大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング 大改装して見違えるように入りやすくなった「LUCUA 1100(ルクア イーレ)」
-LUCUA 1100(ルクア イーレ)-
「JR西日本」と「JR西日本SC開発」は、2015年4月2日に大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング西館に「LUCUA 1100」(ルクア イーレ)をオープンしました。5月8日には、開業が遅れていた9階の「梅田 蔦屋書店」が開店しました。
西館「LUCUA 1100」と東館「LUCUA」を「LUCUA osaka」として一体運営することで、国内最大級の駅型商業モールとなりました。西館「LUCUA 1100」の店舗面積は約33,000㎡で、東館「LUCUA」と合わせると約53,000㎡になります。
● 出来栄えは想像以上!
私は、「JR大阪三越伊勢丹」だった頃は、ほとんど店内に入ることはありませんでした。何か「結界」のようなものがあり、入りにくいオーラが全開だったからです。
でも「LUCUA 1100」になってからは頻繁に入るようなりました。私と同じように感じる人は多いようで、店内はいつも賑わっています。特にゆっくりと本が選べる「梅田 蔦屋書店」は、私のお気に入りです。
「JR大阪三越伊勢丹」の売場面積は約50,000㎡でした。「LUCUA 1100」は、約50,000㎡-約33,000㎡=約17,000㎡減っています。
通路、共用施設、バックヤードなど売り場以外を広く確保しているのだと思いますが、無理して約50,000㎡を確保しなかったのも良かったと思います。
私はオープン前は、「LUCUA 1100」に懐疑的でしたが、売り場は想像以上の出来栄えです。JR西日本を中心として関係者が考えに考え抜いた売り場だと思います。ここまで劇的に変えた関係者に敬意を払いたいと思います。
「JR大阪三越伊勢丹」は、西側に少し外れた立地が悪いんだ! 私はと思い込んでしましたが、立地じゃ無かったようです。
2階アトリウム広場
来店者の多くが、2階の「アトリウム広場」から入ると思われます。
スターバックス コーヒー アトリウムガーデン
「アトリウム広場」に「スターバックス コーヒー」のオープンカフェがあります。これは非常にいいアイデアだと思います。
以前は、この場所に人がほとんどいなかったので入りにくいオーラが全開でした。しかし、オープンカフェに人がいると店内に入りやすいです。入り口付近にお客さんがいない店ほ、多くの人が入るのを躊躇すると思います。
O-Vision(オーロラビジョン)
「アトリウム広場」の大型映像装置が、パナソニック製の「プラズマディスプレイ」から三菱電機製の「O-Vision(LEDビジョン)」に2015年4月1日から変わっています。
「プラズマディスプレイ」の時は、輝度が低くて昼間は使い物になりませんでしたが、昼間でもよく見えるようになりました。
「LEDビジョン」は、輝度が高く、反応速度も速いです。解像度は劣りますが、人間の目はいい加減なので、動画の場合は低い解像度がほとんど気になりません。
そのためライブ会場では、「LEDビジョン」が必須となっています。大型の「LEDビジョン」無しでは、ライブの演出が成り立ちません。
3階入口(JR線連絡橋口)
5階入口(時空の広場)
7階入口(アトリウム連絡通路)
伊勢丹色をほぼ払拭
「LUCUA 1100」からは、一部のフロアを除くて伊勢丹色が払拭されています。「伊勢丹」は、西の「阪急」、東の「伊勢丹」と言われるくらい店づくりには定評があります。
「ジェイアール京都伊勢丹」が成功しているので関西人に受け入れられない訳でもありません。要するに店づくりが大阪のこの立地に全く合わなかったということですね。
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