「室町の聖地」継ぐ 「京都産業会館」の建て替え 延床面積約30,500㎡の「京都経済センター(仮称)整備計画」
-京都経済センター(仮称)整備計画-
京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備計画」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館します。
「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。
「京都経済センター(仮称)整備計画」は、総事業費約153億円(概算)、資金調達や施工を担う特定目的会社(SPC)を設立し、2015年度内に事業を本格化させます。2016年5月から「京都産業会館」の解体工事に着手し、2018年11月末に竣工する予定です。
引用資料 公式ホームページ(PDF)
京都経済センター(仮称)整備計画 報告書(案)
「京都経済センター(仮称)整備計画」は、「京都産業会館」と南側に隣接する「京都市駐車場敷」の敷地面積約4,410㎡に建設します。
概要は、地上7階、塔屋1階、地下2階、高さ31.000m、延床面積約30,500㎡です。京都府内の経済団体が入居し、1階には商業施設を入れて地域のにぎわいも創出します。
京都経済センター(仮称)整備計画の概要
◆
所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆
階数-地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-31.000m(塔屋を除く建物高さ)
◆ 敷地面積-約4,410㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 建築面積-約3,600㎡
◆
延床面積-約30,500㎡(容積対象面積約27,000㎡) .
◆ 用途-オフィス、会議室、展示場、商業施設
◆
建設主体-建設SPC
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 閉館-2016年03月末予定
◆ 解体工事-2016年05月~2016年12月末予定(解体工事約8ヶ月)
◆ 着工-2017年01月予定
◆
竣工-2018年11月末予定(本体新築工事約23ヶ月)
◆ 総事業費-約153億円(概算)
「平面イメージ図」です。図面左側(西側)の南北に長い部分が「京都経済センター(仮称)整備計画」です。
「断面イメージ図」です。
「京都産業会館」は、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」と京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」に地下道を経由して直結しています。
「京都産業会館」を北西側から見た様子です。「京都産業会館」は、地上9階、塔屋3階、地下2階、延床面積21,835.42㎡となっています。
「京都産業会館」を南西側から見た様子です。
「京都産業会館」の南側に「京都市駐車場」が隣接しています。
「京都市駐車場」を南西側から見た様子です。「京都市駐車場」は、地上5階、塔屋2階、地下2階、延床面積約13,480㎡となっています。
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