神戸医療産業都市 小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備基本計画 兵庫県が概要を公表!
-小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設-
「兵庫県」は2015年8月7日に、「県立こども病院」の南側に計画している「小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備」の基本設計の概要を公表しました。
引用資料 兵庫県・記者発表資料(2015/08/07)
小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備 基本設計の概要
「小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備基本計画」に基づき、小児がん患者に対し晩期合併症等の副作用が少ない陽子線治療を提供します。
加えて、近隣医療機関と連携し、成人のがん患者に対しても陽子線治療を提供するため、2017年度の竣工を目指し、整備を推進しています。
予算額は、約95億円(建設費等約34億円、粒子線治療装置製作費約44億円、医療機器・情報システム整備費・用地費等約17億円)となっています。
小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備に係る設計業務等委託者は、「三菱電機株式会社グループ(三菱電機、戸田建設)」に決定しています。
兵庫県内の「粒子線治療施設」としては、たつの市の「県立粒子線医療センター」がありますが、小児がんに重点を置いた施設としては日本初となります。
小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町(新こども病院南側隣接地)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆
敷地面積-約3,050㎡
◆ 延床面積-約5,700㎡
◆
構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、
◆ 用途-診療所(陽子線治療施設)
◆ 治療室-2室2ガントリー
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(粒子線治療装置)三菱電機、(建物)戸田建設
◆ 施工者-(粒子線治療装置)三菱電機、(建物)戸田建設
◆
着工-2015年10月予定
◆ 開院-2017年度下期
◆ 予算額-約95億円(建設費等約34億円、粒子線治療装置製作費約44億円、医療機器・情報システム整備費・用地費等約17億円)
「イメージパース」です。
「各階構成図」です。
建設中の「県立こども病院」の南側に、「小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設」が整備されます。
この部分に整備されます。
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