九州最高層のタワーマンション 地上45階、高さ約149mの「I TOWER(アイタワー)」 2015年10月9日の建設状況
-I TOWER(アイタワー)-
私は福岡市に転勤で1997年に半年くらい住んだ事があるので、福岡市は第三の故郷と言っても過言ではありません。でもここ最近は行っていませんでした。前回行ったのが2007年10月だったので8年ぶりでした。
この8年で福岡市は全く別の街に変貌していました。「JR博多シティ」は、なんじゃこれは!というくらい規模が大きかったし、コンコースの人混みは凄まじかったです。
特に夕方が凄く、通勤、通学、ショッピング、国内観光、インバウンド観光で、広いコンコースがカオス状態になっていました。 急成長する福岡市! 正に九州の首都ですね。
インバウンド観光と言えば、東京、大阪、京都のイメージがありますが、福岡も凄いです。海外からの観光客は、飛行機でやって来るイメージですが、福岡市では「大型クルーズ船」でやって来ます。2015年の「博多港」への寄港総数は約270隻の予定で、ダントツ日本一です。
「西日本鉄道、NIPPO、住友不動産」は3社共同で、福岡市東区のアイランドシティ地区に、住居系では九州一の高さを誇る超高層分譲マンション「(仮称)照葉超高層タワーマンション計画」を建設中です。正式名称は「I TOWER(アイタワー)」となっています。
九州一高い超高層ビルは、宮崎県のシーガイアにある「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の高さ約154mですが、超高層タワーマンションに限ると北九州市にある「小倉D.C.タワー」の高さ145.777mでした。
I TOWER(アイタワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)照葉超高層タワーマンション計画
◆ 所在地-福岡県福岡市東区香椎照葉三丁目26-30(地番)
◆ 交通-西鉄バス「アイランドシティ中央公園前」バス停より徒歩4分、西鉄貝塚線「西鉄香椎」駅より徒歩26分、JR鹿児島本線「香椎」駅より徒歩28分、JR鹿児島本線「千早」駅より徒歩36分、西鉄貝塚線「西鉄千早」駅より徒歩36分
◆ 階数-地上45階、地下0階
◆ 建物高さ-最高部約149m
◆ 敷地面積-7,484.36㎡
◆ 建築面積-3,298.50㎡
◆ 延床面積-37,067.41㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底拡(住宅棟21本)
◆ 地震対策-免震構造(天然系積層ゴム、弾性すべり支承、パッシブロックダンパー、減衰こま)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-285戸
◆ 建築主-(仮称)照葉超高層タワーマンション計画・共同事業体「売主 西日本鉄道(代表)、NIPPO、住友不動産」
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定
地上42階、高さ145.3mの「アイランドタワースカイクラブ」を高さで抜いています。
外観はほぼ完成しています。JR鹿児島本線と西鉄貝塚線の最寄り駅から歩くと30分くらいかかるので、毎日の通勤や通学はバスを使わないとしんどいかも知れません。
最高部です。
東側から見た様子です。
建設現場を南東側から見た様子です。
配置図です。
平面図です。「新宿住友ビル」にそっくりな形状です。
下層階の様子です。基礎は、住宅棟が「場所打ちコンクリート拡底杭」×21本、自走式駐車場が「既製コンクリート杭」×54本となっています。
福岡は地震が比較的少ないですが、地震対策として建物と基礎の間に免震装置(天然系積層ゴム、弾性すべり支承、パッシブロックダンパー、減衰こま)を設置する「免震構造」を採用しています。また液状化対策として「TOFT工法」で地盤改良を行っています。
建設現場を南西側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
少し角度を変えて見た様子です。
西側の「アイランドタワースカイクラブ」のすぐ南側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
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