旧新歌舞伎座の「連続唐破風」のファサードを継承 (仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事 2016年1月27日の状況
-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事-
難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。
「ベルコ」は既存建物の解体後にホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗などの機能を備えた複合施設「(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事」を建設する予定です。
● 旧新歌舞伎座のファサード(正面外観)を継承
概要は、地上19階、地下1階、高さ85.85mです。用途は、ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗となります。
設計には「隈研吾建築都市設計事務所」を起用し、「旧新歌舞伎座」のファサード(正面外観)を建物東側に継承します。
「歌舞伎座」の意匠を活かしたと言えば、東京都中央区の「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座タワー)」が有名ですが、こちらも設計者に「隈研吾建築都市設計事務所」が起用されています。
(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1 外(地名地番)
◆ 階数-地上19階、地下1階
◆ 高さ-85.85m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,490.90㎡(容積対象面積22,349.19㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日(予定)
◆ 着工-2016年06月01日予定
◆ 竣工-2019年07月15日予定
北東側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
「仮囲い」の北東角が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。
中央部分のフェンスの隙間から覗いてみました。既存建物の解体工事は、2015年1月5日~2016年1月31日(予定)となっていましたが、完了しているようです。
「仮囲い」の南東角が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。
建築計画のお知らせの「東立面図、北立面図」です。
なんば新歌舞伎座の外観上の特徴であった「連続唐破風(からはふ)」のファサード(正面外観)を継承しています。
建築計画のお知らせの「配置図」です。敷地の北西角と南西角は「(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事」に含まれません。
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