福岡市 地上29階の超高層タワーマンション「ラクレイス西新レジデンシャルタワー」
-ラクレイス西新レジデンシャルタワー-
「福岡ヤフオク!ドーム」の南側、地下鉄空港線「西新駅」の北東側の「樋井川(ひいかわ)」沿いに「ラクレイス西新レジデンシャルタワー」が建設されました。
地上29階、塔屋1階、高さ96.15mの「タワー棟」と、地上4階の「テラスハウス棟」で構成されています。戸数は、206戸(タワー棟)、16戸(テラスハウス棟)で、すべて賃貸となっています。
2014年9月に竣工し、2014年9月20日に入居開始、2014年9月26日に店舗がオープンしています。店舗には、西鉄ストアが運営する「レガネット地行」などが入っています。
ラクレイス西新レジデンシャルタワーの概要
◆
計画名-ラクレイス地行(仮称)
◆
所在地-福岡県福岡市中央区地行二丁目3-10(地番)
◆ 交通-西鉄バス「今川橋」バス停徒歩1分、地下鉄空港線「西新」駅徒歩5分
◆
階数-地上29階、塔屋1階(タワー棟)、地上4階(テラスハウス棟)
◆
高さ-96.15m(タワー棟)
◆ 敷地面積-5,845.98㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,131.35㎡(施設全体) *建ぺい率70.67%から推測
◆ 延床面積-20,020.08㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(タワー棟、テラスハウス棟)
◆
基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(タワー棟)
◆ 地震対策-パッシブロック免震システム(天然ゴム系積層ゴム、オイルダンパー、ロックダンパー)
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、店舗、駐車場
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総戸数-206戸(タワー棟)、16戸(テラスハウス棟)
◆
建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
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施工者-竹中工務店
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竣工-2014年09月
◆
入居開始-2014年09月20日(入居開始)、2014年09月26日(店舗オープン)
(注意) 建築面積4,131.35㎡は、建ぺい率70.67%から管理人が推測したもので公表された数値ではありません。
北西側から見た様子です。手前の川は「樋井川(ひいかわ)」です。
北側の地上4階の「テラスハウス棟」です。1階がテナント(スーパー、クリーニング)、テナント利用者等駐車場(34台)、2階が居住者専用駐車場(94台)、3階~4階が賃貸マンション(16戸)となっています。
南側の地上29階、塔屋1階、高さ96.15mの「タワー棟」です。1階がテナント(ベーカリー)、2階が機械室、3階~29階が賃貸マンション(190戸)となっています。
「タワー棟」を南西側から見た様子です。
「タワー棟」の下層階を南西側から見た様子です。基礎は、深さ20m程度の岩盤層で建物を支持する「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」となっています。地震対策として「柔」と「剛」で揺れを受ける「パッシブロック免震システム」を採用しています。
● パッシブロック免震システム
「天然ゴム系積層ゴム、免震用オイルダンパー、新開発ロックダンパー (竹中工務店・カヤバ共同開発)」を建物と基礎の間に設置しています。
「免震用オイルダンパー」は、地震のエネルギーを吸収し、さらに「新開発ロックダンパー」が風揺れを防止し建物をロックします。地震時にはロックが自動的に外れ、風揺れから大地震まで対応できる高性能な免震システムです。
「タワー棟」を「明治通り」越しに見た様子です。
「タワー棟」を南側から見た様子です。
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