京都駅南口が大きく変わる! 京都駅南口駅前広場整備事業 2015年12月28日の建設状況
-京都駅南口駅前広場整備事業-
2015年7月、世界で最も影響力のある観光雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票において、京都市が世界で最も魅力的な観光都市に選ばれました。2年連続世界一という非常に名誉な記録です。
空港も港もない京都市にとっては、「京都駅」が玄関口であり、大きな期待を持って京都を訪れる多くの観光客等を最初に迎える場所となります。
京都駅の北側には非常に立派な駅ビルがあり、京都の顔となっています。しかし、南口は整備が遅れ、顔となる施設もありません。
そこで京都市は、公共交通機関の乗継利便性の向上や、歩行空間の創出を図り、より一層、使いやすく、人にやさしい駅前広場となるよう具体的な検討を進め「京都駅南口駅前広場整備事業」を本格始動させました。
引用資料 京都市情報館(2015/10/13)
京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)
京都駅南口駅前広場整備事業の概要
◆ 事業区間-南区西九条池ノ内町~南区東九条西山王町
◆ 延長・幅員-L=850m、W=36~74m
◆ 事業の経過と予定
2009年06月-京都駅南口駅前広場施設再配置研究会設立
2011年03月-京都駅南口駅前広場整備計画策定
2013年05月-都市計画変更
2013年07月-事業認可取得
2014年06月-機械式地下駐輪場工事着工
2014年11月-駅前広場整備工事着工予定
2015年12月-駅正面の拠点広場デッキ完成(プレオープン)予定
2016年12月-駅前広場整備工事 完成予定
◆ 事業費-約45.6億円
「京都駅南口駅前広場整備事業」の概要です。
「京都駅南口駅前広場整備事業」の完成予想図です。
東側から見た様子です。
アップです。かなり南側にせり出しています。この奥行きがあればビルが建設可能なので、将来的には、1階を交通広場にした「南口駅ビル」が建設されるかも? と妄想してしまいます。
アスファルトが剥がされています。
南東側から見た様子です。
アップです。外観がかなり分かるようになってきました。
南側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
更に西側寄りから見た様子です。
西側から見た様子です。
西側部分です。「仮囲い」越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。
サンクンガーデン(アバンティ前:半地下の広場)
観光バス乗降場に隣接する「サンクンガーデン」については、エスカレーターを新設するとともに、人が憩える大階段を整備することで新たな賑わいを創出します。「サンクンガーデン」は、修学旅行生等の団体客がバスを待つスペースとしても利用できます。
現在の「サンクンガーデン」です。
道路の南側も再整備が行われています。
側溝(函渠タイプ)の「集水型排水」です。
道路の南側は、かなり広範囲に再整備が行われています。
京都駅の「八条口」は、政令指定都市の玄関口とは思えないくらい貧弱です。逆に言えば開発余地大です。凄まじいインバウンド観光により、今後「八条口」は大きく姿を変えるかもしれません。
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