大阪環状線改造プロジェクト 「桃谷駅」全体をリニューアル 2015年8月16日の改修状況
-桃谷駅全体をリニューアル-
昨日、「日本政府観光局(JNTO)」から2015年7月の訪日外客数の発表がありました。なんと1,918,400人、前年比51.0%の驚異的な伸びで、もちろん単月過去最高です。
中国語圏は、中国576,900人(伸率105.1%)、台湾361,700人(伸率29.5%)、香港158,700人(伸率74.0%)でした。特に中国は前年の2倍以上の驚異的な伸びです。街を歩くと中国語ばかり聞こえてくるのも納得ですね。
驚くのが、台湾と香港です。台湾の人口2,344万人、香港の人口723万人から考えると物凄い人数です。単純計算で10年足らずで全員が日本に1度は来る計算になります。まあ親日が多い台湾や香港にも反日の方もいるので全員が来日する訳ではないですが・・・
本題に戻って、JR西日本グループでは、2013年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、森ノ宮駅のリニューアル、各駅のトイレ改良、新型車両323系の開発、高架下商業施設「ビエラ森ノ宮」および「ビエラ玉造」の開業、発車メロディ導入など、大阪環状線のイメージアップと、さまざまな施策を展開してきました。
新たに、桃谷駅の美装改良・開発計画が固まりました。駅構内店舗エリア、高架下商業施設エリアを含め、駅および駅周辺の魅力向上につながる美装改良、商業開発を行います。開業時期は、2016年夏頃の予定です。
引用資料 JR西日本・ニュースリリース(2015/07/24)
「大阪環状線改造プロジェクト」進行中 桃谷駅全体をリニューアルします!
計画図です。
桃谷駅全体のリニューアルの概要
改良コンセプトは、「桃谷成蹊」です。駅周辺の丘陵地帯が桃の名所であったことに由来する桃谷駅においては、故事成語の「桃李成蹊(とうりせいけい)」になぞらえ、駅南口(天王寺方)から駅構内店舗エリア、改札口、新設する北口(鶴橋方)を抜けて高架下エリアに至る駅の南北動線を「一本の小道」と見立て、美しく快適で利便性の高い「道」をつくることを目指した改良を行います。
(1)新改札口設置
駅北側エリアのアクセスの向上および新設する高架下商業施設エリアと駅部の一体化を図るため、北側(現在の駅の中2階改札内コンコース付近から北側道路)に改札口を新設します。
北側道路付近に「北口(鶴橋方)」を新設します。
道路の南側に改札口を新設します。
(2)駅構内店舗エリア リニューアル
駅構内店舗エリア(約550㎡)の全店舗リニューアルと改札外コンコースの全面美装化により、さらなる利便性・快適性の向上を図ります。
現在の「駅構内店舗エリア」です。リニューアル工事が行われています。
「駅構内店舗エリア」の道路を挟んだ南側の高架下はパチンコ屋さんです。
(3)高架下エリア 新商業施設開発
駅北側高架下に商業施設(約1,000㎡)を新設します。高架下商業施設前(駅西側)には各店舗へのアプローチとなる外部通路を設け、新設の北側改札口からのつながりを演出するとともに、駅および駅周辺イメージの刷新を図ります。
「高架下エリア 新商業施設開発」が行われている部分です。
仮囲いの南西端が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。
「鋼板巻立て工法」による橋脚の「耐震補強工事」が終わっています。
(4)駅舎全体美装改良
ホーム、改札内外コンコース、トイレ、案内サイン、外壁など、駅舎全体を美装改良します。
イメージ図とほぼ同じアングルです。
現在の「西口」です。
改札口です。現在の改札口はこの1ヶ所のみです。
改札内コンコースです。改札内コンコース、トイレ、案内サイン、外壁などの美装改良が行われます。すでに工事が始まっています。
「JR桃谷駅」のホームです。
ホームの案内サイン、外壁など、駅舎全体を美装改良します。
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