姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)ホテルモントレ姫路」 2度目の規模縮小
-(仮称)ホテルモントレ姫路-
「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。
いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。
当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
● 2度目の規模縮小
資材価格高騰や全国的な職人不足により、着工が大幅に遅れています。2013年12月には、地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小されています。
2015年7月初めに一部マスコミが伝えたところに、再度計画を見直して、地上14階、地下1階、高さ約64m、延床面積約32,200㎡に規模を縮小するそうです。
私は超高層ビルヲタですが、姫路市には超高層ビルを建設すべきではないと思っています。姫路市は「姫路城」あっての姫路市で、姫路城の景観がすべてにおいて優先されるべきだと思っています。
そのため、高さが低くなったのはショックではありませんが、延床面積が当初案の約6割と、大幅に縮小されたのがショックです。
敷地北側で行われていた「埋蔵文化財発掘調査」は完了して埋め戻されています。
敷地南側の「埋蔵文化財発掘調査」は2014年に終わっています。
Bブロック
中央部分の「Bブロック」は順調に進んでおり、「エミス(旧:山陽企業)」が、2015年7月24日(金)に商業施設「テラッソ姫路」をオープンする予定です。
テラッソ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟・駐車場棟
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町27
◆ JR「姫路」駅すぐ、山陽電車「姫路」駅から徒歩5分、神姫バス「姫路ターミナルスクエア」から徒歩6分
◆ 階数-(本体棟)地上8階、地下0階、(駐車場棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-37.900m
◆ 敷地面積-7,892.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,233.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-28,295.84㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-(本体棟)映画館、物品販売店舗、飲食店舗、(駐車場棟)駐車場約350台
◆ 建築主-エミス(旧:山陽企業)
◆ 設計者-プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2014年07月08日(地鎮祭)
◆ オープン-2015年07月24日予定
Cブロック
一番東側の「Cブロック」も着工が大幅に遅れています。
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