大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2015/12/16 2台目の「三点式パイルドライバ」が登場!
-大阪駅前地下道改良事業-
阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。
「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。
「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。
「大阪駅前地下道整備範囲図」です。
阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。
引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~
駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。
「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。
「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。
新たに「三点式パイルドライバ」が登場しました。ドイツ「バウアー(BAUER)社」の「BG掘削機」は撤退していました。地中障害物の撤去が終わったようです。
「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「土留め壁」の構築を行います。
「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。
写真左側の「H形鋼」は「定規」です。「定規」に記した割付に「アースオーガ」の位置を合わせて精度を確保します。
「アースオーガ延長シャフト」です。
セメントスラリーを供給する「セメントミルクプラント」です。
「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事を、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。
「三点式パイルドライバ」です。
「三連型アースオーガ」のアップです。
「アースオーガ延長シャフト」をクローラークレーンで吊り上げていました。
「セメントミルクプラント」です。
「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。
「三点式パイルドライバ」です。
本格的に「土留め壁」の構築が開始されました。
「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。
「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。
「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。
「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。
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