明石市 即日全戸完売した「プラウドタワー明石」 タワークレーン4基で建設中 2015年10月21日の建設状況
-プラウドタワー明石-
山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。
概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ124.050mです。「住宅棟」の正式名称は、「プラウドタワー明石」に決まっています。
引用資料 公式HP(全戸完売したので詳細は見られません)
プラウドタワー明石
用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。 総戸数は216戸(地権者住戸17戸を含む)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われました。
● 即日全戸完売
関西圏では10年ぶりとなる総販売戸数199戸以上の物件での全戸一斉販売により、平均倍率4.21倍、最高倍率は23倍での即日完売となりました。最高価格は1億3000万円超でした。
野村不動産 ニュースリリース(PDF:2015/10/20)
明石駅前「公・商・住」複合再開発プロジェクト 「プラウドタワー明石」 全199 戸即日完売 (野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
プラウドタワー明石の概要
◆ 計画名-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部124.050m、建築物117.300m、軒高116.700m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡(住宅棟・商業棟を含む総再開発面積)
◆ 建築面積-7,040.37㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡(住宅棟・商業棟を含む総面積)、28,000.06㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(地権者住戸17戸を含む)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定
「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。タワークレーン4基で建設中です。タワークレーン4基は大阪市内でもなかなかお目にかかれません。壮観な光景にビックリです!
敷地東側の超高層の住宅棟「プラウドタワー明石」は、タワークレーン2基で建設しています。まだ地上躯体の建設が始まったばかりですが、早くも全戸完売しています。
東側のタワークレーンは、明石らしく「たい号」となっています(笑)。
西側のタワークレーンは、明石らしく「たこ号」となっています(笑)。
「プラウドタワー明石」を北側から見た様子です。
「プラウドタワー明石」を北西側から見た様子です。地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用しています。
この部分が「心棒」になると思われます。「デュアル・フレーム・システム(DFS)」は、1つの建物の中に独立した2つの構造体(心棒、超高層住宅棟)を、制振装置(ダンパー)で連結する制振構造システムです。
「プラウドタワー明石」を南東側から見た様子です。
「プラウドタワー明石」を南西側から見た様子です。
西側の「商業棟」の建設現場です。
敷地中央部分を北側から見た様子です。
敷地中央部分に3基目のタワークレーンが姿を現しています。
3基目のタワークレーンは、「えび号」となっています。「エビちゃん」ですね(笑)。「エビちゃん」と言えば、マクドナルドの「えびフィレオ」発売10周年です。
10年前に「えびフィレオ」のCMを見た時に「世の中にこんな可愛い人が存在するや!」とあまりの可愛さに衝撃を受けた事を今でもハッキリ覚えています。
3基目のタワークレーン「えび号」は、「フロアクライミング方式」のタワークレーンとなっています。
敷地西側部分を北東側から見た様子です。地上部分の鉄骨建方の範囲が広がっていました。
敷地西側部分に4基目のタワークレーンが姿を現しています。
4基目のタワークレーンは、「いか号」となっています(笑)。
鉄骨の柱周りに鉄筋の配筋が行われているので、この部分は「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」であることが分かります。
敷地西側部分を南東側から見た様子です。
南側の「国道2号線」上の歩道橋の解体が始まっていました。絶好の撮影ポイントだっただけに大ショックでした。こんなに早く解体しなくても・・・(涙) この部分には、新しい歩行者デッキが架けられます。
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