名古屋市 地上25階、高さ約115mの「シンフォニー豊田ビル」 2015年9月4日の建設状況
-シンフォニー豊田ビル-
「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。
2014年6月4日に起工式が行われて着工しました。当初は2016年末としていた竣工時期は、2016年6月末に約半年間前倒しされます。
(追記)
読者の方から、「(仮称)新・第二豊田ビル」の正式名称が「シンフォニー豊田ビル」に決定しているとメールを頂きました。全く知りませんでした。ありがとうございました。
引用資料 東和不動産(PDF:2015/07/01)
(仮称)新・第二豊田ビルの正式名称を「シンフォニー豊田ビル」に決定
シンフォニー豊田ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事もしくは名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目1001番他(地番)
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩6分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 客室数-約300室「(仮称)三井ガーデンホテル名古屋」
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日予定
ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「シンフォニー豊田ビル」の建設現場です。
タワークレーン2基で建設しています。
最高部です。
床に「デッキプレート」が敷かれています。
下層階の様子です。この現場は「逆打ち工法」で建設されています。
北東側から見た様子です。
下層階の様子です。
北西側から見た様子です。
「スパンドレル形式(横連窓タイプ)」のPCカーテンウォールの取り付けが行われています。
ゲートが開いていて内部が見えました。この部分は地震対策として、竹中工務店が開発した「波形鋼板耐震壁」を採用しているようです。
波形鋼板耐震壁
鋼板を波形にすることで、波形方向に対して楽器のアコーディオンのように自由に伸び縮みする一方、地震力などの水平力には抵抗する特徴があります。
これを柱梁フレームと組み合わせることで、長期荷重に対しては柱梁フレームが負担し、水平荷重に対しては主に波形鋼板が抵抗します。
各荷重に対して抵抗する部分が明確で剛性・耐力の調整が容易であるため、設計の自由度が飛躍的に高くなります(竹中工務店のHP引用)。
竹中工務店・プレスリリース(2010/08/03)
新築・リニューアルで「波形鋼板耐震壁」採用件数が増大
南側から見た様子です。
| 固定リンク
「71 愛知県」カテゴリの記事
- 名古屋市 ささしまライブ24地区の南側 ウォーターフロント空間 中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOORS(仮称)」工事着手!(2024.12.05)
- 名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する「名鉄 名古屋駅地区再開発」 高さ約180mの超高層ビル3棟 2026年度にも解体工事に着手!(2024.12.01)
- 名古屋市 久屋大通駅直結の高い利便性を有し久屋大通公園に臨む複合ビルが誕生 「(仮称)錦三丁目5番に街区計画」の起工式を2024年10月7日に挙行!(2024.10.08)
- 名古屋市 (仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト 複合ビル、大学校舎を整備 一期工区を2025年2月に着工、2027年春のオープン!(2024.10.06)
- デンソー(DENSO) 愛知県西尾市の「善明製作所」に新工場を建設 デジタル化による24時間無人稼働の次世代工場を目指す!(2024.09.16)