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2015年9月 6日 (日)

京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」 2015年8月31日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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京都大学(南部)医薬系総合研究棟
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。キャンパスマップの「④」の場所です。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

 「総合研究棟」は2014年10月に一般競争入札を行いましたが、全国的な建築資材の高騰や人材の不足により、入札金額が予定価格を超過して落札者が決まりませんでした。再度の入札により、2015年6月19日に約62億円で、落札者が「清水建設グループ」に決定しました。 

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 監理者-梓設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「山留め壁」を構築しています。週間の作業工程を見ると「山留工事、先行掘削」となっていました。


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を南東側から見た様子です。

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