福岡市 超高層トリプルタワーマンション「アイランドタワースカイクラブ」
-アイランドタワースカイクラブ-
前回、「北九州市」と「福岡市」に行ったのが2007年10月下旬だったので約8年のブランクがあります。その間に竣工した超高層ビルをこのブログにUPすると共に、「超高層ビルとパソコンの歴史」のデータベースに新規追加および数値の修正を行います。
「アイランドタワースカイクラブ」は、福岡アイランドシティに建設された地上42階、地下1階、高さ145.3m、総戸数409戸の超高層タワーマンションです。3棟を連結した非常にユニークな構造になっています。
前回の撮影は建設中の時でした。竣工後のマンションはネットで検索しても正確な概要が分からない場合が多いですが、「アイランドタワースカイクラブ」は非常にユニークな外観のためか詳細な情報が複数ヒットしました。おかげですべてのデータベース項目を埋める事が出来ました。
アイランドタワー スカイクラブ(A棟・B棟・C棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)アイランドシティタワー、ICタワー計画
◆ 所在地-福岡県福岡市東区香椎照葉三丁目3番1
◆ 交通-西鉄バス「アイランドシティ」バス停徒歩約7分
◆ 階数-地上42階、地下1階
◆ 高さ-最高部145.3m
◆ 敷地面積-14,089.53㎡
◆ 建築面積-6,997.58㎡
◆ 延床面積-60,831.26㎡(駐車場及び駐輪場等面積8,907.18㎡及び容積不算入部6,480.72㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造・制振構造(一体化された基礎下での免震構造、連結部および建物頂部に制振装置を配置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-409戸
◆ 事業主-新栄住宅
◆ 設計者・監理者-竹中工務店・司建築設計事務所 設計監理共同企業体
◆ 施工者-竹中工務店・松本組建築工事共同企業体
◆ 着工-2006年06月09日
◆ 竣工-2008年08月22日
◆ 入居開始-2008年08月下旬(A棟)、2008年09月下旬(B棟)、2009年10月下旬(C棟)
南東側から見た様子です。
東側から見上げた様子です。
3棟を連結した非常にユニークな構造になっています。連結部分は「鉄骨トラス構造」です。
● 3棟連結免震
独立した3棟を対象配置し、3ヶ所の連結部に「制振装置」を配置することによって耐震安全性を高めています。一体化された基礎下では「免震構造」を採用しています。
また、風の影響が大きいため、スカイガーデンに加え建物頂部に「制振装置」を用いて耐震安全性と居住性を高めています。
最高部です。 建物頂部に「制振装置」を用いて耐震安全性と居住性を高めています。
連結部に「制振装置」を配置することによって耐震安全性を高めています。合計3ヶ所の連結部は「スカイガーデン」となっています。
下から見た様子です。
東側から見た下層階の様子です。 基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」、地震対策として、一体化された基礎下で「免震構造」を採用しています。
エントランス部分です。
敷地北側の駐車場棟を南西側から見た様子です。壁面緑化が行われています。
敷地北側の駐車場棟を北東側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
北東側から見た下層階の様子です。
東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2015年11月11日の建設状況 | トップページ | 南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2015年11月11日の建設状況 »
「81 福岡県」カテゴリの記事
- 福岡地所 キャナルシティ博多 イーストビル再開発の計画着手 人とつながり豊かな暮らしをデザインする複合施設へ!(2023.03.25)
- 「福岡市」が「九州大学」と連携して次世代の研究開発拠点の形成 いとLab+(いと・らぼ・ぷらす) 2023年4月8日に開業!(2023.03.18)
- 福岡市 交通至便の呉服町エリアにハイスペックオフィスビルが誕生 「博多FDビジネスセンター」が竣工!(2023.03.16)
- 天神ビッグバン 「水鏡天満宮」を那珂川沿い移設して街区を一体的な再開発「天神⼀丁⽬15・16番街区」 建物規模は延床面積約119,000㎡!(2023.03.09)
- 「北九州空港」の滑走路長を2,500mから3,000mに延長 国土交通省が、滑走路を延長する計画の事業化に向け最終調整!(2023.03.03)