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2016年1月

2016年1月31日 (日)

We Don't Stop 我々は、立ち止まらない! 大阪復活の狼煙 外国人観光客で人気沸騰の「黒門市場」

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-黒門市場-

 私は、「カナやん(西野カナ)」の大ファンで「We Don't Stop」という曲が大好きです。 直訳すると「私たちは、立ち止まりません。」という意味でしょうか? ♪信じる心があればきっと強くなれる迷わずに そう前に前に立ち向かう勇気を♪ 「黒門市場」は正に「We Don't Stop」です。

 私は、15年ほど前はこのあたりが勤務地でした。「黒門市場」の近くでよく昼食をとっていました。「黒門市場」と言えば戦前から続く大阪ミナミの台所として、大阪の庶民に愛されきましたが、その頃の「黒門市場」は、年末に正月準備の買い物でニュースになるくらいで、パソコン景気でごった返す近くの「でんでんタウン」と比べて場末感さえ漂ってしました。

 しかし、今は完全に「でんでんタウン」と立場が逆転しています。外国人観光客が大挙して押しかけて「黒門市場」が一変しています。「黒門市場」を歩く人の半分以上が、間違いなくアジア系を中心とした外国人観光客になっています。

 黒門市場 公式ホームページ
 黒門市場 大阪の台所 大阪くろもん ほんまもん!

 引用資料 ウェッジ(2015/05/11)
 外国人観光客が殺到! 大阪ミナミの台所「黒門市場」

 「ウェッジ」の記事によると、「はじめは外国人が増えたら昔からのお客さんに迷惑がかかるやろって声もあったんです。けど実際に来るようになったら、売らな損やわってことになったんです」ということです。

 「伝統にこだわって客が減ってしまっては元も子もない」、正にその通りだと思います。 ”We Don't Stop  我々は、立ち止まらない!” の精神ですね! 私が住んでる兵庫県の某150万都市の上層部も見習って欲しいです。まるで政策が「We Don't Go」ですから・・・(涙)

 私が、「黒門市場」に行ったのは5年ぶりくらいですが、当時と状況が一変していました。外国人観光客でごった返す「黒門市場」を見ていると「プロジェクトX~挑戦者たち~」の中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が聞こえてきそうでした。
 私は、歳のせいか最近涙もろくなりました。感動するとすぐ涙がこぼれます。「黒門市場」の活況を見ていると自然と涙がこぼれてきました。

 「心斎橋筋商店街」、「道頓堀」に次ぐ大阪ミナミの観光の核として新たに「黒門市場」が加わりました。2020年の東京オリンピックが決まった頃は、何もかも飲み込む東京に対して「大阪はもう為す術がない・・・」と私は諦めの境地でしたが、今は大阪が大復活すると確信しています。


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黒門市場の配置は、カタカナの「キの字型」となっていますが、堺筋側の西側がメインの入口となります。それにしても凄い人混みです。


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北側の入口です。


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「コロコロ(トロリーケース)」 を頻繁に見かけます。「コロコロ(トロリーケース)」 を黒門市場で見るようになるとは数年前まで夢にも思っていませんでした(笑)。


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通行するほとんどが、アジア系を中心とした外国人観光客となっています。


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外国人観光客の急増に伴って、日本の若者も増えています。昔は若者はほぼ皆無でした(笑)。


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みんな楽しそうです。


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黒門市場には数ヶ所の「無料休憩所」があり、黒門市場内で買ったものを食べたり、休憩したり出来ます。「FreeのWi-Fi」も完備されています。

 ここから世界中に発信される「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」による外国人観光客による情報発信効果は絶大です!


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南側に行くと客数がぐっと減るのが今後の課題ですね。


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南側の入口です。

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さようなら「大丸心斎橋店本館」 建て替えのために2016年2月1日から解体工事に着手!

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-大丸心斎橋店本館-

 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。
 「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。「大丸心斎橋店本館」の解体工事は、2016年2月1日から始まります。

 2月1日からすぐに本格的な解体工事が始まる訳ではありませんが、アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られている「大丸心斎橋店本館」がもうすく見られなくなります。


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「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。イチョウ並木がすべて落葉しているので今は全景が撮影出来ます。最後の姿を快晴の青空をバックに撮影したかったのですが、叶いませんでした。


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御堂筋側の正面エントランス部分です。


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このような告知板が何ヶ所かに掲示されています。


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心斎橋筋側の「ピーコック装飾」は、心斎橋筋側のファサードに再利用します。


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心斎橋筋側もまだ「仮囲い」が設置されていませんでした。


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大丸心斎橋店本館建替え計画
 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/10/30)
 大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ 

 新たに誕生する本館は、地上11階、地下3階、高さ約60m、延床面積約66,000㎡(現本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(現本館約31,000㎡)となります。本館・北館は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。

 御堂筋側の外壁を保存するとともに、新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和をはかります。内装については、今後、既存内装の調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。

大丸心斎橋店本館建替え計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7番1号
◆ 階数-地上11階、地下3階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 延床面積-約66,000㎡
◆ 売場面積-約40,000㎡
◆ 解体-2016年02月予定(解体着工)
◆ 着工-2017年01月予定(本館新築工事着工)
◆ 開業-2019年秋予定(新本館開業、本館・北館接続工事着工)
◆ 竣工-2021年春予定(本館・北館接続工事完了、新北館開業)
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)

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2016年1月30日 (土)

USJ近くの安治川に面したウォーターフロント 国内最大級ライブハウス「Zepp Osaka Bayside」  2017年2月に誕生!

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-Zepp Osaka Bayside-
 
「Zeppホールネットワーク」は、JRゆめ咲線「桜島駅」の近くに新ライブハウス「Zepp Osaka Bayside」を建設します。開業時期は2017年2月の予定です。

 建設予定地は、安治川に面したウォーターフロントを予定しており、「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」からも近く、日本を代表するエンタテインメントの発信基地として成長が期待できる立地環境です。

 Zepp ホールネットワーク(PDF:2015/12/28)
 大阪に新「Zepp」建設へ 「Zepp Osaka Bayside」 2017年早春に誕生! 

 完成予想図引用 ORICON STYLE(2015/12/28)
 大阪に国内最大級ライブハウス「Zepp Osaka Bayside」 2017年2月誕生

 大阪では2012年開業の「Zepp Namba(Osaka)」に続く2館目の「Zepp」が誕生する事になります。新たに建設される「Zepp Osaka Bayside」の収容人数は2,800名超(スタンディング時)の予定で、「Zepp Namba(Osaka)」(スタンディング時2,513名)だけでなく、「Zepp Tokyo」(スタンディング時2,709名)をも上回る国内最大級の規模となる予定です。

● Zeppホールネットワーク
 「Zeppホールネットワーク」は、1997年6月に「ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)」と「エイベックス・ディー・ディー(現エイベックス・グループ・ホールディングス)」の合弁により設立されました。現在は、「ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)」の 100%子会社となっています。

 2016年1月30日現在で、札幌市の「Zepp Sapporo」、東京都の「Zepp Tokyo」と「Zepp DiverCity(TOKYO)」、名古屋市の「Zepp Nagoya」、大阪市のZepp Namba(OSAKA)」、福岡市の「Zepp Fukuoka」の5都市・6会場が運営されています。

 主に音楽ライブ・イベントを開催しています。アリーナクラスの観客動員力がまだないアーティストがステップアップの過程でよく使用します。アリーナクラスの観客動員力があるアーティストもファンクラブイベント等でよく使用します。

Zepp Osaka Baysideの概要
◆ 建設予定地-大阪府大阪市此花区桜島1丁目
◆ 交通-JRゆめ咲線「桜島」駅
◆ 敷地面積-約3,800 ㎡
◆ 建築面積-約2,300 ㎡
◆ 収容人員-2,800名超
◆ 開業時期-2017年02月予定 


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ライブハウス「Zepp Osaka Bayside」の建設が予定されているJRゆめ咲線「桜島駅」の周辺の安治川に面したウォーターフロントです。実は、プレスリリースがあった2日後の2015年12月30日に撮影していました。やっとUPする事が出来ました。


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正確な「Zepp Osaka Bayside」の建設予定地は分かりませんでしたが、奥の整地された場所の可能性が極めて高いと思います。


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少し角度を変えて見た様子です。2015年12月30日の撮影なので、1ヶ月経過した現在は少し変化があるかも知れません。


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道路や歩道も整備されているので、この場所の可能性が極めて高いと思います。


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Zepp Namba(OSAKA)

 「Zepp Namba(OSAKA)」です。収容人数 2,513人(スタンディング時)で、2012年4月27日に開業しました。私はまだ「Zepp Namba(OSAKA)」に入った事がありません。

 私の「Zepp Namba(OSAKA)」デビューは、今年の3月に行われる ”西野カナ全国ファンクラブツアー「The Nishino Family Secret Party 2016」” になります。

 競争率が凄く高かったのにオッサンの私が当選したのが奇跡です(笑)。「カナやん(西野カナ)」や「安室ちゃん」のライブは、若い女性→女性→若い男性→オッサンの順に若い女性から優先的に抽選されているのはファンの間では半ば常識ですから・・・(涙)
 
 
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Zepp DiverCity(TOKYO)
 「Zepp DiverCity(TOKYO)」です。収容人数2,473人(スタンディング時)で、2012年4月29日に開業しました。お台場の「ダイバーシティ東京プラザ」内の2階南西側にあります。


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Zepp Nagoya

 「Zepp Nagoya」です。収容人数1,792人(スタンディング時)で、 2005年3月11日に開業しました。「ささしまライブ24地区」にあります。

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大阪ミナミ中心街 客室数496室のスタイリッシュホテル「(仮称)カンデオホテルズ東心斎橋」 2016年1月27日の建設状況

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-(仮称)東心斎橋ホテル計画-

 「サンケイビル、JR西日本不動産開発、安田不動産」の3社は、大阪・東心斎橋の駐車場に「(仮称)東心斎橋ホテル計画」を建設します。

 敷地は「堺筋」に面し、「長堀橋駅」と「日本橋駅」のほぼ中間に位置します。「大阪富士屋ホテル」の南側敷地で、駐車場「パラカ東心斎橋第3」として使用されていました。

● (仮称)カンデオホテルズ東心斎橋
 全国でも有数の訪日外国人・観光客で賑わう大阪ミナミの中心エリアに位置し、観光・ビジネス共に非常にポテンシャルの高い立地です。

 こだわりの健康朝食を提供するビュッフェ形式の朝食会場・展望露天風呂を備えた客室数496室を擁する新しいスタイルの「ワンランク上のスタイリッシュホテル」として、国内13店舗を展開する「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」がテナントとして入居予定、2017年夏の完成(開業)を目指しています。

 引用資料 サンケイビル(PDF:2015/12/08)
 大阪市中央区東心斎橋にホテル建築予定

(仮称)カンデオホテルズ東心斎橋の概要
◆ 計画名-(仮称)東心斎橋ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋二丁目12番23、12番27(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅より徒歩10分、地下鉄御堂筋線「なんば」駅より徒歩10分、地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩4分、地下鉄堺筋線・千日前線・近鉄線「日本橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階
◆ 高さ-最高部62,000m、軒高59.995m
◆ 敷地面積-1,675.46㎡
◆ 建築面積-1,004.74㎡
◆ 延床面積-14,659.51㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途- ビジネスホテル(朝食会場・最上階スカイスパ完備)
◆ 客室数-496室(15㎡台~38㎡台/ダブル及びツイン)
◆ 建築主-サンケイビル、JR西日本不動産開発、安田不動産(3社の持ち分比率は3分の1ずつ)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年05月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2017年夏予定


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「位置図」です。


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南東側から見た様子です。建設現場は「堺筋」に面しています。「大阪富士屋ホテル」の南側になります。


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東側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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北東側から見た様子です。

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2016年1月29日 (金)

ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH 2016年1月27日の建設状況

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-ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH-
 長堀橋交差点の南西側に超高層タワーマンションが建設中です。この敷地には、かつて「日産プリンス大阪販売・長堀店」がありました。

 計画名は「(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画」で、地上36階、塔屋1階、地下1階、高さ125.35mの超高層タワーマンションになります。正式名称は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTHの概要
◆ 計画名-(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目50番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から徒歩7分、大阪市営地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅から徒歩11分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部125.35m
◆ 敷地面積-1,523.37㎡
◆ 建築面積-952.47㎡
◆ 延床面積-24,631.59㎡(容積対象面積16,749.57㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計25本)
◆ 地震対策-制震構造(低降伏点鋼製制振ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-246戸
◆ 建築主-東急不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション 
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年10月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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北東側から見上げた様子です。前回の撮影が2015年9月28日だったので、約4ヶ月ぶりです。 竣工は2016年2月下旬予定、入居開始は2016年3月下旬予定となっています。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見上げた様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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北東角部分です。2016年2月下旬(予定)の竣工に向けて外構工事が行われています。


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敷地東側の堺筋沿いの外構工事の様子です。


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敷地南側の植栽です。


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南西角部分です。

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ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH 2016年1月27日の建設状況

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-ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH-

 長堀橋交差点の南西側に建設中の「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」のすぐ南側では、大林組により「日本生命長堀橋ビル解体工事」が行われて更地になっていました。

 この敷地を「東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)」が取得しています。着工まで暫定的に「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」の資材置場となっていましたが、現在は「(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ」の建設工事が行われています。

 正式名称は「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」に対して、北側が「NORTH」であれば、南側は「SOUTH」になるだろうと予想していましたが、予想通り「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」となりました。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH 

ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTHの概要 
◆ 計画名-(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目45番1、45番6(地番)
◆ 交通-地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅徒歩1分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅徒歩7分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約106m(推定)、建築物98.700m
◆ 敷地面積-1,456.69㎡
◆ 建築面積-887.98㎡
◆ 延床面積-20,054.77㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計24本)
◆ 地震対策-制振構造(低降伏点鋼製制振ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-202戸
◆ 建築主-東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2015年03月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年11月下旬予定
◆ 入居開始-2017年12月下旬予定


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側のゲートが開いていました。地下躯体を構築中のようです。公式ホームページの「構造」の部分が見られるようになりました。

 基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」で、地下の支持層まで約29.0m(8本)、約65.0~68.0m(16本)の計24本の杭を打ち込むことで建物全体の高い安定性を確保しています。


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北側のゲートも開いていましたが、正面に作業員の方が2人いたので、さすがに撮影する勇気がありませんでした(笑)。

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2016年1月28日 (木)

南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2016/01/27 1基目のタワークレーン登場 その名は「サザン」 2基目は「ラピート」かも?(笑)

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-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル

 南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
 新南海会館ビル(仮称)の着工について

南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円


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「御堂筋のランドマークとなる新南海会館ビル(仮称)完成イメージ」です。


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「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。

 7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。


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「概要図」です。場所的には離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」跡地には、地上4階、地下1階、建築面積185.26㎡、延床面積663.73㎡の建物が建設される事が分かりました。

 引用資料 国土交通省(2015/10/02)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)新南海会館ビル建設工事)


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「周辺状況」です。今回のプロジェクトの範囲です。「なんばCITY東ビル」跡地も含まれています。


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「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。1基目のタワークレーンが登場しました。


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アップです。


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この現場は「逆打ち工法」を採用していますが、「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みが完了して次の工程に移行しています。

 隙間から覗いてみましたが、掘削工事が始まったばかりのようでした。これから「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出して、1階床の構築を行うので、地上部分の鉄骨建方が始まるのはもう少し先になります。


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南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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1基目のタワークレーンです。「マスト」の色が大林組カラーのオレンジとなっています。


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1基目のタワークレーンのニックネームが「サザン」となっていました。南海電気鉄道の特急列車特集のようなので2基目は「ラピート」でしょうね。まさかの「こうや」や「りんかん」だったりして?(笑)


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北西側から見た様子です。


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南海会館建替に伴う南海東ビル整備工事

 場所的には離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」が解体終わり、建設工事が行われています。

 工事名は「南海会館建替に伴う南海東ビル整備工事」となっており、「竹中工務店・南海辰村建設共同企業体」により行われています。

 国土交通省の資料により、地上4階、地下1階、建築面積185.26㎡、延床面積663.73㎡の建物が建設される事が分かりました。

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旧新歌舞伎座の「連続唐破風」のファサードを継承 (仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事 2016年1月27日の状況

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-(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事-

 難波にあった旧「大阪新歌舞伎座」は、1958年10月開場しました。「上本町YUFURA」に移転するため、2009年6月に閉館しています。2012年3月には、冠婚葬祭大手の「ベルコ」が用地を取得しています。

 「ベルコ」は既存建物の解体後にホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗などの機能を備えた複合施設「(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事」を建設する予定です。

● 旧新歌舞伎座のファサード(正面外観)を継承
 概要は、地上19階、地下1階、高さ85.85mです。用途は、ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗となります。

 設計には「隈研吾建築都市設計事務所」を起用し、「旧新歌舞伎座」のファサード(正面外観)を建物東側に継承します。
 「歌舞伎座」の意匠を活かしたと言えば、東京都中央区の「GINZA KABUKIZA(歌舞伎座タワー)」が有名ですが、こちらも設計者に「隈研吾建築都市設計事務所」が起用されています。

(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1 外(地名地番)
◆ 階数-地上19階、地下1階
◆ 高さ-85.85m
◆ 敷地面積-2,292.65㎡
◆ 建築面積-1,893.46㎡
◆ 延床面積-26,490.90㎡(容積対象面積22,349.19㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場)、店舗
◆ 建築主-ベルコ
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年01月31日(予定)
◆ 着工-2016年06月01日予定
◆ 竣工-2019年07月15日予定


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「仮囲い」の北東角が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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中央部分のフェンスの隙間から覗いてみました。既存建物の解体工事は、2015年1月5日~2016年1月31日(予定)となっていましたが、完了しているようです。


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「仮囲い」の南東角が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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建築計画のお知らせの「東立面図、北立面図」です。


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なんば新歌舞伎座の外観上の特徴であった「連続唐破風(からはふ)」のファサード(正面外観)を継承しています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。敷地の北西角と南西角は「(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事」に含まれません。

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2016年1月27日 (水)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年1月22日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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「大阪駅前地下道改良事業」と「南広場(東側)」の整備が同時に行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。「土留め壁」の構築を行っています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事を、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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数時間後に行くと、「三点式パイルドライバ」の「リーダ」が寝かされて解体されていました。西側部分の「土留め壁」の構築が終わったようです。


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更に西側部分です。

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2016年1月26日 (火)

大阪駅南側広場整備「南広場(東側) スカイウォーク(歩道橋) 2016年1月22日の建設状況 

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある整備イメージです。「歩道橋(デッキ)」は、「スカイウォーク(歩道橋)」という名称になるようでうです。「平成28年秋完成予定」となっています。


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地上から見た整備イメージです。


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全景です。「南広場(東側)」の整備と「大阪駅前地下道改良事業」が同時に行われています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の接続部分です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」の中央部分は北側に張り出しています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「サウスゲートビルディング」の接続部分です。


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暫定的な「バスプール」にオレンジのラインが引かれました。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」側から見た様子です。


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アップです。


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直角に見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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床の「デッキプレート」です。


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「エレベーター」部分です。


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「エレベーター」の基礎が埋め戻されました。

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西梅田 桜橋交差点北西角「新桜橋ビルディング」の建て替え 「新桜橋御幸ビル(仮称)新築工事」に建築計画のお知らせ掲示!

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-新桜橋御幸ビル(仮称)新築工事-

 西梅田の桜橋交差点北西角に面するオフィス・商業ビル「新桜橋ビルディング」を建て替えるための解体工事が行われています。解体工事の工事名は「新桜橋ビルディング解体撤去工事」で、解体工事は「大林組」により行われています。

 「新桜橋ビルディング」の概要は、地上6階、地下1階、延床面積約6,433㎡です。1957年9月に竣工しました。私的には、周囲のビルを巻き込んだ一体的な再開発を期待していたのですが、「新桜橋ビルディング」単独での建て替えになりました。

 「新桜橋御幸ビル(仮称)新築工事」は、地上14階、塔屋1階、高さ59.95m、延床面積9,579.94㎡(容積対象床面積8,627.06㎡)のオフィスと店舗で構成されるビルとなります。

新桜橋御幸ビル(仮称)新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目17番1(地名地番)
◆ 階数-地上14階、塔屋1階
◆ 高さ-最高部59.95m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-863.29㎡
◆ 建築面積-737.40㎡
◆ 延床面積-9,579.94㎡(容積対象床面積8,627.06㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-御幸ビルディング
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2015年10月01日
◆ 着工-2016年05月01日予定
◆ 竣工-2017年09月30日予定


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南側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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「新桜橋御幸ビル(仮称)新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「南立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年1月25日 (月)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/01/22 地中障害物の撤去が本格化!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年1月22日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。曇るように念じていましたが、願いが通じなくて、太陽光でガラスに写り込みがひどかったです・・・


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撮影日2016年1月22日 「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」が完了して次の工程に移行しています。


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撮影日2016年1月22日 地中障害物の撤去が本格的に行われています。


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撮影日2016年1月22日 「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年1月22日
 この現場は、ほぼ「逆打ち工法」が採用されるのは間違いないので、「場所打ちコンクリート杭」の構築および「構真柱(こうしんちゅう)」を建込む部分の地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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撮影日2016年1月22日 1台目の「三点式パイルドライバ」、日本車輌製造の「DH658-135M」です。


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撮影日2016年1月22日 「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年1月22日 2台目の「三点式パイルドライバ」、日立住友重機械建機クレーン(旧:日立製品)の「PD135」です。


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撮影日2016年1月22日 「ロックオーガ」が装着されていると思われますが、よく見えません。


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撮影日2016年1月22日 角度を変えて見ると「ロックオーガ」に間違いないですね。


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撮影日2016年1月22日 「セメントミルクプラント」と安定液を循環させる「スラッシュタンク」です。


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撮影日2016年1月22日 この部分で、打ち抜かれた「地中障害物」を細かく砕いています。


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撮影日2016年1月22日 東側部分です。「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から「仮囲い」越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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撮影日2016年1月22日 西側部分です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/01/22

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年1月22日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年1月22日 アップです。そろそろ地上部分の鉄骨建方が始まっているかな? と思って行きましたが、まだ始まっていませんでした。


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撮影日2016年1月22日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年1月22日 アップです。


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撮影日2016年1月22日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路があります。


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撮影日2016年1月22日
 「開口部」です。地下1階床の解体が終わり、「梁」が姿を現しています。地下に伸びるスロープの続きの工事が行わています。

 この現場は、最初に1階床を構築して、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築していきます。


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撮影日2016年1月22日
 南側から見た様子です。この現場は、 ♪上下上上下上下下♪ の2ヶ所から撮影しないといけないので大変です(笑)。


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撮影日2016年1月22日 西側部分です。


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撮影日2016年1月22日 「スロープ」は2つの経路がある事が分かります。


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撮影日2016年1月22日
 「開口部」です。この部分も既存建物の地下1階床の解体が終わりました。下に見えているのは、既存建物の地下2階床です。地下2階床もやがて解体されます。


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撮影日2016年1月22日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年1月22日 西側部分です。

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2016年1月24日 (日)

「扇町公園」の近く 地上30階、高さ約107mの「(仮称)大阪扇町計画新築工事」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)大阪扇町計画新築工事-

 「扇町公園」の近くに、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ107.68mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪扇町計画新築工事」が計画されています。

 「建設ニュース」に載っていたので、「建築計画のお知らせ」が掲示されたと判断して見に行ってきました。予想通り掲示されていました。

 「(仮称)大阪扇町計画新築工事」は、地下鉄堺筋線扇町駅近くの「堀川ビル」の跡地に建設されます。地上4階の「堀川ビル」には、「大日本住友製薬」の子会社の「ニチエイ産業」や「エイコーサービス」が入っていましたが、ビルの北側にあった地上2階の立体駐車場「ニチエイパーキング」と共に「住友不動産」に63億4500万円で売却されています。

(仮称)大阪扇町計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区野崎町26番1の一部(地名地番)
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-107.68m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,944.12㎡
◆ 建築面積-2,650.41㎡
◆ 延床面積-49,818.03㎡(容積率対象面積34,581.31㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年06月中旬頃予定
◆ 竣工-2019年03月末頃予定


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敷地南側の地上4階の「堀川ビル」の解体工事が行われています。


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敷地北側の地上2階の立体駐車場「シスコンパーク野崎町(旧:ニチエイパーキング)」は、ほぼ解体工事が終わっています。

 解体工事が始まるまで、「ニチエイパーキング」は、住友不動産系の「シスコンパーク野崎町」に名称を変更して営業していました。


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南西側から見た様子です。


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「堀川ビル」に足場が組まれています。


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立体駐車場「シスコンパーク野崎町(旧:ニチエイパーキング)」の解体工事を西側から見た様子です。


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北西側の「野崎公園」から見た様子です。


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「(仮称)大阪扇町計画新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。


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「配置図」です。


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「(仮称)大阪扇町計画新築工事」の予定地の北西側は、「野崎公園」となっています。


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「野崎公園」の南側には、「読売新聞大阪本社東館」があります。


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「(仮称)大阪扇町計画新築工事」の予定地の近くには、広大な「扇町公園」があります。奥に見えるのは「関西テレビ放送」の本社が入っている「関テレ扇町スクエア(旧:扇町キッズパーク)です。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2016年1月22日の建設状況 

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-
 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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上層階は北側に飛び出しています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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下層階の北側に飛び出している部分も工事が始まりました。


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北側から見た様子です。


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最高部を南西側から見た様子です。塔屋を含めて最高部に到達しています。


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最高部を南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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南西側から見た下層階の様子です。

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2016年1月23日 (土)

「ザ・シンフォニーホール」の東側 地上39階、高さ約133mの「(仮称)大淀南2丁目計画」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)大淀南2丁目計画-

 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区に、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)(仮称)大淀南2丁目計画」が計画されています。

 「建設ニュース」に載っていたので、「建築計画のお知らせ」が掲示されたと判断して見に行ってきました。北区大淀南二丁目だったので、「ホテルプラザ」跡地がマンションに計画変更されたと思って行きましたが、1周回っても「建築計画のお知らせ」が見当たりません・・・

 こうなれば周囲を探すしかありません。「ザ・シンフォニーホール」の道路を挟んで東側に掲示されていました。まさかこんな場所とは! 全く想像していませんでした。
 「積水ハウス」が敷地内の複数の建物を集約化して、「グランドメゾン」シリーズの超高層マンションを建設するようです。

(仮称)大淀南2丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 階数-地上39階、塔屋2階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-約2,700㎡
◆ 建築面積-約1,524㎡
◆ 延床面積-約36,295㎡(容積率対象面積25,547㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日予定
◆ 竣工-2019年06月31日予定


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(仮称)大淀南2丁目計画店舗棟新築工事
 先に敷地南側に「(仮称)大淀南2丁目計画店舗棟新築工事」を行っています。敷地内の店舗等をこの建物に集約化すると思われます。

 「労災保険関係成立票」によると工期は、2015年7月1日~2016年1月15日になっていたので、建物自体は竣工しているようです。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。「(仮称)大淀南2丁目計画店舗棟新築工事」に移転後、敷地内の既存建物を解体すると思われます。


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「(仮称)大淀南2丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図」です。高さ約133mは建物高さです。「南側立面図」を拡大して測ると、最高部は約138mくらいでした。


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「配置図」です。道路で囲まれた街区のすべての建物を集約化に成功しているようです。このような計画が水面下で進んでいたとは全く知りませんでした。


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(おまけ)
 北側の「ホテルプラザ」跡地です。「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院の建設が計画されていました。

 地上28階搭屋、高さ125.5mの事業棟と地上14階搭屋、高さ74.3mの医療棟で構成される予定でしたが、一向に動きが無いので、この計画は凍結された可能性が極めて高いですね・・・

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016/01/22 足場の設置が始まる!

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。注文者は「大阪ターミナルビル」、施工者は「大鉄工業」で、現場事務所は北側の駐車場棟「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の2階に設置しています。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日となっています。解体工事の完了後に、「大弘ビル」跡地の南西側に仮設郵便局を移し、本体工事に着手する予定です。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成


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解体工事が行われている「大弘ビル」を南西側から見た様子です。南東側壁面に足場の設置が始まりました。


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足場です。


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「仮囲い」に、オリジナルアートが描かれています。近隣の「大阪モード学園」の学生が「未来」をテーマに描いたオリジナルアートです。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。塔屋も足場で囲まれています。

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2016年1月22日 (金)

名古屋市 竣工した地上34階、高さ約175mの「大名古屋ビルヂング」 「大名古屋ビル Shops & Restaurants」は、2016年3月9日(水)グランドオープン!

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-大名古屋ビルヂング-
 
名古屋駅前のランドマークとして半世紀の歴史を歩んだ「大名古屋ビルヂング」は、2012年9月30日に閉館しました。

 隣接するホテル「ロイヤルパークイン名古屋」と一体的に再開発され、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ174.70mの超高層ビルに建て替えられました。新ビルの名称は「大名古屋ビルヂング」です。

 「大名古屋ビルヂング」は、2015年10月31日に竣工し、11月1日から7階~16階の「大名古屋ビルLifestyle&Services」及び4階の金融サービスゾーンが順次開業しています。

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/11/02)
 「大名古屋ビルヂング」竣工 ~中部圏の玄関口となる名古屋駅前に国際的・広域的な業務拠点を形成~ 

● 2016年3月9日(水)グランドオープン
 2016年3月9日(水)には、地下1階~5階の「大名古屋ビル Shops & Restaurants」がグランドオープンします。名古屋初登場、名駅前初登場を含む74店舗が集積する商業施設として誕生します。

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/12/09)
 大名古屋ビルヂング 2016年3月9日(水)グランドオープン “大名古屋ビルShops & Restaurants” 全74店舗 “大名古屋ビルLifestyle & Services”14テナント 決定 

大名古屋ビルヂングの概要
◆ 計画名-名駅三丁目27番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-174.70m
◆ 敷地面積-9,155.56㎡
◆ 建築面積-6,563.39㎡
◆ 延床面積-147,871.79㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(7階~33階)、店舗(地下1階~地上4階)、地域冷暖房プラント等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月23日(本体工事)
◆ 竣工-2015年10月31日
◆ オープン-2015年11月01日(7階~16階の「大名古屋ビルLifestyle&Services」及び4階の金融サービスゾーン順次開業)、2016年03月09日(地下1階~5階の「大名古屋ビル Shops & Restaurants」グランドオープン)


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「JRセントラルタワーズ」の15階に位置する「スカイストリート」から見た下層階の様子です。


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7階~16階が「大名古屋ビルLifestyle&Services」、地下1階~5階が「大名古屋ビルShops&Restaurants」、5階屋上庭園が「Sky Garden(スカイガーデン)」、1階北側広場が「Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)」、地下1階地下街が「ダイナード(旧名称を継承)」となります。


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屋上庭園「Sky Garden(スカイガーデン)」です。2016年3月9日から一般の人も入る事が出来ると思われます。


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この部分にも植栽が行われています。


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南東側の「屋上庭園」です。


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「大名古屋ビルヂング」のロゴです。


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下層階の外壁は、「カーテンウォール」の外側にもガラスが取り付けられており、デザインが凝っています。


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地上から見た様子です。


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真下から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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下層階の様子です。


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屋上庭園「Sky Garden(スカイガーデン)」です。


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正面エントランス前の歩道もきれいに整備されています。


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正面エントランスです。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。


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最高部です。


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ヘリコプターが離着陸出来る「H表示」の本格的な「ヘリポート」が設置されています。


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下層階の様子です。


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南東側の「屋上庭園」です。


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北東側から見た様子です。裏側とは言え、この部分の「電線類地中化」が行われていないのが残念です・・・


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敷地北東側には、1階北側広場「Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)」が整備されています。


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「JFEエンジニアリング」は、「大名古屋ビルヂング」北側の歩道沿いに「機械式駐輪装置」を組み込んだ地下設備「サイクルツリー」を4基設置しました。



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「サイクルツリー」は、地上部で見えるのは入出庫ブースだけですが、4基で地下に合計952台を駐輪出来ます。利用者が自転車を出し入れする際に要する時間はわずか23秒です。


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サイクルツリー

 「サイクルツリー」は、円筒型のスペース(直径約7m×深さ約25m)の中に「機械式駐輪装置」を組み込んだ地下設備です。

 引用資料 JFEエンジニアリング(2013/07/31)
 JR名古屋駅前で「サイクルツリー」を受注 ~大阪に続いて大都市圏でオフィスビル内駐輪場に採用~輪場に採用~

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2016年1月21日 (木)

東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画 Part4:新設される下りホーム「新西口改札(南側)」 2016年1月10日の建設状況

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-東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を進めています。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に新快速電車が停車するプラットホームを整備します。

 また、既存の駅舎とは「乗換通路」で接続して、昇降設備としてエレベーター・エスカレーター・階段が設置されます。概算事業費は約48億円、2016年春に供用開始する予定です。

 JR西日本 ニュースリリース(2013/04/17)
 東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について


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ホームの新設に合わせて、大阪方の端に「新西口改札(北側)」と「新西口改札(南側)」が新設されます。既存の「西口改札」との連絡は無く、3つの改札口は別々になるようです。


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新西口改札(南側)

 増設される下りホーム(大阪方面行き)」専用の「新西口改札(南側)」のイメージです。無人の簡易な改札口になるようです。今は「青春18きっぷ」等でも、画像の伝送と音声により遠隔操作で改札機が開けられるので問題はないと思います。


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「新西口改札(南側)」の建設現場です。


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「新西口改札(南側)」です。


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京都方から見た「新西口改札(南側)」です。


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大阪方から見た「新西口改札(南側)」です。


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「新西口改札(南側)」の前です。


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JR高槻駅には現在も「西口」があります。地下1階には改札口もあります。JR高槻駅をよく利用する方でも橋上駅舎の「中央口」は知っていても、「西口」の存在を知らない方が結構います。


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西口の改札内コンコースです。


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改札内コンコースから見た「改札機」です。


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改札外コンコースから見た「改札機」です。


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改札外コンコースを出ると京都方に、南北を結ぶ地下通路があります。更に京都方には、「東海道本線(JR京都線)」をアンダーパスする道路が走っています。このような地下構造のため3つの改札口が別々になるのだと思われます。

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東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画 Part3:新設される上りホーム「新西口改札(北側)」 2016年1月10日の建設状況

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-東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を進めています。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に新快速電車が停車するプラットホームを整備します。

 また、既存の駅舎とは「乗換通路」で接続して、昇降設備としてエレベーター・エスカレーター・階段が設置されます。概算事業費は約48億円、2016年春に供用開始する予定です。

 JR西日本 ニュースリリース(2013/04/17)
 東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について


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ホームの新設に合わせて、大阪方の端に「新西口改札(北側)」と「新西口改札(南側)」が新設されます。既存の「西口改札」との連絡は無く、3つの改札口は別々になるようです。


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新西口改札(北側)
 増設される上りホーム(京都方面行き)専用の「新西口改札(北側)」のイメージです。無人の簡易な改札口になるようです。今は「青春18きっぷ」等でも、画像の伝送と音声により遠隔操作で改札機が開けられるので問題はないと思います。


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「新西口改札(北側)」の建設現場です。


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「新西口改札(北側)」です。


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京都方から見た「新西口改札(北側)」です。


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大阪方から見た「新西口改札(北側)」です。


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「新西口改札(北側)」の前です。


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JR高槻駅には現在も「西口」があります。地下1階には改札口もあります。JR高槻駅をよく利用する方でも橋上駅舎の「中央口」は知っていても、「西口」の存在を知らない方が結構います。


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西口の改札内コンコースです。


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改札内コンコースから見た「改札機」です。


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改札外コンコースから見た「改札機」です。


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改札外コンコースを出ると京都方に、南北を結ぶ地下通路があります。更に京都方には、「東海道本線(JR京都線)」をアンダーパスする道路が走っています。このような地下構造のため3つの改札口が別々になるのだと思われます。

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2016年1月20日 (水)

東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画 Part2:新快速専用の下り新設ホーム(大阪方面行き) 2016年1月10日の建設状況

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-東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を進めています。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に新快速電車が停車するプラットホームを整備します。

 また、既存の駅舎とは「乗換通路」で接続して、昇降設備としてエレベーター・エスカレーター・階段が設置されます。概算事業費は約48億円、2016年春に供用開始する予定です。

 JR西日本 ニュースリリース(2013/04/17)
 東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について

● 方向別複々線のメリットが無くなる
 東海道本線(JR京都線)は、「方向別複々線」になっています。「方向別複々線」では同じホームで乗り換えが出来て便利です。

 しかし、「高槻駅」では一番外側の「待避線」を廃止し、新快速電車が停車するプラットホームを整備すると「方向別複々線」なのに同じホームで乗り換えが出来なくなります。


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JR高槻駅に「昇降式ホーム柵」を設置
 「JR西日本」は、扉の枚数が異なる車両にも対応できる「昇降式ホーム柵」の開発に取り組んでおり、JR神戸線の「六甲道駅」で試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ちました。

 この結果、JR京都線の「高槻駅」で工事を進めている「新快速専用の新設ホーム」に「昇降式ホーム柵」を整備することとなりました。
 2016年春の「新快速専用の新設ホーム」の供用開始と同時に「昇降式ホーム柵」も供用開始されます。

 引用資料 JR西日本 ニュースリリース(2015/03/18)
 六甲道駅「昇降式ホーム柵」を継続設置します 「昇降式ホーム柵」を高槻駅に設置します   

 JR高槻駅は、「新快速専用の新設ホーム」によって方向別複々線のメリットが無くなります。既存のホームを拡幅せずにホームを新設したのは、「昇降式ホーム柵」を設置するのが大きな理由だったのかも知れません。 


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JR西日本の昇降式ホーム柵(六甲道駅)
 
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末まで試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ったため、2015年4月以降も継続設置されています。


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増設される「下りホーム(大阪方面行き)」の京都方の端です。


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橋上駅舎の下あたりです。


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大阪方から見た橋上駅舎です。


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京都方から見た「乗換通路」です。


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京都方に「エスカレーター」が設置されています。


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中央に「エレベーター」が設置されています。


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大阪方に「階段」が設置されています。


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大阪方から見た「乗換通路」です。


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JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」の設置準備も同時に行われています。


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この部分には、ツインの昇降機が設置されます。


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この部分には、シングルの昇降機が設置されます。


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増設される「下りホーム(大阪方面行き)」は、廃止された「上り外待避線(8番線)」の上に建設されています。ホームの有効長260m、幅員約5m~6mとなります。


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更に大阪方です。


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フェンスではなく、壁が設けられたので、横殴りの雨の日や風の強い冬などは助かります。


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更に大阪方に進んで、京都方に振り返った様子です。


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大阪方の端に「新西口改札(南側)」が新設されます。


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大阪方から京都方に振り返った様子です。


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駅の外から見た増設されるされる「下りホーム(大阪方面行き)」の外壁です。

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北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと) JR西日本が取得したJR岸辺駅の北口交通広場に面する「駅前複合施設」用地 2016年1月10日の状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

 吹田市 公式ホームページ
 北大阪健康医療都市(愛称:健都(けんと))・医療クラスターの形成に向けて

 キーワードは「健康と医療」です。「国立循環器病研究センター」と「吹田市民病院」の移転が完了すると「大阪大学医学部附属病院」を含め日本屈指の高度医療が受けられる病院が集積する地域になります。


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4街区の一部をJR西日本が取得
 都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。

 引用資料  UR都市機構(PDF)
 吹田操車場跡地 - UR都市機構

 募集用途は住宅を除く「複合(商業・公益施設等)」で、建ぺい率は80%、容積率は600%となっています。JR西日本は、「生活利便施設等医療クラスター支援施設」を建設する予定です。


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北側角の仮囲いの一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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「埋蔵文化財発掘調査」が行なわれているようです。


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掘削土が山積みされています。


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東側角の仮囲いの一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。

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2016年1月19日 (火)

東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画 Part1:新快速専用の上り新設ホーム(京都方面行き) 2016年1月10日の建設状況

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-東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を進めています。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に新快速電車が停車するプラットホームを整備します。

 また、既存の駅舎とは「乗換通路」で接続して、昇降設備としてエレベーター・エスカレーター・階段が設置されます。概算事業費は約48億円、2016年春に供用開始する予定です。

 JR西日本 ニュースリリース(2013/04/17)
 東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について

● 方向別複々線のメリットが無くなる
 東海道本線(JR京都線)は、「方向別複々線」になっています。「方向別複々線」では同じホームで乗り換えが出来て便利です。

 しかし、「高槻駅」では一番外側の「待避線」を廃止し、新快速電車が停車するプラットホームを整備すると「方向別複々線」なのに同じホームで乗り換えが出来なくなります。


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JR高槻駅に「昇降式ホーム柵」を設置
 「JR西日本」は、扉の枚数が異なる車両にも対応できる「昇降式ホーム柵」の開発に取り組んでおり、JR神戸線の「六甲道駅」で試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ちました。

 この結果、JR京都線の「高槻駅」で工事を進めている「新快速専用の新設ホーム」に「昇降式ホーム柵」を整備することとなりました。
 2016年春の「新快速専用の新設ホーム」の供用開始と同時に「昇降式ホーム柵」も供用開始されます。

 引用資料 JR西日本 ニュースリリース(2015/03/18)
 六甲道駅「昇降式ホーム柵」を継続設置します 「昇降式ホーム柵」を高槻駅に設置します   

 JR高槻駅は、「新快速専用の新設ホーム」によって方向別複々線のメリットが無くなります。既存のホームを拡幅せずにホームを新設したのは、「昇降式ホーム柵」を設置するのが大きな理由だったのかも知れません。 


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JR西日本の昇降式ホーム柵(六甲道駅)
 
JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」は、ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。

 JR西日本は、神戸線の「六甲道駅」の上り線3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置し、2014年12月13日~2015年3月末まで試行運用を行っていましたが、実用化の目処が立ったため、2015年4月以降も継続設置されています。


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増設される「上りホーム(京都方面行き)」の京都方の端です。


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橋上駅舎の下あたりです。


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京都方から見た「乗換通路」です。


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京都方に「エスカレーター」が設置されています。


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中央に「エレベーター」が設置されています。


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大阪方に「階段」が設置されています。


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大阪方から見た「乗換通路」です。「乗換通路」は、「JR高槻駅NKビル」の南側に設置されています。


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更に大阪方に進んで、京都方に振り返った様子です。


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JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」の設置準備も同時に行われています。


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この部分には、ツインの昇降機が設置されます。


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この部分には、シングルの昇降機が設置されます。


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増設される「上りホーム(京都方面行き)」は、廃止された「上り外待避線(1番線)」の上に建設されています。ホームの有効長260m、幅員約4m~6mとなります。



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更に大阪方です。フェンスではなく、壁が設けられたので、横殴りの雨の日や風の強い冬などは助かります。


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大阪方の端に「新西口改札(北側)」が新設されます。


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大阪方から京都方に振り返った様子です。


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駅の外から見た増設される「上りホーム(京都方面行き)」の外壁です。

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MUSEたかつきに隣接 「愛仁会高槻病院」新病棟建て替え 2016年1月10日の建設状況

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-愛仁会高槻病院-

 「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。

 「MUSEたかつき」に「愛仁会リハビリテーション病院」が、2011年7月に開院しましたが、既存の「愛仁会高槻病院」新病棟建て替えも行われています。

 社会医療法人愛仁会高槻病院 → 新病棟建て替えについて 

愛仁会高槻病院新病棟の概要
◆ 所在地-大阪府高槻市古曽部町一丁目138番1号他20筆
◆ 階数-地上9階
◆ 高さ-35.64m
◆ 敷地面積-11,431.56㎡
◆ 建築面積-5,690.70㎡
◆ 延床面積-31,266.43㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-477床
◆ 建築主-社会医療法人 愛仁会
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2017年10月予定(Ⅱ期棟)


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「MUSEたかつき」の街区ではありませんが、既存の「愛仁会高槻病院」の北側で新病棟への建て替えが行われています。


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建替えステップ

 「建替えステップ」です。1度に建設するのではなく、2段階に分けて建設されます。2014年10月10月27日に「新病院Ⅰ期棟」がオープンしました。「新病院Ⅱ期棟」は 2017年10月にオープン予定です。

 引用資料 社会医療法人愛仁会高槻病院
 建替えステップ(PDF)


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「新病院Ⅱ期棟」の工事を南西側から見た様子です。


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2014年10月10月27日にオープンした「新病院Ⅰ期棟」を南西側から見た様子です。


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「新病院Ⅱ期棟」の工事を西側から見た様子です。


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鉄筋が地上に姿を現しています。


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「新病院Ⅱ期棟」のオープン後に、敷地南側の「新館(写真手前)、東館(写真奥)」が解体されます。


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「新病院Ⅱ期棟」の工事を東側から見た様子です。


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「新病院Ⅰ期棟」を南東側から見た様子です。


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「新病院Ⅰ期棟」の南側の外壁は、「新病院Ⅱ期棟」と一体化するためこのような状態になっています。

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2016年1月18日 (月)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年1月13日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「土留め壁」の構築を行っています。


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「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事を、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。


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「三連型アースオーガ」のアップです。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」の構築を行っています。

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京都大学医学部附属病院 災害発生時や臓器移植時に迅速な対応が出来るヘリポートを備えた新病棟「南病棟」が完成!

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-京都大学医学部附属病院 新病棟「南病棟」-

 「京都大学」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、京大病院東構内に「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」を建設していました。

 総事業費約86億円をかけて建設された「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」は、新病棟「南病棟」として完成し、2015年12月23日に記念式典が行われ、一般診療や入院患者の受け入れを12月27日から開始しました。

 新「南病棟」の概要は、免震構造の地上8階、地下1階、最高部高さ34.99m、延床面積22,708.19㎡、病床数は計414床(198室)となっています。「接続棟」と「渡り廊下」も同時に建設されました。

 災害発生時の対応強化や、重症患者の転送受入、臓器移植時の搬送などに対応するため、屋上部にヘリポート(24m×24m)を設置しています。ヘリポートは、2016年1月下旬から運用開始予定です。


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南東側から見た様子です。


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屋上部の「ヘリポート(24m×24m)」です。ヘリポートはしばらく訓練などを行い、2016年1月下旬から本格的な運用開始予定です。

 Googleマップの空撮写真を見ても分かりますが、「京都大学医学部附属病院」には意外にもヘリポートがありませんでした。これまでは他の病院のヘリポートなどを使い、移植用臓器の搬送などを行っていました。

 今回のヘリポート新設で、搬送時間がこれまでに比べ、30分~1時間程度短縮出来る見込みです。また、遠隔地からの患者受け入れがスムーズになり、災害時の拠点としても期待出来ます。


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「接続棟」と「渡り廊下」です。


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南側から見た様子です。


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新「南病棟」の南側部分です。


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南側には広場が設けてあり、植栽が行われています。


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南西側から見た様子です。


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同じような病棟が並んでします。手前が新「南病棟」で、奥が「積貞棟」です。更に奥にあるのが建て替えられる予定の旧「南病棟」です。

 「京都大学医学部附属病院」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、玉突きのように病棟の建て替えを行っています。


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北西側から見た様子です。


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「接続棟」と「渡り廊下」です。写真右側が新「南病棟」で、写真左側が「積貞棟」です。


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積貞棟
 「積貞棟」は、任天堂の故山内溥氏により、築後30年以上が経過した病棟を抱える本院の現状に「京大病院にふさわしい病棟を建ててほしい」との寄附により建設されました。概要は、地上8階、地下1階、延床面積約20,379㎡で、2010年3月に竣工しました。


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京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)
 Ⅰ期病棟の「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」が新「南病棟」として開院したので、次は「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟」の整備が行われます。

 「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟」」は、「積貞棟」の北側にある旧「南病棟」と「RI診療棟」を解体して建設されます。「積貞棟」や新「南病棟」と同じような外観になると思われます。

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2016年1月17日 (日)

大阪駅南側広場整備「南広場(東側) 2016/01/13 「スカイウォーク(歩道橋)」に屋根の設置が始まる!

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある整備イメージです。「歩道橋(デッキ)」は、「スカイウォーク(歩道橋)」という名称になるようでうです。「平成28年秋完成予定」となっています。


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地上から見た整備イメージです。


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全景です。「南広場(東側)」の整備と「大阪駅前地下道改良事業」が同時に行われています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」です。床が敷かれています。屋根の設置も始まっています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の接続部分です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「サウスゲートビルディング」の接続部分です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」側から見た様子です。


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アップです。


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少し角度を変えた様子です。


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直角に見た様子です。


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アップです。屋根の設置が行われています。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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屋根は、「スカイウォーク(歩道橋)」の北側にのみに設置されているのが分かります。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「サウスゲートビルディング」の接続部分です。

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名古屋市 「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」を一体的に再開発? 2016年1月7日の解体状況

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-菱信ビル解体工事-

 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。
 中央の「菱信ビル」だけ残っていましたが、解体工事が行われています。解体工事の工事名は、「菱信ビル解体工事」で、工期は2015年8月24日~2016年10月31日(予定)となっています。

 跡地に何が建設されるのかは具体的にまだ何も発表されていませんが、普通に考えて一体的に再開発されるのは誰の目にも明らかです。


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「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しています。将来の再開発を見込んでいずれも期限付きでの入居です。「白川第三ビル」の跡地は、暫定的に駐車場として使用されています。

● 一部単独で建て替え?
 「菱信ビル」の地権者である「むさし企業」は、土地保有分248坪(ミッドランド正面側)は単独敷地にて建替えを行う方針と発表しています。

 むさしコーポレーション・ニュース(2015/06/11)
 菱信ビル解体のお知らせについて 

 単独で建て替えると「ミッドランドスクエア」側が凹んだ敷地形状になります。そのまま単独で建てるのか? それとも土地の等価交換を行って端に建てるのか? 地権者間の交渉の駆け引きのために発表したのか? 私には分かりません。


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南側部分です。重機でバリバリ解体しています。


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北側部分です。塔屋部分を解体しています。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年1月16日 (土)

日本電産 約200億円を投資して、関西文化学術研究都市に「日本電産株式会社 生産技術研究所」を建設!

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-日本電産株式会社 生産技術研究所-

 モーター大手の「日本電産」が、次世代のものづくり技術を開発する新施設「生産技術研究所」を、京都府精華町の関西文化学術研究都市に建設します。

 投資予定額は200億円で、約300人体制で立ち上げて順次増強します。最終的な人員体制は1,000人規模を目指し、京都の製造業では最大級の研究所となる見込みです。

 引用資料 日本電産・ニュースリリース(2016/01/07)
 「生産技術研究所」建設の計画について

 「生産技術研究所」は、世界一のモータ総合研究所を目指し創設された「中央モーター基礎技術研究所(川崎市)」とともに、日本電産グループの製品に関し、ものづくりの基礎研究から応用研究まで一貫して取り組みます。

 「生産技術研究所」の建設に向け、首都圏を含む複数の候補地を検討していたようですが、けいはんな学研都市にある土地の購入につき、所有者である「SCSK株式会社」と基本合意に至りました。京都府からの働きかけに加え、本社とのアクセス、地域貢献などを考慮して選んだとみられます。

 日本電産のニュースリリースでは正確な場所が分かりませんでしたが、建設予定地の地図が「京都新聞」に載っていました。「京セラ中央研究所」の道路を挟んだ西側のようです。

 建設予定地の地図 京都新聞(2016/01/07)
 日本電産、関西学研都市に研究所 京都の製造業で最大級 

日本電産・ 生産技術研究所の概要
◆ 名称-日本電産株式会社 生産技術研究所
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町光台三丁目
◆ 階数-地上4階
◆ 敷地面積-約27,000㎡
◆ 建物床面-約37,000㎡
◆ 工事期間-2016年10月~2017年12月(予定)
◆ 投資予定額-約200億円(土地・建物、設備等総額)


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日本電産・本社
 
「日本電産」の本社は、京都府京都市南区久世殿城町338番地にあります。地上22階、地下2階、高さ約100mで、2003年4月の竣工時には、企業規模と比べて「分不相応」なほど広く感じましたが、その後の急成長により今では逆に狭いくらいに感じます。

 2015年3月期の連結売上高で遂に1兆円を突破しました。2015年3月期の連結売上高1,028,385百万円、連結営業利益111,218百万円という超優良企業です。
 決算短信によると2016年3月期は、連結売上高1,150,000百万円(11.8%増)、連結営業利益130,000百万円(17.2%増)を予想しています。

 日経平均株価はここ最近暴落を続けて、「日本電産」の株価も大幅に下がっていますが、それでも1月15日(金)の終値時点で時価総額は2,286,155百万円と2兆円を超えています。時価総額は日本の上場企業中で43位です。

 「日本電産」の創業者であり社長である「永守重信氏」は超ワンマンですが、卓越した経営手腕により一代で巨大企業グループを築き上げました。「荒唐無稽」とも思えるような高い目標を掲げますが、それを有言実行してきました。

 今は、「2020年2兆円、2030年10兆円」という非常に高いグループ売上目標を掲げていますが、今の勢いなら「2020年2兆円」は充分可能なような気がします。


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サントリー ワールド リサーチセンター

 サントリーホールディングスが、京都府・精華町の「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」に建設していた新研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター」が2015年5月26にオープンし、2015年7月10日に開所式が行われました。

サントリー ワールド リサーチセンターの概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町精華台八丁目1-1
◆ 階数-地上4階
◆ 敷地面積-約49,000㎡
◆ 建築面積-約7,600㎡
◆ 延床面積 -約23,600㎡
◆ 建築主-サントリーホールディングス
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年05月08日(起工式)
◆ オープン-2015年05月26日、2015年07月10日(開所式)
◆ 建設費-約100億円


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精華大通り
 関西文化学術研究都市の中心の幹線道路「精華大通り」です。延々と「メタセコイア」の並木が続いていて美しい通りとなっています。

 「サントリー ワールド リサーチセンター」に続き、「日本電産株式会社 生産技術研究所」も精華大通り沿いに建設されるようです。

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ささしまライブ24地区 竣工した「中京テレビ放送新社屋」 全面移転は2016年11月予定!

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-中京テレビ放送新社屋-
 「中京テレビ放送」は、「ささしまライブ24地区」に新社屋を建設しました。新社屋の規模は、地上11階、塔屋1階、高さ60.90m(電波塔最高部159.29m)で、総事業費は約200億円です。

 津波や高潮での浸水に備えて敷地を嵩上げしています。地震対策として液状化対策を実施し、名古屋の放送局では初の「基礎免震構造」を採用しています。また7日間連続運転を可能とする「非常用発電機」を高層階に配備しています。

 建物は2015年11月30日に竣工し、12月7日に竣工式が行われました。順次移転作業を進めて放送機器類の試験運転などが行われ、2016年11月に全面移転する予定です。

中京テレビ放送新社屋の概要
◆ 計画名-中京テレビ放送新社屋新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町4(名古屋都市計画事業ささしまライブ24地区区画整理事業仮換地)
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-建物60.90m(電波塔最高部159.29m)
◆ 敷地面積-7,120.52㎡
◆ 建築面積-4,294.14㎡
◆ 延床面積-27,667.31㎡(他に駐車場棟1,814.83㎡、キャノピー棟32.00㎡、給油所8.10㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(スマートパイルヘッド)
◆ 地震対策-基礎免震構造(1階床下に「積層ゴムアイソレーター、直動転がり支承、すべり支承、オイルダンパー」の4種類の免震装置を51基配置)
◆ 用途-放送局(テレビスタジオ)
◆ 建築主-中京テレビ放送
◆ 設計者・監理者-伊藤・日建設計監理共同企業体(伊藤建築設計事務所、日建設計)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年02月28日(地鎮祭)、2014年03月25日(着工)
◆ 竣工-2015年11月30日(竣工)、2015年12月07日(竣工式)
◆ 全面移転-2016年11月予定
◆ 総事業費-約200億円


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た全景です。建設中の「グローバルゲート ウエストタワー」と重なって「電波塔」しか見えませんでした。「グローバルゲート ウエストタワー」が完成するとすべて隠れます。


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「中京テレビ放送新社屋」の全景です。


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「電波塔」です。「電波塔」部分は、複雑な鉄骨を「アルミカーテンウォール」で覆っています。「電波塔」は高さ約100mで、電波塔最高部は159.29mです。


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「中京テレビ放送」のロゴです。


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建物部分です。


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地震対策として「基礎免震構造」を採用しています。1階床下に「積層ゴムアイソレーター、直動転がり支承、すべり支承、オイルダンパー」の4種類の免震装置を51基配置しています。


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敷地西側部分です。小さな建物は「給油所」でしょうか?


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敷地北側部分です。津波や高潮での浸水に備えて敷地を嵩上げしています。


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名古屋臨海高速鉄道の「ささしまライブ駅」から一番近い建物北西側にエントランスを設けています。


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敷地東側部分です。津波や高潮での浸水に備えて敷地を嵩上げしています。

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2016年1月15日 (金)

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2016/01/13 最高部に到達!

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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上層階は北側に飛び出しています。


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北側から見た様子です。


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最高部です。塔屋を含めて最高部に到達しています。中央に見えるのは「ヘリポート」でしょうか?


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東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。

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名古屋市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」 2016年1月7日の建設状況

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-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画-
 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが行われています。2015年4月1日に着工しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2015/03/27)
 「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」着工 

 施設完成後に「御園座」が、地上2階~4階部分に整備する劇場所有権を取得する見通しです。5階~40階の共同住宅部分は、積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」シリーズとなります。  

(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-建物約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-3,641.04㎡
◆ 延床面積-56,128.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、劇場(1,298席)、店舗(1区画)
◆ 総戸数-304戸(5階~40階)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年04月01日
◆ 竣工-2017.年12月予定
◆ 入居開始-2018年01月予定 


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「御園座」の外観です。伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。


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南北断面図です。地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mですが、最高部は約160mとなっています。

 引用資料 名古屋市
 (仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業 


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北東側から見た様子です。


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クレーンが複数見えます。週間の作業予定を見ると「基礎躯体工事」となっていましたが、外からはどのような工事を行っているのかさっぱり分かりません。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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2016年1月14日 (木)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/01/13 次の工程に移行 地中障害物の撤去が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年1月13日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。着いたときは太陽光でガラスに写り込みがひどかったので、曇るように念じていたら願いが通じたのか急に曇ってきました。撮影後は雨が降ってきました。雨まではお天気の神様にお願いしなかったのですが・・・(笑)


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撮影日2016年1月13日
 2015年12月31日まで行われていた「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング東側地上等解体工事」が完了して次の工程に移行しています。


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撮影日2016年1月13日 アップです。


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撮影日2016年1月13日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年1月13日 アップです。


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撮影日2016年1月13日 地中障害物の撤去が始まりました。


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撮影日2016年1月13日 「クローラークレーン」です。


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撮影日2016年1月13日 「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2016年1月13日 「ケーシングチューブ」と「スラッシュタンク」です。「ハンマークラブ」も見えます。


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撮影日2016年1月13日 「オールケーシング掘削機」で円筒形に打ち抜かれた「地中障害物」が2つ見えます。


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撮影日2016年1月13日 
 「三点式パイルドライバ」を組み立て中です。日本車輌製造の「DH658-135M」です。三点式パイルドライバで、「山留め壁」を構築する外周の地中障害物の撤去を行うと思われます。


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撮影日2016年1月13日 「クローラークレーン」を組み立て中です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/01/13

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年1月13日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年1月13日 アップです。そろそろ地上部分の鉄骨建方が始まっているかな? と思って行きましたが、まだ始まっていませんでした。


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撮影日2016年1月13日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年1月13日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路があります。


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撮影日2016年1月13日
 「開口部」です。既存建物の地下躯体を解体していますが、ここから見える部分は地下1階床の解体が終わっているようです。下に見えているのは既存建物の地下2階床だと思われます。

 この現場は、最初に1階床を構築して、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築していきます。


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撮影日2016年1月13日 南側から見た様子です。


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撮影日2016年1月13日 西側部分です。


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撮影日2016年1月13日 「スロープ」は2つの経路がある事が分かります。


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撮影日2016年1月13日 「開口部」です。既存建物の地下躯体を解体しています。


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撮影日2016年1月13日 アップです。地下1階床の解体が行われています。


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撮影日2016年1月13日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年1月13日 西側部分です。

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2016年1月13日 (水)

ささしまライブ24地区 愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事 2016年1月7日の建設状況

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-愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事-

 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の起工式が2014年12月13日(土)に行われました。本格的な工事は、2015年2月頃から始まっています。

愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6他
◆階数-地上20階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-93.80m
◆ 敷地面積-4,957.00㎡
◆ 建築面積-2,299.70㎡
◆ 延床面積-15,152.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(座屈拘束ブレース、耐震間柱、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人 愛知大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月13日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月31日予定
◆ 開校-2017年04月予定


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完成予想図です。

 引用資料 愛知大学・公式HP
 愛知大学 名古屋キャンパス 


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「敷地配置図」です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。タワークレーンが2基見えます。


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北西側から見た様子です。


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鉄骨が地上に姿を現しています。


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南西側から見た様子です。地震対策として「本館(研究棟)」には、地震エネルギーを吸収する「座屈拘束ブレース」や「耐震間柱」、さらに「粘弾性ダンパー」を採用し地震の後揺れ対策を施しています。屋上にはホバーリングスペースを設置します。


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「仮囲い」に掲示されている告知です。


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北側に「本館(研究棟)」が建設されます。


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南側には「グローバルコンベンションホール」が建設されます。


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北東側から見た様子です。

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2016年1月12日 (火)

名古屋市 地上36階、高さ約170mの「グローバルゲート ウエストタワー」 2016年1月7日の建設状況

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-ささしまライブ24地区 グローバルゲート-
 「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。「(仮称)グローバルゲート」の正式名称は「グローバルゲート」になるようです。

● 名古屋初のプリンスホテルが誕生
 「プリンスホテル」が、「グローバルゲート」ウエストタワーの上層31階~36階にホテル・レストランを開業し、2階~4階にコンファレンスセンターを設置します。「プリンスホテル」としては名古屋初進出となります。

ローバルゲートの概要
◆ 計画名-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 交通-あおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分、名鉄・近鉄「名古屋」駅徒歩10分、JR「名古屋」駅徒歩12分
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 客室数-約170室(プリンスホテル)
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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「グローバルゲート」の完成予想図です。

 引用資料 オリックス不動産(PDF:2015/08/20)
 ささしまライブ24地区内複合施設「グローバルゲート」で名古屋初のプリンスホテルを2017年秋に開業予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見たは「グローバルゲート」の全景です。


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地上36階、塔屋2階、地下2階、高さ約170mの「ウエストタワー」の建設現場です。


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「ウエストタワー」の最高部です。


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「ウエストタワー」の下層階です。


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「ウエストタワー」を西側から見た様子です。


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「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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両側に張り出しているおもしろい形状の「CFT柱」です。


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奥に竹中工務店が開発した「波形鋼板耐震壁」が見えます。


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「ウエストタワー」を南西側から見た様子です。


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「ウエストタワー」を南東側から見た様子です。

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名古屋市 地上17階、高さ約90mの「グローバルゲート イーストタワー」 2016年1月7日の建設状況

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-ささしまライブ24地区 グローバルゲート-
 「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。「(仮称)グローバルゲート」の正式名称は「グローバルゲート」になるようです。

ローバルゲートの概要
◆ 計画名-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 交通-あおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分、名鉄・近鉄「名古屋」駅徒歩10分、JR「名古屋」駅徒歩12分
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 客室数-約170室(プリンスホテル)
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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「グローバルゲート」の完成予想図です。

 引用資料 オリックス不動産(PDF:2015/08/20)
 ささしまライブ24地区内複合施設「グローバルゲート」で名古屋初のプリンスホテルを2017年秋に開業予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見たは「グローバルゲート」の全景です。


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地上17階、塔屋2階、地下2階、高さ約90mの「イーストタワー」の建設現場です。


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「イーストタワー」の最高部です。


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「イーストタワー」の下層階です。


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この部分には、地上4階、地下2階の「低層棟」が建設されます。


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「イーストタワー」を南西側から見た様子です。


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「イーストタワー」を南側から見た様子です。


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竹中工務店が開発した「波形鋼板耐震壁」が見えます。


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波形鋼板耐震壁
 
鋼板を波形にすることで、波形方向に対して楽器のアコーディオンのように自由に伸び縮みする一方、地震力などの水平力には抵抗する特徴があります。

 これを柱梁フレームと組み合わせることで、長期荷重に対しては柱梁フレームが負担し、水平荷重に対しては主に波形鋼板が抵抗します。

 各荷重に対して抵抗する部分が明確で剛性・耐力の調整が容易であるため、設計の自由度が飛躍的に高くなります(竹中工務店のHP引用)。

 竹中工務店・プレスリリース(2010/08/03)
 新築・リニューアルで「波形鋼板耐震壁」採用件数が増大


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「イーストタワー」を南東側から見た様子です。


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2棟並ぶと迫力があります。

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2016年1月11日 (月)

名古屋市 地上29階、高さ約99mの「プラウドタワー名古屋栄」 2016年1月7日の建設状況

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-プラウドタワー名古屋栄-

 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、最終的には、地上29階、高さ99,25mとなり、起工式が2015年2月12日に行われ、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は着工しました。

 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー名古屋栄」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー名古屋栄

プラウドタワー名古屋栄の概要
◆ 計画名-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目212番(地番)
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩6分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩13分 
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、地下0階、(商業業務棟)地上5階、(店舗棟)地上3階、(業務棟)地上4階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡(建築確認申請対象面積)、5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)
◆ 建築面積-9,398.71㎡(建築確認申請対象面積)、2,958.66㎡(分譲対象建築面積)
◆ 延床面積-62,010.65㎡(建築確認申請対象面積)、41,961.90㎡(分譲対象延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(プラウドタワー名古屋栄) *建物内部に設置された制震装置によって揺れの影響が緩和
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水・大日本土木建設共同企業体(清水建設、大日本土木JV)
◆ 着工-2015年02月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月下旬予定
◆ 入居開始-2017年07月下旬予定


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「プラウドタワー名古屋栄」を中心に敷地内には、スーパーマーケット、専門店、カフェ、レストラン、医療、オフィス、銀行、テラスを配置した複合施設となります。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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敷地南側の劇団四季の「新名古屋ミュージカル劇場」は、今回の再開発の対象外です。劇団四季は、名古屋駅南地区に専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して2016年10月に移転します。


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先行して「プラウドタワー名古屋栄」を建設しています。


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「プラウドタワー名古屋栄」は地上に姿を現しています。


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南東側から見た「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。


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「地組」された鉄筋の柱が並べられています。


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南東側から見た敷地中央部分です。まだ工事が始まっていません。


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南東側から見た敷地南側部分です。まだ工事が始まっていません。


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西側から見た「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。


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「(仮称)中京海運ビル新築工事」は先行してほぼ完成しています。


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「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」の街区西側の道路で、「電線共同溝工事」が行われています。地上から電柱と電線が無くなるのでかなりスッキリすると思います。


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南西側から見た様子です。手前の川は「堀川」です。

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MUSEたかつき ジオ高槻ミューズレジス 2016年1月10日の建設状況

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-ジオ高槻ミューズレジス-
 「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。

 最終プロジェクトである「阪急不動産高槻複合棟B」が着工して、「ジオ高槻ミューズスイート」として公式HPもオープンしていましたが、全体計画を見直すことになり、工事が中断していました。

 2014年秋から工事が再開されました。地上26階、高さ約88mは同じですが、用途が中断前は共同住宅(総戸数140戸)、有料老人ホーム、店舗でしたが、共同住宅(総戸数244戸)、店舗(1区画)に変更になっています。名称は「ジオ高槻ミューズスイート」から「ジオ高槻ミューズレジス」に変更になっています。

ジオ高槻ミューズレジスの概要
◆ 計画名-阪急不動産高槻複合棟B
◆ 所在地-大阪府高槻市白梅町1308番(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「高槻」駅徒歩5分、阪急電鉄京都線「高槻市」駅徒歩11分
◆ 階数-地上26階
◆ 高さ-88.0m
◆ 敷地面積-3,635.01㎡
◆ 建築面積-1,387.89㎡
◆ 延床面積-24,871.93㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(高減衰ゴム系積層ゴム支承と天然ゴム系積層ゴム支承を併用)、耐震間柱(13階~26階)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-住宅244戸 店舗1区画
◆ 建築主-阪急不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年01月07日(労災保険関係成立票より)、2014年09月下旬(工事再開)
◆ 竣工-2016年11月末日予定
◆ 入居開始-2016年12月中旬予定


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南側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。「L字型」に近い形状となっています。


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「接続デッキ」の工事の様子です。


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敷地東側です。


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「プレキャストコンクリート」の部材です。凹凸があってレゴブロックみたいですね(笑)。


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「コンクリート型枠」がたくさん並べられていました。


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北東側から引いて見た様子です。3棟のタワーマンションが並ぶと迫力があります。

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2016年1月10日 (日)

名古屋市 地上25階、高さ約115mの「シンフォニー豊田ビル」 2016/01/07 外観がほぼ完成!

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-シンフォニー豊田ビル-

 「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。

 概要は、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ114.597mで、商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)で構成されます。正式名称は「シンフォニー豊田ビル」に決定しています。

シンフォニー豊田ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事もしくは名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目1001番他(地番)
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩6分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 客室数-約300室「(仮称)三井ガーデンホテル名古屋」
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「シンフォニー豊田ビル」の建設現場です。外観はほぼ完成しています。


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最高部です。


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2基あったタワークレーンが1基になっています。


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タワークレーン跡の「開口部」がふさがれようとしています。「デッキプレート」が準備されています。


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下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北側の道路で工事が行われています。


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「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」関連の地下道の工事です。工期は2016年5月31日までの予定となっていますが、どの部分と接続する地下道なのでしょうか?


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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西側のゲートが開いていて内部が見えました。奥に竹中工務店が開発した「波形鋼板耐震壁」が数ヶ所に見えます。


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南側から見た様子です。

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2016年1月 9日 (土)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「JRゲートタワー」 2016/01/07 「上棟式」も終わり最高部を構築中!

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-JRゲートタワー(名古屋JRゲートタワーホテル)-

 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。

 ビルの名称が「JRゲートタワー」、商業施設の名称が「タカシマヤ ゲートタワーモール」、ホテルの名称が「名古屋JRゲートタワーホテル」に決定しています。

 公式ホームページの階数・高さが、従来通りの地上46階、地下6階、高さ約220mとなっているので、最高部は高さ約220mの可能性があります。

 引用資料 → JRゲートタワー・公式ホームページ

JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m  (注)最高部約220mの可能性があり
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー、同調粘性マスダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、バスターミナル(1階)、駐車場、駅施設
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者(実施設計)-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ デザイン・アーキテクト-Kohn Pedersen Fox Associates PC
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ オープン-オフィス入居開始(2016年11月予定)、タカシマヤ ゲートタワーモール、名古屋JRゲートタワーホテル開業(2017年04月予定)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「JRゲートタワー」の建設現場です。奥に見える「JPタワー名古屋」は、2015年11月11日(水)に竣工しています。商業施設「KITTE名古屋」は、2016年6月17日開業予定です。


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「JRゲートタワー」のアップです。


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「高層棟」の最高部です。 「JRゲートタワー」は、2015年12月7日(月)に「上棟式」が行われ、最上階46階(高さ約220m)の大梁の設置を完了しました。


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間違っているかもしれませんが、オフィスフロアは44階までなので、塔屋のように見える部分が45階・46階で、塔屋を兼ねていると思われます。

 45階・46階の「ブレース」の密度が凄いですが、屋上部には建物の振動を抑制する「屋上制振装置」が設置されます。建物内のダンパーとともに風揺れに対する居住性の向上を図り、地震時には後揺れを低減します。


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「低層棟」です。3基あったタワークレーンが2基に減っています。


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「低層棟」の最高部です。最高部に到達していますが、「開口部」の鉄骨建方がまだ終わっていません。「開口部」は、鉄骨などを吊り上げる「揚重(ようじゅう)ヤード」として使用されていたと思われます。


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南東側に設けられる1階・2階のビルエントランス部分です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」は、ガラスの前にフェンスがあり、撮影するには最悪の構造になっています。

 フェンスからガラスまでかなりの距離があり、手を思いっきり伸ばしてバリアングルで撮影するしかありません。広角の場合はどうしても窓枠が写ってしまいます。

 首からカメラをぶら下げて撮影出来ないので、下のフロアにカメラを落としてしまう恐怖と戦いながら撮影する必要があります。カメラの「ストラップ」を腕に巻き付けて、落ちないようにしていますが、それだけでは不安です。

 今まで、ここでの撮影はカラーロープでカメラの「ストラップ」を手に縛り付けて落ちないようにしていましたが、いい方法を見つけました。


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「Perfume(パフューム)」の結成15周年&メジャーデビュー10周年を記念して開催された ”Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP「LIVE 3:5:6:9」” のグッズのシリコンバンドがピッタリでした(笑)。

 「シリコンバンド」は脱着が簡単だし、締め付けがきついので、「ストラップ」が腕から滑り落ちる事もありませんでした。グッズがこんな所で役に立つとは!

 ところで、昨年末から急に腰痛になりました。お正月明けはあまりの痛さで一時は名古屋行を諦めましたが、少しマシになったので行きました。
 今回の腰痛の原因がさっぱり分からないです。考えられるのは、10月6日と7日に「広島グリーンアリーナ」で行われた「Perfume(パフューム)」ライブの「FAKE IT」の時に、あ~ちゃんの「Everybody!JUMP!JUMP!」の煽りに合わせて、年甲斐もなくもなくジャンプしまくった事くらいです・・・(笑)


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「低層棟」を南東側から見た様子です。


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「低層棟」を東側から見た様子です。


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「低層棟」を北東側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋」との谷間感が凄いです。


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北側寄りから見た様子です。


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北側の「タワーズ駐車場入口」です。


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北西側から見た様子です。


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もう少し南側寄りです。


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更にもう少し南側寄りです。高さ約195m~約245mが4棟並ぶと迫力があります。


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「高層棟」です。


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「カーテンウォール」の取り付けもあと少しです。


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最高部です。


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いろいろなタイプの「カーテンウォール」が取り付けられています。


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「太閤通口」から見た様子です。

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2016年1月 8日 (金)

名古屋市 (仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト 2016/01/07 最高部に到達?

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-(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト-

 大手予備校の「代々木ゼミナール」は、少子化に伴う受験人口の減少のため北海道から九州まで全国展開している25校舎を整理し、東京、大阪、名古屋など大都市圏の7拠点に集約します。

 代々木ゼミナールを経営する「学校法人高宮学園」は、太閤通口側のJR名古屋駅北西側にあった「名古屋校本館」跡地に地上23階、高さ93.520mの高層複合ビル「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」を建設中です。

● (仮称)名鉄イン名古屋駅西
 「名鉄不動産」は、代々木ゼミナールを経営する「学校法人の高宮学園」が建設する高層複合ビルにビジネスホテル「(仮称)名鉄イン名古屋駅西」を出店します。「名鉄不動産」が賃借、「名鉄イン」が運営を行います。

 高層複合ビルの1階にフロントを置き、6階~23階に客室を配置します。客室数は「名鉄イン」最多の313室で、2016年秋に開業予定です。

(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクトの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区則武一丁目601番(地番)
◆ JR名古屋駅太閤通口より徒歩4分、地下鉄名古屋駅より徒歩5分、名鉄名古屋駅より徒歩8分
◆ 階数-地上23階、地下0階
◆ 高さ-93.520m
◆ 敷地面積-2,140.85㎡
◆  建築面積-1,159.96㎡
◆ 延床面積-13,220.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、ホテル(客室数313室)、店舗(1階に1店舗)
◆ 建築主-学校法人高宮学園(ホテルの運営者は名鉄イン)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年12月15日頃
◆ 竣工-2016年09月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2016年秋予定


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南東側から見た様子です。


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最高部です。


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塔屋を構築中のようです。すでに最高部に到達しているように見えます。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です。高層の部分は、南北の幅が非常に狭いです。


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「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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JR名古屋駅の「太閤口」からも見えるようになりました。

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京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」 2015年12月28日の建設状況 

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内
 

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京都大学(南部)医薬系総合研究棟
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。キャンパスマップの「④」の場所です。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 監理者-梓設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「仮囲い」の東側が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。撮影日はお正月休みだったため工事は休みでした。


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アップです。週間の作業工程によると「二次掘削、アースアンカー打設」を行っているようです。


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北側寄りです。

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2016年1月 7日 (木)

JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅直結 ホテル及びブライダル複合施設の開発計画「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」 2015年12月30日の建設状況

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-ユニバーサルシティ駅前プロジェクト-
 「NTT都市開発」は、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」と歩行者専用デッキで直結する敷地において、ホテル及びブライダル複合施設の開発計画「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」を進めています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/06/03)
 ユニバーサルシティ駅前プロジェクト出店テナントが決定~ カンデオホテルズ及びBrilliaが出店~

 テナントは、ワンランク上のタイリッシュホテルとして国内展開する「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が運営する「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」、多彩で上質なオリジナル演出によるウェディングを展開する「Brillia」が運営するブライダルが出店します。

 ホテルの「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」は、2階および3階~14階で、客室数390室となります。ブライダルの「Brillia」は、2階および15階~17階となります。

ユニバーサルシティ駅前プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市此花区島屋六丁目417番(地名地番)
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-72.213m
◆ 敷地面積-2,639.35㎡
◆ 建築面積-1,747.27㎡
◆ 延床面積-20,808.73㎡(容積対象面積15,823.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(客室数390室)、結婚式場、自動車車庫
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ デザイン・内装-乃村工藝社
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2015年10月01日
◆ 竣工-2017年09月30日予定


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「施設構成」です。ホテルの「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」は、2階および3階~14階で、客室数390室となります。ブライダルの「Brillia」は、2階および15階~17階となります。


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「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」は、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」と歩行者専用デッキで直結する敷地に建設されています。


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「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」の建設現場を南側から見た様子です。


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「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」の建設現場を東側から見た様子です。


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「仮囲い」の南側角が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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「ユニバーサルシティ駅」の改札外コンコースから見た様子です。撮影日はお正月休みだったため、クローラークレーンの「ブーム」が寝かされていました。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。


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「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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「ケーシングチューブ」が並べられています。


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「H形鋼」が建込まれています。


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「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」の建築計画のお知らせです。街路樹の影でまだら模様になってしまいました・・・(涙)

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2016年1月 6日 (水)

京都駅南口が大きく変わる! 京都駅南口駅前広場整備事業 2015年12月28日の建設状況

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-京都駅南口駅前広場整備事業-

 2015年7月、世界で最も影響力のある観光雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票において、京都市が世界で最も魅力的な観光都市に選ばれました。2年連続世界一という非常に名誉な記録です。

 空港も港もない京都市にとっては、「京都駅」が玄関口であり、大きな期待を持って京都を訪れる多くの観光客等を最初に迎える場所となります。

 京都駅の北側には非常に立派な駅ビルがあり、京都の顔となっています。しかし、南口は整備が遅れ、顔となる施設もありません。
 そこで京都市は、公共交通機関の乗継利便性の向上や、歩行空間の創出を図り、より一層、使いやすく、人にやさしい駅前広場となるよう具体的な検討を進め「京都駅南口駅前広場整備事業」を本格始動させました。

 引用資料 京都市情報館(2015/10/13)
 京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)

京都駅南口駅前広場整備事業の概要
◆ 事業区間-南区西九条池ノ内町~南区東九条西山王町
◆ 延長・幅員-L=850m、W=36~74m
◆ 事業の経過と予定
  2009年06月-京都駅南口駅前広場施設再配置研究会設立
  2011年03月-京都駅南口駅前広場整備計画策定
  2013年05月-都市計画変更
  2013年07月-事業認可取得
  2014年06月-機械式地下駐輪場工事着工
  2014年11月-駅前広場整備工事着工予定
  2015年12月-駅正面の拠点広場デッキ完成(プレオープン)予定
  2016年12月-駅前広場整備工事 完成予定
◆ 事業費-約45.6億円


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「京都駅南口駅前広場整備事業」の概要です。


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「京都駅南口駅前広場整備事業」の完成予想図です。


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東側から見た様子です。


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アップです。かなり南側にせり出しています。この奥行きがあればビルが建設可能なので、将来的には、1階を交通広場にした「南口駅ビル」が建設されるかも? と妄想してしまいます。


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アスファルトが剥がされています。


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南東側から見た様子です。


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アップです。外観がかなり分かるようになってきました。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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更に西側寄りから見た様子です。


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西側から見た様子です。


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西側部分です。「仮囲い」越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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サンクンガーデン(アバンティ前:半地下の広場)

 観光バス乗降場に隣接する「サンクンガーデン」については、エスカレーターを新設するとともに、人が憩える大階段を整備することで新たな賑わいを創出します。「サンクンガーデン」は、修学旅行生等の団体客がバスを待つスペースとしても利用できます。


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現在の「サンクンガーデン」です。


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道路の南側も再整備が行われています。


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側溝(函渠タイプ)の「集水型排水」です。


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道路の南側は、かなり広範囲に再整備が行われています。



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京都駅の「八条口」は、政令指定都市の玄関口とは思えないくらい貧弱です。逆に言えば開発余地大です。凄まじいインバウンド観光により、今後「八条口」は大きく姿を変えるかもしれません。

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京都大学のiPS細胞研究拠点「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」 2015年12月28日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内

● iPS細胞は日々進歩
 ヒトの体細胞が「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」に変わるまでの中間段階にある「再プログラム化中間細胞(iRS細胞)」の作製に、京都大再生医科学研究所の多田高准教授と医学研究科大学院生の勅使河原利香さんらが成功しました。

 京都新聞(2016/01/05)
 iPSの中間細胞作製に成功 京大、遺伝子操作しやすく


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③ 第3研究棟

 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,673.15㎡です。「第1研究棟」の東側で、病院地区給水センターが位置していた場所に建設されています。

 「第3研究棟」は、再生医療用のiPS細胞を作製し備蓄する「iPS細胞ストック」事業の拠点施設となる見通しです。

京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟の概要 
◆ 計画名-京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部22.11m、建築物19.81m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,219.61㎡
◆ 延床面積-7,673.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-松村組
◆ 着工-2015年02月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年03月31日(労災保険関係成立票より)


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南東側から見た様子です。写真奥の左側が「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」、中央が「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」です。


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「コンクリートポンプ車」でコンクリートを打設しています。


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南西側から見た様子です。

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2016年1月 5日 (火)

JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 京都駅奈良線ホーム改良工事 拡幅された8番腺ホーム

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-JR西日本の奈良線の複線化事業-

 JR西日本の奈良線は、第1期高速化・複線化事業として、「京都駅~JR藤森駅」間および「宇治駅~新田駅」間の複線化が2001年3月に完成しました。

 続く第2期事業として、「JR藤森駅~宇治駅」間の約9.9km、「新田駅~城陽駅」間の約2.1km、「山城多賀駅~玉水駅」間の約2.0kmの合計3ヶ所(約14.0km)が複線化される予定です。全体事業費369億円(予定)です。

 これにより、奈良線全線34.7kmは、64%にあたる計22.2kmが複線化され、「京都駅~城陽駅」間はすべて複線となります。
 大和路線(関西本線)の「奈良駅~木津駅」間は複線化されているので、第2期事業が完成すると京都駅~奈良駅間で、複線化されていないのは、残り12.5kmだけとなります。
 
◆ 京都駅奈良線ホーム改良工事
 関連工事として京都駅では、奈良線のホームから橋上駅舎へ直線的に移動できるよう、橋上駅舎につながるエスカレーターと階段を新たに設けます。エレベーターの新設も予定しています。また8番腺・9番線ホームの幅を拡幅します。


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「JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業」の概要です。

 引用資料 宇治市・公式ホームページ
 JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業の概要


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After(ホーム拡幅後)
 「JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業」の関連事業として、8番線を北側の通過線跡に移設して、8番腺ホームを北側に拡幅しました。2015年12月21日(月)から8番腺ホームが広くなりました。


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Before(ホーム拡幅前)
 8番腺ホームが拡幅される前の様子です。7番線(主に新大阪・大阪方面の特急が使用)と8番線の間の通過線が撤去された状態です。


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現地に掲示されている「京都駅奈良線ホーム改良工事のご案内」です。工期は2015年11月25日~2017年3月末(予定)となっています。


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8番腺・9番腺ホームは狭いので拡幅されました。乗降客が少ない時を狙って撮影していますが、JR奈良線の混雑は物凄い状態になっています。

 JR京都駅には来るたびにへ変貌ぶりに驚かされますが、今回はJR奈良線の外国人観光客の多さの驚きました。トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポット」で1位となった「伏見稲荷大社」の効果絶大です。特に「千本鳥居」が人気のようです。

● 日本人の価値観を根本的に変える外国人観光客
 
「伏見稲荷大社」は、全国の稲荷神社の総本社ですが、日本人には初詣に行く神社で、観光地というイメージはあまりありませんでした。

 「黒門市場」も外国人観光客もに大人気ですが、外国人観光客により、日本人の気が付かなかった「伏見稲荷大社」や「黒門市場」の魅力を教えてもらった気がします。大阪ミナミの素晴らしさや多様性を教えてくれたのも外国人観光客です。

 読売新聞 深読みチャンネル(2015/12/25)
 外国人旅行者に西日本が大人気なワケ 


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8番腺ホームを北側に拡幅して、8番腺・9番線ホームは、ホーム幅が5.5mから9.4mに拡幅されました。2015年12月21日(月)から8番腺ホームが広くなりました。

 拡幅されたホームは暫定で、ホーム床やホーム屋根が仮設となっています。徐々に本設に造り替えて行きます。


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ホームの拡幅は、橋上駅舎のかなり手前で止まっています。


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旧8番腺のレールが撤去されています。


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8番腺・9番腺ホームから橋上駅舎には、階段とエスカレーターを経由する必要があり、他のホームと比べて不便です。


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現地に掲示されている「エスカレーター、階段のイメージ図」です。奈良線のホームから橋上駅舎へダイレクトに移動できるようエスカレーターと階段を新たに設けます。


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8番腺・9番腺ホームから橋上駅舎には、階段とエスカレーターを経由する必要があり、他のホームと比べて不便です。


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拡幅された部分を東側(奈良側)に見た様子です。


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8番腺・9番腺ホームの東端(奈良側)です。


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東側(奈良側)の旧8番腺はすでに切断されています。


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10番腺ホームは南側が壁になっており、ホーム幅は拡幅出来ません。


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京都駅の奈良線ホームは、8番腺~10番腺まであります。9番腺・10番腺は頭端式ホームとなっています。


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9番腺・10番腺の「車止め」です。


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10腺番ホームのスロープはそのまま残ると思われます。


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鉄道ジャーナル・2016年2月号
 「鉄道ジャーナル」の2016年2月号です。最新号は京阪神特集となっています。中でもJR京都駅は、16ページの大特集が組まれています。今回特集した奈良線ホームの拡幅についても書かれています。

 「鉄道ジャーナル」を読むとインバウンド観光によりJR京都駅の忙しさが凄まじい事がよく分かりました。JR京都駅の駅員さんは「インカム」を装備していますが、外国人観光客の急増に対応するのが大きな理由だった事が理解出来ました。

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京都大学医学部附属病院 リゾートトラストグループの寄付による「ハイメディック棟」 2015年12月28日の建設状況

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-京都大学・ハイメディック棟-

 京都大学医学部附属病院は、「生活習慣病予防研究において、国内最先端で最大規模の研究施設を創設する」構想を発表していますが、新たに「ハイメディック棟」が建設されています。

 「リゾートトラストグループ」の「ハイメディック」は、「京都大学医学部附属病院生活習慣病予防研究センター(仮称)」を新設し、「ハイメディック棟」という名称で京都大学に寄附することについて、京都大学と調印しています。

 引用資料 リゾートトラスト・プレスリリース(PDF:2014/08/06)
 株式会社ハイメディックによる京都大学への「ハイメディック棟」の寄附について

ハイメディック棟の概要
◆ 計画名-京都大学医学部附属病院 生活習慣病予防研究センター (ハイメディック棟) 新営工事 
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番地
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-建築物14.99m+塔屋3.25m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-672.08㎡
◆ 延床面積-2,317.66㎡(内容積対象外面積63.04㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 設備-MRI装置×2台、PET-CT×2台、マンモグラフィ、超音波診断装置、内視鏡検査装置、心電計、血圧計、電子カルテシステム、什器類一式 など
◆ 研究概要-健常人を対象とした年間4,000人規模の検診データを20年程度の長期にわたり収集、解析を行い生活習慣病予防のための早期診断研究を行う
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-安藤ハザマ(正式名称 安藤・間)
◆ 着工-2015年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年04月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開設-2016年04月頃予定


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「ハイメディック棟完成予想図」です。


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京都大学医学部附属病院

 「京都大学医学部附属病院」の構内マップです。「ハイメディック棟」は、「(40)西病棟」の南側に建設中です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。


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「ハイメディック棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「ハイメディック棟」の建設現場を南西側から見た様子です。

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2016年1月 4日 (月)

JR西日本 京都鉄道博物館 2016年4月29日(金・祝)グランドオープン!

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-京都鉄道博物館-

 JR西日本は、JR京都駅近くの梅小路公園内に「京都鉄道博物館」を建設中です。「京都鉄道博物館」は、2016年4月29日(金曜日・祝日)にグランドオープンします。

 公式ホームページ → 京都鉄道博物館 

京都鉄道博物館の概要 
 「梅小路蒸気機関車館」の西側に「エントランス、プロムナード、本館、トワイライトプラザ、扇形車庫、旧二条駅舎」を整備します。
 概要は、敷地面積約30,016㎡、 延床面積30,435㎡(転車台、展示運転線の面積を含む)、収蔵車両数53両となっています。

 入館料金は、一般1,200円、大学生・高校生1,000円、中学生・小学生500円 幼児(3歳以上)200円で、開館時間は、10:00~17:30(入館は17:00まで)です。


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「京都鉄道博物館」の完成イメージ図です。


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「京都鉄道博物館」を北東側から見た様子です。


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少し方向を変えた様子です。


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「エントランスホール」です。


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「エントランスホール」は先端が尖っています。開館後はこの部分が入口となります。


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「エントランスホール」を西側から見た様子です。


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「エントランスホールにある「京都鉄道博物館」のロゴです。


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「エントランスホール」東側の「梅小路蒸気機関車館」の敷地です。


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奥をアップした様子です。展示車両が見えます。


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「梅小路蒸気機関車館」は、2015年8月30日に閉館しました。改修工事が行われて「京都鉄道博物館」の一部として再オープンします。開館後はこの部分(旧二条駅舎)が出口となります。


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「プロムナード」を北東側から見た様子です。


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「プロムナード」を北側から見た様子です。


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「プロムナード」は平屋の簡易な造りです。


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「プロムナード」北西側の道路沿いに路面ブロックが敷かれ歩道として解放されています。


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北西側の歩道沿いに「新幹線0系電車」が展示されています。0系電車は4両編成(先頭車+中間車×2両+先頭車)で展示されているので長さが約100mあります。


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歩道を南西側から見た様子です。


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「京都鉄道博物館」の北西側の道路沿いは、既存の街路樹を生かしています。


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「本館」を北西側から見た様子です。


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「本館」の西側壁面です。

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JR京都駅八条口側に「ワコール」の新拠点 (仮称)ワコール新京都ビル新築工事 2015年12月28日の建設状況

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-(仮称)ワコール新京都ビル新築工事-
 大手下着・肌着メーカーの「ワコールホールディングス」は、京都市南区のJR京都駅南側の所有地にオフィスビルを建設しています。

 老朽化している関西の自社ビルや賃貸ビルに入居している事業所を集約し、経費削減を図ります。

 建設現場は、「PHP研究所」の隣の駐車場だった場所で、「イオンモールKYOTO」のすぐ北側です。
 京都駅から近く、敷地北側が「八条通」、西側が「堀川通」に面している好立地を生かし、一部で物産品の展示スペースなどを設けることも検討しています。

(仮称)ワコール新京都ビル新築工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市南区西九条北ノ内町6
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部34.95m、建築物30.95m
◆ 敷地面積-2,908.81㎡
◆ 建築面積-2,037.51㎡
◆ 延床面積-15,738.03㎡(容積対象外面積1,622.97㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、展示場
◆ 建築主-ワコールホールディングス
◆ 設計者-飛島建設
◆ 施工者-飛島建設
◆ 着工-2014年11月07日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年07月10日予定(労災保険関係成立票より)


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西側から見た様子です。内部は見えませんが、鉄骨建方は完了しているように見えます。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年1月 3日 (日)

2016年9月のオープン予定 フォーシーズンズホテル京都 2015年12月28日の建設状況

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-フォーシーズンズホテル京都-
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」は、カナダに本拠を置く高級ホテルチェーンです。日本国内には現在、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内 東京」の1ヶ所のみです。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されています。
 祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 客室数は全124室、プールが併設されたスパ&フィットネス施設、趣きの異なる4つの飲食施設、57室の「フォーシーズンズ プライベートレジデンス」を予定しています。
 オープンは2016年春予定とされていましたが、少し遅れるようで、2016年9月のオープン予定と正式に発表されています。

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町447-1、他
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全124室(他にプライベート・レジデンス57室)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月17日(開発行為の許可標識より)
◆ 開業-2016年09月予定


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西側の通り「東大路通」沿いの北西側から見たイメージ図だと思われます。


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南側の通称「女坂」から見たイメージ図だと思われます。


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仮囲いに掲示してある「フォーシーズンズホテル京都」のロゴです。


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敷地は「L字型」の20,478.06㎡です。敷地の形状に合わせて7棟の低層の建物を配置します。

 敷地内には800年の歴史を持つといわれる「積翠園(しゃくすいえん)」がありますが、ホテルの庭園として保存します。


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西側の「東大路通」沿いの北側のゲート側から見た様子です。


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建物はほぼ完成しています。


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北側壁面です。


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改修工事が終わった既存の「築地塀(ついじべい)」です。


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西側の「東大路通」沿いの南側のゲート側から見た様子です。


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「妙法院」との境目です。


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「ザ・リッツ・カールトン京都」と同じような大きなガラス窓です。


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テラスです。テラスがある部屋は宿泊料が高そうですね・・・


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改修工事が終わった既存の「築地塀(ついじべい)」です。


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敷地が「L字型」のため南側は「妙法院」と「智積院」の間の坂道に接しています。この急な坂道は近くに「京都女子大学」および系列の学校があるので通称「女坂」と呼ばれています。

 この場所でよそ見していたらつまずいて倒れて一眼レフのレンズを思いっきり路面にぶつけました。「あ~あやってしまった・・・」と涙目になりましたが、レンズのフィルターがクッションになったのか作動しました。

 レンズを思いっきり路面にぶつけたのはこれで4度目です。丈夫に作られているので感動です。さすがに今回はフィルターが変形したのかフィルターが外れなくなりました。でも、9年以上行動を共にしている戦友のようなレンズなので使えるまで使うつもりです。

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京都・木屋町通 プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」 2015年12月28日の建設状況

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-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画-

 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、2016年夏に京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを開業する予定です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 引用資料 西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2014/08/01)
 京都にプレミアムタイプのホテルを出店します

 進出予定地は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

 地上5階、地下1階、ツインを中心に200室を設けます。外観や内装は和の風情を取り入れ、投資額は約100億円を予定しています。

 関西では、「ソラリア」の名称を聞くことはほとんどありませんが、「西日本鉄道」の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である福岡市の天神地区には、「ソラリア」の名称が付く施設が集積しています。 

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2他
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-18.00m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 建築面積-1,988.96㎡
◆ 延床面積-9,421.82㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室(ツインルームがメイン)
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年07月20日予定
◆ 開業-2016年夏予定
◆ 総投資額-約100億円

(備考) 「労災保険関係成立票」では、工期が2015年3月23日~2016年10月31日(予定)となっているので、開業がそれ以降になる可能性があります。



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「位置図」です。京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアで、京都を代表する景勝地である「鴨川」に面し、東山への眺望も望める絶好のロケーションです。

 地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分と、抜群の交通アクセスです。


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逆光で見づらいですが、東側から見た様子です。


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アップです。


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タワークレーンが建っていました。


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北西側から見た様子です。

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