JR西日本の「京都鉄道博物館」 2015/08/10 展示車両を続々と搬入!
-京都鉄道博物館-
JR西日本は、JR京都駅近くの梅小路公園内に「京都鉄道博物館」を建設中です。オープンは2016年春の予定です。1972年開業の梅小路蒸気機関車館と合わせた延床面積は約30,435㎡です。
公式ホームページ → 京都鉄道博物館
● 京都鉄道博物館の詳細
「梅小路蒸気機関車館」の西側にエントランス棟とプロムナード棟、本館、屋外上屋を整備します。収蔵車両数は53両で、車両数、展示スペースともに国内最大級です。
総事業費は約70億円(うち設計費と建設工事費は約36億円)を予定しています。「梅小路蒸気機関車館」も扇形車庫の耐震補強工事を実施するほか、蒸気機関車の動態保存環境を改善するため新しい整備施設(SL専用検修庫)を設けます。
年間来館者数は「交通科学博物館」の29万人、「梅小路蒸気機関車館」の30万人に対し、80万人を想定しています。
「京都鉄道博物館」の完成イメージ図です。
ブレていますが、電車内から見た様子です。
北側から見た「プロムナード」の様子です。
「プロムナード」は、平屋の簡易な造りです。
「プロムナード」に展示車両が続々と搬入されています。
これは「新幹線0系電車」ですね。 公式HPを見ると「0系21形1号車」のようです。
これは「国鉄80系電車」ですね。公式HPを見ると「クハ86形1号車」 のようです。
「本館」を北西側から見た様子です。
「京都鉄道博物館」の北西側の道路沿いは、既存の街路樹を生かしています。
「梅小路公園」は、「京都水族館」に続き「京都鉄道博物館」の開業で、京都屈指の人気スポットとなります。この日は猛暑のため流石に芝生の上には誰もいませんでした。
「京都水族館」は、2012年3月14日の開業から3年以上経過しましたが、未だに人気が衰えていません。大成功した人工海水利用型の「内陸型水族館」です。
目玉の「イルカスタジアム」も満員でした。
ただいいことばかりではありません。和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを水族館が入手しているのは倫理規定に違反するなどとして、「世界動物園水族館協会(WAZA)」から会員資格を停止された「日本動物園水族館協会(JAZA)」が、会員施設による追い込み漁イルカ入手を禁止し、WAZAに残留することを決めました。
イルカは生き物なので歳をとったり、寿命を迎えます。ショーのイルカを継続的に確保するには、イルカの繁殖か「日本動物園水族館協会(JAZA)」から脱退して、和歌山県太地町から購入するしかありません。
イルカの繁殖は非常に難しい技術なので、現実的にはほぼ不可能です。イルカショーをやめるのか? 「日本動物園水族館協会(JAZA)」から脱退して、和歌山県太地町から購入するのか? イルカショーを行っている日本の水族館は重大な決断を迫られています。
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