に建設されます。


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東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。建設現場は、「うなぎの寝床」のような東西に細長い敷地です。


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早くも鉄筋が姿を現しています。


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「基礎梁」の鉄筋の配筋を行っているように見えます。

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2015年7月25日 (土)

J.フロント リテイリング 「大丸心斎橋店」の本館建て替えを正式発表 「本館」は2015年12月30日に営業終了!

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-大丸心斎橋店-
 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。

 7月18日にほぼすべての大手新聞社が、大丸心斎橋店の「本館」を建て替えを報道しました。報道は事実だったようで、「J.フロント リテイリング」は、7月24日に大丸心斎橋店の「本館」の建て替えを正式に発表しました。

 J.フロント リテイリング(PDF:2015/07/.24)
 株式会社大丸松坂屋百貨店 大丸心斎橋店本館の建替え及びこれに伴う特別損失の計上に関するお知らせ 

 大丸心斎橋店の「本館」は、2015年12月30日で営業を終了します。「北館」と「南館」は、本館で展開している売場の移設を含め改装を実施し、営業を継続します。
 歴史的な価値を持つ御堂筋側の外壁を残す方向で検討しています。新装オープンは2019年を計画し、建て替え費用は本館で300億円前後、南館の改装などを含め400億円前後に達する可能性があります。

 大丸心斎橋店の売上高は、2015年2月期が84,511百万円、大丸心斎橋店の売場面積は77,490㎡(本館売場面積31,000㎡)となっています。

● 詳細が全く不明
 非常に簡単な発表で、詳細が全く不明です。建て替え後の規模や完成イメージ等は発表されませんでした。階数は?、高さは?、百貨店中心になるのか? 専門店中心になるのか?

 参考になるか分かりませんが、進行中の「J.フロント リテイリング」の再開発プロジェクト2件を下記に載せておきます。2件共に従来型の百貨店は復活しません。

● セブン・シスターズがすべて建て替えもしくは大改装
 かつて、世界の石油を支配していた「国際石油資本(石油メジャー)」の7社は「セブン・シスターズ(Seven Sisters)」と呼ばれていました。私は、大阪市内の売場面積5万㎡以上の巨大百貨店を勝手に「セブン・シスターズ」と呼んでいました(笑)。

 そのセブン・シスターズである「(1)阪急うめだ本店、(2)阪神梅田本店、(3)大丸梅田店、(4)JR大阪三越伊勢丹、(5)大丸心斎橋店、(6)高島屋大阪店、(7)あべのハルカス近鉄本店」のすべてが、建て替えもしくは建て替えに匹敵する大改装を行ったり、これから行う事になります。

 激しい消耗戦で、「JR大阪三越伊勢丹」は競争から脱落しました。ただ、この凄まじい競争により、大阪の街が物凄いグレードアップしたのも事実です。この10年の激変ぶりには驚かされるばかりです。


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大正モダン建築の大丸心斎橋店本館

 「大丸心斎橋店本館」は、地上8階、地下2階、延床面積約46,462㎡です。アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られています。

 1期が1922年、2期が1925年、3期が1933年と3期に分けて増築されました。1945年の大阪大空襲で上層階を焼失しましたが、その後、雰囲気を保ったまま修復・増築されました。


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「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。


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(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事
 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えて、子会社化した「パルコ」を入居する方針です。

 計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」で、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約117m、延床面積約41,000㎡の超高層複合ビルに建て替えられます。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2013/08/26)
 大丸松坂屋百貨店 松坂屋上野店南館の建替えについて 

 フロアは、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階が「パルコ」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります。

(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目137番の一部他
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-5,809.21㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 建築面積-約2,400㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄骨造及び一部CFT造、地下鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)パルコ、(地上7階~10階)TOHOシネマズ、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年08月31日予定
◆ 新南館開業-2017年秋予定
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)


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銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業

 「松坂屋銀座店」は2013年6月30日(日)で閉店しました。「松坂屋銀座店」を中心に合計17棟(合計延床面積約74,294㎡)は再開発のため解体されました。

 「J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事」は、「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」を2014年4月2日に着工しました。

 引用資料 銀座六丁目プロジェクト・公式HP
 銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業  

 「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」は、商業施設やオフィスなどが入る地上13階、地下6階、延床面積147,856.38㎡の複合ビルとなる予定です。「銀座ルール」の厳しい高さ制限で超高層ビルにはなりませんでした。

 商業施設は、海外の高級ブランド店など250から300のテナントを誘致しますが、従来型の百貨店「松坂屋銀座店」は復活しません。

銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地 -東京都中央区銀座六丁目1-1他
◆ 階数-地上13階、地下6階
◆ 高さ-約66m(建築基準法上の高さ約56m)
◆ 敷地面積-9,077.49㎡
◆ 建築面積-8,921.03㎡
◆ 延床面積-147,856.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-店舗、オフィス、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
◆ 建築主-銀座六丁目10地区市街地再開発組合
◆ 設計者-銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(鹿島建設、谷口建築設計研究所JV)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年04月02日
◆ 開業-2016年11月予定
◆ 総事業費-約830億円

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大阪環状線改造プロジェクト 「桃谷駅」全体をリニューアル!

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-桃谷駅全体をリニューアル-

 JR西日本グループでは、2013年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、森ノ宮駅のリニューアル、各駅のトイレ改良、新型車両323系の開発、高架下商業施設「ビエラ森ノ宮」および「ビエラ玉造」の開業、発車メロディ導入など、大阪環状線のイメージアップと、さまざまな施策を展開してきました。

 新たに、桃谷駅の美装改良・開発計画が固まりました。駅構内店舗エリア、高架下商業施設エリアを含め、駅および駅周辺の魅力向上につながる美装改良、商業開発を行います。開業時期は、2016年夏頃の予定です。

 引用資料 JR西日本・ニュースリリース(2015/07/24)
 「大阪環状線改造プロジェクト」進行中 桃谷駅全体をリニューアルします!

 改良コンセプトは、「桃谷成蹊」です。駅周辺の丘陵地帯が桃の名所であったことに由来する桃谷駅においては、故事成語の「桃李成蹊(とうりせいけい)」になぞらえ、駅南口(天王寺方)から駅構内店舗エリア、改札口、新設する北口(鶴橋方)を抜けて高架下エリアに至る駅の南北動線を「一本の小道」と見立て、美しく快適で利便性の高い「道」をつくることを目指した改良を行います。

 ちなみに駅名は、「ももたにえき」ではなく「ももだにえき」です。私もつい最近まで間違って覚えていました。「天下茶屋駅(てんがちゃやえき)」も「てんかぢゃやえき」とちらか分からなくなりますよね(笑)。


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桃谷駅全体のリニューアルの概要

(1)新改札口設置
 
駅北側エリアのアクセスの向上および新設する高架下商業施設エリアと駅部の一体化を図るため、北側(現在の駅の中2階改札内コンコース付近から北側道路)に改札口を新設します。

(2)高架下エリア 新商業施設開発
 駅北側高架下に商業施設(約1,000㎡)を新設します。高架下商業施設前(駅西側)には各店舗へのアプローチとなる外部通路を設け、新設の北側改札口からのつながりを演出するとともに、駅および駅周辺イメージの刷新を図ります。

(3)駅構内店舗エリア リニューアル
 駅構内店舗エリア(約550㎡)の全店舗リニューアルと改札外コンコースの全面美装化により、さらなる利便性・快適性の向上を図ります。

(4)駅舎全体美装改良
 ホーム、改札内外コンコース、トイレ、案内サイン、外壁など、駅舎全体を美装改良します。


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「駅ファサード(西口)」のイメージです。


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「駅構内店舗リニューアルエリア」のイメージです。

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2015年7月24日 (金)

グランフロント大阪の東隣 JR西日本グループの「大阪弥生会館」が2015年9月末に閉館 跡地は再開発の可能性大! 

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-大阪弥生会館-
 
ホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んで東側にあります。1972年10月に開業し、地上7階、地下1階、客室数78室です。JR西日本グループの「ジェイアール西日本ウェルネット」が運営しています。

 「大阪弥生会館」は、2015年9月末に閉館します。公式HPには ”当会館は昭和47年10月の開業以来みなさまにご愛顧いただいてまいりましたが、平成27年9月末をもちまして、すべての営業を終了いたします。” と書かれています。

 建設ニュース(2015/06/30)
 大阪・梅田の大阪弥生会館が9月末に閉館/敷地面積は約2900平方㍍/JR西日本グループ

 「建設ニュース」によると敷地面積は2,893.43㎡で、土地は「JR西日本」が所有しているようです。「建て替えではなく、閉館としているが、跡地の活用方法は不明」となっていますが、再開発が行われるのは間違いないと思います。


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「大阪弥生会館」です。


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「大阪弥生会館」は、2015年9月末に閉館します。


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「大阪弥生会館」を西側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」は、「JR西日本(西日本旅客鉄道)」の本社ビル南側の緑地と隣接しています。「大阪弥生会館」の敷地面積は2,893.43㎡ですが、この緑地の一部を使用すると敷地面積4,000㎡~5,000㎡くらい確保出来そうです。

 この緑地を含む「JR西日本(西日本旅客鉄道)」の本社ビルの容積率未使用分をプラスするとかなりの延床面積が確保できる可能性があります。


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「JR西日本(西日本旅客鉄道)」の本社ビルです。1992年に竣工した時には、不便な場所に建設したなあ! と思いましたが、20年以上経過して周囲の状況が一変しています。


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「大阪弥生会館」を北西側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を南西側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を南東側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を北東側から見た様子です。

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ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 芝田二丁目の「新梅田ビルディング」が建て替えを計画!

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-新梅田ビルディング-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にあります。

 「新梅田ビルディング」は、地上7階、塔屋1階、で、1957年12月に竣工しています。敷地面積は1,021.18㎡です。土地は不動産業を営む個人が所有しています。

 「建設ニュース」によると「新梅田ビルディング」が建て替えを計画しているようです。すでにテナントの退出は進み、ほぼ閉館された状態になっています。

 建設ニュース(2015/07/10)
 大阪・梅田のオフィスビルで建て替えを計画/敷地面積は約1000平方㍍/テナントの退出進む


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ビルヲタ的には、街区を一体敵に開発して欲しいのですが、「新梅田ビルディング」のすぐ北側は、JRAの「ウインズ梅田」で、西側のビルも普通に営業しているので、「新梅田ビルディング」の単独での建て替えになると思われます。


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「新梅田ビルディング」を南東側から見た様子です。


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「新梅田ビルディング」を南西側から見た様子です。


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すでにテナントの退出は進み、ほぼ閉館された状態になっています。


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「新梅田ビルディング」を北東側から見た様子です。


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「本館」と「新館」で構成されているので、南北の幅は結構広いです。


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道路を挟んで南側には、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」があります。「ヨドバシ梅田2期開発」の計画がありますが、一向に動き出しません。

 「マルチメディア梅田」は経営状態がいいので急いで2期開発を行う必要が無いのだと思われます。超巨大な物流施設「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎」の建設と「マルチメディア仙台」と「新宿西口本店」の建て替えを優先させて、「ヨドバシ梅田2期開発」は後回しになると私は予想しています。

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2015年7月23日 (木)

これは便利! 「大阪モノレール」が、「近鉄奈良線」との交差部まで約9km延伸 大阪府と東大阪市が事業化で合意!

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-大阪モノレールの延伸計画-
 「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意しました。

 延伸区間は、「門真市駅」から「近鉄奈良線」との交差部までの約9kmです。総事業費は約1,050億円(国407億円、OKT310億円、大阪府267億、東大阪市66億円)で、事業化が正式決定すれば、2018年にも着工、2025年の完成を目指します。

大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂
◆ 延長-9.0km
◆ 事業費-約1,050億円(国407億円、OKT310億円、大阪府267億、東大阪市66億円)
◆ 需要-南伸区間37,000人/日(全区間139,000人/日)
◆ ルート-大阪中央環状線の未利用地を活用、荒本駅側を経由
◆ 駅数-既存鉄道と結節する4駅(モノレールとの結節のための近鉄奈良線の新駅整備が必要)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用


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「大阪モノレール」の延伸計画のルートです。4駅を新設し、(1)地下鉄鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。

 関西圏の鉄道網は、大阪市一点集中型になっています。そのため郊外での他線への乗り換えが不便です。 大阪モノレールはそれらを解消すると共に、「伊丹空港」への非常に重要なアクセスとなっています。

 引用資料 大阪府・公式ホームページ
 公共交通戦略4路線について


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「大阪モノレール」の高架橋は、複線でもほとんどの場所で橋脚が1本なのであまり広い用地を必要としません。


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標準的な駅は、このように非常にコンパクトです。ホームドアは設置されていませんが、「転落防止柵」が設置されています。


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「大阪モノレール」の代表的な車両である「大阪高速鉄道1000系電車」です。モノレールにはどうしても狭い・遅いのイメージがあります。

 でも実際に「大阪モノレール」に乗ると、車内が広くて快適なのでモノレールに対するイメージが大きく変わります。それもそのはずです。「大阪高速鉄道1000系電車」は、車体幅2,980mm 、列車長60,200mm(4両時)もあります。

 これは、JR西日本の新快速「JR西日本225系電車」の車体幅2,950mmより少し広いです。1車両当たりの長さは、225系電車の4分の3くらいですが、車体幅の広さが快適な大きな理由です。

 平均速度は、モノレールの構造上どうしても遅くなります。それでも最高速度は時速75km出す能力はあります。


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現在は終点が「門真市駅」ですが、新たな終点となる「近鉄奈良線」との交差部は、何駅になるのでしょうか? 「モノレールとの結節のための近鉄奈良線の新駅整備が必要」となっていますが、どうなるのでしょうか?

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リーガロイヤルホテル(大阪) 「ホテル建て替えを含めた再開発事業 & 中之島フェスティバルタワー・ウエストへの進出」の現状

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-リーガロイヤルホテル(大阪)-

 「リーガロイヤルホテル(大阪)」には、現地においてのホテル建て替えを含めた再開発事業や「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」への新ブランドでの高級ホテル開業の計画があります。


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「リーガロイヤルホテル(大阪)」では、「ウエストウイング」の12階~14階部分の改修工事を行っています。工期は2015年4月1日~12月28日(予定)となっています。

 「リーガロイヤルホテル(大阪)」は、ホテル建て替えを含めた再開発事業の構想がありますが、競争力維持のためにそれまで何もしない訳にはいきません。


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「クローラークレーン」です。


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改修工事が行われているのは、「ウエストウイング」の12階~14階部分です。


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「ホテル建て替えを含めた再開発事業」が行われるとしたら敷地南側の広大な駐車場も含めた大規模な再開発事業になると思われます。

 ちなみにIR情報には、 ”なお、リーガロイヤルホテル(大阪)は現状のまま営業を継続します。ホテル建て替えを含めた再開発事業については、平成33年の実現を目指して現在関係者と協議を進めており、リーガロイヤルホテル(大阪)は引き続き伝統と格式を有する「大阪の“ホーム”ホテル」として多様なお客様の様々なニーズにお応えしてまいります。” と書いてあります。

 「森トラスト」は、「リーガロイヤルホテル」を運営する「ロイヤルホテル」の大株主となっています。「リーガロイヤルホテル(大阪)」の地権者である「森トラスト、関電不動産」からそのうち発表があるかも知れません。


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直接は関係ないですが、「リーガロイヤルホテル(大阪)」東側の中之島五丁目には、駐車場や「大阪市立扇町高等学校」跡地などの広大な用地があります。


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「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 高層部分8フロアー(33階~40階)に、国内最高水準の広さとなる全室50㎡以上の客室約170室の新ブランドでの大阪最高のラグジュアリーホテルを開業する計画がありますが、交渉は難航しているようです。

 「建設ニュース」は、 ”リーガロイヤルホテルなどのホテルチェーンを展開するロイヤルホテルは16日、建設中の「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」へのホテル進出に対する優先交渉権が期間終了となったと公表した。” と報道しています。

 建設ニュース(2015/07/16)
 中之島フェスティバルタワー・ウエストへのホテル進出に暗雲/優先交渉期間中に協議まとまらず/ロイヤルホテル

 ”引き続き「関係各社と協議を続ける” と書いてあるので、交渉が完全に決裂した訳ではないようなので今後に注目です。

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2015年7月22日 (水)

祝! 大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」 Ⅰ期部分を2015年7月21日着工!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建設予定地です(撮影日2015年7月9日)。


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Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です(撮影日2015年7月9日)。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)ホテルモントレ姫路」 2度目の規模縮小

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-(仮称)ホテルモントレ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。

● 2度目の規模縮小
 資材価格高騰や全国的な職人不足により、着工が大幅に遅れています。2013年12月には、地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小されています。

 2015年7月初めに一部マスコミが伝えたところに、再度計画を見直して、地上14階、地下1階、高さ約64m、延床面積約32,200㎡に規模を縮小するそうです。

 私は超高層ビルヲタですが、姫路市には超高層ビルを建設すべきではないと思っています。姫路市は「姫路城」あっての姫路市で、姫路城の景観がすべてにおいて優先されるべきだと思っています。

 そのため、高さが低くなったのはショックではありませんが、延床面積が当初案の約6割と、大幅に縮小されたのがショックです。


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敷地北側で行われていた「埋蔵文化財発掘調査」は完了して埋め戻されています。


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敷地南側の「埋蔵文化財発掘調査」は2014年に終わっています。


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Bブロック
 中央部分の「Bブロック」は順調に進んでおり、「エミス(旧:山陽企業)」が、2015年7月24日(金)に商業施設「テラッソ姫路」をオープンする予定です。

テラッソ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟・駐車場棟
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町27
◆ JR「姫路」駅すぐ、山陽電車「姫路」駅から徒歩5分、神姫バス「姫路ターミナルスクエア」から徒歩6分
◆ 階数-(本体棟)地上8階、地下0階、(駐車場棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-37.900m
◆ 敷地面積-7,892.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,233.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-28,295.84㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-(本体棟)映画館、物品販売店舗、飲食店舗、(駐車場棟)駐車場約350台
◆ 建築主-エミス(旧:山陽企業)
◆ 設計者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2014年07月08日(地鎮祭)
◆ オープン-2015年07月24日予定


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Cブロック
 
一番東側の「Cブロック」も着工が大幅に遅れています。

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2015年7月21日 (火)

大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング 大改装して見違えるように入りやすくなった「LUCUA 1100(ルクア イーレ)」

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-LUCUA 1100(ルクア イーレ)-

 「JR西日本」と「JR西日本SC開発」は、2015年4月2日に大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング西館に「LUCUA 1100」(ルクア イーレ)をオープンしました。5月8日には、開業が遅れていた9階の「梅田 蔦屋書店」が開店しました。

 西館「LUCUA 1100」と東館「LUCUA」を「LUCUA osaka」として一体運営することで、国内最大級の駅型商業モールとなりました。西館「LUCUA 1100」の店舗面積は約33,000㎡で、東館「LUCUA」と合わせると約53,000㎡になります。

● 出来栄えは想像以上!
 私は、「JR大阪三越伊勢丹」だった頃は、ほとんど店内に入ることはありませんでした。何か「結界」のようなものがあり、入りにくいオーラが全開だったからです。

 でも「LUCUA 1100」になってからは頻繁に入るようなりました。私と同じように感じる人は多いようで、店内はいつも賑わっています。特にゆっくりと本が選べる「梅田 蔦屋書店」は、私のお気に入りです。

 「JR大阪三越伊勢丹」の売場面積は約50,000㎡でした。「LUCUA 1100」は、約50,000㎡-約33,000㎡=約17,000㎡減っています。
 通路、共用施設、バックヤードなど売り場以外を広く確保しているのだと思いますが、無理して約50,000㎡を確保しなかったのも良かったと思います。

 私はオープン前は、「LUCUA 1100」に懐疑的でしたが、売り場は想像以上の出来栄えです。JR西日本を中心として関係者が考えに考え抜いた売り場だと思います。ここまで劇的に変えた関係者に敬意を払いたいと思います。

 「JR大阪三越伊勢丹」は、西側に少し外れた立地が悪いんだ! 私はと思い込んでしましたが、立地じゃ無かったようです。


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2階アトリウム広場

 来店者の多くが、2階の「アトリウム広場」から入ると思われます。


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スターバックス コーヒー アトリウムガーデン

 「アトリウム広場」に「スターバックス コーヒー」のオープンカフェがあります。これは非常にいいアイデアだと思います。

 以前は、この場所に人がほとんどいなかったので入りにくいオーラが全開でした。しかし、オープンカフェに人がいると店内に入りやすいです。入り口付近にお客さんがいない店ほ、多くの人が入るのを躊躇すると思います。


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O-Vision(オーロラビジョン)

 「アトリウム広場」の大型映像装置が、パナソニック製の「プラズマディスプレイ」から三菱電機製の「O-Vision(LEDビジョン)」に2015年4月1日から変わっています。
 「プラズマディスプレイ」の時は、輝度が低くて昼間は使い物になりませんでしたが、昼間でもよく見えるようになりました。

 「LEDビジョン」は、輝度が高く、反応速度も速いです。解像度は劣りますが、人間の目はいい加減なので、動画の場合は低い解像度がほとんど気になりません。
 そのためライブ会場では、「LEDビジョン」が必須となっています。大型の「LEDビジョン」無しでは、ライブの演出が成り立ちません。


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3階入口(JR線連絡橋口)



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5階入口(時空の広場)


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7階入口(アトリウム連絡通路)


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伊勢丹色をほぼ払拭

 「LUCUA 1100」からは、一部のフロアを除くて伊勢丹色が払拭されています。「伊勢丹」は、西の「阪急」、東の「伊勢丹」と言われるくらい店づくりには定評があります。

 「ジェイアール京都伊勢丹」が成功しているので関西人に受け入れられない訳でもありません。要するに店づくりが大阪のこの立地に全く合わなかったということですね。

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大阪ビジネスパーク(OBP) (仮称)新MID大阪京橋ビル 2015年7月18日の建設状況

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-

 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、建て替えのため解体されました。ビルを保有していたのは「MID都市開発」です。
 「MID都市開発」は、「松下興産」を前身とする不動産会社で、現在は「関西電力」の連結子会社となっています。

● 鉄筋コンクリート造の超高層オフィスビル
 「パナソニック大阪京橋ビル」の跡地には、地上22階、塔屋2階、 高さ116.27mの超高層オフィスビル「(仮称)新MID大阪京橋ビル」が建設されます。地震対策として「免震構造」を採用します。

 引用資料 MID都市開発(PDF:2015/04/24)
 『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について 

 「(仮称)新MID大阪京橋ビル」は、一部「鉄骨造(S造)」ですが、超高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造となります。
 「鉄筋コンクリート造」は、構造上どうしても(1)柱が多くなる、(2)柱が太くなる、(3)大きな梁が必要などの欠点があり広い無柱空間を必要とする大型のオフィスビルには不向きでした。

 しかし、「高強度コンクリート」などコンクリートの急速な性能向上により、それらの欠点も徐々に解消しつつあります。何よりも「鉄骨造」と比べて建設コストが安いのが魅力です。

 新ビルには、関西電力系の「ケイ・オプティコム」が入居し、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目1番1外3筆(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「京橋」駅徒歩7分、京阪本線「京橋」駅徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩1分
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆ 高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-MID都市開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015 年04月30日予定
◆ 竣工-2017年度上期予定(2017年09月末)


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西側から見た様子です。


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ゲートが開くのを待ちました。


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「山留め壁」が見えます。


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実物大の「外装モックアップ」です。


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南西側から見た様子です。


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南西角の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。


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南東側から見た様子です。

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2015年7月20日 (月)

ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(The Park Front Hotel at Universal Studios Japan) Part2:3階のプレミアムショップは7月22日(水)オープン!

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-ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン-

 大阪市は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に隣接する未利用地である敷地面積6,647.76㎡の売却について、特定目的会社「ワンダー ・トリアングルム」を事業者として選定しました。

 敷地には、地上28階、高さ110.60mの超高層ホテル「(仮称)ホテルユニバーサルグランドタワー計画」が建設中です。
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインゲート正面という絶好のロケーションに位置する「オフィシャルホテル」となります。ホテルの運営は、「東急ホテルズ」が受託します。

 正式名称は、英語表記「The Park Front Hotel at Universal Studios Japan」、日本語表記「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に決定しています。

 公式ホームページ
 ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 グランド・オープンは2015年8月1日(土)で、2月5日(木)より宿泊予約の受付を開始しています。3階の「プレミアムショップ」は、グランド・オープン前の7月22日(水)に先行オープンします。

ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの概要
◆ 計画名-(仮称)ホテルユニバーサルグランドタワー計画
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目427番1
◆ 交通-JR「ユニバーサルシティ」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上28階、塔屋3階
◆ 高さ-最高部110.60m、建築物100.12m
◆ 敷地面積-6,647.76㎡
◆ 建築面積-5,846.73㎡
◆ 延床面積-45,928.36㎡(容積率対象床面積39,883.51㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(4階~28階客室)、物販店舗、飲食店舗(6テナン ト入居)
◆ 客室数-598室(うちスイートルム2室)
◆ 建築主-(特定目的会社)ワンダー ・トリアングルム
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年12月01日
◆ 竣工-(調査中)
◆ オープン-2015年07月22日(プレミアムショップ)、2015年08月01日(ホテル)


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東側の「JRユニバーサルシティ駅」側のエントランス部分です。「~Trip to the U.S.A.~」をデザインコンセプトとして設計されたエリア随一のラグジュアリーテイストのホテルです。


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意匠が凝っています。


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ホテルの正式名称は、英語表記の場合「The Park Front Hotel at Universal Studios Japan」です。


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東側には「ドラゴン」のオブジェが2頭鎮座しています。これは北側の「ドラゴン」です。


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北側の「ドラゴン」を別角度から見た様子です。


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南側の「ドラゴン」です。


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ユニバーサルシティの高さに合わせて3階が「エントランス、ロビー、フロント、レストラン、ファンクションルーム、テナント」で、4階~28階が客室となります。


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東側のこの部分は「公開空地」になるので歩道が広くなります。この部分は3階床です。この下の1階・2階は駐車場です。


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東側のエントランスへの動線部分です。


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西側の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインゲート正面のエントランス部分です。


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西側には「天使」のオブジェが2人鎮座しています。これは北側の「天使」です。


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南側の「天使」です。


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西側の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインゲート正面側です。この部分は「公開空地」になるのでUSJ前の広場が広くなります。この部分は3階床です。この下の1階・2階は駐車場です。


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西側の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインゲート正面のエントランス部分です。USJのメインゲートを模したデザインになっています。


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USJのメインゲートです。かなり似てますね(笑)。


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「ザ パーク フロントホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の3階には、6店舗の「プレミアムなショップ」があります。「プレミアムショップ」は、グランド・オープン前の7月22日(水)に先行オープンします。

● タリーズコーヒー ザ パーク フロント ホテル店
 誰もが知っているシアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」です。

● ローソン ザ パーク フロント ホテル店
 撮影時に気が付かなかったので写真はありませんが、「マチの健康ステーション」として地域に愛されるコンビニエンス・ストア「 ローソン 」も出店します。


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「CANDY SHOW TIME」と「ピンクベリー」です。

● CANDY SHOW TIME The Park Front Hotel
 キャンディー専門店の「キャンディーショータイム」です。関西に初出店(国内10号店目)します。「パークで体験したワクワク、ドキドキの続きを」がコンセプトとなっています。

● ピンクベリー ザ パーク フロント ホテル店
 2005年カリフォルニア・ウエストハリウッドで創業し、世界23ヶ国264店舗(2015年6月現在)を開する「フローズンヨーグルトショップ」です。東京(1店舗)、福岡(2店舗)に次いで直営4号店として関西に初出店します。


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「ウルフギャング・パック ピッツァバー」と「エッグスンシングス」です。

● ウルフギャング・パック ピッツァバー大阪 ザ パーク フロント ホテル店
 ピザの専門店です。アメリカ西海岸で仕掛ける最新ブランドが関西初上陸(国内3号店目)します。アメリカへ直接研修へ行き、全てがアメリカと同じメニューと味だそうです。

● エッグスンシングス ザ パーク フロント ホテル店
 1974年にハワイで誕生して以来、地元の人々をはじめ、ハワイを訪れる世界中の旅行客に人気となったカジュアルレストランです。「パンケーキ」が有名です。
 国内12号店目で、関西では心斎橋(大阪)、ハーバーランド(神戸)、四条(京都)に出店しています。


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この部分は「公開空地」になるので歩道がかなり広くなります。平日でしたが、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」にはたくさんの人が訪れていました。

 ハリー・ポッターのエリアがオープンして2015年7月15日でオープン1周年を迎えました。この1年間の入場者数は前年より28%多い1350万でした。
 仮に、この数字を2014年のテーマパーク入場者数ランキングに当てはめると世界第5位になります。世界第4位「の東京ディズニーシー」が1410万人だったので、射程圏内に入ってきました。

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ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(The Park Front Hotel at Universal Studios Japan) Part1:グランド・オープン直前編!

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-ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン-

 大阪市は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に隣接する未利用地である敷地面積6,647.76㎡の売却について、特定目的会社「ワンダー ・トリアングルム」を事業者として選定しました。

 敷地には、地上28階、高さ110.60mの超高層ホテル「(仮称)ホテルユニバーサルグランドタワー計画」が建設中です。
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインゲート正面という絶好のロケーションに位置する「オフィシャルホテル」となります。ホテルの運営は、「東急ホテルズ」が受託します。

 正式名称は、英語表記「The Park Front Hotel at Universal Studios Japan」、日本語表記「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に決定しています。

 公式ホームページ
 ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 グランド・オープンは2015年8月1日(土)で、2月5日(木)より宿泊予約の受付を開始しています。3階の「プレミアムショップ」は、グランド・オープン前の7月22日(水)に先行オープンします。

ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの概要
◆ 計画名-(仮称)ホテルユニバーサルグランドタワー計画
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目427番1
◆ 交通-JR「ユニバーサルシティ」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上28階、塔屋3階
◆ 高さ-最高部110.60m、建築物100.12m
◆ 敷地面積-6,647.76㎡
◆ 建築面積-5,846.73㎡
◆ 延床面積-45,928.36㎡(容積率対象床面積39,883.51㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(4階~28階客室)、物販店舗、飲食店舗(6テナン ト入居)
◆ 客室数-598室(うちスイートルム2室)
◆ 建築主-(特定目的会社)ワンダー ・トリアングルム
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年12月01日
◆ 竣工-(調査中)
◆ オープン-2015年07月22日(プレミアムショップ)、2015年08月01日(ホテル)


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USJのメインゲート越しに見た様子です。グランド・オープンは、2015年8月1日(土)の予定です。


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客室数は598室(うちスイートルム2室)となっています。


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北西側から見た様子です。


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最高部です。


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ホテルの正式名称は、英語表記の場合「The Park Front Hotel at Universal Studios Japan」です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。西側の道路の一番低い部分が1階床ではなく、2階床になります。


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駐車場への出入口です。1階と2階は駐車場となっています。


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少し角度を変えたて見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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少し角度を変えたて見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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東側の「JRユニバーサルシティ駅」側から見た様子です。


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下から見上げた様子です。ユニバーサルシティの高さに合わせて3階が「エントランス、ロビー、フロント、レストラン、ファンクションルーム、テナント」で、4階~28階が客室となります。

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2015年7月19日 (日)

J・フロントリテイリング 「大丸心斎橋店」の本館建て替えをほぼ決定? 外観は保存し、オープンは2019年の見通し

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大丸心斎橋店-
 「J・フロントリテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。

 7月18日にほぼすべての大手新聞社が、「(1)大丸心斎橋店の「本館」を建て替え、(2)外観の意匠を残す方針、(3)年内をメドに「本館」の営業を取りやめ、(4)新装オープンは2019年の見通し、(5)総投資額は300億円規模」という内容を報道しました。

 毎日新聞(2015/07/18)
 大丸心斎橋店:本館建て替えへ 外観生かす方向で検討

 産経新聞(2015/07/18)
 ヴォーリズ設計「心斎橋大丸」建て替えへ…築80年の外観生かし、平成31年オープン目指す

 一方で、「J・フロントリテイリング」は、「本日、一部の報道機関において、 (中略) これは当社又は同社が正式に発表したものではありません。 (中略) 現時点において何ら決定した事実はございません。今後開示すべき事実を決定した場合には、速やかにお知らせいたします。」と発表しています。

 J・フロントリテイリング(PDF:2015/07/18)
 本日の一部報道について

 過去の経験からして、マスコミが先に報道した場合、企業はIRニュースなどで、「当社が正式に発表したものではありません。」と否定して、後日正式発表する場合が多いです。1社ならともかく、ほぼすべての大手新聞社が報道しているのでほぼ間違いはないと思います。

 大阪のミナミは、「インバウンド観光(訪日外国人旅行)」で沸騰しています。「大丸心斎橋店」のは、2015年3月~5月の売上高に占める免税品の比率が21.6%と国内百貨店でトップクラスだそうです。
 「南館」も建て替えるのかな? と思っていましたが、営業しながら順次改装し、急増する「インバウンド観光(訪日外国人旅行)」に対応した売り場にするようです。


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大正モダン建築の大丸心斎橋店本館

 「大丸心斎橋店本館」は、非常に豪華で美しい建物です。1期が1922年、2期が1925年、3期が1933年と3期に分けて増築されました。

 アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られています。

 1945年の大阪大空襲で上層階を焼失しましたが、その後、雰囲気を保ったまま修復・増築されました。
 近代の大阪を代表する歴史的建造物の一つですが、階高が低く圧迫感があるのも事実です。また設備の老朽化も目立っています。


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「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。連絡通路でつながっている「南館」は、営業しながら順次改装し、急増する「インバウンド観光(訪日外国人旅行)」に対応した売り場にするようです。

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大阪城ホール 「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2015 ~FUN! FUN! FANFARE!~」 ツアーファイナルに行ってきました!

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-いきものがかり-
 7月17日(金)と7月18日(土)に、「大阪城ホール」で行われた「いきものがかり」のライブ「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2015 ~FUN! FUN! FANFARE!~」に行って来ました。

 なぜ2日連続になったかというと7月18日(土)がツアーファイナルだったからです。7月18日(土)が取れない場合を考えて、保険で7月17日(金)も申し込んだら両方当選しました。4月4日(土)も含めると3回行ったことになります。

 7月18日(土)は、ファイナルということもあり、普段よりヲタ度の濃い目のファンが北海道から沖縄までの日本全国から集結していました。マレーシアやインドネシアもいましたが、自己申告なので本当かは分かりません(笑)。

 相変わらず歌がメチャメチャ上手く、声量が凄くて圧倒されました。あまりの歌の上手さに「YELL」では鳥肌が立ちました。
 私は、「ムービングライト」や「レーザー光線」が大好きなので、ムービングライトとレーザー光線が激しく動く「熱情のスペクトラム」には異様に興奮しました(笑)。

 前回、見た時に照明がこの世のものとは思えないくらい綺麗だったので、今回はどのような仕組みになっているのかじっくりと観測しました。
 今の「LED照明」、「ムービングライト」、「レーザー光線」の制御技術は本当に凄いです。まるで生命のようにコンピュータ制御で自由自在に動きます。


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7月17日(金)は、台風11号で大雨でした。私は絶対に再公演もしくは中止になると思っていたので、前日の夜に公式ホームページを見て公演を強行する事が分かってビックリしました。大阪城ホールは稼働率が高いので延期して再公演を行うのが難しかったのかも知れません。

 JRは運転見合わせがかなりあったので、午後7時の開演に間に合わない人がかなりいました。途中で客席を見ると埋まっていたので、いろいろな手段を使ってなんとかたどり着いたのだと思います。

 帰りはもっと悲惨でした。私はなんとか自宅に帰る事が出来ましたが、私の友人は大阪駅の電車の中で翌朝まで過ごし、電車が動き出してやっと自宅に帰る事が出来ました。


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7月17日(金)は「アリーナ東」でした。今回のツアーから公演の入場は転売対策の為、「当日発券システム」が導入されています。
 チケットは全て「座席指定引換券」となっています。座席の位置(座席番号)は公演当日に入場の際に入場口で発券される「座席券」で、初めて分かります。

 今回のツアーで、「いきものがかり」は初めて「センターステージ」を採用しました。通常のライブは収容人員約10,000人くらいですが、スタンド席が360度すべて使用出来るので約12,000人でした。360度すべて客席だと迫力があります。


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7月18日(土)は晴れました。ただし、JR西日本は前日の台風11号の大雨の影響で、午前中はほぼ運転見合わせになっていました。それでも、午後4時の開演時には席はビッシリ埋まっていました。


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晴れたので、グッズ売り場がもいつもの場所に戻っていました。


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7月18日(土)は「スタンドL」でした。私は全体を見渡す事が出来るスタンド席が結構好きです。上から見るのが好きなビルヲタの習性なのでしょうか?(笑)

 ファイナルだったので異様な盛り上がりでした。ライブってこんなに盛り上がるんだ!とビックリしました。ファンがファイナルに行きたがる気持ちが良く分かりました。

 ファイナルということで、MCもいつもより長め、定番のタオル回しの「じょいふる」は、ファンの要望で2回続けて歌ってビックリ!(笑) 「じょいふる」を2回続けて歌ったのは、ライブで初めてだったようです。
 アンコールも今回だけ2回あって、2回目のアンコールで「SAKURA」を歌いました。1回目のアンコールで終わったと思って帰った人が結構いましたが、もったいない・・・

 MCがいつもより長め、「じょいふる」×2回、2回目のアンコール「SAKURA」の追加という事で、公演時間が前日より30分長い約3時間半もあってビックリ!(笑) みんな大満足だったと思います。

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2015年7月18日 (土)

ユニバーサルシティ駅直結 ホテル及びブライダル複合施設の開発計画「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」の建設予定地

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-ユニバーサルシティ駅前プロジェクト-
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は、ハリー・ポッターのエリアがオープンして2015年7月15日でオープン1周年を迎えました。この1年間の入場者数は前年より28%多い1350万でした。

 仮に、この数字を2014年のテーマパーク入場者数ランキングに当てはめると世界第5位になります。世界第4位「の東京ディズニーシー」が1410万人だったので、射程圏内に入ってきました。

 「NTT都市開発」は、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅と歩行者専用デッキで直結する敷地において、ホテル及びブライダル複合施設の開発計画「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」を進めています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/06/03)
 ユニバーサルシティ駅前プロジェクト出店テナントが決定~ カンデオホテルズ及びBrilliaが出店~

 テナントは、ワンランク上のタイリッシュホテルとして国内展開する「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が運営する「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」、多彩で上質なオリジナル演出によるウェディングを展開する「Brillia」が運営するブライダルが出店します。

 ホテルの「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」は、2階および3階~14階で、客室数390室となります。ブライダルの「Brillia」は、2階および15階~17階となります。

ユニバーサルシティ駅前プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目417番地
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 敷地面積-約2,639㎡
◆ 延床面積-約20,800㎡(予定)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(客室数390室)、ブライダル
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ デザイン・内装-乃村工藝社
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2015年10月予定
◆ 竣工-2017年06月予定
◆ 投資額-107億9900万円


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完成予想図です。高さは何mくらいでしょうね?


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「施設構成」です。ホテルの「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」は、2階および3階~14階で、客室数390室となります。ブライダルの「Brillia」は、2階および15階~17階となります。


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「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」の建設予定地を南側から見た様子です。


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建設予定地は、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」の東側に隣接する駐車場です。まだ「建築計画のお知らせ」は掲示されていませんでした。


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建設予定地を南西側から見た様子です。


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建設予定地を北東側から見た様子です。


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建設予定地は、「ユニバーサルシティ」駅と歩行者専用デッキで直結しています。


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南側の駅前広場です。南側の駅前広場には、「ユニバーサルシティ駅」の南側入口があります。

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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の近く 「オリックス」が取得したホテル建設予定地

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-オリックスのホテル建設予定地-

 「オリックス」は、特別目的会社を通じて、「オリックス不動産」運営する「ホテル ユニバーサル ポート」の隣接地で、ホテル開発用地を取得しました。

 オリックス プレスリリース(PDF:2015/03/27)
 「耐震・環境不動産支援基金」を活用しホテル開発用地を取得 ~『ホテル ユニバーサル ポート』隣接地でホテル開発を計画~

 大阪市建築環境総合性能評価システム(CASBEE大阪)の評価がAランク以上となるホテル建設を予定しています。
 建設予定のホテルは、「ホテル ユニバーサル ポート」と運営上の相乗効果が期待できることから、相互にとってメリットのある効率的な連携を目指した計画を予定しています。


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「オリックス」が取得したホテル開発用地を西側から見た様子です。この土地には元々は、「ベストウェスタンプレミアホテル大阪ベイ(仮称)」が建設されていました。

 基礎工事が終り、鉄骨建方が始まった段階で工事が中断されました。建設途中で計画がとん挫したため、鉄骨は撤去されました。

 その後、建築主が「日本セレモニー」に代わり、結婚式場の「(仮称)大阪此花プロジェクト」として現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されましたが、着工予定日を過ぎても一向に着工されませんでした。


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水が溜まっています。メンテナンスが行われていないようなので、再利用は難しそうです。解体して再施工になる可能性が高そうです。


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水が溜まって「アンカーボルト」も錆びています。


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「オリックス」が取得したホテル開発用地を北側から見た様子です。


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更に北側から見た様子です。敷地面積4,547.40㎡(1,375.58坪)なので、手前(北側)の草が生えている部分も含まれると思われます。


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「オリックス」が取得したホテル開発用地から道路を挟んだ南西側には、「オリックス不動産」が運営する「ホテル ユニバーサル ポート」があります。

ホテル ユニバーサル ポートの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区桜島一丁目1-111
◆ 交通-JR「ユニバーサルシティ」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下1階
◆ 敷地面積-約8,000㎡
◆ 建築面積-4,800,960㎡
◆ 延床面積-40,782,604㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-600室(3階~14階)
◆ 建築主-ユニバーサルリゾーツ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2005年06月
◆ 開業-2005年07月15日

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2015年7月17日 (金)

阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー) 2015年7月14日の建設状況

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-阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)-

 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。

 その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工し、2013年9月下旬から入居開始しました。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)」が建設中です。正式名称は「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」となっています。

阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目32番3
◆ 交通-地下鉄中央線・千日前線「阿波座」駅徒歩2分 
◆ 階数-地46階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部160.620m、建築物153.120m、軒高152.420m(最高部160.620m、建築物153.120mは管理人の推測)
◆ 敷地面積-7,806.03㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,050.54㎡
◆ 延床面積-65,816.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-565戸
◆ 建築主-名鉄不動産、関電不動産、長谷工コーポレーション、ヤスダエンジニアリング
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年02月01日
◆ 竣工-2016年01月予定
◆ 入居開始-2016年04月予定


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北側から見た様子です。塔屋も含め最高部に到達しています。


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街区を北西側から見た様子です。敷地北側には「新日生病院」が建設される予定です。


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街区北西側にあった「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)」のマンションギャラリーは解体されて姿を消しました。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南側の「中央大通」の高架から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「京セラドーム大阪」の近くの橋から見た様子です。


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塔屋も含め最高部に到達していることが分かります。

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ジオタワー南堀江 2015年7月14日の建設状況

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-ジオタワー南堀江-

 「京セラドーム大阪」から東側の木津川を渡った西区南堀江四丁目の「日吉小学校」北側の「南堀江団地」跡地に超高層タワーマンション「(仮称)南堀江住宅建替え計画」が建設されています。

 概要は、地上35階、塔屋2階、地下0階 、高さ(最高部118.85m、軒高112.95m)、総戸数205戸(非分譲住戸3戸、他非分譲事務所3区画)で、正式名称は「ジオタワー南堀江」となっています。すでに全戸完売しています。

ジオタワー南堀江の概要
◆ 計画名-(仮称)南堀江住宅建替え計画
◆ 所在地-大阪府大阪市西区南堀江四丁目19番(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩5分、大阪市営地下鉄千日前線「西長堀」駅徒歩5分、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「ドーム前千代崎」駅徒歩8分、阪神電鉄なんば線「ドーム前」駅徒歩8分、阪神電鉄なんば線「桜川」駅徒歩6分、大阪市営地下鉄千日前線「桜川」駅徒歩8分、南海汐見橋線「汐見橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部118.85m、軒高112.95m
◆ 敷地面積-2.582.52㎡
◆ 建築面積-1,370.03㎡
◆ 延床面積-24,854.84㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(16本)
◆ 地震対策-免震構造(建物と地盤の間に、天然ゴム系積層ゴム支承、すべり支承、オイルダンパーを設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス
◆ 総戸数-205戸(非分譲住戸3戸、他非分譲店舗3区画)
◆ 建築主-阪急不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年09月01日
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2015年7月16日 (木)

天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業 愛称は「てんしば」に決定 注目は約7,000㎡の芝生広場!

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-天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業-
 「天王寺公園」は、大阪市立の公園で面積は約282,000㎡です。園内には「天王寺動物園、大阪市立美術館、慶沢園」などがあります。
 しかし、JR天王寺駅や近鉄大阪阿部野橋駅にすぐ近くの好立地をイマイチ生かし切っていませんでした。

● てんしば(天王寺公園エントランスエリア)
 そこで、大阪市は、天王寺ターミナルに近接した天王寺公園のエントランスエリアを基本としたエリアにおいて、民間活力の導入により、単に公園への飲食等の店舗の設置・運営だけではなく、動物園、美術館を有する都心の公園としての新たなあり方を追求した、天王寺公園のエントランスエリアをトータルプロデュースし、文化観光拠点の形成を先導する事業者を募集しました。

 「近鉄不動産(当時は旧近畿日本鉄道)」が予定者として選定されていましたが、「近鉄不動産」は、大阪市から受託している「天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業」ついて、「エントランスエリア」の愛称を「てんしば」に決定しました。

 引用資料 近鉄不動産(PDF:2015/07/15)
 生まれ変わる天王寺公園エントランスエリア 愛称は「てんしば」に決定 


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対象エリアです。「天王寺公園エントランスエリア」と「茶臼山北東部エリア」に別れます。


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写真は工事前でちょっと古いですが、「てんしば(天王寺公園エントランスエリア)」の予定地です。


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「天王寺公園エントランスエリア計画平面図」です。


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「芝生広場完成予想CG(背景はあべのハルカス)」です。リニューアルオープンは、2015年10月1日(木)予定です。メチャメチャ楽しみですね!

 大阪のミナミは、「インバウンド観光(訪日外国人旅行)」で沸騰していますが、「あべの・天王寺エリア」はその恩恵をあまり受けていないように感じます。
 「あべのハルカス」の開業効果も薄れ失速気味です。「あべのハルカス」の開業効果は私が事前に予想していたほどではありませんでした。

 「てんしば(天王寺公園エントランスエリア)」は、今までの「天王寺公園」のイメージを大きく変える可能性があります。今後の「あべの・天王寺エリア」の活性化に大きく貢献する事を期待したいです。

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地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2015/07/14 躯体が地上に姿を現す!

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-ザ・パークハウス 中之島タワー-

 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」が建設されています。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸となっています。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」に決まっています。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/02/24)
 免震構造マンションとして日本最高階数55階建のタワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」始動~官民一体で開発が進む大阪中之島エリアの「プレミアムライフゾーン」に誕生~

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他1筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定


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北側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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「プレキャストコンクリート」の柱です。


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「プレキャストコンクリート」は、専用工場で製作したコンクリート製品を、現場へ運搬して設置を行います。極端に言うと凹凸に合わせて「レゴブロック」を組んでいくような感じですから施工スピードが速いです。


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当たり前ですが、すべて「プレキャストコンクリート」ではタワーマンションは建設出来ません。鉄筋の配筋が行われています。鉄筋の密度が凄いです。


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撮影日は、天気が良くて太陽光が非常に強くメチャメチャ暑かったので、「ドライミスト」を噴射していました。


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奥の南側の棟です。


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南側の棟を東側から見た様子です。用途が分かりませんが、「駐車場棟」でしょうか?

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2015年7月15日 (水)

Relax In The City がんばれ! 「うめきた広場」のいちょう並木

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-うめきた広場のいちょう並木-

 「グランフロント大阪」は、2013年4月26日のまちびらき以降3回目の夏を迎えました。まちびらきから711日目(約1年11ヶ月)となる2015年4月6日(月)には、来場者延数が1億人を突破しました。

 「グランフロント大阪」には緑がたくさんあります。街の中で緑を見るとホッとしてリラックスします。正に ♪Relax In The City♪ ですね(笑)。

 「グランフロント大阪」の植栽は、夏を迎えて青々と葉が茂っていますが、根付きに苦労している場所もあります。「うめきた広場」のいちょう並木はちょっと苦戦しています。


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「御堂筋」のいちょう並木にくらべて葉の勢いはイマイチですが、「うめきた広場」のいちょう並木の根付きはほぼ成功したようです。


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ただ7月中旬の本来なら葉が茂っていないといけないこの時期にこのような木もあります。この木は去年も一昨年も同じ状態でした。

 私は、前から「うめきた広場」に行くたびにこの木の事が気になって見てしまいます。一生懸命に生きようとする姿を見て「がんばれ!」と応援してしまいます。


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少しだけ葉が出ているので枯れている訳ではありません。去年も少しだけ葉が出て、秋を迎えて落葉しました。まだ伐採されていないので、専門家の方も根付きを諦めた訳では無いと思います。なんとか根付いて欲しいです。

 葉がほとんど出ていないので、この2年間ほとんど「光合成」をしてないと思います。それでも生きている生命力は凄いです。


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この木も去年に続いて勢いがありませんが、なんとか根付いたようです。

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2015年7月14日 (火)

テラッソ姫路 全12スクリーン、約2,000人収容の日本最大級のシネマコンプレックス「アースシネマズ姫路」 2015年7月9日の建設状況

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-テラッソ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「エミス(旧:山陽企業)」が、2015年7月24日(金)に商業施設「テラッソ姫路」をオープンする予定です。

 「テラッソ姫路」には、12スクリーンを擁する日本最大級の映画館「アースシネマズ姫路」や、ワールドクラスの大会も実施可能なスポーツクライミングジム「グラビティリサーチ姫路」など、エンターテインメント分野の注目店が展開される他、大型スーパーマーケット「マックスバリュ」をはじめ、デイリーユースの店舗も充実しています。約30店舗中、13店舗が姫路初出店となります。

● アースシネマズ姫路(4DXを関西で初めて導入)
 「ハリマ企業」は、「テラッソ姫路」の4階~7階に日本最大級のスクリーン数を擁する姫路初の大型シネマコンプレックス「アースシネマズ姫路」を開業します。

 エミス・トピックス ハリマ企業(PDF:2015/04/10)
 アースシネマズ姫路のプレスリリースの詳細はこちら

 「アースシネマズ姫路」は、全12スクリーン、約2,000人を収容します。ドラマチックなシネマサウンドが体験できる「ドルビーアトモス」のほか、クリスティ社製の最新スピーカーシステム「クリスティ・ヴィヴ・オーディオ」、上下左右に椅子が動くほか、風や水、空気や香りなど、いわゆる4Dを体感できるライド型シアター「4DX」を関西で初めて導入します。

テラッソ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟・駐車場棟
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町27
◆ JR「姫路」駅すぐ、山陽電車「姫路」駅から徒歩5分、神姫バス「姫路ターミナルスクエア」から徒歩6分
◆ 階数-(本体棟)地上8階、地下0階、(駐車場棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-37.900m
◆ 敷地面積-7,892.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,233.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-28,295.84㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-(本体棟)映画館、物品販売店舗、飲食店舗、(駐車場棟)駐車場約350台
◆ 建築主-エミス(旧:山陽企業)
◆ 設計者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2014年07月08日(地鎮祭)
◆ オープン-2015年07月24日予定


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西側から見た様子です。


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西側寄りから見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西角上部です。


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北西角下部です。


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北西側のエントランス部分です。


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今となっては珍しくもありませんが、「デジタルサイネージ」が導入されています。


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何か打ち合わせしていました。


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北側の「シースルーエレベーター」です。


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東側の下部です。「ブレース」が見えます。


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南西側から見た様子です。


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南西角下部です。


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南西側のエントランス部分です。


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南西側の大階段です。


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南側部分です。


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南側に歩行者デッキがあります。将来的には「Aブロック」を経由して、JR姫路駅付近まで伸びてくる予定です。


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南側に車道と歩道が整備されています。


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北東側から見た様子です。


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敷地東側の地上5階、自走式約350台の「駐車場棟」です。


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東側の「Cブロック」との間の道路です。


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北東側から見た全景です。


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南東側から見た全景です。手前の敷地は「Cブロック」です。


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南側の歩行者デッキは、将来的には手前の「Cブロック」まで伸びてくる予定です。

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2015年7月13日 (月)

枚方市 「(仮称)枚方市総合文化施設」の基本設計を開始!

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-(仮称)枚方市総合文化施設-
 
枚方市は、新たな文化芸術の拠点として、「(仮称)枚方市総合文化施設」の整備を進めています。基本設計と実施設計を含めて2016年度までに完了する予定です。建設工事については2017年度に着工し、2019年度中の供用開始をめざしています。

 引用資料 枚方市・公式HP
 総合文化施設の整備について

 建設予定地は、京阪電鉄「枚方市駅」から徒歩5分圏内で、「関西医科大学」と「関西医科大学附属枚方病院」の東側の用地面積約14,552㎡(敷地面積約12,922㎡)です。

 「(仮称)枚方市総合文化施設」は、延床面積約14,200㎡、施設概要は「大ホール、小ホール、イベントホール、リハーサル室、美術ギャラリー、創作活動室」となっています。


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「事業用地周辺図」です。


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「(仮称)枚方市総合文化施設」のイメージ図です。


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「(仮称)枚方市総合文化施設」の建設予定地です。「関西医科大学」の東側になります。


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「関西医科大学附属枚方病院」と結ぶ歩行者デッキです。円形の「関西医科大学附属枚方病院情報交流センター」から北側に分岐して「(仮称)枚方市総合文化施設」とも接続される予定です。


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更に歩行者デッキは、京阪電鉄「枚方市駅」まで伸びる予定です。


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関西医科大学
 「(仮称)枚方市総合文化施設」の建設予定地の西側には、関西の医療の一大拠点である「関西医科大学」があります。

 「クラボウ枚方工場」跡地の敷地面積58,452.31㎡に、「関西医科大学附属枚方病院 」と「枚方キャンパスの枚方新学舎」が建設されました。

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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part2:新しい「東改札口」 2015年7月9日の建設状況

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用を開始しました。

 下りホームの拡幅は、2015年3月14日(土)から供用開始しました。「下り降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始しました。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 甲子園駅のホーム拡幅がまもなく完了 ~3月14日下りホーム、3月21日下り降車専用ホーム~


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改良工事中の阪神本線甲子園駅です。


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新しい「東改札口」です。2015年3月19日(木)から供用開始されました。外観はほぼ完成していますが、内部はこれからが工事本番です。


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新しい「東改札口」を南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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新しい「東改札口」を南東側から見た様子です。


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南東側には店舗が出来るようです。


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新しい「東改札口」とバス停を結ぶ屋根が綺麗に塗装されていました。


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新しい「東改札口」とバス停を結ぶ屋根は、以前からある屋根をそのまま再利用しているようです。


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「東改札口」の東側の工事の様子です。「下り線降車専用ホーム」の工事はまだ続いている事が分かります。


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「東改札口」です。


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「きっぷうりば」です。


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改札機です。


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改札機を「改札内コンコース」から見た様子です。


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「改札内コンコース」は2層吹き抜けになっているので天井は高いです。


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「改札内コンコース」の東側です。


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「改札内コンコース」の西側です。


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西側の「県道浜甲子園線」側にホームに向かう本設の通路の工事を行っています。階段を造り替えたり、エレベーターを設置する工事も伴うので、完成までにはまだまだ時間がかかります。


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「精算所」です


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壁面には、大理石風の化粧板が多用されています。


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「下り線降車専用ホーム」と結ぶ階段です。以前と同じように、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっているので、通常はこのように閉鎖されています。


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「下り線降車専用ホーム」から「東改札口」に降りる階段です。以前と同じように、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。


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階段の途中です。


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階段を横から見た様子です。


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「阪神タイガース」の試合がある日の階段はこんな感じです。出口専用なので、ここからは「乗車」出来ません。プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。

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2015年7月12日 (日)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part1:下り線降車専用ホーム 2015年7月9日の建設状況

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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「阪神電気鉄道」と「神戸高速鉄道」は、改良工事中の阪神本線甲子園駅について、上り(梅田・大阪難波方面行き)ホームを拡幅し、2015年2月21日(土)から供用を開始しました。

 下りホームの拡幅は、2015年3月14日(土)から供用開始しました。「下り降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始しました。

 引用資料 阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2015/02/17)
 甲子園駅のホーム拡幅がまもなく完了 ~3月14日下りホーム、3月21日下り降車専用ホーム~


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改良工事中の阪神本線甲子園駅です。


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「大屋根」です。


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「大屋根」を少し角度を変えて見た様子です。


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下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。すぐ東側では「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。2つの事業は一体的に行われています。

 2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)を、高架線路に切り替えて運行を開始しました。 


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「下り線降車専用ホーム」の東端です。「下り線降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始されました。


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東側から見た「下り線降車専用ホーム」です。


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「下り線降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始されていますが、まだまだ工事が行われています。


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下り(神戸三宮駅方面行き)ホームの拡幅は、2015年3月14日(土)から供用開始されました。引き続き、本設のホームに造り替える改良工事が行われています。緑の囲の中では、新しい「エレベーター」の設置工事が行われています。


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拡幅された下り(神戸三宮駅方面行き)ホームの下には、移設される前の「4番線」の「枕木」が残っています。



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東側に振り返った様子です。


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「東改札口」付近です。



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新しい「東改札口」は、2015年3月19日(木)から供用開始されましたが、まだまだ工事中です。


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「東改札口」に降りる階段です。以前と同じように、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。


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東側に振り返った様子です。


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建て替え中の「東改札口」です。外観はほぼ完成していますが、内部はまだまだ工事中です。


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ホーム中央付近です。


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「下り線降車専用ホーム」は、2015年3月21日(土)から供用開始されました。以前と同じように、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。

 我らが「阪神タイガース」は、球団創設80周年です。しかし、クソ試合連発の上に改革意欲まるでなしです。そのため、ここ最近は甲子園球場が「満員御礼」になる事はまずありません。2003年~2005年にかけての「満員御礼」連発がウソのようです・・・

 まあ、前監督が監督業よりもゴルフに熱心だったチームが強くなる訳がありません(怒)。クソ試合連発でも、7月11日現在セ・リーグ2位、セ・リーグの弱さには目を覆うばかりです・・・(涙)


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「下り線降車専用ホーム」の床は、アスファルトとなっています。


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東側に振り返った様子です。


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「臨時改札口」付近です。


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「臨時改札口」です。以前と同じように、プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。


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「阪神タイガース」の試合がある日の「臨時改札口」はこんな感じです。出口専用なので、ここからは「乗車」出来ません。


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「阪神タイガース」の試合がある日の「臨時改札口」の階段はこんな感じです。出口専用なので、入る事は出来ません。プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています。


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「下り降車専用ホーム」と「西改札口」を結ぶエレベーターです。2015年3月21日(土)から供用開始されました。


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「臨時改札口」を含む「西改札口」です。外観はほぼ完成していますが、内部はまだまだ工事中です。


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東側に振り返った様子です。


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「下り線降車専用ホーム」の西端です。


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西側から見た「下り線降車専用ホーム」の西端です。


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西側から見た「下り線降車専用ホーム」です。


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「下り線降車専用ホーム」は、中央部分が南側に大きく湾曲しています。


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駅の南西側に自生する「クスノキ」の大木を駅舎内に取り込むかたちで残します。

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2015年7月11日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/07/09

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月下旬予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月下旬予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月下旬予定


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撮影日2015年7月9日 解体工事が行われている「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング」です。


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撮影日2015年7月9日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年7月9日 解体用のタワークレーンで解体作業を行っています。


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撮影日2015年7月9日 塔屋の解体が行われています。かなり低くなりました。


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撮影日2015年7月9日 躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているようです。


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撮影日2015年7月9日 こちら側の塔屋の解体も行われています。


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撮影日2015年7月9日 9階の閉鎖された「屋上庭園」です。


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撮影日2015年7月9日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年7月9日 「開口部」です。開口部から解体用のタワークレーンで、部材を吊り上げています。


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撮影日2015年7月9日 「屋上庭園」跡にたくさんの部材が並べられています。


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撮影日2015年7月9日 工事に伴い側道の移動が行われ、供用開始されています。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル地上等解体工事 2015/07/09

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月下旬予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月下旬予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月下旬予定


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撮影日2015年7月9日 解体工事が行われている「新阪急ビル」です。


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撮影日2015年7月9日 
 解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年7月9日 重機でバリバリ解体しています。


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撮影日2015年7月9日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年7月9日 南側部分です。残るは東側の壁だけです。


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撮影日2015年7月9日 北側部分です。


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撮影日2015年7月9日
 「開口部」です。この現場は「逆打ち工法」が採用されるのはほぼ間違いないと思いますが、地下階の埋め戻しはすっかり終わっているのかと思っていましたが、まだのようですね。


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撮影日2015年7月9日 工事に伴い側道の移動が行われ、供用開始されています。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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2015年7月10日 (金)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 本格的に工事が始まる!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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大阪市から退去を命じられていた「ぶらり横丁」内に残っていた店舗は、「行政代執行」の直前に自主退去して2015年6月中にすべて閉店しています。


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「ぶらり横丁」内に残っていた店舗がすべて閉店した事により本格的に工事が始まりました。地下鉄の駅舎建設並の大工事になります。工事期間中は、道路一面が「メトロデッキ(路面覆工板)」で覆われると思われます。


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パッと見たときは、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と「サウスゲートビルディング」を結ぶ「歩道橋」の建設工事が始まったのか? と思いましたが、地上の告知板を見て違うことが分かりました。


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「バス停留所」があった部分のコンクリートを剥がしています。


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中央部分です。フェンスで囲まれました。


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西側部分です。


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西側部分を地上から見た様子です。


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現地の告知板です。「黄色」の部分が工事の範囲です。本格着工前の「占有帯」を設置する準備工事のようです。

 「占有帯」の設置工事は2015年7月1日に着工したようで、事業者は「大阪市建設局、阪神電気鉄道」、施工者は「奥村組」となっています。

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JR西日本 大阪駅南側広場整備「南広場(東側)」 2015年7月9日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。


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「南広場(東側)」の整備の様子です。「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋頃の予定です。


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「バス停留所」の整備が行われています。


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少し角度を変えた様子です。


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「バス停留所上屋」が姿を現しています。「バス停留所上屋」は「大阪市交通局」の施工となります。


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「バス停留所上屋」のアップです。


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上から見た「バス停留所」の様子です。

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2015年7月 9日 (木)

神戸医療産業都市 国家戦略特区・病床規制に係る医療法の特例 「iPS細胞」を活用した網膜再生治療などを行う「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地

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-(仮称)神戸アイセンター-

 2014年9月12日に、「理化学研究所」の高橋政代プロジェクトリーダーらと「先端医療振興財団」による「iPS細胞」を使った世界初の臨床研究として目の難病患者に手術を実施して成功しました。

 神戸市では、国家戦略特区プロジェクトとして、「iPS細胞」を用いた網膜再生をはじめとする再生医療等の迅速な実用化を図るため、基礎研究から臨床応用、リハビリまでをトータルで対応する「(仮称)神戸アイセンター」の整備検討を進めています。

 神戸市からのお知らせ 記者発表資料(2015/06/12)
 (仮称)神戸アイセンターの整備 

 敷地面積は約2,000㎡、建物は地上6階程度、延床面積は約8,000㎡を想定し、2016年6月頃の着工、2017年10月頃の竣工を目指しています。

 整備運営事業者は「神戸都市振興サービス(株)」、研究部門は「理化学研究所」、病院部門は「先端医療振興財団」がそれぞれ担います。

● 国家戦略特区・病床規制に係る医療法の特例
 公益財団法人先端医療振興財団が、iPS細胞を用いた臨床研究である網膜再生治療をはじめ、遺伝性網膜疾患への遺伝子治療や口腔粘膜を活用した角膜再生など、最先端の医療技術の実用化促進等を図るため、「(仮称)神戸アイセンター」内に眼科病院(新規病床30床)を開設します。

 今回の特例は、「(仮称)神戸アイセンター」そのものでは無く、併設される病院部門にかかる病床規制の部分です。


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設候補地です。

 引用資料 神戸市(PDF)
 神戸市の国家戦略特区提案について(神戸アイ(網膜)センターの整備)


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地は、「先端医療センター」の北側で、「神戸市立医療センター中央市民病院」の駐車場の一部を想定しています。


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地を北側から見た様子です。


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「(仮称)神戸アイセンター」の建設予定地を南東側から見た様子です。

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2015年7月 8日 (水)

神戸医療産業都市 県立こども病院建築工事 2015年7月6日の建設状況

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-県立こども病院建築工事-
 「兵庫県立こども病院」は、1970年に全国で2番目の小児専門総合病院として開院しましたが、老朽化により神戸市須磨区からポートアイランドの神戸医療産業都市に移転する予定です。

 新病院の概要は、地上7階、塔屋3階、地下1階、延床面積約35,000㎡で、「免震構造」を採用します。
 病床数は290床(小児専門医療192床、総合周産期母子医療センター83床、小児救命救急医療センター15床)で、診療科は現在の26科を継承します。

 概算事業費は21,323百万円で、起工式が2013年11月28日に行われ、2014年2月から本格的に工事に着工しています。
 「労災保険関係成立票」によると、工期は2016年1月29日(予定)までとなっています。開院は2016年を予定していますが、正確な時期はまだ発表になっていません。

 建築主は「兵庫県病院事業管理者」、設計者・監理者は「兵庫県県土整備部、内藤建築事務所」、施工者は「大林組、鴻池組、大鉄工業JV」となっています。


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「兵庫県立こども病院」の完成予想図です。西側の「ポートライランド南公園」と一体となった景観になります。

 引用資料 → 兵庫県立こども病院・公式ホームページ


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「各階構成図」です。階数は「ポートライランド南公園」の高さを基準にしているので、東側から見ると地下1階は、1階の高さになります。


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塔屋とヘリポートです。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南東側から見た様子です。


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南側のゲートが開いていました。


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南側のこの部分には、「県立こども病院」の付属施設となる「粒子線治療施設」の整備が計画されています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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「兵庫県立こども病院」と「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」は、歩行者デッキで結ばれます。将来的には、兵庫県立こども病院→(仮称)弘貴第3ビル新築工事→ポートライナー「南公園駅」が歩行者デッキで結ばれる予定になっています。


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「兵庫県立こども病院」の地下1階は駐車場となりますが台数が多くないので、「ポートライランド南公園」地下の「半地下駐車場」を利用して少ない駐車台数を補います。


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「ポートライランド南公園」地下の「半地下駐車場」の工事の様子です。

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ポートアイランド IKEA神戸の西側 (仮称)弘貴第3ビル新築工事 2015年7月6日の建設状況

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-(仮称)弘貴第3ビル新築工事-
 ポートアイランドの「IKEA神戸」の西隣、建設中の「兵庫県立こども病院」の北側で、「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」が建設されています。

 「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」は、敷地面積6,737.21㎡(1工区3,119.14㎡、2工区3,618.07㎡)なっています。用途は「オフィス、店舗、共同住宅(98戸)」です。現在建設されているのは、敷地南側の「1工区」です。

(仮称)弘貴第3ビル新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島中町八丁目6番6(地番)
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-30.940m
◆ 敷地面積-6,737.21㎡(1工区3,119.14㎡、2工区3,618.07㎡)
◆ 延床面積-5,281.39㎡(1工区3,119.14㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、共同住宅
◆ 総戸数-98戸
◆ 建築主-弘貴
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年09月16日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年01月31日(労災保険関係成立票より)


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南東側から見た様子です。現在建設されているのは、敷地南側の「1工区」です。


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アップです。


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「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」と「兵庫県立こども病院」は、歩行者デッキで結ばれます。将来的には、ポートライナー「南公園駅」→(仮称)弘貴第3ビル新築工事→兵庫県立こども病院が歩行者デッキで結ばれる予定になっています。


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歩行者デッキを西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。「オフィス、店舗」となる低層部の上が「共同住宅」となります。「共同住宅」はセットバックしています。


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敷地北側は、「2工区(敷地面積3,618.07㎡)」で、まだ工事は行われていません。


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西側から見た様子です。

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2015年7月 7日 (火)

神戸医療産業都市 竣工した理化学研究所の「IIB(融合連携イノベーション推進棟)」

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-神戸医療産業都市-

 「神戸医療産業都市」に取材に行くのは約1年ぶりでした。このブログを見ている方は分かると思いますが、私は再生医療に非常に興味があります。
 そのため「STAP細胞ねつ造疑惑」は非常にショックでした。私が想像する中で最悪の結末になってしまいました。

 「神戸医療産業都市」の取材依頼のメールを数通頂きましたが、あまりにも悲惨な結末だったので、私にとってもダメージが大きすぎてどうしても「神戸医療産業都市」に行く気になれませんでした。今回、時間が経過してやっと行く気になりました。

● IIB(融合連携イノベーション推進棟)を開設
 「理化学研究所」は産業界をはじめとする様々なセクターと連携を一層強化し、我が国のイノベーション推進に貢献するため、「融合連携イノベーション推進棟(Integrated Innovation Building 略称IIB)を開設しました。

 理化学研究所 トピックス(2015/04/03)
 融合連携イノベーション推進棟の完成について

IIB(融合連携イノベーション推進棟)の概要
◆ 計画名-融合連携イノベーション推進棟建築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目7番1号
◆ 階数-地上8階
◆ 敷地面積-4,829.87㎡
◆ 建築面積-1,075.76㎡
◆ 延床面積-8,348.21㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭(高支持力工法)
◆ 用途-研究所(研究室数52室/1室50㎡換算)
◆ 建築主-(独立行政法人)理化学研究所
◆ 設計者・監理者-石本建築事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年03月10日
◆ 竣工-2015年03月31日
◆ 供用開始-2015年04月01日
◆ 事業費-約38億円


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非常に特徴的な外観です。


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細胞の組み合わせをイメージした外観となっています。


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名称は「融合連携イノベーション推進棟(Integrated Innovation Building 略称IIB)」です。


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下層階の様子です。ポートライナー「医療センター駅」からの歩行者デッキと接続する2階が主な出入り口となります。


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「融合連携イノベーション推進棟」は、理化学研究所「発生・再生科学総合研究センター(当時)」の副センター長だった故・笹井芳樹氏が整備を先導していました。彼の意志を継いで大きく成長して欲しいです。


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事業費は約38億円で、神戸市は敷地の無償貸与で支援しています。


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「神戸キメックセンタービル」の展望ロビーから見た様子です。


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ポートライナー「医療センター駅」から歩行者デッキで結ばれています。

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JR西日本グループ JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事 2015年7月6日の状況

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-JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事-

 JR西日本が三ノ宮駅ビルを建て替える構想が出ていますが、その後一向に動きがありません。中心となって動くべき神戸市が積極的に動いているようにも思えません。

 三ノ宮駅前南側にある駐車場で、「JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事」が行われています。三ノ宮駅ビル建て替えへの準備なのか? それとも全く関係ないのか? 現時点では分かりません。

● 神戸市(市役所)!もっと積極的に動いて!
 私は全国の大都市を撮影しています。こんな事を書くとまたネットで叩かれるかもしれませんが、私の目から見ると現在の神戸市は人口100万人以上の大都市の中で開発が一番停滞しているように見えます。

 神戸市が一番輝いていた1970年代~1980年代は、東京都区部、大阪市に次いで大規模プロジェクトの多い都市でした。
 「阪神淡路大震災」という未曾有の大災害がありましたが、現在の停滞の原因はそれだけでは無いと思います。

 今の神戸市からは全く必死さが伝わって来ない・・・ 1970年代~1980年代の神戸市は、トップや関係部署が「日本で一番最初に新しい事をやる!」というガッツにあふれていました。今の神戸市を見ていると兵庫県民の私としては歯がゆい限りです。

 miwaの「again×again」という曲に ♪走り出せないのは 靴のせいじゃなくて 踏み出す勇気がないから♪ という歌詞がありますが、神戸市に踏み出す勇気を持って欲しいです。


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工事名は「JR三ノ宮駅前広場温泉掘削工事」、発注者は「ジェイアール西日本ホテル開発」、施工者はJR西日本の持分法適用関連会社の「大鉄工業」となっています。


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北東側から見た様子です。


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温泉掘削工事の「櫓(やぐら)」です。


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パイプが「ぐるんぐるん」回転しています。

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2015年7月 6日 (月)

京都市立芸術大学 JR京都駅すぐ近くの下京区「崇仁地区」に移転へ!

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-京都市立芸術大学-

 京都市は、JR京都駅の東約200mの京都市下京区の「崇仁地区」に「京都市立芸術大学」を移転する整備基本構想案をまとめています。2020年度に施設の一部を先行移転し、全面移転は2023年度を予定しています。

 引用資料 京都市情報館(2015/03/30)
 「京都市立芸術大学移転整備基本構想」の策定について

 「京都市立芸術大学」は、1980年から京都市西京区の現在地にキャンパスを置き、学生と教職員の計約1,200人が通っています。施設が手狭なうえ老朽化したことなどから、京都市に「崇仁地区」への移転を要望していました。

 移転整備の基本理念は、 ”京都の玄関口・京都駅の東部エリアに、文化芸術を創造し、国際的に様々な人が集い、交流し、まちが賑わい、世界に発信する、「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンを創生します。” となっています。


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「京都市立芸術大学」の移転予定地です。東側から鴨川に面した「A地区」約12,000㎡、中間に位置する「B地区」約6,000㎡、京都駅に最も近い「C地区」約20,000㎡の合計約38,000㎡で構成されます。


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「A地区」の東側には、「鴨川」が流れています。


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「鴨川」沿いの桜並木です。撮影が桜の開花前だったのですが、満開時は見事な桜のトンネルになると思われます。


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「A地区」を北東側から見た様子です。


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「A地区」を南東側から見た様子です。正面に見えるのは、「元:京都市立元崇仁小学校」です。


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「A地区」を南西側から見た様子です。


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写真奥の「下京地域体育館及び崇仁児童館等」」は残します。


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「A地区」を北西側から見た様子です。


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「A地区」と「B地区」の間の道路は、JR線をアンダーパスしています。


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「B地区」の北側には川が流れています。


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「B地区」を北東側から見た様子です。


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「B地区」を南東側から見た様子です。


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「B地区」を南西側から見た様子です。


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「B地区」を北西側から見た様子です。正面の「柳原銀行記念資料館」は残します。


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「B地区」と「C地区」の間の「河原町通り」です。


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「河原町通り」は、JR線をアンダーパスしています。


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「C地区」を北東側から見た様子です。


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「C地区」を南東側から見た様子です。「C地区」の面積の多くを占める市営住宅は、分散移転する予定です。


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「C地区」を南西側から見た様子です。


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「C地区」を北西側から見た様子です。

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2015年7月 5日 (日)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/07/03

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月下旬予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月下旬予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月下旬予定


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撮影日2015年7月3日 解体工事が行われている「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング」です。


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撮影日2015年7月3日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年7月3日 解体用のタワークレーンで解体作業を行っています。


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撮影日2015年7月3日 塔屋の解体が行われています。


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撮影日2015年7月3日 躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているようです。


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撮影日2015年7月3日 9階の閉鎖された「屋上庭園」です。


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撮影日2015年7月3日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年7月3日 「開口部」です。開口部から解体用のタワークレーンで、何かを地上に降ろしていました。


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撮影日2015年7月3日 工事に伴い、側道の移動が行われる予定です。路面にラインが引かれていますが、まだ供用開始されていませんでした。



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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル地上等解体工事 2015/07/03

Osakahanshin14021
-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/01/20)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2015 年2 月18 日(水) 大阪神ビルディング東側の解体工事に着手します

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月下旬予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月下旬予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月下旬予定


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撮影日2015年7月3日 解体工事が行われている「新阪急ビル」です。


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撮影日2015年7月3日 
 解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年7月3日 あと少しで地上躯体は姿を消します。


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撮影日2015年7月3日 重機でバリバリ解体しています。


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撮影日2015年7月3日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年7月3日 重機でバリバリ解体しています。


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撮影日2015年7月3日 工事に伴い、側道の移動が行われる予定です。まだ供用開始されていませんでした。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建築計画のお知らせを再度載せておきます。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「東立面図」です。


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「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の「配置図」です。

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2015年7月 4日 (土)

大阪市北区曽根崎二丁目 謎の「廃墟ビル」 2015年7月3日の解体状況

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-大阪市北区曽根崎二丁目・謎の廃墟ビル-

 大阪市北区曽根崎二丁目に謎の「廃墟ビル」があります。「曽根崎お初天神通り商店街」に面した1階ではペットショップとパチンコ屋さんが営業していましたが、閉店して解体工事が行われています。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た謎の「廃墟ビル」の解体工事の様子です。


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解体工事はゆっくり行われていますが、残るは鉄骨だけのようです。


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外からは、今にも崩れそうな「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」のビルに見えましたが、かなり太い鉄骨が使われていた事が分かります。


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「新御堂筋」側から見た様子です。


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下層階の鉄骨はまだ綺麗ですね。


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「曽根崎お初天神通り商店街」側から見た様子です。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2015年7月3日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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タワークレーン2基で建設しています。


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北西側から見た様子です。最高部は前回と同じ4階(5FL)まで鉄骨建方が行われています。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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仮囲いに掲示してある告知板です。

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2015年7月 3日 (金)

ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト 宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」 & コンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」 2015年12月17日にグランドオープン!

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-ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト-

 「ラスイート」は、2012年11月に神戸市の公募「新港第一突堤用地 借受人」により、事業者に選定され、2014年2月3日に、ホテル・健康増進施設・コンベンションホールなどの複合施設「ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト」の建設に着工しました。

 引用資料 神戸市・記者資料提供(2014/01/29)
 複合施設「(仮称)神戸新港第1突堤プロジェクト」の建設着工

 宿泊施設の名称は「神戸みなと温泉 蓮(れん)」、コンベンション施設の名称は「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」に決定しています。

● 2015年12月17日(木)にグランドオープン!
 宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」とコンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」のグランドオープン日が2015年12月17日(木)に決定しています。

 公式ホームページ
 ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト 

 「神戸みなと温泉 蓮」は、全室オーシャンビューの温泉旅館で、90ある客室は全て50㎡以上で、いずれもテラスから海を望むことが出来ます。
 最上階には神戸港が一望できる展望露天風呂とラウンジがあります。風呂は宿泊者限定と日帰り利用できる2種類を設け、岩盤浴なども整備します。

 「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」は、国際会議場や結婚式場を備えたコンベンション施設です。チャペルが突堤の先端にあり、海風を感じながら挙式が出来ます。会議場は最大収容人数約700人です。

ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクトの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町1-1および2
◆ 階数-地上10階(宿泊棟)、地上2階(コンベンション棟)
◆ 高さ-42.3m(宿泊棟)
◆ 敷地面積-約27,479㎡
◆ 延床面積-約16,485㎡
◆ 構造-鉄骨造(宿泊棟、コンベンション棟)
◆ 用途-<宿泊棟>1階~3階:レストラン、ラウンジ、健康増進施設(天然温泉浴場、プール、フィットネスジム、レストラン等)、4階~10階:客室(90室)、展望大浴場、展望ラウンジ、<コンベンション棟>ホール、ラウンジ等
◆ 事業者-ラスイート
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年02月03日
◆ 開業-2015年12月17日予定
◆ 総事業費-約75億円


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「ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト」の全景です。2015年12月17日(木)にグランドオープン予定です。


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敷地北側の植栽です。


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宿泊棟の「神戸みなと温泉 蓮(れん)」です。


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「神戸みなと温泉 蓮」は、全室オーシャンビューの温泉旅館で、90ある客室は全て50㎡以上で、いずれもテラスから海を望むことが出来ます。


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宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」とコンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」の接続部分です。


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コンベンション棟の「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」です。


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「新港第一突堤」の先端部分です。

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2015年7月 2日 (木)

JR西日本 大阪駅南側広場整備「南広場(東側)」 2015年6月25日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。


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「南広場(東側)」の整備の様子です。「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋頃の予定です。


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現在は、暫定的な「バスターミナル」として使用されています。


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「バス停留所」の整備が行われています。


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少し角度を変えた様子です。


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「バス停留所上屋」が姿を現しています。「バス停留所上屋」は「大阪市交通局」の施工となります。


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「バス停留所上屋」のアップです。


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上から見た「バス停留所」の様子です。


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このあたりに「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と「サウスゲートビルディング」を結ぶ「歩道橋」が建設される予定です。


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「歩道橋」の完成イメージです。「歩道橋」の供用開始は、2016年秋頃の予定です。

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JR西日本 大阪駅南側広場整備「南広場(西側)」 2015年6月25日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(西側)」-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。


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「南広場(西側)」です。前回の撮影からほほんど変化が無いように見えます。


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この部分は「タクシー・一般車降場」となりますが、まだバリバリの工事中です。


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まだまだ完成までに時間がかかりそうです。


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南側部分です。


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南西角部分で何かの工事が行われていました。

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2015年7月 1日 (水)

うめきた2期区域 2015年6月25日の状況

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うめきた2期区域の「基盤整備事業概要図」です。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(PDF)
 うめきた2期区域まちづくり 平成27 年度予算要求について


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撮影日2015年6月25日 南側部分です。


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撮影日2015年6月25日 解体工事は完全に終わっています。


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撮影日2015年6月25日
 何かが敷かれているようです。「不織布」のように見えます。地表には、風雨から土壌を保護するために植物の種子が吹付けられていると思われます。


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撮影日2015年6月25日 中央部分です。赤線の部分に東西に抜ける幹線道路が整備されます。


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撮影日2015年6月25日 東側は、この部分と接続されます。


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撮影日2015年6月25日 西側は、この部分と接続されます。


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撮影日2015年6月25日 北側部分です。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 2015年6月25日の状況

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。


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本館の建設予定地
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,855.98㎡(容積対象面積42,338.06㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月末予定
◆ 竣工-2017年11月末予定


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北西側から見た様子です。地上躯体の解体が終わりました。今だけ見られる景色です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側の「仮囲い」が一部低くなっていたので内部を覗いてみました。地下躯体を残して更地化されています。この状態を見るとこの現場は、ほぼ100%「逆打ち工法」が採用されますね。


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別館の建設現場

 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,689.92㎡(容積対象面積25,285.91㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月
◆ 竣工-2017年11月末予定


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南西側から見た様子です。「別館」はすでに着工しています。

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