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2016年1月31日 (日)

We Don't Stop 我々は、立ち止まらない! 大阪復活の狼煙 外国人観光客で人気沸騰の「黒門市場」

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-黒門市場-

 私は、「カナやん(西野カナ)」の大ファンで「We Don't Stop」という曲が大好きです。 直訳すると「私たちは、立ち止まりません。」という意味でしょうか? ♪信じる心があればきっと強くなれる迷わずに そう前に前に立ち向かう勇気を♪ 「黒門市場」は正に「We Don't Stop」です。

 私は、15年ほど前はこのあたりが勤務地でした。「黒門市場」の近くでよく昼食をとっていました。「黒門市場」と言えば戦前から続く大阪ミナミの台所として、大阪の庶民に愛されきましたが、その頃の「黒門市場」は、年末に正月準備の買い物でニュースになるくらいで、パソコン景気でごった返す近くの「でんでんタウン」と比べて場末感さえ漂ってしました。

 しかし、今は完全に「でんでんタウン」と立場が逆転しています。外国人観光客が大挙して押しかけて「黒門市場」が一変しています。「黒門市場」を歩く人の半分以上が、間違いなくアジア系を中心とした外国人観光客になっています。

 黒門市場 公式ホームページ
 黒門市場 大阪の台所 大阪くろもん ほんまもん!

 引用資料 ウェッジ(2015/05/11)
 外国人観光客が殺到! 大阪ミナミの台所「黒門市場」

 「ウェッジ」の記事によると、「はじめは外国人が増えたら昔からのお客さんに迷惑がかかるやろって声もあったんです。けど実際に来るようになったら、売らな損やわってことになったんです」ということです。

 「伝統にこだわって客が減ってしまっては元も子もない」、正にその通りだと思います。 ”We Don't Stop  我々は、立ち止まらない!” の精神ですね! 私が住んでる兵庫県の某150万都市の上層部も見習って欲しいです。まるで政策が「We Don't Go」ですから・・・(涙)

 私が、「黒門市場」に行ったのは5年ぶりくらいですが、当時と状況が一変していました。外国人観光客でごった返す「黒門市場」を見ていると「プロジェクトX~挑戦者たち~」の中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が聞こえてきそうでした。
 私は、歳のせいか最近涙もろくなりました。感動するとすぐ涙がこぼれます。「黒門市場」の活況を見ていると自然と涙がこぼれてきました。

 「心斎橋筋商店街」、「道頓堀」に次ぐ大阪ミナミの観光の核として新たに「黒門市場」が加わりました。2020年の東京オリンピックが決まった頃は、何もかも飲み込む東京に対して「大阪はもう為す術がない・・・」と私は諦めの境地でしたが、今は大阪が大復活すると確信しています。


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黒門市場の配置は、カタカナの「キの字型」となっていますが、堺筋側の西側がメインの入口となります。それにしても凄い人混みです。


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北側の入口です。


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「コロコロ(トロリーケース)」 を頻繁に見かけます。「コロコロ(トロリーケース)」 を黒門市場で見るようになるとは数年前まで夢にも思っていませんでした(笑)。


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通行するほとんどが、アジア系を中心とした外国人観光客となっています。


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外国人観光客の急増に伴って、日本の若者も増えています。昔は若者はほぼ皆無でした(笑)。


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みんな楽しそうです。


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黒門市場には数ヶ所の「無料休憩所」があり、黒門市場内で買ったものを食べたり、休憩したり出来ます。「FreeのWi-Fi」も完備されています。

 ここから世界中に発信される「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」による外国人観光客による情報発信効果は絶大です!


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南側に行くと客数がぐっと減るのが今後の課題ですね。


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南側の入口です。

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