さようなら「大丸心斎橋店本館」 壁面イルミネーション「心斎橋ラルーチェ」 建て替えのため今年で見納め!
-心斎橋ラルーチェ(大丸心斎橋店本館)-
「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。「大丸心斎橋店本館」は、建て替えのために2015年12月30日(水)で営業を終了します。
アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られている「大丸心斎橋店本館」には、クラシカルな外観を包む、約4万個のLEDの芸術的なイルミネーションが行われています。
名称は「心斎橋ラルーチェ」、ラルーチェ」はイタリア語で「輝く」という意味です。この美しい壁面イルミネーションも今年で見納めになります。
多くの方が名残惜しんで撮影していました。
尖塔部分です。
「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。
アップです。
大丸心斎橋店本館
「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発について検討を進めています。10月30日に大丸心斎橋店本館建替え計画の概要を正式に公表しています。
引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/10/30)
大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ
● 大丸心斎橋店本館建替え計画
新たに誕生する本館は、地上11階、地下3階、高さ約60m、延床面積約66,000㎡(現本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(現本館約31,000㎡)となります。本館・北館は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。
御堂筋側の外壁を保存するとともに、新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和をはかります。内装については、今後、既存内装の調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。
大丸心斎橋店本館建替え計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7番1号
◆ 階数-地上11階、地下3階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 延床面積-約66,000㎡
◆ 売場面積-約40,000㎡
◆ 解体-2016年02月予定(解体着工)
◆ 着工-2017年01月予定(本館新築工事着工)
◆ 開業-2019年秋予定(新本館開業、本館・北館接続工事着工)
◆ 竣工-2021年春予定(本館・北館接続工事完了、新北館開業)
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)
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