南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2015年9月28日の建設状況
-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル-
南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。
引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
新南海会館ビル(仮称)の着工について
南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円
「御堂筋のランドマークとなる新南海会館ビル(仮称)完成イメージ」です。当初発表された北側が丸い外観から四角い外観に大幅に変更になっています。
「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。
7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。
大地震に備え大型のTMD制振装置を設置
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」は、長周期を含む大地震のさまざまな地震動による建物の揺れを大幅に低減させるため、大型の「TMD(チューンドマスダンパー)制振装置」を設置します。
引用資料 大林組・プレスリリース(2015/09/04)
大地震に備え「(仮称)新南海会館ビル」に大型のTMD制振装置を設置
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」に設置予定の「TMD制振装置」の概要です。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。
2015年9月1日に着工しました。
「オールケーシング掘削機」です。地中障害物を撤去しています。
「ハンマークラブ」も見えます。
南側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建築計画のお知らせです。数値は、着工後も変更になっていませんでした。南海電鉄の資料では、地上30階、地下2階となっていますが、地上31階まであり、31階は「機械室」のようです。
「立面図」です。最高部の高さは、「スイスホテル南海大阪」の高さとほぼ同じです。
「配置図」です。
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