北大阪健康医療都市(愛称:健都) 国立循環器病研究センター移転建替整備事業 571億3200万円(税込み)で竹中工務店グループに決定!
-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。
「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。
こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しました。
吹田市 公式ホームページ
北大阪健康医療都市(愛称:健都(けんと))・医療クラスターの形成に向けて
キーワードは「健康と医療」です。「国立循環器病研究センター」と「吹田市民病院」の移転が完了すると「大阪大学医学部附属病院」を含め日本屈指の高度医療が受けられる病院が集積する地域になります。
● 国立循環器病研究センター移転建替整備事業
「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。
医療技術は非常に高く、循環器に関しては「大阪大学医学部附属病院」と共に日本の双璧を成しています。そのため日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。
「国立循環器病研究センター」は、建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。
引用資料 国立循環器病研究センター(PDF:2015/03/19)
国立循環器病研究センター移転建替整備事業基本設計書(概要版)
建物は「情報発信・アメニティ、病院ゾーン、基盤センター・連携ゾーン、研究所ゾーン」の4ゾーンを連続的に配置しています。
● 落札者が「竹中工務店グループ」に決定!
「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の一般競争について、2015年7月31日に開札し、落札者が「竹中工務店グループ」に決定しました。落札価格は、571億3200万円(税込み)です。
国立循環器病研究センター(PDF:2015/08/04)
移転建替整備事業における落札者の決定について
デザインビルド方式(実施設計・施工一括発注方式)であるため、実施設計業務、建設工事及び医療機器等の調達及びその関連業務が含まれています。
国立循環器病研究センター移転建替整備事業の概要
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域5街区1画地
◆ 交通-JR岸辺駅直結
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下2階
◆ 敷地面積-30,585.17㎡
◆ 延床面積-125,772.85㎡(病院80,764.09㎡、研究所33,932.02㎡、地下駐車場11,076.74㎡)
◆
構造-鉄骨造(CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆
用途-病院、研究所
◆ 病床数-550床
◆ 建築主-独立行政法人国立循環器病研究センター
◆ 竣工・引渡し-2019年06月30日予定
◆ 供用開始-2019年度予定
◆ 落札価格-571億3200万円(税込み)
「外観イメージ(エントランス側)」です。
「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の位置図です。JR岸辺駅の橋上駅舎と南北自由通路から直結する交通至便な場所に建設されます。
JR岸辺駅の「南北自由通路」から見た「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設予定地です。
「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の建設予定地です。フェンスの奥(北東側)に隣接する7街区の一部(約1ha)には、「国立循環器病研究センター」の建設に合わせて、職員宿舎・保育所も整備する予定です。
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