ガンバ大阪 祝!竣工した「市立吹田サッカースタジアム」 2016年2月14日には「こけら落としマッチ」開催!
-市立吹田サッカースタジアム-
万博記念公園に「ガンバ大阪」が、新スタジアムを建設しました。新スタジアムは、吹田市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、吹田市に寄付しました。
2013年12月15日(日)に「スタジアム起工式」が行われ着工されました。募金活動は、2015年3月14日をもって終了しました。募金合計は140億8566万5383円で、目標の140億円を突破しました。
正式名称は「市立吹田サッカースタジアム」で、2015年9月末に竣工し、2015年10月10日(土)の竣工イベントが行われました。
2016年2月14日には、ガンバ大阪VS名古屋グランパスの「市立吹田サッカースタジアム こけら落としマッチ(仮)」を開催していよいよ本格稼動となります。
当初は「ガンバ大阪」は、こけら落としとして「セレッソ大阪」に「大阪ダービー」を希望してオファーを送ったようですが、断られたそうです。なんで???
私は野球派なので、サッカーはあまり詳しくありません。でも1度スタジアムの見学を兼ねて「ガンバ大阪」の試合を観戦に行こうと思っています。
「市立吹田サッカースタジアム」は、縦約160m×横約210m×高さ約40mの巨大なスタジアムです。約40,000人席のすべてを屋根で覆っています。Jリーグの試合だけでなく、国際試合も開催できる仕様となっています。
構造は「鉄筋コンクリート造(在来+プレキャストコンクリート)、鉄骨造」です。世界で初めて超軽量免震屋根架構「3Dトラス構造」を採用しました。
私は数値ヲタですが、「市立吹田サッカースタジアム」が竣工した事により、高さや面積は、小数点以下の詳細な概要が判明しました。
市立吹田サッカースタジアムの概要
◆ 計画名-(仮称)吹田市立スタジアム新築工事
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園3-3
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部40.33m、軒高32.17m
◆ 敷地面積-90,065.33㎡
◆ 建築面積-24,695.51㎡
◆ 延床面積-63,908.71㎡(うち容積率不算入部分8,116.75㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(在来+プレキャストコンクリート)、鉄骨造
◆ 基礎工法-PHC杭
◆ 地震対策-屋根免震構造
◆ 用途-観覧場
◆ 収容人員-約40,000人
◆ 建築主-スタジアム建設募金団体(所有者:吹田市、運営者:ガンバ大阪)
◆ コンストラクション・マネジメント業務-安井建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月01日(着工)、2013年12月15日(スタジアム起工式)
◆ 竣工-2015年09月末(竣工)、2015年10月10日(竣工イベント)
◆ こけら落とし-2016年02月14日(予定)
◆ 総工費-140億8566万5383円
当初の完成予想図
「市立吹田サッカースタジアム」の当初の完成予想図です。実際とは敷地西側部分を中心にかなり異なりますが、基本構造は同じです。
屋根免震構造
「屋根架構パース」です。免震構造を採用することで、大地震時の屋根の揺れは、水平方向、鉛直方向とも約1/10に低減できます。
これによって、屋根構造材の損傷や吊り物の落下の危険性が大幅に軽減されます。また、構造部材の断面寸法も小さくできますので、視認性も良くなり、軽量化とコスト削減にもつながっています。
さらに、免震化しない場合、温度荷重によって、屋根を支える柱に大きな水平力(約600t)が作用し、スタンド内に巨大なメガ柱を構築しなければならなくなります。
免震化によって、このメガ柱が必要なくなり、一般部分と同じ柱寸法とすることができ、スタンド内の平面計画の自由度が向上しています。
引用資料 竹中工務店 プレスリリース(2015/06/22)
大規模スタジアムとしては日本初となる屋根免震構造を採用した「(仮称)吹田市立スタジアム」の屋根鉄骨建て方が完了
縦約160m×横約210m×高さ約40mもある巨大スタジアムです。「市立吹田サッカースタジアム」は、災害用備蓄倉庫を備え、万一の際には一時避難所や災害対策本部の機能を担うことも想定しています。
2016年2月14日に、ガンバ大阪VS名古屋グランパスの「市立吹田サッカースタジアム こけら落としマッチ(仮)」を開催していよいよ本格稼動となります。
2月14日と言えばバレンタインデーですね。 ”♪ チョコレイト・ディスコ チョコレイト・ディスコ ♪” なんちゃって(笑)。
「万博外周道路」越しに見た「市立吹田サッカースタジアム」です。こんな素晴らしいスタジアムが約140億円で建設出来たのには驚きです。
南西側の「GATE2」です。
南側壁面です。
南西側の「GATE2」を角度を変えて見た様子です。
「GATE2」の北西側の階段です。
西側のメインスタンド側のみ「路面ブロック」が敷かれています。
西側壁面(メインスタンド側)です。コンクリートむき出しの観客席の下部を隠すために外周に巨大なお化粧板が取り付けられています。
お化粧板はこのように取り付けています。
北西側の「GATE1」の南西側の階段です。
北西側の「GATE1」です。
北西側の「GATE1」の北東側の階段です。
「GATE1」の北東側の階段下にあるチケット売り場です。
北側に隣接する「アメリカンフットボール球技場(エキスポフラッシュフィールド)」との間隔です。
北東側の「GATE4」です。
北東側の「GATE4」の階段です。
フェンスの隙間から撮影した観客席です。
スタジアムの観客席を屋根で覆うと、どうしても風通しが悪くなります。写真の部分が該当するか分かりませんが、芝生の成長のために観客席の下に「通風口」を四周に設けています。
タッチラインから7m、ゴールラインから10mという至近距離から、臨場感あふれる観戦が出来ます。まるでヨーロッパのスタジアムみたいです。
敷地の西側の一部は駐車場となっています。
「南駐車場」です。
「南駐車場」の再舗装も完了しています。
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