大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 本格的に工事が始まる!
-大阪駅前地下道改良事業-
阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。
「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。
「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。
「大阪駅前地下道整備範囲図」です。
阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。
引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~
駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。
大阪市から退去を命じられていた「ぶらり横丁」内に残っていた店舗は、「行政代執行」の直前に自主退去して2015年6月中にすべて閉店しています。
「ぶらり横丁」内に残っていた店舗がすべて閉店した事により本格的に工事が始まりました。地下鉄の駅舎建設並の大工事になります。工事期間中は、道路一面が「メトロデッキ(路面覆工板)」で覆われると思われます。
パッと見たときは、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と「サウスゲートビルディング」を結ぶ「歩道橋」の建設工事が始まったのか? と思いましたが、地上の告知板を見て違うことが分かりました。
「バス停留所」があった部分のコンクリートを剥がしています。
中央部分です。フェンスで囲まれました。
西側部分です。
西側部分を地上から見た様子です。
現地の告知板です。「黄色」の部分が工事の範囲です。本格着工前の「占有帯」を設置する準備工事のようです。
「占有帯」の設置工事は2015年7月1日に着工したようで、事業者は「大阪市建設局、阪神電気鉄道」、施工者は「奥村組」となっています。
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