神戸医療産業都市 竣工した理化学研究所の「IIB(融合連携イノベーション推進棟)」
-神戸医療産業都市-
「神戸医療産業都市」に取材に行くのは約1年ぶりでした。このブログを見ている方は分かると思いますが、私は再生医療に非常に興味があります。
そのため「STAP細胞ねつ造疑惑」は非常にショックでした。私が想像する中で最悪の結末になってしまいました。
「神戸医療産業都市」の取材依頼のメールを数通頂きましたが、あまりにも悲惨な結末だったので、私にとってもダメージが大きすぎてどうしても「神戸医療産業都市」に行く気になれませんでした。今回、時間が経過してやっと行く気になりました。
● IIB(融合連携イノベーション推進棟)を開設
「理化学研究所」は産業界をはじめとする様々なセクターと連携を一層強化し、我が国のイノベーション推進に貢献するため、「融合連携イノベーション推進棟(Integrated Innovation Building 略称IIB)を開設しました。
理化学研究所 トピックス(2015/04/03)
融合連携イノベーション推進棟の完成について
IIB(融合連携イノベーション推進棟)の概要
◆ 計画名-融合連携イノベーション推進棟建築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目7番1号
◆ 階数-地上8階
◆ 敷地面積-4,829.87㎡
◆ 建築面積-1,075.76㎡
◆ 延床面積-8,348.21㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭(高支持力工法)
◆ 用途-研究所(研究室数52室/1室50㎡換算)
◆ 建築主-(独立行政法人)理化学研究所
◆ 設計者・監理者-石本建築事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年03月10日
◆ 竣工-2015年03月31日
◆ 供用開始-2015年04月01日
◆ 事業費-約38億円
非常に特徴的な外観です。
細胞の組み合わせをイメージした外観となっています。
名称は「融合連携イノベーション推進棟(Integrated Innovation Building 略称IIB)」です。
下層階の様子です。ポートライナー「医療センター駅」からの歩行者デッキと接続する2階が主な出入り口となります。
「融合連携イノベーション推進棟」は、理化学研究所「発生・再生科学総合研究センター(当時)」の副センター長だった故・笹井芳樹氏が整備を先導していました。彼の意志を継いで大きく成長して欲しいです。
事業費は約38億円で、神戸市は敷地の無償貸与で支援しています。
「神戸キメックセンタービル」の展望ロビーから見た様子です。
ポートライナー「医療センター駅」から歩行者デッキで結ばれています。
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