京都市 京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 基本的な工事はほぼ完成!
-四条通歩道拡幅-
京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行っています。工期は2014年11月17日~2015年10月末の予定です。
引用資料 京都市・公式HP 広報資料・お知らせ(2014/11/04)
四条通歩道拡幅工事の着手について
整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。
バス停は、現在は東西行き合わせて16ヶ所に分散していますが、歩道拡幅後は計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約します。
拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定で、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。
タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備します。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保します。
● 大英断か? 世紀の愚策か?
他府県民の私個人の意見としては、自動車中心から人間中心にシフトさせる方向性は、観光客の増加や人口減少社会を考えると賛成です。大英断だと思います。
しかし、周辺に住んでいる方や仕事で道路を使っている方は不便を強いられるので迷惑そのものだと思います。
実際に、市民から苦情が出て、市長は「想定を超える交通集中だった」と謝罪しました。見通しが甘かったのは明らかです。「世紀の愚策」とも言われています。
京都市は、東山区の「東大路通(三条通-七条通)」の、2.3kmの歩道拡幅事業について、当初予定していた本年度の工事着手を見送ることを明らかにしました。
区間は、「四条通(川端通から烏丸通まで)」の延長1,120m(幅員22m)です。事業費は、約29億円となっています。
「大丸京都店」の前です。
「路面タイル」が綺麗に敷かれています。
「大丸京都店」の前の「タクシー乗り場」です。
「大丸京都店」西側の「四条高倉バス停」です。
「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」の前です。この部分は、「地上機器」の移設はまだ終わっていません。
歩道幅を6.5mに拡幅
基本的には、現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。
歩道が拡幅されてメチャメチャ歩きやすくなりました。
車道2車線(4車線から2車線に減線.)
「ゼブラゾーン(車両の走行を誘導するための縞模様の導流帯)」を挟んで、車道2車線となっています。渋滞していましたが、なんとか動いていました。
テラス型バス停
バス停は、拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」となっています。バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。
沿道アクセススペース
拡幅した歩道に切り込む形で、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保しています。
タクシー乗り場
拡幅した歩道に切り込む形で、タクシー乗り場も整備しています。
歩道幅を約4.2mに拡幅(車両の停車スペース)
基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めますが、車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。
「河原町通」から「四条通」を西側に見た様子です。
「河原町通」の東側でも工事が行われています。
「京都マルイ」の北側の工事の様子です。
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