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2015年8月10日 (月)

関西国際空港 LCC専用「第3ターミナルビル(T3) 2015年8月1日の建設状況

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-関西国際空港・第3ターミナルビル(T3)-
 「新関西国際空港会社」は、関西国際空港にLCC(格安航空会社)専用の「第3ターミナルビル(T3)」を整備します。
 急増する外国人観光客のため「第2ターミナルビル(T2)」の処理能力に近い将来、限界が生じると予測されており、「第3ターミナルビル(T3)」の整備を決めました。

 「新関西国際空港会社」は、2015年6月22日に「関西空港第3ターミナル(T3)」の建設工事の安全祈願祭を行い着工しました。
 当初計画より着工が遅れたため、2016年下期(7月~12月)の供用開始予定が、2017年3月になる予定です。

● 当初計画より規模拡大
 「第3ターミナルビル(T3)」は、関西国際空港の2期島に建設され、平屋建て(一部2階)延床面積約36,000㎡です。総事業費は約130億円となっています。

 当初計画では、延床面積約33,000㎡、総事業費は約120億円だったので、1割程度増加しています。
 外国人観光客の増加のスピードが想定を上回り、LCC(格安航空会社)の便数が想定以上に増えたため、施設を一部拡張して運用を始めます。

 国内線と国際線で使っている「第2ターミナル(T2)」は、完成後は「第2ターミナルビル(T2)」がLCC国内線用、「第3ターミナルビル(T3)」がLCC国際線用となります。両ターミナル合計の年間処理能力は800万人です。


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第3ターミナルビル(T3)のイメージ
 
「第3ターミナルビル(T3)」のイメージです。延床面積約33,000㎡時のイメージのため、実際とは少し異なると思われます。

 引用資料 新関西国際空港・ニュースリリース(2013/12/26)
 新LCC ターミナルビル(T3)整備について


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第3ターミナルビル(T3)の配置図
 「第3ターミナルビル(T3)」の配置図です。延床面積約33,000㎡時の配置図のため、実際とは少し異なると思われます。

 「第3ターミナルビル(T3)」は、平屋建て(一部2階)延床面積約36,000㎡です。新設するエプロン(駐機場)は中大型機対応の6スポットで、小型機であれば11機まで対応できます。

 「第3ターミナルビル(T3)」建設予定地の北東側には、将来の需要増に備えて「拡張用地」を確保しておきます。


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2015年6月22日に建設工事の安全祈願祭を行い着工しました。そのため周囲は「仮囲い」で囲まれていました。


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「仮囲い」の内側です。


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重機が稼働中です。本格的に工事が始まっています。


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ビルの建設現場と違って非常に広いので、現地では、ここはこの場所だという位置関係がイマイチつかめません。


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2012年10月28日から供用開始したLCC専用の「第2ターミナルビル(T2)」です。外から見ると倉庫のような造りですが、内部は簡素ですが綺麗です。

 現在は、国内線と国際線で使っている「第2ターミナル(T2)」ですが、「第3ターミナルビル(T3)」の完成後は、国内線用となります。

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