JR西日本 JR神戸線の六甲道駅~灘駅間の新駅「摩耶(まや)駅」 2015年11月27日の建設状況
-摩耶(まや)駅-
JR西日本は、JR神戸線の六甲道駅~灘駅間に、新駅「摩耶(まや)駅」を2016年春に開業予定です。「請願駅」ではないので、JR西日本が建設費を全額負担します。
「(仮称)まや駅」となっていましたが、正式に「摩耶(まや)駅」に決まりました。決定理由は、 ”「摩耶」は「摩耶山」に由来し、「摩耶埠頭」「摩耶インター(阪神高速)」など、近隣施設の名称に広く使用されており、なじみやすいため” だそうです。
JR西日本 ニュースリリース(2015/10/02)
JR神戸線(東海道線)六甲道・灘間新駅 駅名の決定について
新駅「摩耶駅」の建設場所は、元々は「東灘駅」という貨物駅でした。貨物専用線が廃止されたため貨物取扱を廃止し、「東灘操車場」となり、現在は「東灘信号場」となっています。
かつては留置線や待避線が多数存在していましたが、支線の廃止により、大部分が撤去されています。
その遊休地を使って、新駅「摩耶駅」の建設や「三井不動産レジデンシャル、西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本不動産開発」により、合計約730戸の分譲マンションの建設が進められています。
「摩耶駅」の位置図です。JR神戸線の六甲道駅~灘駅間に新設されます。
「新駅計画平面図」です。ホームは8両対応+列車折返設備(4両分)です。島式1面2線で、普通列車のみ停車する駅となります。北側に駅前広場が整備されます。
「新駅2階平面図」です。小規模ですが、店舗も設置されます。
前回の撮影が2015年6月15日だったので、約5ヶ月ぶりです。建物自体は完成しているようです。
北側部分です。フェンス越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。「バリアングル」は本当に便利ですね。
北側のこの部分に駅前広場が整備されます。
駅前ロータリーの東側には「駐輪場」が整備されます。
ホーム屋根も完成しています。
思いっ切り逆光ですが、駅前ロータリー予定地の西側です。ここから西側は、マンションの建設用地になるのでしょうか?
南側部分です。南側に面する道路とはかなりの高低差があります。
南西側から見た様子です。南側には駅前広場は整備されません。
アップです。
この部分に「駐輪場」が整備されます。
東側から見た様子です。
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