福岡市 ウォーターフロント地区(中央ふ頭・博多ふ頭)計画提案公募の提案 超高層ビルやMICEなどの物凄い提案が多数!
-ウォーターフロント地区(中央ふ頭・博多ふ頭)-
急成長する福岡市! 福岡市は正に九州の首都です。インバウンド観光と言えば、東京、大阪、京都のイメージがありますが、福岡も凄いです。
海外からの観光客は、飛行機でやって来るイメージですが、福岡市では「大型クルーズ船」でやって来ます。2015年の「博多港」への寄港総数は約260隻の予定で、国内最多です。
ウォーターフロント地区は、天神・渡辺通地区、博多駅周辺地区に並ぶ、賑わいある都心の新たな拠点として、世界中から人々をひきつけ、アジアの活力を取り込み、アジアの中で存在感のある地区をめざし、再整備に取り組んでいます。
今後、福岡市において取りまとめを予定している「WF地区再整備計画」やその後の事業者公募の条件等の参考とするため、計画提案公募を行いました。
● 計画提案公募の提案概要を公表
福岡市は、ウォーターフロント地区(中央ふ頭・博多ふ頭)の再整備にあたり、計画提案公募を実施しましたが、応募があった19件のうち、応募者から承諾が得られた17件について提案概要書を公表しました。
引用資料 福岡市 公式ホームぺージ(2015/12/18)
ウォーターフロント地区(中央ふ頭・博多ふ頭)計画提案公募の提案概要を公表します
応募状況
◆ 応募件数-19件(単独15件、グループ4件)
◆ 応募企業-23社(国内18社、海外5社)
◆ 業種区分-ディベロッパー13社、ゼネコン4社、ホテル事業者3社、その他3社
こんなに提案数が多いのは、150万都市(1,531,919人/2015年9月1日現在)としては異例です。それだけ応募企業が福岡市の将来性に期待している証拠だと思います。地理的にも正に ”福岡の時代” がやってきたと実感します。
航空法の高さ制限で、ウォーターフロント地区にこんな高い超高層ビルが建てられるの? という提案もありますが、どの案も夢があり見ているだけでワクワクします。
計画提案のイメージを引用したかったのですが、 ”本資料についての著作権は提案者にあるため、本資料を印刷して個人的、家庭内で利用するなど、私的利用その他法律によって認められる範囲を除き、複製、転用、配布、送信等はできません。” と厳しく書かれているため引用を控えました。
博多港のウオーターフロント地区
博多港のウオーターフロント地区です。博多港のウオーターフロント地区は、「マリンメッセ福岡、福岡国際センター、福岡サンパレス、福岡国際会議場」の4施設からなる九州最大規模の複合コンベンションゾーンとなっています。
博多港のシンボル「博多ポートタワー」です。
博多港のウオーターフロント地区の護岸は整備されていますが、散策する人は少なく、「横浜港」や「神戸港」のような人気スポットにはなっていません。
博多港国際ターミナル
博多港の「中央ふ頭」にはクルーズ船の一大寄港地となった「博多港国際ターミナル 」があります。博多港はクルーズ船の寄港が国内最多ですが、「外国クルーズ船」の寄港数は更にダントツ日本一です。
博多港のクルーズ船寄港回数(国内航路を含む)は、2013年は38回、2014年は115回、2015年は約260回と急増しています。2016年は約400回とさらに増える見込みです。
● 中央ふ頭の拡張
博多港は、クルーズ船の受け入れ態勢強化に向けて、「中央ふ頭」の北側を約13ha埋め立てて、「中央ふ頭」の岸壁を拡張します。
既存の岸壁部分も含んで、西側に「長さ450m×水深12m」と「長さ370m×水深10m」の接岸場所を整備します。
これにより世界最大のクルーズ船「オアシス・オブ・ザ・シーズ(全長361.0m、総トン数225,282トン )」クラスのクルーズ船が入港できるようになるほか、大型船の2隻同時接岸も可能になります。
また西側の整備完了後に、埋め立て地の東側部分に「長さ340m×水深9m」の岸壁を整備してクルーズ船や国際フェリーの入港に対応します。
撮影時も中国からの大型クルーズ船が接岸していました。
A画地・B画地
「マリンメッセ福岡」の東側の駐車場が「A画地」、「マリンメッセ福岡」の南東側の駐車場が「B画地」となります。
C画地
「マリンメッセ福岡」の南西側と南側の駐車場が「C画地」となります。
D画地
「福岡国際会議場」の東隣の駐車場が「D画地」となります。
E画地
「福岡サンパレス ホテル&ホール」の敷地が「E画地」となります。「福岡サンパレス ホテル&ホール」は再開発されるようです。
「福岡サンパレス ホテル&ホール」は、1981年5月に開業したコンサートホールなどを中心とした複合施設です。
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