さようなら「大丸心斎橋店本館」 建て替えのために2016年2月1日から解体工事に着手!
-大丸心斎橋店本館-
「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。
「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。「大丸心斎橋店本館」の解体工事は、2016年2月1日から始まります。
2月1日からすぐに本格的な解体工事が始まる訳ではありませんが、アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られている「大丸心斎橋店本館」がもうすく見られなくなります。
「大丸心斎橋店本館」を南西側から見た様子です。イチョウ並木がすべて落葉しているので今は全景が撮影出来ます。最後の姿を快晴の青空をバックに撮影したかったのですが、叶いませんでした。
御堂筋側の正面エントランス部分です。
このような告知板が何ヶ所かに掲示されています。
心斎橋筋側の「ピーコック装飾」は、心斎橋筋側のファサードに再利用します。
心斎橋筋側もまだ「仮囲い」が設置されていませんでした。
大丸心斎橋店本館建替え計画
「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。
引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/10/30)
大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ
新たに誕生する本館は、地上11階、地下3階、高さ約60m、延床面積約66,000㎡(現本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(現本館約31,000㎡)となります。本館・北館は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。
御堂筋側の外壁を保存するとともに、新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和をはかります。内装については、今後、既存内装の調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。
大丸心斎橋店本館建替え計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7番1号
◆ 階数-地上11階、地下3階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 延床面積-約66,000㎡
◆ 売場面積-約40,000㎡
◆ 解体-2016年02月予定(解体着工)
◆ 着工-2017年01月予定(本館新築工事着工)
◆ 開業-2019年秋予定(新本館開業、本館・北館接続工事着工)
◆ 竣工-2021年春予定(本館・北館接続工事完了、新北館開業)
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)
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