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2015年9月

2015年9月30日 (水)

「大丸心斎橋店」の本館建て替え 大阪市が都市計画原案縦覧を開始 本館の最高高さは65m、外壁を保存、道路の上空を使い北館と一体化!

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-大丸心斎橋店-
 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。

 大丸心斎橋店の「本館」は、2015年12月30日で営業を終了します。「北館」と「南館」は、本館で展開している売場の移設を含め改装を実施し、営業を継続します。

 「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」建築の歴史的文化的価値の継承を念頭におき、学識経験者で構成する「保存検討委員会」の検討結果がまとまりました。「J.フロント リテイリング」は、この結果を踏まえ、今後具体案を作成します。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/09/11)
 大丸心斎橋店本館建替え計画に関する保存検討委員会の検討結果について 

● 御堂筋側の外壁を保存
 御堂筋の風格ある街並みを継承するため、歴史的価値の高い御堂筋側ブロックの外壁を保存します。今後は、保存対象部分の外装材料や躯体の健全性を確認しながら保存を実現するための技術的検討を行います。

 新築部も保存部とのバランスを考慮し御堂筋沿道の景観として相応しいデザインとします。新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和を図ります。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。


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内装の意匠を継承
 内装については、昭和初期の百貨店建築として当時の商業文化を現代に伝える意匠的評価の高い1階を中心として継承する予定です。

 今後は、塗装の改変や劣化の有無、現躯体から取り外しが可能かどうか等再調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。


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大丸心斎橋店
 「大丸心斎橋店」は、本館、北館、南館の3館で構成されています。「大丸心斎橋店」の売上高は、2015年2月期が約845億円(84,511百万円)、売場面積は77,490㎡(本館売場面積31,000㎡)となっています。


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大丸心斎橋店本館
 「大丸心斎橋店本館」は、地上8階、地下3階、延床面積約46,144㎡です。アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られています。塔屋が5層もあるんですね。知りませんでした。

大丸心斎橋店本館の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7-1
◆  階数-地上8階、塔屋5階、地下3階
◆ 高さ-最高部SGL+約41m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 建築面積-約5,317㎡
◆ 延床面積-約46,144㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造


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「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。


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本館の最高高さは65m

 「建築物の高さの最高限度」です。大阪市は、「心斎橋筋一丁目地区」の都市計画原案縦覧を行っています。縦覧期間は、2015年9月29日(火)~2015年10月13日(火)までです。

 引用資料 大阪市・公式HP(PDF:2015/09/29)
 都市計画原案及び案の縦覧 心斎橋筋一丁目地区 

 本館の最高高さは65mです。最高高さ87mの北館よりも22m低いです。私的には超高層にならなくてホッとしています。超高層になると外壁を保存してもあまり意味がないと思っていたからです。

 本館の御堂筋側の幅2mは最高限度31mで既存の外壁を残します。御堂筋側からの奥行2m~8mは最高限度45m、奥行8m以降を最高限度65mとします。

 これなら御堂筋側から見てもあまり違和感のない外観になると思われます。建て替えにより、各階の階高が高くなると思われるので、御堂筋側の外壁の窓の位置と階数は一致しなくなると思われます。


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北館と本館の一体化

 「北館」と「本館」の間の配置図のアップです。「北館」と「本館」は、道路幅7.8m×東西幅43mで接続します。本館と北館の間の道路の上空5.5mをトンネルのように通過させ、高さ65mまでの道路上空を建物として使用します。

● 本館の階高を北館に合わせる?
 あくまでも私の推測ですが、本館の階高を北館に合わせて「三越銀座店」のようにフロアを一体化すると思われます。三越銀座店は床面の高さが違う階もありますが、階数が同じなので売場は一体化しています。

 「あべのハルカス近鉄本店」は、床面の高さを合わせている階もありますが、階数が違い、階高が大きく異なるので、「タワー館」と「ウイング館」のに売場の一体化が難しい状況になっています。

 フロアの一体化は、2館をブリッジでつなぐよりはるかに有利な建物構造で、売場が分断されることなく一体的な運用が可能となりメリットが非常に大きいです。


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「北館」と「本館」の間の断面図です。この規模で「北館」と「本館」を接続すると、もはや1つの建物と言っても過言ではありません。

 私の妄想であった ①超高層化しない。②北館と一体化する。③本館の階高を高くする。④御堂筋側の外壁を保存する。 のすべてが実現しそなので、思わずガッツポーズです!
 
 
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三越銀座店
 二つのビルに挟まれる道路の上空を利用した例としては、「三越銀座店」があります。2010年9月11日の増床オープンから2つビルが一体的な運用になりましが、間の「あづま通り」の機能はこのように残っています。
 
 2館に分かれる場合、多くの百貨店で採用されている2館をブリッジでつなぐよりはるかに有利な建物構造で、売場が分断されることなく一体的な運用が可能となりメリットが非常に大きいです。

 厳密には、「三越銀座店」の例は、都市再生特別地区の指定を受け区道の「あづま通り」と三越の土地を等価交換しています。
 そのため間を通る道路は三越の民有地になります。代わりに街区東側の「三原通り」を拡幅しています。路は1階と2階は道路として通り抜けられる空間を確保し、道路の上の3階以上はビルになるようです。

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2015年9月29日 (火)

(仮称)中央区備後町2丁目計画 「住友不動産」のマンション建設予定地 着工までは暫定的に駐車場として活用!

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-(仮称)中央区備後町2丁目計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。

 「(仮称)中央区備後町2丁目計画に伴う解体工事」が行われていましたが、解体工事が終わりすっかり更地になっています。
 仮囲いに「マンション建設予定地」と掲示されていましたが撤去されています。着工までは暫定的に駐車場として活用するようです。まあ予想通りですね。


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駐車場の出入口の設置工事が行われています。


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「住友不動産」の駐車場「syscon(シスコン)」になるようです。


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地面にロープが張られていますが、アスファルトで舗装はしないのでしょうか?


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北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」跡地です。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得していました。


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南西側の「旧SPP大阪ビル(旧大阪三幸ビル)」跡地です。「住友不動産」が「新生紙パルプ商事」から2013年12月18日に取得していました。


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南東側の名称不明のビルの跡地です。かつて「大和銀行(現りそな銀行)公務部」が入っていたそうです。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得していました。

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2015年9月28日 (月)

大阪府茨木市 「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業」の予定地

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-(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業-

 「阪急不動産」と「大林組」のグループ(代表企業:阪急不動産)は、「阪急茨木駅前ソシオ管理組合」が実施した「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業 事業パートナー募集選定」において、事業パートナーとして選定されました。

 引用資料 阪急不動産(PDF:2015/04/08)
 「(仮称)阪急茨木市駅西地区 市街地再開発事業」における「事業パートナー」選定について

 阪急茨木市駅西地区は、「日本万国博覧会」の開幕に合わせた1969年の市街地改造事業により、駅前広場(公共施設)と民間施設ソシオ茨木(茨木ビル・永代ビル)が一体的に整備されました。

 しかし、築後数十年が経過し、ソシオ茨木の建物・設備の老朽化にともない、2008年7月より建替えの検討を開始し、2014年12月の管理組合臨時総会にて建替え推進決議が可決され、ソシオ茨木建替え推進委員会が発足して現在に至ります。

 「阪急不動産・大林組グループ」は、阪急茨木駅前ソシオ管理組合やユーデーコンサルタンツ、茨木市とパートナーシップを形成し、今後、ソシオ茨木及び市営駐車場、駅前広場を含む区域における都市再開発法に基づく市街地再開発の事業化に向け、阪急茨木市駅西地区の新たなまちづくりに取り組みます。


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阪急茨木市駅西地区の「ソシオ茨木(ソシオ1茨木ビル、ソシオ2永代ビル)」です。


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駅前広場の北側にある「ソシオ1茨木ビル」です。


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「ソシオ1茨木ビル」のアップです。「ソシオ1茨木ビル」は、地上6階、地下2階、敷地面積3,963.09㎡、延床面積16,990.64㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南東側から見た様子です。「ソシオ2永代ビル」は、地上4階、地下2階、敷地面積1,417.88㎡、延床面積4,632.29㎡です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に竣工しました。


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「ソシオ2永代ビル」を南西側から見た様子です。


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駅前広場の南側にある「市営駐車場」です。


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「市営駐車場」のアップです。「市営駐車場」は、地上3階、敷地面積2,273.22㎡、延床面積5,409.91㎡です。1979年4月に竣工しました。


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「駅前広場」です。「日本万国博覧会」の開幕に合わせて、1969年12月に整備されました。

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2015年9月27日 (日)

「室町の聖地」継ぐ 「京都産業会館」の建て替え 延床面積約30,500㎡の「京都経済センター(仮称)整備計画」

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-京都経済センター(仮称)整備計画-

 京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
 京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備計画」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館します。

 「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。

 「京都経済センター(仮称)整備計画」は、総事業費約153億円(概算)、資金調達や施工を担う特定目的会社(SPC)を設立し、2015年度内に事業を本格化させます。2016年5月から「京都産業会館」の解体工事に着手し、2018年11月末に竣工する予定です。

 引用資料 公式ホームページ(PDF)
 京都経済センター(仮称)整備計画 報告書(案) 

 「京都経済センター(仮称)整備計画」は、「京都産業会館」と南側に隣接する「京都市駐車場敷」の敷地面積約4,410㎡に建設します。
 概要は、地上7階、塔屋1階、地下2階、高さ31.000m、延床面積約30,500㎡です。京都府内の経済団体が入居し、1階には商業施設を入れて地域のにぎわいも創出します。

京都経済センター(仮称)整備計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆ 階数-地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-31.000m(塔屋を除く建物高さ)
◆ 敷地面積-約4,410㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 建築面積-約3,600㎡
◆ 延床面積-約30,500㎡(容積対象面積約27,000㎡) .  
◆ 用途-オフィス、会議室、展示場、商業施設
◆ 建設主体-建設SPC
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 閉館-2016年03月末予定
◆ 解体工事-2016年05月~2016年12月末予定(解体工事約8ヶ月)
◆ 着工-2017年01月予定
◆ 竣工-2018年11月末予定(本体新築工事約23ヶ月)
◆ 総事業費-約153億円(概算)


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「平面イメージ図」です。図面左側(西側)の南北に長い部分が「京都経済センター(仮称)整備計画」です。


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「断面イメージ図」です。


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「京都産業会館」は、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」と京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」に地下道を経由して直結しています。


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「京都産業会館」を北西側から見た様子です。「京都産業会館」は、地上9階、塔屋3階、地下2階、延床面積21,835.42㎡となっています。


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「京都産業会館」を南西側から見た様子です。


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「京都産業会館」の南側に「京都市駐車場」が隣接しています。


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「京都市駐車場」を南西側から見た様子です。「京都市駐車場」は、地上5階、塔屋2階、地下2階、延床面積約13,480㎡となっています。

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京都大学の新たな拠点 「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟」の建設予定地

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-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)-

 「京都大学医学部附属病院」は、怒涛の勢いでキャンパスの再整備が行われています。「山中伸弥教授」がノーベル医学・生理学賞を受賞しましたが、受賞後に再整備の速度が加速しています。

 現在は、「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」、「京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事」、「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」、「京都大学医学部附属病院 生活習慣病予防研究センター (ハイメディック棟) 新営工事」の4棟が建設中です。

 ノーベル賞の受賞とは関係なく、老朽化した病院施設の段階的な建て替えも同時進行で行われています。現在は「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」の建設が行われています。

 Ⅰ期病棟の「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」が開院すると、次は「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)」の整備が行われます。

 引用資料(PDF) → 国立大学法人京都大学

● iPS等臨床試験センター棟の機能を追加
 当初は、「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)」のみでしたが、「iPS等臨床試験センター棟」の機能が追加になり、計画名は「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟」と非常に長くなっています。

 概要は、地上8階、地下1階、延床面積約29,310㎡です。「iPS等臨床試験センター棟」もあるので、京都大学の「iPS細胞」の第5の研究開発拠点とも言えます。「iPS細胞」も本格的に臨床試験が行われる段階が近づいています。


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積貞棟
 「積貞棟」は、任天堂の故山内溥氏により、築後30年以上が経過した病棟を抱える本院の現状に「京大病院にふさわしい病棟を建ててほしい」との寄附により建設されました。概要は、地上8階、地下1階、延床面積約20,379㎡で、2010年3月に竣工しました。


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京都大学(医病)総合高度先端医療病棟
 「京都大学」は、京大病院東構内に「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」を建設しています。Ⅰ期病棟となります。

 概要は、免震構造の地上8階、地下1階、最高部高さ34.99m、延床面積22,708.19㎡となっています。「接続棟」と「渡り廊下」も同時に建設します。

 災害発生時の対応強化や、重症患者の転送受入、臓器移植時の搬送などに対応するため、屋上部にヘリポート(24m×24m)を設置する計画です。病床数は計414床を予定しています。


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京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)

 「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟」」の建設予定地です。北側の「南病棟」と南側の「RI診療棟」の跡地に建設されます。


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北側の「南病棟」です。解体される予定です。


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南側の「RI診療棟」です。解体される予定です。

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2015年9月26日 (土)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 2015年9月20日の建設状況

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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大規模な改良工事が行われている阪神電気鉄道「甲子園駅」です。


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「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の工事の様子です。


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上りホームの西側では、「エスカレーター新設工事」が行われています。


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ホームの下の「エスカレーター新設工事」の様子です。


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1番線の北側では、フェンスの設置工事が行われています。


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東側から見た様子です。


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上りホームの東側では、階段の付け替え工事が行われています。


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フェンスの設置工事は、東側に続いて行われています。


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「下り(三宮方面行き)ホーム」の工事の様子です。


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下りホームの西側では、「エスカレーター新設工事」が行われています。


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下りホームの東側では、「エレベーター新設工事」が行われています。

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京都河原町通りのファッションビル 新生「京都BAL」がグランドオープン 約10年ぶりに「丸善 京都本店」も復活!

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-京都BAL-

 河原町通りのファッションビル「京都BAL(バル)」は、1970年11月にオープンしました。1980年代のDC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドブームの時には、関西のファッションシーンをリードし、若者を中心に人気を博しました。

 しかし、ピーク時に100億円を超えた売上げは、30億円台まで減少していました。そのため、全面建て替えが行われました。
 一時閉館前の敷地約350坪に、隣接する南側と北側の土地約500坪をあわせて、敷地面積2,769.82㎡となっています。

 旧「京都BAL」は、地上8階、地下2階、延床面積約9,400㎡でした。新生「京都BAL」は、地上6階、塔屋1階、地下2階と階数が2階減りましたが、敷地面積が広くなったので、延床面積18,561,75㎡とほぼ2倍になりました。

● 2015年8月21日グランドオープン
 新生「京都BAL」は、2015年8月21日(金)にグランドオープンしました。2013年1月末に一時閉店してから2年7ヶ月ぶりに全面開業となります。

 「上質なショッピング体験の提供」をコンセプトに、建物には高級ホテルのような贅沢なデザインを取り入れているのも大きな特徴です。
 女性用パウダールームやエレベーターホール、エスカレーター横のラウンジスペースなど共有空間にはゆったりしたくつろぎ空間が設けられています。

 総売場面積約12,045㎡という広い面積であれば、通常ならば100店舗近く配置出来ますが、厳選したファッション、雑貨、インテリア、食の専門店と書店、カフェなどの33店舗がゆったりと出店しています。初年度売上目標は、以前の35億円から倍増の70億円を目指します。

● 約10年ぶりに復活した「丸善 京都本店」
 私的には、約10年ぶりの「丸善 京都本店」の復活がうれしいです。2005年10月の閉店時には、閉店を惜しむ来店客が、梶井基次郎の小説「檸檬」にちなんで本の上にレモンを置く様子が話題になりました。

 「丸善 京都本店」は、新生「京都BAL」の地下1階と地下2階に京都地区最大級の売場面積約1,000坪、蔵書数約100万冊を誇るカフェ併設の大型書店としてオープンしました。

京都BALの概要
◆ 計画名-(仮称)京都BAL再開発計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251
◆ 交通-阪急電車「河原町」駅徒歩5分、京阪電車「三条」駅徒歩6分
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下2階
◆ 建物の高さ-30.7m
◆ 敷地面積-2,769.82㎡
◆ 建築面積-2,500,06㎡
◆ 延床面積-18,561,75㎡(総売場面積約12,045㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗(店舗数33店舗)
◆ 建築主-中澤(株)
◆ 設計者-SO,u(ソウユウ)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年11月
◆ 竣工-2015年07月
◆ 開業日-2015年08月21日
◆ 初年度売上目標-70億円


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アメリカのクラシックなホテルをイメージした外観となっています。


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新生「京都BAL」は、2015年8月21日(金)にグランドオープンしました。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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手前が「京都BALアネックス」、奥が「京都BAL」です。

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2015年9月25日 (金)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 ホームを西側(三宮側)に延伸!

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-甲子園駅・リニューアル-

 個人的な事ですが、母の葬儀で数日間、実家の高知に帰っていました。心に大きな穴がぽっかり開いてしまいました。心が折れそうですが、ブログは続けます。

 本題に戻って、阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(予定)


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大規模な改良工事が行われている阪神電気鉄道「甲子園駅」です。


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下りホームから見た「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の西側(三宮側)へのホーム延伸工事の様子です。


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アップです。


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現在のホーム西端にあるエレベーターの更に西側にホームを延伸しています。


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2番のりばから見た様子です。


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アップです。


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1番のりばから見た様子です。


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アップです。


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上りホームから見た「下り(三宮方面行き)ホーム」の西側(三宮側)へのホーム延伸工事の様子です。


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アップです。


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3番のりばから見た様子です。


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4番のりばから見た様子です。

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ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト 宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」 & コンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」 2015年9月20日の建設状況

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-ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト-

 「ラスイート」は、2012年11月に神戸市の公募「新港第一突堤用地 借受人」により、事業者に選定され、2014年2月3日に、ホテル・健康増進施設・コンベンションホールなどの複合施設「ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト」の建設に着工しました。

 引用資料 神戸市・記者資料提供(2014/01/29)
 複合施設「(仮称)神戸新港第1突堤プロジェクト」の建設着工

 宿泊施設の名称は「神戸みなと温泉 蓮(れん)」、コンベンション施設の名称は「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」に決定しています。

● 2015年12月17日(木)にグランドオープン!
 宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」とコンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」のグランドオープン日が2015年12月17日(木)に決定しています。

 公式ホームページ
 ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト 

 「神戸みなと温泉 蓮」は、全室オーシャンビューの温泉旅館で、90ある客室は全て50㎡以上で、いずれもテラスから海を望むことが出来ます。
 最上階には神戸港が一望できる展望露天風呂とラウンジがあります。風呂は宿泊者限定と日帰り利用できる2種類を設け、岩盤浴なども整備します。

 「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」は、国際会議場や結婚式場を備えたコンベンション施設です。チャペルが突堤の先端にあり、海風を感じながら挙式が出来ます。会議場は最大収容人数約700人です。

ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクトの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町1-1および2
◆ 階数-地上10階(宿泊棟)、地上2階(コンベンション棟)
◆ 高さ-42.3m(宿泊棟)
◆ 敷地面積-約27,479㎡
◆ 延床面積-約16,485㎡
◆ 構造-鉄骨造(宿泊棟、コンベンション棟)
◆ 用途-<宿泊棟>1階~3階:レストラン、ラウンジ、健康増進施設(天然温泉浴場、プール、フィットネスジム、レストラン等)、4階~10階:客室(90室)、展望大浴場、展望ラウンジ、<コンベンション棟>ホール、ラウンジ等
◆ 事業者-ラスイート
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年02月03日
◆ 開業-2015年12月17日予定
◆ 総事業費-約75億円


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「ラスイート神戸新港第一突堤プロジェクト」の全景です。2015年12月17日(木)にグランドオープン予定です。


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敷地北側の植栽です。


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宿泊棟の「神戸みなと温泉 蓮(れん)」です。


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「神戸みなと温泉 蓮」は、全室オーシャンビューの温泉旅館で、90ある客室は全て50㎡以上で、いずれもテラスから海を望むことが出来ます。


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宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」とコンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」の接続部分です。


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コンベンション棟の「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」です。

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2015年9月24日 (木)

ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー 2015年9月20日の建設状況

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-ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー-

 「(仮称)神戸ハーバーランドマンション計画」は、「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」の西側の駐車場跡に建設中の超高層タワーマンションです。

 概要は、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ123.346m、総戸数345戸(他に管理人室等)で、正式名称は「ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸ハーバーランドマンション計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目75番4号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線(JR神戸線)「神戸」駅より徒歩7分、神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩8分、神戸高速鉄道東西線「高速神戸」駅より徒歩11分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部123.346m
◆ 敷地面積-4,292.96㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,447.97㎡
◆ 延床面積-42,590.12㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-345戸(他に管理人室等)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、近畿菱重興産、三菱倉庫、安田不動産、山陽電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年05月27日
◆ 竣工-2015年10月中旬予定
◆ 入居開始-2015年12月中旬予定


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外観は完成しています。


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西側の「ハーバーランド公園」から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「ハーバーウォーク」に面する南側部分です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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ハーバーウォークに面する南側部分には、緑豊かな「ハーバービューテラス」を配置します。


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敷地北側には、街との協調性に配慮した緑豊かで開放的な空間となる「ガーデンテラス」を配置します。

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ジ・アーバネックスタワー神戸元町通 2015年9月20日の建設状況

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-ジ・アーバネックスタワー神戸元町通-

 竣工した「ザ・レジデンス神戸元町通」の隣りの駐車場(ホテルシェレナ跡地の一部)だった場所にマンションが建設中です。

 計画名は「(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画」で、地上27階、軒高約90m、200戸(別途、管理室1戸、スカイラウンジ1戸)です。正式名称は「ジ・アーバネックスタワー神戸元町通」となっています。

ジ・アーバネックスタワー神戸元町通の概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区元町通六丁目2番1、2番3(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅徒歩6分、阪神電車神戸高速線「西元町」駅徒歩3分、市営地下鉄海岸線「みなと元町」駅徒歩5分、阪急電鉄神戸高速線「花隈」駅徒歩6分
◆ 階数-地上27階
◆ 高さ-軒高約90m
◆ 敷地面積-1,826.65㎡
◆ 建築面積-918.59㎡(建築確認表示面積)
◆ 延床面積-18,343.02㎡(建築確認表示面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計20本)
◆ 地震対策-免震構造(建物と地盤の間に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、オイルダンバー」を設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-200戸(別途、フロントオフィス(管理室)1戸、スカイラウンジ(集会室)1戸)
◆ 建築主-大阪ガス都市開発、大林新星和不動産、大和ハウス工業
◆ 設計者・監理者-(意匠設備設計・監理)IAO竹田設計、(構造設計・監理)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年07月08日(解体工事含む)
◆ 竣工-2016年01月中旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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外観はほぼ完成しています。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「バルコニー」はこんな感じです。


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北西側から見た下層階の様子です。

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2015年9月22日 (火)

P&Gジャパンの本社となる「森本倉庫三宮ビル北館」 2015年9月20日の建設状況

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-森本倉庫三宮ビル北館-

 一般消費財大手の「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」は、六甲アイランドにある本社の移転先を、神戸三宮に建設中の「森本倉庫三宮ビル北館」に決めています。

 地上13階、地下2階、高さ62.036mのオフィスビルが建設中です。建築主は「森本倉庫」、設計者・施工者は「竹中工務店」となっています。
 「三宮ビル北館」の南側には、「三宮ビル南館」があります。「三宮ビル北館」が建て替えられるとツインビルになります。


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街に厚みが増しました。


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北西側から見た様子です。タワークレーンはまだ残っています。


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「三宮ビル南館」とお揃いの外観です。


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正式名称は「三宮ビル北館」です。


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北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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このビルの外壁は、一般のオフィスビルの「カーテンウォール」とは異なり、外壁を、建物外周部に位置する柱・梁を細分化した構造体として機能させているよです。

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パークホームズ神戸 ザ レジデンス 2015年9月20日の建設状況

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-パークホームズ神戸 ザ レジデンス-

 神戸中央郵便局の道路を挟んで南西側に位置する日本郵政グループの「旧神戸貯金事務センター」跡地が、公開入札により2014年8月28日付けで「三井不動産レジデンシャル」に売却されました。

 跡地には、地上20階、地下0階、高さ59.99m、総戸数357戸の「(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事」が建設中です。正式名称は「パークホームズ神戸 ザ レジデンス」となっています。

 引用資料 神戸市・公式HP(PDF)
 (仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画

パークホームズ神戸 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区栄町通七丁目1番5(地番)
◆ 交通-JR神戸線「神戸」駅徒歩5分、神戸市市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅徒歩6分、阪神・神戸高速線「西元町」駅徒歩3分、阪急・阪神・神戸高速線「高速神戸」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-59.99m
◆ 敷地面積-3,845.30㎡
◆ 建築面積-2,386.40㎡
◆ 延床面積-31,925.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-357戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2015年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年02月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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北側から見た様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。敷地の南西側も道路に一部接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。イメージキャラクターは女優の「中谷美紀」です。


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東側から見た様子です。

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2015年9月21日 (月)

名古屋市 地上21階、高さ約97mの大規模オフィスビル「(仮称)錦二丁目計画」

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-(仮称)錦二丁目計画-

 三菱地所などで構成する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」は、名古屋市中区の旧大和生命ビル跡地に複合ビル「(仮称)錦二丁目計画」の建設を計画しています。

 2015年8月から解体工事を行っています。解体工事の工事名は「(仮称)錦二丁目計画 解体・障害撤去工事」で、「竹中工務店」により行われています。
 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年8月1日~2016年2月29日(予定)となっています。

 2016年3月にも着工し、2018年春の竣工を目指します。同一区画の西側にある「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため保存します。

● 三菱東京UFJ銀行名古屋ビルの仮移転先 
 「(仮称)錦二丁目計画」の道路を挟んで東側には、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」があります。「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」には建て替え構想があります。

 「(仮称)錦二丁目計画」が完成すると「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」の機能を仮移転する予定です。務めている約2,000人が新ビルに移転できるよう交渉を進めています。

(仮称)錦二丁目計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目2011番他
◆ 階数-地上21階、地下1階
◆ 高さ-97.100m
◆ 敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)、3,383.23㎡(A敷地)
◆ 建築面積-2,377.11㎡(A敷地)
◆ 延床面積-45,586.44㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗他
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
◆ 設計者-三菱地所設計、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日予定
◆ 着工-2016年03月01日頃予定
◆ 竣工-2018年春予定


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「建物配置図」です。右側が新築の「A敷地」、左側が「B敷地」となります。「B敷地」の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため保存します。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ
 (仮称)錦二丁目計画(平成27年9月2日提出) 出店概要書


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「(仮称)錦二丁目計画」を南西側から見た様子です。敷地西側の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため保存します。


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「(仮称)錦二丁目計画」を南東側から見た様子です。


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南東角の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。2015年8月1日~2016年2月29日(予定)の工期で、「(仮称)錦二丁目計画 解体・障害撤去工事」が行われています。


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東側のゲートが開いていました。


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「(仮称)錦二丁目計画」を北東側から見た様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画」の建築計画の概要です。

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名古屋市 日本の銀行再編の生き字引「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル(旧東海銀行本店)」も建て替え!

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三菱東京UFJ銀行名古屋ビル-
 「東海銀行本店」は、1961年に竣工しました。1962年には「BCS賞」を受賞しています。東海地区唯一の都市銀行であった「東海銀行」の本店ビルとして長らく使用されました。

 2002年の「三和銀行」との合併後は、「UFJ銀行本店」として、2006年に「東京三菱銀行」に吸収合併されされた後は、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」して使用されました。。正に日本の銀行再編の生き字引のような建物です。

● 三菱東京UFJ銀行名古屋ビルの建て替え
 「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」には建て替え構想があります。街区の東側に建設予定の「(仮称)錦二丁目計画」が完成すると「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」の機能を仮移転する予定です。

 務めている約2,000人が新ビルに移転できるよう交渉を進めています。「三菱東京UFJ銀行」は、規模や建て替えスケジュールなどを年内にまとめる考えです。

 旧三和銀行の拠点であった東京と大阪のビルは建て替え中です。旧東海銀行の拠点も建て替えられると旧UFJ銀行の東京、名古屋、大阪の拠点がすべて消える事になります。

三菱東京UFJ銀行名古屋ビルの概要
◆ 旧称-東海銀行本店、UFJ銀行本店
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄町三丁目21番24号
◆ 階数-地上8階、塔屋3階、地下2階(地下中2階付)
◆ 敷地面積-4,185.010㎡
◆ 建築面積-3,751.441㎡
◆ 延床面積-36,957.257㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-東海銀行
◆ 設計者-日建設計工務
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-1961年03月01日

(注意) 上記の概要は、1961年3月1日の竣工時の数値です。増築や改修等は反映されていません。


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「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」を北東側から見た様子です。


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「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」を南西側から見た様子です。南側は幅が狭いです。「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」は、北側が広い「L字型」の建物です。


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(おまけ)
 「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」の少し東側に観覧車のサンシャイン栄の「スカイポート」があります。建物の北側に観覧車があり、街のランドマークとなっています。

 「西野カナ」は、デビューしていきなり人気に火が付いたイメージがありますが、そうではなく、5枚目のシングル「遠くても feat.WISE」で人気に火が付ました。
 その中に  ♪観覧車から見た街並み テレビ塔前の大通り なんで君なしでは冷たく映るの?♪ という歌詞があります。

 観覧車はサンシャイン栄の「スカイポート」、テレビ塔は「名古屋テレビ塔」、大通りは「久屋大通」がモデルとなっています。「西野カナ」は名古屋市内の女子大を卒業しています。

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2015年9月20日 (日)

京都市 京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 基本的な工事はほぼ完成! 

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-四条通歩道拡幅-

 京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行っています。工期は2014年11月17日~2015年10月末の予定です。

 引用資料 京都市・公式HP 広報資料・お知らせ(2014/11/04)
 四条通歩道拡幅工事の着手について

 整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。

 バス停は、現在は東西行き合わせて16ヶ所に分散していますが、歩道拡幅後は計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約します。
 拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定で、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。

 タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備します。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保します。

● 大英断か? 世紀の愚策か?
 他府県民の私個人の意見としては、自動車中心から人間中心にシフトさせる方向性は、観光客の増加や人口減少社会を考えると賛成です。大英断だと思います。

 しかし、周辺に住んでいる方や仕事で道路を使っている方は不便を強いられるので迷惑そのものだと思います。
 実際に、市民から苦情が出て、市長は「想定を超える交通集中だった」と謝罪しました。見通しが甘かったのは明らかです。「世紀の愚策」とも言われています。

 京都市は、東山区の「東大路通(三条通-七条通)」の、2.3kmの歩道拡幅事業について、当初予定していた本年度の工事着手を見送ることを明らかにしました。


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区間は、「四条通(川端通から烏丸通まで)」の延長1,120m(幅員22m)です。事業費は、約29億円となっています。


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「大丸京都店」の前です。


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「路面タイル」が綺麗に敷かれています。


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「大丸京都店」の前の「タクシー乗り場」です。


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「大丸京都店」西側の「四条高倉バス停」です。


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「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」の前です。この部分は、「地上機器」の移設はまだ終わっていません。


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歩道幅を6.5mに拡幅
 基本的には、現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。


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歩道が拡幅されてメチャメチャ歩きやすくなりました。


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車道2車線(4車線から2車線に減線.)

 「ゼブラゾーン(車両の走行を誘導するための縞模様の導流帯)」を挟んで、車道2車線となっています。渋滞していましたが、なんとか動いていました。


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テラス型バス停
 バス停は、拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」となっています。バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。


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沿道アクセススペース
 拡幅した歩道に切り込む形で、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保しています。


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タクシー乗り場
 拡幅した歩道に切り込む形で、タクシー乗り場も整備しています。


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歩道幅を約4.2mに拡幅(車両の停車スペース)

 基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めますが、車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。


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「河原町通」から「四条通」を西側に見た様子です。


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「河原町通」の東側でも工事が行われています。


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「京都マルイ」の北側の工事の様子です。

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2015年9月19日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/09/17 5階部分を解体中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年9月17日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2015年9月17日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年9月17日 5階部分を解体中です。


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撮影日2015年9月17日 東側壁面が美装化されています。


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撮影日2015年9月17日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年9月17日 「コンクリートカッター」で、躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているので、コンクリートガラが発生しません。


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撮影日2015年9月17日 「コンクリートカッター」です。


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撮影日2015年9月17日 ブロック単位に切断して、タワークレーンで吊り上げます。


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撮影日2015年9月17日 躯体から見事に切り離されています。スパッと綺麗に切断されている様子が分かります。


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撮影日2015年9月17日 「開口部」の上まで移動して、「開口部」の中に入って行きます。

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京都市庁舎の再整備 耐震地下駐輪場「エコサイクル」を導入 市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事

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-市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事-

 京都市は、京都市庁舎の再整備に伴い、機械式地下駐輪場を2基整備しています。工事名は「市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事」です。

 注文者は「京都市建設局」、施工者は「技研施工」となっています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2014年9月25日~1015年12月31日(予定)となっています。


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「市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事」を東側から見た様子です。


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「市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事」を南西側から見た様子です。


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耐震地下駐輪場「エコサイクル」
 機械式地下駐輪場は、耐震地下駐輪場「エコサイクル」となっています。自転車の入出庫操作は、全てコンピュータ制御により自動化されています。

 「エコサイクル」は、私の田舎の高知県が誇る「技研製作所」の製品です。「技研製作所」と言えばシートパイルを圧入する「サイレントパイラー」が有名ですが、「耐震地下駐輪場、耐震地下駐車場」なども開発しています。

 技研製作所・公式HP → エコサイクル 

 「エコサイクル」は、京都駅南口駅前広場の3基に続いての導入です。駐輪場に隣接し歴史的建造物として保存される壮麗な現本庁舎の外観や、古都京都の街並みに調和するデザイン性の高さが評価されたためです。


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「施工手順」です。


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エコサイクル
 京都駅南口駅前広場の導入された耐震地下駐輪場「エコサイクル」です。八条西洞院付近に2基、アバンティ前に1基、合計3基(収容台数は合計612台)整備しました。2015年2月11日(水)から供用開始しています。


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地上の入出庫ブースはコンパクトですが、地下における自転車の収容台数が1基あたり204台と大きいのが特徴です。自転車が高速(平均13秒)で自動入出庫出来ます。

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2015年9月18日 (金)

明石市 地上34階、高さ約124mの「プラウドタワー明石」 2015年9月17日の建設状況


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-プラウドタワー明石-

 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ124.050mです。「住宅棟」の正式名称は、「プラウドタワー明石」に決まっています。

 引用資料 公式HP → プラウドタワー明石 

 用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。 総戸数は216戸(地権者住戸17戸を含む)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われる予定です。

プラウドタワー明石の概要
◆ 計画名-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部124.050m、建築物117.300m、軒高116.700m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡(住宅棟・商業棟を含む総再開発面積)
◆ 建築面積-7,040.37㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡(住宅棟・商業棟を含む総面積)、28,000.06㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(地権者住戸17戸を含む)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。前回の撮影が6月15日だったので約3ヶ月ぶりです。


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敷地東側に建設されている超高層の住宅棟「プラウドタワー明石」を北東側から見た様子です。地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用する予定です。


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北東側から見た様子です。躯体が地上に姿を現しています。


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「プラウドタワー明石」を北側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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東側のタワークレーンは、明石らしく「たい」号となっています(笑)。


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西側のタワークレーンは、明石らしく「たこ」号となっています(笑)。


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躯体を北側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」を北西側から見た様子です。


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躯体を北西側から見た様子です。


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この部分は、鉄筋の配筋が行われており、「コンクリート型枠」も見えるので、柱に「プレキャストコンクリート」はまだ使用していないようです。


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敷地中央部分を北東側から見た様子です。


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敷地中央部分を北側から見た様子です。


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敷地西側部分を北東側から見た様子です。


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地上部分の鉄骨建方は、前回の撮影から進んでいませんでした。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2015/09/17

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年9月17日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2015年9月17日 東側半分の鉄骨建方が完了しています。


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撮影日2015年9月17日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2015年9月17日
 北側部分です。1階床に「デッキプレート」が敷かれ、「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われ、その上にコンクリートが打設されているように見えますが、ビニールが敷かれているため確認出来ません。


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撮影日2015年9月17日 南側部分です。1階床に「デッキプレート」が敷かれ、「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2015年9月17日 南側から見た様子です。


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撮影日2015年9月17日 ビニールが敷かれているため、コンクリートが打設されいるのか確認出来ません。


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撮影日2015年9月17日 1階床に「デッキプレート」が敷かれ、「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。

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2015年9月17日 (木)

JR西日本 大阪ステーションシティに訪日外国人向けサービスセンター 「Osaka Station City Tourist Service Center」を設置!

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-大阪ステーションシティ-

 昨日、「日本政府観光局(JNTO)」から2015年8月の訪日外客数の発表がありました。なんと1,817,100人、前年同月比63.8%の驚異的な伸びでした。これまで8月として過去最高だった2014年の1,109,569人を70万8千人上回りました。

 ただ、友人がインバウンド人気の店に勤めていますが、9月に入って中国人観光客の高額商品の「爆買い」が大幅に減ったと言っていました。
 「人民元」の3日連続の切り下げ、ここ最近のやや円高傾向により円安のメリットが減っている事が「爆買い」の動向に影響しているんじゃないか? と分析していました。

 友人が勤めている店だけの現象なのか? 9月と言う時期の一時的な現象なのか? もう少し様子を見ないと分かりませんが、今の「インバウンド観光」や「爆買い」は、外交関係と共に外国為替相場に大きく影響される事が分かります。

 本題に戻って、「大阪ステーションシティ」では、訪日外国人の受入環境のさらなる充実を図るため、訪日外国人向けサービスセンターを、3階南北連絡橋に設置します。

 引用資料 JR西日本(2015/08/31)
 駅情報 大阪ステーションシティ(JR大阪駅)に訪日外国人向けサービスセンターを設置いたします。  

● Osaka Station City Tourist Service Center
 JR大阪駅と直結する「大阪ステーションシティ」を運営する大阪ターミナルビルは、2015年10月1日(木)に、3階の南北連絡橋に外国人向けのサービスセンター「Osaka Station City Tourist Service Center」を設置します。
 訪日客からの問い合わせの急増を受けて開設するもので、荷物の宅配やATMサービス、多言語による周辺情報を提供します。

 カウンターには、「英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語」で展開するタッチパネル式のサイネージを設置し、大阪ステーションシティの館内情報や周辺の地図を表示します。このほか、フロアガイドなどのパンフレットも複数の言語で配布する予定です。

 カウンター内には英語を話す「佐川急便」のスタッフが常駐し、8時~20時まで手荷物宅配サービスを有料で提供します。
 配送先は国内・海外を問いません。関西国際空港や大阪市内のホテルなどに関しては、当日の配送も受け付けます(当日配送受付には時間に制限)。

 サービスセンターには「セブン銀行」のATMも併設します。全国の「セブン銀行」のATMは、2015年12月から海外発行カードの利用時に、4言語「英語、韓国語、中国語(簡体字)、ポルトガル語]に加えて、新たに8言語「中国語(繁体字)、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、日本語」を追加することで、ATMの対応言語を12言語にまで増やす予定です。


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「Osaka Station City Tourist Service Center」は、JR大阪駅3階の南北連絡橋に設置されます。


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「Osaka Station City Tourist Service Center」はの設置場所です。


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南北連絡橋が供用開始された2011年の春には、「インバウンド観光」や「爆買い」という言葉は全く聞きませんでした。まさかこの場所がこのような形で使われるとは夢にも思いませんでした。


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「建設業の許可票」と「労災保険関係成立票」です。

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2015年9月16日 (水)

名古屋市 地上29階、高さ約99mの「プラウドタワー名古屋栄」 2015年9月4日の建設状況

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-プラウドタワー名古屋栄-

 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、最終的には、地上29階、高さ99,25mとなり、起工式が2015年2月12日に行われ、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は着工しました。

 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー名古屋栄」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー名古屋栄

プラウドタワー名古屋栄の概要
◆ 計画名-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目212番(地番)
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩6分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩13分 
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、地下0階、(商業業務棟)地上5階、(店舗棟)地上3階、(業務棟)地上4階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡(建築確認申請対象面積)、5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)
◆ 建築面積-9,398.71㎡(建築確認申請対象面積)、2,958.66㎡(分譲対象建築面積)
◆ 延床面積-62,010.65㎡(建築確認申請対象面積)、41,961.90㎡(分譲対象延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 地震対策-制震構造(プラウドタワー名古屋栄)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水・大日本土木建設共同企業体(清水建設、大日本土木JV)
◆ 着工-2015年02月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月下旬予定
◆ 入居開始-2017年07月下旬予定


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「プラウドタワー名古屋栄」を中心に敷地内には、スーパーマーケット、専門店、カフェ、レストラン、医療、オフィス、銀行、テラスを配置した複合施設となります。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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敷地南側の劇団四季の「新名古屋ミュージカル劇場」は、今回の再開発の対象外です。劇団四季は、名古屋駅南地区に専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して2016年10月に移転します。もう少し早ければ一体的に再開発が可能でした。


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「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」の建設現場です。


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「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。


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北東側から見た様子です。


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「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。鉄筋の配筋が行われています。「乗入れ構台」が見えます。


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南東側から見た敷地北側部分です。


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南東側から見た敷地中央部分です。


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南東側から見た敷地南側部分です。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)中京海運ビル新築工事」の建設現場です。


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南西側から見た様子です。手前の川は「堀川」です。

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ささしまライブ24地区 竣工した東海エリア最高級の大型複合賃貸マンション「ロイヤルパークスERささしま」

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-ロイヤルパークスERささしま-
 「ささしまライブ24地区」は、名古屋駅の南にある「旧:国鉄笹島貨物駅跡地」及び「中川運河船だまり周辺」を含む約221,000㎡の地区です。

 「大和ハウス工業」は、「ささしまライブ24地区」において、東海エリア最高級の大型複合賃貸マンション「ロイヤルパークスERささしま」の建設を進めてきましたが、2015年3月5日(木)に竣工しました。2015年3月14日から入居開始しています。

 「ロイヤルパークスERささしま」は、3棟(東棟・西棟・南棟)で構成されています。総戸数は、賃貸住宅430戸(他にゲストルーム2戸・シェアルーム130室・認可保育園1施設・有料老人ホーム66室+ゲストルーム1室・デイサービス1施設・店舗2区画)347戸(うち非分譲住戸1戸)となっています。

 防災面においては、屋上にはヘリコプターの「ホバリングスペース」を設け、傷病者の搬送や、医者・看護師、物資の受け入れができるようにしています。

ロイヤルパークスERささしまの概要
◆ 計画名-ロイヤルパークスERささしま新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番5(仮換地)
◆ 交通-名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「ささしまライブ」駅より徒歩2分、JR「名古屋」駅より徒歩16分  
◆ 階数-地上19階
◆ 高さ-最高部59.965m
◆ 敷地面積-7,686.66㎡
◆ 建築面積-4,522.64㎡
◆ 延床面積-46,146.33㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、有料老人ホーム、店舗、認可保育園等
◆ 総戸数-賃貸住宅430戸(他にゲストルーム2戸・シェアルーム130室・認可保育園1施設・有料老人ホーム66室+ゲストルーム1室・デイサービス1施設・店舗2区画)347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-大和ハウス工業、東日本中高層技術センター、浅井謙建築研究所
◆ 施工者-西松・TSUCHIYA共同企業体(西松建設、TSUCHIYA)
◆ 着工-2013年05月09日
◆ 竣工-2015年03月05日
◆ 入居開始-2015年03月14日


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「ロイヤルパークスERささしま」をミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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「ロイヤルパークスERささしま」を名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から見た様子です。


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「ロイヤルパークスERささしま」を近鉄「米野駅」のホームから見た様子です。

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2015年9月15日 (火)

J.フロント リテイリング 「大丸心斎橋店」の本館建て替え 御堂筋側の外壁を保存し、内装は1階を中心に意匠を継承!

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-大丸心斎橋店-

 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。

 大丸心斎橋店の「本館」は、2015年12月30日で営業を終了します。「北館」と「南館」は、本館で展開している売場の移設を含め改装を実施し、営業を継続します。

 「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」建築の歴史的文化的価値の継承を念頭におき、学識経験者で構成する「保存検討委員会」の検討結果がまとまりました。「J.フロント リテイリング」は、この結果を踏まえ、今後具体案を作成します。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/09/11)
 大丸心斎橋店本館建替え計画に関する保存検討委員会の検討結果について 

● 御堂筋側の外壁を保存
 御堂筋の風格ある街並みを継承するため、歴史的価値の高い御堂筋側ブロックの外壁を保存します。今後は、保存対象部分の外装材料や躯体の健全性を確認しながら保存を実現するための技術的検討を行います。

 新築部も保存部とのバランスを考慮し御堂筋沿道の景観として相応しいデザインとします。新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和を図ります。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。


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内装の意匠を継承

 内装については、昭和初期の百貨店建築として当時の商業文化を現代に伝える意匠的評価の高い1階を中心として継承する予定です。

 今後は、塗装の改変や劣化の有無、現躯体から取り外しが可能かどうか等再調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。


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大丸心斎橋店
 「大丸心斎橋店」は、本館、北館、南館の3館で構成されています。「大丸心斎橋店」の売上高は、2015年2月期が約845億円(84,511百万円)、売場面積は77,490㎡(本館売場面積31,000㎡)となっています。
 

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大丸心斎橋店本館
 「大丸心斎橋店本館」は、地上8階、地下3階、延床面積約46,144㎡です。アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られています。塔屋が5層もあるんですね。知りませんでした。

大丸心斎橋店本館の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7-1
◆  階数-地上8階、塔屋5階、地下3階
◆ 高さ-最高部SGL+約41m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 建築面積-約5,317㎡
◆ 延床面積-約46,144㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造


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「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。

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阪急阪神ホールディングス 「梅田OSビル」と「大阪日興ビル」の一体開発を検討 阪急電鉄が「梅田OSビル」の建物部分を取得! 

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-阪急電鉄が梅田OSビルの建物部分を取得-

 「阪急電鉄」は、オーエスより「梅田OSビル」の建物部分を取得します。「梅田OSビル」でオーエスが運営する「梅田OSホテル」は2016年1月に営業を終了し、阪急電鉄が「梅田OSビル」を取得した後、館内のリニューアルを行った上で、「阪急阪神ホテルズ」に運営を委託して、2016年2月上旬にホテルを開業する予定です。

 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/09/14)
 梅田OSビルの取得および 「梅田OSホテル」の営業について 

 阪急電鉄は、「梅田OSビル」に隣接する「大阪日興ビル」の33%を保有(信託受益権)しており、将来、「梅田OSビル」との一体開発を検討しています。
 この検討を継続するため、「梅田OSビル」の建物部分を取得することにしました。「梅田OSビル」の敷地はオーエスが引き続き保有します。

 オーエスが運営する「梅田OSホテル」は、2016年1月5日で営業を終了する予定です。阪急電鉄が、「梅田OSビル」を取得した後、館内のリニューアルを行った上で阪急阪神ホテルズに運営を委託し、2016年2月上旬にホテルを開業する予定です。


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梅田OSホテル
 
「梅田OSホテル」は、地上19階、塔屋2階、地下2階、客室数283室(313人)です。敷地面積933.98㎡、延床面積9,387.65㎡となっています。

梅田OSビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曾根崎二丁目50番(地番)
◆ 階数-地上19階、塔屋2階、地下2階
◆ 敷地面積-933.98㎡
◆ 延床面積-9,387.65㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-283室(313人)
◆ 譲受人-阪急電鉄(譲渡人 オーエス)
◆ 竣工-1974年10月
◆ 開業-1974年10月17日


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大阪日興ビル

 「大阪日興ビル」は、地上10階、地下3階、 敷地面積1,259.60㎡、延床面積13,148.41㎡となっています。1972年9月に竣工しました。

大阪日興ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曾根崎二丁目51番(地番)
◆ 階数-地上10階、地下3階
◆ 敷地面積-1,259.60㎡
◆ 延床面積-13,148.41㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者(信託受益権者)-オーエス34%、阪急電鉄33%、阪神電気鉄道33%
◆ 竣工-1972年09月


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大阪日興ビル+梅田OSホテル
 「大阪日興ビル」と「梅田OSホテル」の敷地面積を合計すると、大阪日興ビル1,259.60㎡+梅田OSホテル933.98㎡=2,193.58㎡となります。

 すぐ北側の「清和梅田ビル」は、敷地面積1,941.27㎡で、地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ104.29mです。「大阪日興ビル」と「梅田OSホテル」を一体的に再開発すると高さ100mを超える可能性が充分にあります。

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2015年9月14日 (月)

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2015年9月10日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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北側から見た様子です。


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最高部は9階(10FL)まで鉄骨建方が行われています。


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北東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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「PCカーテンウォール」の取り付けが始まっています。

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名古屋市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」 2015年9月4日の建設状況

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-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画-
 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが行われています。2015年4月1日に着工しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2015/03/27)
 「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」着工 

 施設完成後に「御園座」が、地上2階~4階部分に整備する劇場所有権を取得する見通しです。5階~40階の共同住宅部分は、積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」シリーズとなります。  

(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-建物約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-3,641.04㎡
◆ 延床面積-56,128.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、劇場(1,298席)、店舗(1区画)
◆ 総戸数-304戸(5階~40階)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年04月01日
◆ 竣工-2017.年12月予定
◆ 入居開始-2018年01月予定 


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「御園座」の外観です。伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。


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南北断面図です。地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mですが、最高部は約160mとなっています。

 引用資料 名古屋市
 (仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業 


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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南西側から見た様子です。

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2015年9月13日 (日)

大阪駅南側広場整備「南広場(東側) & 大阪駅前地下道改良事業 2015年9月10日の建設状況 


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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-
 毎年この季節になると「阪神タイガース」の弱さに怒りを通り越して吐き気さえしてきます。ここ一番の大勝負に勝てない情けなさ・・・ これで監督留任とは、フロントは東京オリンピックの「大会組織委員会」並みのダメダメ組織です・・・

 本題に戻って、JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある「東側 整備イメージ」です。「バス乗場」と「歩道橋(デッキ)」は、「平成28年秋 完成予定」となっています。


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全景です。「南広場(東側)」の整備と「大阪駅前地下道改良事業」が同時に行われています。


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「南広場(東側)」の整備の様子です。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定です。


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境目はあるようですが、南側の「大阪駅前地下道改良事業」と北側の「南広場(東側)」は、一体的に行われています。


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東側で稼働していた「アースドリル掘削機」です。


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歩道橋から見た「アースドリル掘削機」です。


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「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。「歩道橋(デッキ)」の橋脚の基礎でしょうか?


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歩道橋から見た様子です。中央のフェンスが、「大阪駅前地下道改良事業」と「南広場(東側)」の境目でしょうか?


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「U形鋼矢板」を建て込んでいます。


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歩道橋から見た様子です。


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建て込まれた「U形鋼矢板」です。


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「アスファルト」を剥がしています。


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南側部分を歩道橋から見た様子です。


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掘削されています。


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既存の地下道への階段が完全に埋め戻されました。


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中途半端にあった歩行者デッキですが、解体されて完全に姿を消していました。


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「サウスゲートビルディング」側の「南広場(東側)」の整備の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の様子です。現在は、本格着工前の「占有帯」を設置する準備工事を行っています。


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中央部分の工事の様子です。


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西側部分の工事の様子です。

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名古屋市 (仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト/(仮称)名鉄イン名古屋駅西 2015年9月4日の建設状況 

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-(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト-

 大手予備校の「代々木ゼミナール」は、少子化に伴う受験人口の減少のため北海道から九州まで全国展開している25校舎を整理し、東京、大阪、名古屋など大都市圏の7拠点に集約します。

 代々木ゼミナールを経営する「学校法人高宮学園」は、太閤通口側のJR名古屋駅北西側にあった「名古屋校本館」跡地に地上23階、高さ93.520mの高層複合ビル「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」を建設中です。

● (仮称)名鉄イン名古屋駅西
 「名鉄不動産」は、代々木ゼミナールを経営する「学校法人の高宮学園」が建設する高層複合ビルにビジネスホテル「(仮称)名鉄イン名古屋駅西」を出店します。「名鉄不動産」が賃借、「名鉄イン」が運営を行います。

 高層複合ビルの1階にフロントを置き、6階~23階に客室を配置します。客室数は「名鉄イン」最多の313室で、2016年秋に開業予定です。

(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクトの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区則武一丁目601番(地番)
◆ JR名古屋駅太閤通口より徒歩4分、地下鉄名古屋駅より徒歩5分、名鉄名古屋駅より徒歩8分
◆ 階数-地上23階、地下0階
◆ 高さ-93.520m
◆ 敷地面積-2,140.85㎡
◆  建築面積-1,159.96㎡
◆ 延床面積-13,220.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、ホテル(客室数313室)、店舗(1階に1店舗)
◆ 建築主-学校法人高宮学園(ホテルの運営者は名鉄イン)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年12月15日頃
◆ 竣工-2016年09月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2016年秋予定


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南東側から見た様子です。


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かなり高くなってきました。


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南東側から見た下層階の様子です。たくさんの「ブレース」が見えます。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です。高層の部分は、南北の幅が非常に狭いです。


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西側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を北西側から見た様子です。

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2015年9月12日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/09/10 6階部分の解体がほぼ完了!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年9月10日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2015年9月10日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年9月10日
 6階部分の解体がほぼ完了しています。前回の撮影が8月31日でしたが、10日間で6階部分の解体をほぼ終えて1階低くなっていました。随分ペースが早いですね。

 このペーズで進むと「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」は、2015年12月31日(予定)よりもっと早く完了しそうな気がします。


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撮影日2015年9月10日 東側壁面が美装化されています。


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撮影日2015年9月10日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年9月10日
 「コンクリートカッター」で、躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているので、コンクリートガラが発生しません。


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撮影日2015年9月10日
 「コンクリートカッター」で切断しています。この現場で実際に「コンクリートカッター」で切断しているのを初めて見ました。


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撮影日2015年9月10日 コンクリートカッターの刃である「ダイヤモンドカッターブレード」です。


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撮影日2015年9月10日 解体工事が進み、タワークレーンの「マスト」が長く見えるようになりました。


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撮影日2015年9月10日 ここから見るとかなり低くなった事が分かります。


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撮影日2015年9月10日 工事が進み、「仮囲い」で囲う範囲が広がりました。


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撮影日2015年9月10日 「仮囲い」で囲う範囲が広がったのに伴い、今までの歩道が閉鎖され、道路上に仮設の歩道が設けられました。


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撮影日2015年9月10日 仮設の歩道がを歩くとこんな感じです。自動車からでないと見る事の出来なかった不思議なアングルです。

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ささしまライブ24地区 愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事 2015年9月4日の建設状況

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-愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事-
 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の起工式が2014年12月13日(土)に行われました。本格的な工事は、2015年2月頃から始まっています。

 引用資料 愛知大学・公式HP
 愛知大学 名古屋キャンパス 

 愛知大学公式HPの2014年12月15日のお知らせに ”名古屋キャンパス第2期工事は、シンボルとなる100m級の本館(研究棟)、600名収容の グローバルコンベンションホールの建設をはじめ、” と書いてあるので、塔屋を含む最高部の高さは約100mの可能性があります。

愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6他
◆階数-地上20階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-93.80m  (注意)最高部は約100mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,957.00㎡
◆ 建築面積-2,299.70㎡
◆ 延床面積-15,152.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人 愛知大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月13日(起工式)
◆ 開校-2017年04月予定


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完成予想図です。


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「敷地配置図」です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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重機が稼働しています。


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愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の建築計画の概要です。建築面積と延床面積の数値が少し変更になっていました。

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2015年9月11日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2015/09/10 1階床部分を構築中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年9月10日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2015年9月10日 東側半分の鉄骨建方が完了しています。


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撮影日2015年9月10日 鉄骨建方は、南端に到達しています。


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撮影日2015年9月10日
 1階床に「デッキプレート」が敷かれ、「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。この上にコンクリートが打設され、コンクリート打設後に、新しい1階床を重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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撮影日2015年9月10日 東側半分の1階床が完成すると、今度は西側半分の地下1階が解体されて、地下階の鉄骨建方が行われます。


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撮影日2015年9月10日 すでに北端の一部は地下1階が解体されています。


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撮影日2015年9月10日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2015年9月10日 1階床に「デッキプレート」が敷かれ、「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2015年9月10日 南側から見た様子です。


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撮影日2015年9月10日 「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2015年9月10日 既存建物の地中外壁を補強してそのまま使用します。そのため「山留め壁」は構築していません。


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撮影日2015年9月10日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2015年9月10日 スロープが見えます。ここから既存建物の地下階に乗り入れているようです。

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ささしまライブ24地区 (仮)中京テレビ放送新社屋 2015年9月4日の建設状況

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-(仮)中京テレビ放送新社屋-
 「中京テレビ放送」は、「ささしまライブ24地区」に新社屋を建設中です。新社屋の規模は、地上12階(地上11階、塔屋1階)、高さ59.90m(電波塔高さ約145m)を想定しています。総投資額は土地取得費、放送機器費などを含め、180億円~200億円を見込みます。

津波や高潮での浸水に備えて敷地を嵩上げしています。地震対策として液状化対策を実施し、名古屋の放送局では初の免震構造を採用しています。

中京テレビ新社屋の概要
◆ 計画名-(仮)中京テレビ放送新社屋
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町4(名古屋都市計画事業ささしまライブ24地区区画整理事業仮換地)
◆ 階数-地上12階(地上11階、塔屋1階)
◆ 高さ-59.90m(電波塔高さ約145m)
◆ 敷地面積-7,120.52㎡
◆ 建築面積-4,294.14㎡
◆ 延床面積-29,795.47㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-放送局(テレビスタジオ)
◆ 建築主-中京テレビ放送
◆ 設計者・監理者-伊藤・日建設計監理共同企業体(伊藤建築設計事務所、日建設計)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年02月28日(地鎮祭)
◆ 竣工-2015年11月30日予定
◆ 全面移転-2016年秋予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。外観がほぼ完成しています。想像していたより存在感がありました。


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建物部分です。


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名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から見た様子です。


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建物部分です。「(仮)中京テレビ放送新社屋」は、地震対策として「基礎免震構造」を採用しています。


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高さ約145mの「電波塔」部分です。「中京テレビ」のロゴが隠されています。奥にワークレーンが見えます。


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「電波塔」部分は、複雑な鉄骨を「アルミカーテンウォール」で覆っています。


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近鉄「米野駅」のホームから見た様子です。

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2015年9月10日 (木)

京阪電気鉄道「深草駅」 建替え(駅舎新設) & バリアフリー化 2015年8月31日の建設状況

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-京阪電気鉄道 深草駅の建替え-
 京阪電気鉄道の「深草駅」は、島式2面4線の地上駅です。周辺には、「龍谷大学深草学舎、京都府警察学校」などがあります。

 「深草駅」では、駅舎を建替え、多機能トイレの整備、エレベーターの整備 (2基)、幅広改札口の整備、点字案内板の整備、ホーム拡幅、運行情報設備等の整備を行います。

 引用資料 京阪電気鉄道・最新情報(PDF:2014/06/26)
 平成26年度鉄道設備投資計画 「安全性の向上」「サービスの改善」を2本の柱に、約80億円を投資


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京阪深草駅のバリアフリー化の概要です。

 引用資料 京都市情報館(2013/03/20) 
 深草地区バリアフリー移動等円滑化基本構想 


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「出町柳方面ホーム」の様子です。


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1番のりば側でホームの拡幅が行われています。


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出町柳方面ホーム側で、「自由通路新設、駅舎新設」の鉄骨建方が行われています。


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「出町柳方面ホーム」の南側から見た様子です。


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新しい「自由通路、駅舎」の下あたりです。


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「出町柳方面ホーム」の北側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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見上げた様子です。


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新しい「自由通路、駅舎」の基礎が見えます。


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北東側から見た様子です。


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現在の自由通路(跨線橋・改札口含む)です。新しい「自由通路、駅舎」が供用開始されると撤去されます。


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「跨線橋」部分です。


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「跨線橋」にある「改札口」です。改札口はこの1ヶ所だけです。改札口を出ると自由通路となっています。


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「淀屋橋方面ホーム」の様子です。


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4番のりば側でホームの拡幅が行われています。


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この部分の上空で、「自由通路新設、駅舎新設」が行われます。


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新しい「自由通路、駅舎」の基礎が完成しています。


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「淀屋橋方面ホーム」は、まだ本格的な鉄骨建方が始まっていません。


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4番線の外側(東側)にエレベーターと階段の整備されます。


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北側から見た様子です。

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2015年9月 9日 (水)

名古屋市 地上36階、高さ約170mのささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」 2015年9月4日の建設状況

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-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」-
 「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。

● 名古屋初のプリンスホテルが誕生
 「プリンスホテル」が、「グローバルゲート」ウエストタワーの上層31階~36階にホテル・レストランを開業し、2階~4階にコンファレンスセンターを設置します。「プリンスホテル」としては名古屋初進出となります。

 引用資料 オリックス不動産(PDF:2015/08/20)
 ささしまライブ24地区内複合施設「グローバルゲート」で名古屋初のプリンスホテルを2017年秋に開業予定

ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」の概要

◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 交通-あおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分、名鉄・近鉄「名古屋」駅徒歩10分、JR「名古屋」駅徒歩12分
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 客室数-約170室(プリンスホテル)
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「ささしまライブ24地区」の全景です。


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「(仮称)グローバルゲート」の建設現場です。


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地上36階、塔屋2階、地下2階、高さ約170mの「ウエストタワー」の建設現場です。


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地上17階、塔屋2階、地下2階、高さ約90mの「イーストタワー」の建設現場です。


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近鉄名古屋駅
 「ささしまライブ24地区」は、名古屋駅からそんなに遠くないので、名古屋駅周辺を撮影しながらいつもは歩いていきます。今回は「近鉄名古屋駅」から隣りの「米野駅」まで電車に乗りました。

 近鉄では、近鉄名古屋駅発の伊勢・志摩方面行き特急列車の発車メロディに「カナやん(西野カナ)」の「Call Me Up」をアレンジした楽曲を、2015年7月10日から1年間の期間限定で使用しています。それを聞きたかったからです。


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「(仮称)グローバルゲート」の建設現場を名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から見た様子です。

 名古屋の超高層オフィスビルは、ほとんど「逆打ち工法」で建設されていますが、この現場は「順打ち工法」で建設されています。結局、基礎は「杭基礎」なのか「直接基礎」なのか分からず・・・ でした。


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「ウエストタワー」の建設現場です。


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鉄骨建方が1階床まで進んでいるので、もうすぐ地上に姿を現します。


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「イーストタワー」の建設現場です。


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「(仮称)グローバルゲート」の建設現場を南東側から見た様子です。

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フォーシーズンズホテル京都 2015年8月31日の建設状況

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-フォーシーズンズホテル京都-
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」は、カナダに本拠を置く高級ホテルチェーンです。日本国内には現在、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内 東京」の1ヶ所のみです。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されています。
 祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 「フォーシーズンズホテル京都」を開発するのは、マレーシアの「ベルジャヤ・ランド」です。建物はL字型で、地上4階、地下3階となっています。

 客室数は179室(123室と56室の長期滞在用ユニット)で、客室のほか宴会場や会議室、チャペル、レストラン、ラウンジ、プール、スパなどを整備します。総事業費は約420億円、開業は2016年春を予定しています。

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町447-1、他
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-179室(123室と56室の長期滞在用ユニット)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月17日(開発行為の許可標識より)
◆ 開業-2016年春予定
◆ 総事業費-約420億円


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西側の通り「東大路通」沿いの北西側から見たイメージ図だと思われます。


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南側の通称「女坂」から見たイメージ図だと思われます。


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仮囲いに掲示してある「フォーシーズンズホテル京都」のロゴです。


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敷地は「L字型」の20,478.06㎡です。敷地の形状に合わせて7棟の低層の建物を配置します。

 敷地内には800年の歴史を持つといわれる「積翠園(しゃくすいえん)」がありますが、ホテルの庭園として保存します。


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西側の「東大路通」沿いの北側のゲート側から見た様子です。


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躯体の工事が行われています。


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真新しい石垣が綺麗に積まれています。


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既存の「築地塀(ついじべい)」の改修工事が終わっています。


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ピカピカになった「築地塀(ついじべい)」です。


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西側の「東大路通」沿いの南側のゲート側から見た様子です。


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「妙法院」との境目です。


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改修工事が終わった「築地塀(ついじべい)」です。石垣には手を加えていないようです。


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「築地塀(ついじべい)」の南端部分です。


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敷地が「L字型」のため南側は「妙法院」と「智積院」の間の坂道に接しています。


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この急な坂道は近くに「京都女子大学」および系列の学校があるので通称「女坂」と呼ばれています。

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2015年9月 8日 (火)

名古屋市 地上25階、高さ約115mの「シンフォニー豊田ビル」 2015年9月4日の建設状況

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-シンフォニー豊田ビル-
 「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。

 2014年6月4日に起工式が行われて着工しました。当初は2016年末としていた竣工時期は、2016年6月末に約半年間前倒しされます。

(追記)
 読者の方から、「(仮称)新・第二豊田ビル」の正式名称が「シンフォニー豊田ビル」に決定しているとメールを頂きました。全く知りませんでした。ありがとうございました。

 引用資料 東和不動産(PDF:2015/07/01)
 (仮称)新・第二豊田ビルの正式名称を「シンフォニー豊田ビル」に決定 

シンフォニー豊田ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事もしくは名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目1001番他(地番)
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩6分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 客室数-約300室「(仮称)三井ガーデンホテル名古屋」
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「シンフォニー豊田ビル」の建設現場です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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最高部です。


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床に「デッキプレート」が敷かれています。


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下層階の様子です。この現場は「逆打ち工法」で建設されています。


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北東側から見た様子です。


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下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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「スパンドレル形式(横連窓タイプ)」のPCカーテンウォールの取り付けが行われています。


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ゲートが開いていて内部が見えました。この部分は地震対策として、竹中工務店が開発した「波形鋼板耐震壁」を採用しているようです。


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波形鋼板耐震壁
 
鋼板を波形にすることで、波形方向に対して楽器のアコーディオンのように自由に伸び縮みする一方、地震力などの水平力には抵抗する特徴があります。

 これを柱梁フレームと組み合わせることで、長期荷重に対しては柱梁フレームが負担し、水平荷重に対しては主に波形鋼板が抵抗します。

 各荷重に対して抵抗する部分が明確で剛性・耐力の調整が容易であるため、設計の自由度が飛躍的に高くなります(竹中工務店のHP引用)。

 竹中工務店・プレスリリース(2010/08/03)
 新築・リニューアルで「波形鋼板耐震壁」採用件数が増大


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南側から見た様子です。

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名古屋市 「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」を一体的に再開発? 「菱信ビル」の解体工事が始まる!

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-菱信ビル解体工事-

 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。
 中央の「菱信ビル」だけ残っていましたが、遂に解体工事が始まりました。解体工事の工事名は、「菱信ビル解体工事」で、工期は2015年8月24日~2016年10月31日(予定)となっています。

 跡地に何が建設されるのかは具体的にまだ何も発表されていませんが、普通に考えて一体的に再開発されるのは誰の目にも明らかです。


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解体工事が始った「菱信ビル」です。


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「菱信ビル解体工事」の告知板です。解体工事の工期は2015年8月24日~2016年10月31日(予定)となっています。


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最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。

● M4テラス(数年間の暫定的な施設)
 「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しています。

 将来の再開発を見込んでいずれも期限付きでの入居です。再開発は「菱信ビル、白川第三ビル」を含めた区画一体で計画していますが、具体化には至っていないため、暫定的に開業しました。


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次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。現在は、暫定的に駐車場として使用されています。

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2015年9月 7日 (月)

名古屋市 地上40階、高さ約195mの「JPタワー名古屋」 2015年9月4日の建設状況

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-JPタワー名古屋-

 日本郵政グループは、JR名古屋駅前の「名古屋中央局名古屋駅前分室」跡地の再開発計画「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」の建設を行っています。

 地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ195.74mm、延床面積180,173.14㎡の巨大な超高層オフィスビルを建設中です。正式名称は「JPタワー名古屋」となっています。

JPタワー名古屋の概要
◆ 計画名-名駅一丁目計画(仮称)新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩1分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩1分
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋1階、地下3階、(低層棟)地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部195.74m
◆ 敷地面積-12,177.50㎡
◆ 建築面積-9,737.02㎡
◆ 延床面積-180,173.14㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、柱CFT造、(地下部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(粘性体制振壁や鋼材ダンパー等)、1階~4階の合計16ヶ所にFe-Mn-Si系制振ダンパーを設置
◆ 用途-(高層棟)オフィス、郵便局、店舗、カンファレンス、(低層棟)駐車場、バスターミナル
◆ 建築主-日本郵便、名工建設
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2012年10月01日(解体工事)、2013年07月01日(本体工事)
◆ 竣工-2015年11月30日予定

(注意) 公式ホームページで延床面積が180,173.14㎡に変更になっているので、建築面積も変更されている可能性があります。


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最高部です。「ヘリポート」が見えます。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見上げた様子です。 ビルは南北約94m×東西約39mあります。オフィスフロアは6階~39階となっており、基準階貸室面積2,304.20㎡(697.02坪)の「整形・無柱空間」です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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上の「アルミカーテンウォール」と下の「ガラスカーテンウォール」の違いがよく分かります。


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北東側から見上げた様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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敷地西側の「低層棟(駐車場棟)」です。1階が「バスターミナル」で、2階より上が「駐車場」となります。駐車台数は自走式約320台となっています。


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「太閤通口」側から見た様子です。西側にはあまり窓がありません。エレベーター、非常階段、トイレ等の建物の「コア」部分を西側に配置しています。


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「JRゲートタワー」とはかなり接近して建っています。

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京都・木屋町通 プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」 2015年8月31日の建設状況

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-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画-

 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、2016年夏に京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを開業する予定です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 引用資料 西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2014/08/01)
 京都にプレミアムタイプのホテルを出店します

 進出予定地は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

 地上5階、地下1階、ツインを中心に200室を設けます。外観や内装は和の風情を取り入れ、投資額は約100億円を予定しています。

 関西では、「ソラリア」の名称を聞くことはほとんどありませんが、「西日本鉄道」の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である福岡市の天神地区には、「ソラリア」の名称が付く施設が集積しています。 

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2他
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-18.00m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 建築面積-1,988.96㎡
◆ 延床面積-9,421.82㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室(ツインルームがメイン)
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年07月20日予定
◆ 開業-2016年夏予定
◆ 総投資額-約100億円

(備考) 「労災保険関係成立票」では、工期が2015年3月23日~2016年10月31日(予定)となっているので、開業がそれ以降になる可能性があります。



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「位置図」です。京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアで、京都を代表する景勝地である「鴨川」に面し、東山への眺望も望める絶好のロケーションです。

 地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分と、抜群の交通アクセスです。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。


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敷地北側部分です。「山留め壁」が見えます。掘削が行われています。


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敷地南側部分です。

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2015年9月 6日 (日)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「JRゲートタワー」 2015年9月4日の建設状況

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-JRゲートタワー(名古屋JRゲートタワーホテル)-

 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。

 ビルの名称が「JRゲートタワー」、商業施設の名称が「タカシマヤ ゲートタワーモール」、ホテルの名称が「名古屋JRゲートタワーホテル」に決定しています。

 公式ホームページの階数・高さが、従来通りの地上46階、地下6階、高さ約220mとなっているので、最高部は高さ約220mの可能性があります。

 引用資料 → JRゲートタワー・公式ホームページ

JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m  (注)最高部約220mの可能性があり
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー、同調粘性マスダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、バスターミナル(1階)、駐車場、駅施設
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者(実施設計)-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ デザイン・アーキテクト-Kohn Pedersen Fox Associates PC
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ オープン-オフィス入居開始(2016年11月予定)、タカシマヤ ゲートタワーモール、名古屋JRゲートタワーホテル開業(2017年04月予定)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「JRゲートタワー」の建設現場です。前回名古屋に行ったのは、3月18日だったので約半年ぶりです。かなり高くなっていました。

 タワークレーン5基(高層棟2基+低層棟3基)、クローラークレーン1台(低層棟)で鉄骨建方を行っています。


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「高層棟」です。


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「高層棟」の最高部です。


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3層ずつ伸びています。


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「低層棟」です。


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「低層棟」の最高部です。クローラークレーンが1台見えますが、こんな高い所で稼働するクローラークレーンは珍しいですね


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「JRセントラルタワーズ」の2階に位置する屋外デッキ「タワーズテラス」から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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アップです。


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「低層棟」を南東側から見た様子です。「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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「低層棟」を北東側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋」との境目です。


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「高層棟」を北側から見た様子です。


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「ブレース」がある階から柱の位置が変わっているので「構造切り替えフロア」になるようです。


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「太閤通口」から見た様子です。


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「高層棟」です。


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「ブレース」がある階は、「構造切り替えフロア」だと思われます。


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「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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「高層棟」を北西側から見た様子です。


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北西側から見た超高層ビル群です。


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ビックカメラ
名古屋駅西店

 「JRゲートタワー」に、出店を予定していた「ヨドバシカメラ」が方針を撤回しました。工事の遅れで1年先送りしていたのが原因です。

 代わりに、「ビックカメラ」が進出します。すでにある「ビックカメラ 名古屋駅西店」と合わせて名古屋駅周辺で2店体制にします。

 「JRゲートタワー」への出店を撤回した「ヨドバシカメラ」は、栄の目抜き通り、久屋大通沿いの「松坂屋名古屋店」の南館の4階~6階にインショップの形で2015年11月1日に出店します。「ヨドバシカメラ」の中部地区への進出は初めてとなります。

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京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」 2015年8月31日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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京都大学(南部)医薬系総合研究棟
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。キャンパスマップの「④」の場所です。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

 「総合研究棟」は2014年10月に一般競争入札を行いましたが、全国的な建築資材の高騰や人材の不足により、入札金額が予定価格を超過して落札者が決まりませんでした。再度の入札により、2015年6月19日に約62億円で、落札者が「清水建設グループ」に決定しました。 

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 監理者-梓設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「山留め壁」を構築しています。週間の作業工程を見ると「山留工事、先行掘削」となっていました。


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を南東側から見た様子です。

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2015年9月 5日 (土)

名古屋市 地上34階、高さ約175mの「大名古屋ビルヂング」 2015/09/04 外観がほぼ完成!

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-大名古屋ビルヂング-
 
前回名古屋に行ったのは、3月18日だったので約半年ぶりです。複数の超高層ビルの建設が進み、名古屋駅周辺の景観が一変していました。開発の凄まじさに思わず笑ってしまいました。

 翻って、私が住んでいる兵庫県の県都である神戸市・・・ 9月3日に「神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]および三宮周辺地区の『再整備基本構想』の策定」が発表されましたが、予想通り具体性の無いお花畑のような内容でした。いったいなんなんでしょうか? この危機感の無さは・・・ 

 本題に戻って、名古屋駅前のランドマークとして半世紀の歴史を歩んだ「大名古屋ビルヂング」は、2012年9月30日に閉館しました。

 隣接するホテル「ロイヤルパークイン名古屋」と一体的に再開発され、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ174.70mの超高層ビルに建て替えられています。新ビルの名称は「大名古屋ビルヂング」に決まっています。

 7階~16階に新たな集客ゾーン「大名古屋ビルLifestyle&Services」を設置、地下1階~3階の商業ゾーン及び4階の金融サービスゾーン等を含め10,000坪クラスの大型集客施設が誕生します。

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/12/09)
 「大名古屋ビルヂング」開業時期及び各施設名称決定 7~16階に集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”設置 

大名古屋ビルヂングの概要
◆ 計画名-名駅三丁目27番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27番地他
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-174.70m
◆ 敷地面積-9,155.56㎡
◆ 建築面積-6,563.39㎡
◆ 延床面積-147,871.79㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(7階~33階)、店舗(地下1階~地上4階)、地域冷暖房プラント等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月23日(本体工事)
◆ 竣工-2015年10月31日予定
◆ オープン-2015年11月中(7階~16階の「大名古屋ビルLifestyle&Services」を順次開業)、2016年03月中(グランドオープン:商業ゾーンを含めた全館開業)


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「JRセントラルタワーズ」の15階に位置する「スカイストリート」から見た下層階の様子です。


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「大名古屋ビルヂング」のロゴが取り付けられました。


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植栽の準備が行われています。


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少し角度を変えた様子です。7階~16階が「大名古屋ビルLifestyle&Services」、地下1階~5階が「大名古屋ビルShops&Restaurants」、5階屋上庭園が「Sky Garden(スカイガーデン)」、1階北側広場が「Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)」、地下1階地下街が「ダイナード(旧名称を継承)」となります。


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下層階の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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下層階の様子です。


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北西側の出っ張り部分もほぼ完成しています。北西側は、タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として使用されていたため後施工となりました。


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この部分には、屋上庭園「Sky Garden(スカイガーデン)」が整備されます。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。


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最高部です。


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「ヘリポート」の塗装が行われていました。


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解体用のタワークレーンが解体されていました。


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下層階の様子です。


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植栽の準備が行われています。


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北東側から見た下層階の様子です。


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下層階の外壁は「アルミカーテンウォール」となっています。カーテンウォールの外側にもガラスが取り付けられており、デザインが凝っています。


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角度を変えて見た様子です。

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京都大学のiPS細胞研究拠点「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」 2015年8月31日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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③ 第3研究棟

 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,673.15㎡です。「第1研究棟」の東側で、病院地区給水センターが位置していた場所に建設されています。
 「第3研究棟」は、再生医療用のiPS細胞を作製し備蓄する「iPS細胞ストック」事業の拠点施設となる見通しです。

 「第3研究棟」は、全国的な建築資材の高騰や人材の不足により、参加した全社が予定価格を上回り、落札者が決まらず、再公告していました。2015年2月10日にやっと落札者が決まりました。

京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟の概要 
◆ 計画名-京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部22.11m、建築物19.81m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,219.61㎡
◆ 延床面積-7,673.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-松村組
◆ 着工-2015年02月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年03月31日(労災保険関係成立票より)


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重機です。


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南東側から見た様子です。写真奥の左側が「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」、中央が「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」です。


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雨の水滴が着いて見づらいですが、「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」の建築計画の概要です。

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2015年9月 4日 (金)

江之子島地区まちづくり事業 「OMPタワー」北側の「新日生病院」 2015年8月24日に地鎮祭を執り行い着工!

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-江之子島地区まちづくり事業-
 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。

 その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工し、2013年9月下旬から入居開始しました。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)」が建設中です。正式名称は「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」となっています。

 敷地北側には、正式には発表されていませんでしたが、「(仮称)西区阿波座駅前プロジェクト(北ゾーン)」として、地上37階、総戸数440戸の共同住宅1棟と商業施設(独立棟)が計画されていました。

 しかし、「日生病院」が移転する事に計画変更されました。「病院を核とした新たなまちづくり」ということで、大阪市西区立売堀にある「日生病院」を移転改築し、地上14階の新病院を建設する予定です。


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新日生病院

 「新病院竣工イメージ」です。「新日生病院」は、2015年8月24日(月)に、新病院新設予定地に於いて、地鎮祭を執り行い着工しました。竣工は2017年12月31日を予定しています。

 引用資料 公益財団法人日本生命済生会(2015/08/26)
  新病院の地鎮祭を執り行いました

日生病院の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目32番、32番2、32番5
◆ 階数-地上14階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部67.99m
◆ 敷地面積-7,351.74㎡(開発区域面積)、7,348.67㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-4,147.99㎡
◆ 延床面積-37,800.93㎡(容積対象床面積32,802.76㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-350床
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組、大成建設JV
◆ 着工-2015年08月24日(地鎮祭)
◆ 竣工-2017年12月31日予定


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「新日生病院」の建設予定地です(撮影日2015年7月14日)。


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「新日生病院」の建築計画のお知らせです。


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「新日生病院」の北立面図です。


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「新日生病院」の配置図です。低層部は四角形、高層部は二等辺三角形のようです。ヘリポートは「R」表示の離着陸出来ない「ホバリングスペース」となっています。

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京都大学(医病)総合高度先端医療病棟 2015年8月31日の建設状況

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-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟-

 「京都大学」は、京大病院東構内に「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」を建設しています。

 概要は、免震構造の地上8階、地下1階、最高部高さ34.99m、延床面積22,708.19㎡となっています。「接続棟」と「渡り廊下」も同時に建設します。

 災害発生時の対応強化や、重症患者の転送受入、臓器移植時の搬送などに対応するため、屋上部にヘリポート(24m×24m)を設置する計画です。病床数は計414床を予定しています。


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南東側から見た様子です。外観は完成しています。


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少し角度を変えた様子です。


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屋上部の「ヘリポート(24m×24m)」です。


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「接続棟」と「渡り廊下」です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「接続棟」と「渡り廊下」です。

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2015年9月 3日 (木)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側地上等解体工事 2015/08/31 7階部分の解体がほぼ完了!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年8月31日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2015年8月31日
 解体工事が行われている「大阪神ビルディング」です。解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2015年2月18日~2015年12月31日(予定)となっています。


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撮影日2015年8月31日 7階部分の解体がほぼ完了しています。


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撮影日2015年8月31日 東側壁面が美装化されています。


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撮影日2015年8月31日 少し角度を変えて見た様子です。


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撮影日2015年8月31日 タワークレーンで解体しています。


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撮影日2015年8月31日
 解体工事の様子です。コンクリートカッターで、躯体をブロック単位に切断しながら解体を行っているので、コンクリートガラが発生しません。


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撮影日2015年8月31日 ブロック単位に切断して、タワークレーンで吊り上げます。


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撮影日2015年8月31日 躯体から離れました。


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撮影日2015年8月31日 スパッと切断されている様子が分かります。


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撮影日2015年8月31日 「開口部」の上まで移動します。


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撮影日2015年8月31日 「開口部」の形状に方向を合わせます。


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撮影日2015年8月31日
 「開口部」の中に入って行きます。「コンクリートカッターで切断 → タワークレーンで吊り上げ → 開口部から降ろす」の一連の作業は、理屈では分かっていましたが、実際に見るのは初めてで、感激しました! 

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京都大学医学部附属病院 リゾートトラストグループの寄付による「ハイメディック棟」 2015年8月31日の建設状況

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-京都大学・ハイメディック棟-

 「京都大学医学部附属病院」は、怒涛の勢いでキャンパスの再整備が行われています。「山中伸弥教授」がノーベル医学・生理学賞を受賞しましたが、受賞後に再整備の速度が加速しています。

 ノーベル賞の中でもスーパーノーベル賞級だったので、威光は絶大のようです。その効果は間違いなく「iPS細胞研究」以外にも波及しています。

 京都大学医学部附属病院は、「生活習慣病予防研究において、国内最先端で最大規模の研究施設を創設する」構想を発表していますが、新たに「ハイメディック棟」が建設されています。

 「リゾートトラストグループ」の「ハイメディック」は、「京都大学医学部附属病院生活習慣病予防研究センター(仮称)」を新設し、「ハイメディック棟」という名称で京都大学に寄附することについて、京都大学と調印しています。

 引用資料 リゾートトラスト・プレスリリース(PDF:2014/08/06)
 株式会社ハイメディックによる京都大学への「ハイメディック棟」の寄附について

ハイメディック棟の概要
◆ 計画名-京都大学医学部附属病院 生活習慣病予防研究センター (ハイメディック棟) 新営工事 
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番地
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-建築物14.99m+塔屋3.25m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-672.08㎡
◆ 延床面積-2,317.66㎡(内容積対象外面積63.04㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 設備-MRI装置×2台、PET-CT×2台、マンモグラフィ、超音波診断装置、内視鏡検査装置、心電計、血圧計、電子カルテシステム、什器類一式 など
◆ 研究概要-健常人を対象とした年間4,000人規模の検診データを20年程度の長期にわたり収集、解析を行い生活習慣病予防のための早期診断研究を行う
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-安藤ハザマ(正式名称 安藤・間)
◆ 着工-2015年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年04月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開設-2016年04月頃予定


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「ハイメディック棟完成予想図」です。


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京都大学医学部附属病院

 「京都大学医学部附属病院」の構内マップです。「ハイメディック棟」は、「(40)西病棟」の南側に建設中です。建設予定地は公表されていませんでしたが、ここしか場所が空いてなかったので、予想通りの場所でした。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 「病院西構内」は敷地がいっぱいいっぱいです。次に何かを建設する場合は、どこかの建物を解体しないと建設出来ません。


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「ハイメディック棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「ハイメディック棟」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「ハイメディック棟」の設計者・監理者は「日建設計」、施工者は「安藤ハザマ(正式名称 安藤・間)」となっています。


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「京都大学医学部附属病院 生活習慣病予防研究センター (ハイメディック棟) 新営工事」の建築計画の概要です。「ハイメディック棟」は非常に長い計画名となっています。

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2015年9月 2日 (水)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2015/08/31 地下躯体の鉄骨建方が進行中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2015年8月31日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2015年8月31日
 地下躯体の鉄骨建方が行われています。下記の理由で作業工程がやたら早いです。近くの「大阪富国生命ビル」や「清和梅田ビル」で採用されたのと同じか近い工法です。

(1) 既存建物の地中外壁を補強して再利用するため「山留め壁」の構築は行わない。
(2) 既存建物の基礎を補強して再利用するため「場所打ちコンクリート杭」の構築は行わない。


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撮影日2015年8月31日 前回UPした時より2スパン分鉄骨が南側に伸びています。

この後の工程予想
① 新しい1階床を構築、新しい1階床を重機等が乗入れる作業床とする。
② 地上階の鉄骨建方を行う。
③ 地上階の鉄骨建方と同時に、旧躯体の地下階を下に向かって解体を行う。
④ 新ビルの地下階の構築を行う。


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撮影日2015年8月31日 「新阪急ビル」は、地下5階まであったので地下5階の床まで、この「CFT柱」は到達していると思われます。


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撮影日2015年8月31日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2015年8月31日 北側部分です。


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撮影日2015年8月31日 南側部分です。既存建物の地下1階を解体して、地下1階床を鉄骨建方を行う作業床として使用しています。


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撮影日2015年8月31日
 鉄骨を建てる(貫通させる)「開口部」がたくさん開けられています。作業員が誤って落下しないように黄色い囲いが設置されています。

 上からは想像するしかありませんが、「地下2階床、地下3階床、地下4階床」にも同じように「開口部」が開けられていると思われます。


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撮影日2015年8月31日
 油圧ショベルで見づらいですが、「開口部」は床の強度を失わないように、鉄骨を通す必要最小限の大きさである事が分かります。


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撮影日2015年8月31日 南側から見た様子です。


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撮影日2015年8月31日
 「新阪急ビル」が地下5階、「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」は地下3階と階数が減るので、地下階の階高が高くなります。


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撮影日2015年8月31日 既存建物の地中外壁を補強してそのまま使用します。そのため「山留め壁」は構築していません。


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撮影日2015年8月31日 
 すぐ横にある「新阪急ビル」の柱の残骸と新しいビルの柱の位置が異なります。このことからも基礎は「天満砂礫層」を支持地盤とする「直接基礎」であると推測出来ます。

 「直接基礎」は、分厚い「鉄筋コンクリート造」の板である「耐圧盤(たいあつばん)」で、ビル全体を支えるため、柱の位置が少し変わってもそれ程問題はありません。

 逆に、「場所打ちコンクリート杭」の場合は、その上に柱を構築しないと意味がありません。そのため「場所打ちコンクリート杭」の位置は、非常に重要となります。

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「パルコ」が大丸京都店の隣接地に建設予定の商業施設「京都ゼロゲート(仮称)」 (仮称)四条高倉ビル解体 2015年8月31日の解体状況

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-京都ゼロゲート(仮称)-

 「J.フロント リテイリング」グループの「パルコ」が、京都四条通に「京都ゼロゲート(仮称)」を出店します。計画地は、京都市における商業の中心である四条通に面し、「大丸京都店」の隣接地(東側)に位置します。

 引用資料 パルコ(PDF:2015/07/29)
 「京都ゼロゲート(仮称)」出店決定について

 「平成ビルディング」および「ヒューリック」が建設予定の建物を一棟賃借し、「京都ゼロゲート(仮称)」として出店します。

● 大丸の周辺店舗出店戦略 
 大丸は「大丸神戸店」で、周辺店舗にテナント誘致して大成功しています。その手法を「大丸京都店」でも採用しています。

 すでに「東急ハンズ」や「ルイ・ヴィトン」を 大丸京都店の周辺に出店しています。周辺店舗を増やす事により、「大丸京都店」との相乗効果が得られると期待しています。

京都ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町84 (住居表示)
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 敷地面積-749.83㎡
◆ 延床面積-約5,430㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 開業-2017年春予定
◆ 投資額-約7億円(パルコの投資額)


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「京都ゼロゲート(仮称)所在地図」です。


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「京都ゼロゲート(仮称)」の出店予定地は、「大丸京都店」から「高倉通」を挟んだ隣接地(東側)です。


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南西側から見た様子です。


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「高倉通」です。


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解体工事の工事名は「(仮称)四条高倉ビル解体」です。「竹中工務店」により行われています。「労災保険関係成立票」によると、工期は2015年5月7日~2016年3月31日(予定)となっています。


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東急ハンズ京都店

 大丸京都店周辺店舗として、繊維商社「外市」が四条烏丸東入ル南側に建設した本社ビル「外市秀裳苑ビル(とのいちしゅうしょうえん)」に生活雑貨を販売する「東急ハンズ京都店」が、2014年6月19日(木)にオープンしています。

 「外市秀裳苑ビル」は、地上7階、地下2階、延床面積約7,800㎡です。「東急ハンズ京都店」は、1階~4階部分のフロアを使って営業しています。店舗面積は約3,300㎡です。


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ルイ・ヴィトン 大丸京都店

 直営の路面店のように見えますが、「ルイ・ヴィトン 大丸京都店」も大丸京都店周辺店舗です。「京都恒和ビル」の1階に入っています。

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2015年9月 1日 (火)

吹田市 ガンバ大阪「(仮称)吹田市立スタジアム」 2015年8月27日の建設状況

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-(仮称)吹田市立スタジアム-

 万博記念公園に「ガンバ大阪」が、新スタジアムを建設しています。新スタジアムは、吹田市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、吹田市に寄付する予定です。

 2013年12月15日(日)に「スタジアム起工式」が行われ着工されました。募金活動は、2015年3月14日をもって終了しました。募金合計は140億8566万5383円で、目標の140億円を突破しました。

 みんなの寄付金でつくる日本初のスタジアム!

(仮称)吹田市立スタジアムの概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園23番1 他2筆
◆ 階数-地上6階
◆ 高さ-40.33m
◆ 敷地面積-約90,065㎡
◆ 建築面積-約24,712㎡
◆ 延床面積-約66,355㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(在来+PC)、鉄骨造
◆ 収容人員-約40,000人
◆ 建築主-スタジアム建設募金団体
◆ コンストラクション・マネジメント業務-安井建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月01日(着工)、2013年12月15日(スタジアム起工式)
◆ 竣工-2015年09月30日予定(労災保険関係成立票より)


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新スタジアムの完成予想図です。縦約160m×横約210m×高さ約40mの巨大なスタジアムです。約40,000人席のすべてを屋根で覆います。構造は「鉄筋コンクリート造、鉄骨造」です。

 世界で初めて超軽量免震屋根架構「3Dトラス構造」を採用しています。Jリーグの試合だけでなく、国際試合も開催できる仕様になります。


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緑に浮かぶ「(仮称)吹田市立スタジアム」が素敵です!


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縦約160m×横約210m×高さ約40mもある巨大スタジアムです。


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大規模スタジアムとしては日本初となる「屋根免震構造」を採用し、竹中工務店が開発した超軽量免震屋根架構「3Dトラス構造」を採用しています。


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屋根免震構造
 「屋根架構パース」です。免震構造を採用することで、大地震時の屋根の揺れは、水平方向、鉛直方向とも約1/10に低減できます。

 これによって、屋根構造材の損傷や吊り物の落下の危険性が大幅に軽減されます。また、構造部材の断面寸法も小さくできますので、視認性も良くなり、軽量化とコスト削減にもつながっています。

 さらに、免震化しない場合、温度荷重によって、屋根を支える柱に大きな水平力(約600t)が作用し、スタンド内に巨大なメガ柱を構築しなければならなくなります。
 免震化によって、このメガ柱が必要なくなり、一般部分と同じ柱寸法とすることができ、スタンド内の平面計画の自由度が向上しています。

 引用資料 竹中工務店 プレスリリース(2015/06/22)
 大規模スタジアムとしては日本初となる屋根免震構造を採用した「(仮称)吹田市立スタジアム」の屋根鉄骨建て方が完了


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南西側から見た様子です。


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こんな素晴らしいスタジアムが約140億円で建設出来るのには驚きです。


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南西角部分です。


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ガラスが取り付けられています。


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「仮囲い」が撤去されて内部がよく見えるようになりました。


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階段です。


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西側のメインスタンド側です。コンクリートむき出しの観客席の下部を隠すために外周に巨大なお化粧板が取り付けられています。


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敷地西側部分です。「仮囲い」が撤去されたので内部がよく見えます。


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「外構工事」が行われています。「外構工事」が始まると完成も近いという感じですね。


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「外構工事」の様子です。


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「外構工事」に伴い、北側がフェンスで閉鎖されて入れなくなりました。


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北西角部分です。フェンス越しにバンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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「外構工事」の様子です。


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「三井不動産」が万博記念公園に日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」を建設中ですが、「(仮称)吹田市立スタジアム」側と結ばれます。


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歩行者道も併設されると思っていましたが、「(仮称)吹田市立スタジアム」側に伸びる様子が無いので車道だけかも知れません。もし歩道が設けられないとしたら、私にはその理由が到底理解不能です・・・


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「万博公園南第1駐車場」側には、このようにスロープが伸びています。

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