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2016年2月

2016年2月29日 (月)

大阪駅南側広場整備「南広場(東側) 大阪駅南口スカイウォーク新築他工事 2016年2月23日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある整備イメージです。「歩道橋(デッキ)」は、「スカイウォーク(歩道橋)」という名称になるようでうです。「平成28年秋完成予定」となっています。


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地上から見た整備イメージです。


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全景です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の接続部分です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」の中央部分は北側に張り出しています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「サウスゲートビルディング」の接続部分です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」側から見た様子です。


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直角に見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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バスのりばの屋根の工事が始まっています。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。


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JR大阪駅と「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」を結ぶ階段が閉鎖されていますが・・・


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横から見ると新設される「エスカレーター」がすでに完成していました。出来る事なら階段も同時に美装化して欲しいです・・・

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竣工した地上46階の超高層タワーマンション「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)」

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-阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)-

 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。

 その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工し、2013年9月下旬から入居開始しました。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)」が建設されました。正式名称は「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」となっています。

 「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」は、2016年1月に竣工し、 2016年4月から入居開始予定です。すでに全戸完売しています。

阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目32番3
◆ 交通-地下鉄中央線・千日前線「阿波座」駅徒歩2分 
◆ 階数-地上46階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部160.620m、建築物153.120m、軒高152.420m(最高部160.620m、建築物153.120mは管理人の推測)
◆ 敷地面積-7,806.03㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,050.54㎡
◆ 延床面積-65,816.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-565戸
◆ 建築主-名鉄不動産、関電不動産、長谷工コーポレーション、ヤスダエンジニアリング
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年02月01日
◆ 竣工-2016年01月
◆ 入居開始-2016年04月


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見上げた様子です。


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低層部を南東側から見た様子です。


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南側部分です。


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南側にあるエントランスと敷地南側です。


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敷地南側を西側から見た様子です。


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敷地西側です。


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敷地北側です。

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2016年2月28日 (日)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/02/23

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年2月23日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年2月23日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。 


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撮影日2016年2月23日 アップです。


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撮影日2016年2月23日 少し方向を変えた様子です。地中障害物の撤去が行われています。


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撮影日2016年2月23日 
 「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。「場所打ちコンクリート杭」の構築および「構真柱(こうしんちゅう)」を建込む部分の地中障害物の撤去を行っていると思われます。

 「オールケーシング掘削機」の本体や「ケーシングチューブ」がかなり泥で汚れているので、激戦を物語っています。


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撮影日2016年2月23日 
 撤去した「地中障害物」が並べられています。「円筒形」に打ち抜かれている様子が分かります。撤去した「地中障害物」には、赤いペンキで番号が振られています。


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撮影日2016年2月23日 2台の「三点式パイルドライバ」が稼働しています。「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年2月23日 1台目の「三点式パイルドライバ」、日本車輌製造の「DH658-135M」です。


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撮影日2016年2月23日 2台目の「三点式パイルドライバ」、日立住友重機械建機クレーン(旧:日立製品)の「PD135」です。


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撮影日2016年2月23日
 「三点式パイルドライバ」は、主に「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っていますが、ここにも「ロックオーガ」で打ち抜かれた跡があるので、それ以外の地中障害物の撤去も行っている事が分かります。


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撮影日2016年2月23日 東側部分です。「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から「仮囲い」越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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撮影日2016年2月23日 西側部分です。

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御堂筋の道路空間再編 難波交差点~難波西口交差点の東側街区 歩道の拡張工事のため2016年3月1日から閉鎖!

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-御堂筋の道路空間再編-

 大阪市は、側道を利活用した「御堂筋の道路空間再編」に向けて、千日前通以南(難波交差点~難波西口交差点間)の東側街区約200mにおいて、モデル整備を開始します。

 「御堂筋」は大阪市の中心部を南北に貫くメインストリートとして整備され、2016年に建設から79周年を迎えます。建設当時とは社会情勢が大きく変化し、人々の行動形態や周辺のまちの状況も大きく変わっており、そうした社会の変化や時代の要請に対応した新たな御堂筋へと再編するべく、検討を進めています。

 このモデル整備は、側道を自転車通行空間化し、歩道を拡張することで喫緊の課題である歩行者と自転車が歩道内で輻輳している状況の解消を行うとともに、整備により道路空間再編の将来イメージを現地で可視化し、歩行者・自転車通行の安全性や快適性、にぎわい形成等の検証につなげていくことを目的としているものです。

● 歩道の拡張工事のため2016年3月1日から閉鎖
 2016年3月1日(火)から御堂筋の道路空間再編に向けたモデル整備により側道を閉鎖します。現在の側道部分は、自転車通行空間を備えた歩道として生まれ変わり、2016年秋頃に利用可能となる予定です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2016/02/15)
 3月1日から御堂筋の道路空間再編に向けたモデル整備により側道を閉鎖します  

側道閉鎖日時・区間について
◆ 閉鎖日時-2016年03月01日(火)~2016年秋頃まで(予定)
◆ 閉鎖区間-難波交差点~難波西口交差点間の東側街区の約200m


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「対象区間」です。


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対象区間を北側から見た様子です。側道は、2016年3月1日(火)から歩道の拡張工事のため閉鎖されます。


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対象区間を南側から見た様子です。


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南端部分です。ここから北側の難波交差点~難波西口交差点間の東側街区の約200mが閉鎖されます。

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2016年2月27日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/02/23 地下1階床を構築中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年2月23日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年2月23日 アップです。2月下旬に入っても地上部分の鉄骨建方がまだ始まっていませんでした。


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撮影日2016年2月23日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年2月23日 アップです。


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撮影日2016年2月23日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路があります。


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撮影日2016年2月23日
 「開口部」です。地下に伸びるスロープの鉄筋の配筋が行わています。地上部分の鉄骨建方と同時に行うと1階床の重機が錯綜するので、地上部分の鉄骨建方は、スロープが完成してから始まるのかも知れません。


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撮影日2016年2月23日 南側から見た様子です。


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撮影日2016年2月23日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路がある事が分かります。


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撮影日2016年2月23日 「開口部」です。


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撮影日2016年2月23日 地下に伸びるスロープの鉄筋の配筋が行わています。


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撮影日2016年2月23日
 地下1階床の構築が行われています。「デッキプレート」も敷かれています。このような現場は、関係者以外まず見る事が出来ないので、非常に貴重な現場です。私も初めて見てちょっと感激しました。

 この現場は、最初に1階床を構築して、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築していきます。


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撮影日2016年2月23日 少し方向を変えた様子です。

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ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 2016年2月23日の状況

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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にあります。

 「新梅田ビルディング」は、地上7階、塔屋1階、で、1957年12月に竣工しています。敷地面積は1,023.66㎡です。土地は「梅田興業」が所有しています。

 現在、解体工事が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)新梅田ビル解体撤去工事」で、工期は「労災保険関係成立票」によると2015年9月29日~2016年3月31日(予定)となっています。

 跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されます。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日予定
◆ 着工-2016年02月15日予定
◆ 竣工-2016年10月31日予定


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建設予定地です。


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「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は2015年9月29日~2016年3月31日(予定)となっていましたが、重機がすべて撤退しているので、解体工事はすでに完了しているようです。


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「建築計画のお知らせ」では、2016年2月15日の着工予定となっていましたが、まだ着工していないようです。


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。軒高が30.800mです。

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2016年2月26日 (金)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年2月23日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が一部で始まっています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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半月ぶりの撮影ですが、「三点式パイルドライバ」が北側に移動したくらいでほとんど変化がありませんでした。


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「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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「セメントミルクプラント」と「スラッシュタンク」です。


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仮囲いに掲示してある標識です。北側の先行着手工区(約310m)の施工者は、「錢高組・西松建設JV」となっています。

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北区中之島五丁目 「旧:大阪市立扇町高等学校」の解体工事 2016年2月23日の状況

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-旧:大阪市立扇町高等学校-

 「大阪市立扇町高等学校」は、大阪市北区中之島五丁目にあった大阪市立の高等学校です。学校統廃合に伴い閉校しました。

 西九条駅近くの「大阪市立咲くやこの花高等学校・中学校」は、従来の大阪市立扇町高等学校(中之島)と大阪市立此花総合高等学校を統合改編して、中高一貫校として、2008年4月1日に開校しました。

 大阪市は跡地に次世代スーパーコンピュータ誘致を計画した事もありましたが、神戸市に決定したため大阪市の計画は頓挫しました。

旧:大阪市立扇町高等学校の解体工事
 学校としての機能は、2008年3月で終了していましたが、7年間以上解体されずに残っていました。現在、解体工事が行われています。敷地面積は約10,909㎡で、大阪市は敷地の処分を2016年度までを目途としていました。

 土地は「大阪市教育委員会」が所有していますが、「労災保険関係成立票」によると、解体工事の事業主は「大都」、解体工事の注文者は「キョードーマネージメントシステムズ」となっています。


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「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年11月4日~2016年4月30日(予定)となっています。地上躯体の解体はほぼ終わっているように見えます。


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重機でバリバリ解体しています。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南側には広いな更地が広がっています。

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2016年2月25日 (木)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016/02/23 「TRD工法機」で山留め壁を構築中! 

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,771.88㎡(容積対象面積42,695.45㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。前回の撮影が2015年11月30日だったので約3ヶ月ぶりです。


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「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。

 地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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反対側から見た「TRD工法機」です。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」を建込んでいます。


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反対側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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2台目の「TRD工法機」です。その奥には「オールケーシング掘削機」が見えます。地中障害物の撤去を行っています。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016/02/23 「構真柱(こうしんちゅう)」の建込み!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

別館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,382.58㎡(容積対象面積24,971.33㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「別館」の建設現場を南西側から見た様子です。前回の撮影が2015年11月30日だったので約3ヶ月ぶりです。


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「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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「構真柱(こうしんちゅう)」です。「逆打ち工法」のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行っています。

 ただし、この「構真柱」は、クローラークレーンで吊り上げていないので、「掘削孔」に立てて組んでいる段階のようです。道路上は長い鉄骨は運べないので、「構真柱」は現地で所定の長さに延長(溶接)します。

 敷地に余裕がある場合は、「構真柱」を寝かして組みますが、敷地に余裕が無い場合は、このように立てて組みます。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を別角度から見た様子です。組んでいる最中に倒れないようワイヤーロープで四方から支えています。


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「安定液タンク」です。


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「別館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「別館」の建設現場を北西側から見た様子です。

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2016年2月24日 (水)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称) 2016/02/23 下層階に「レンガ中空積み工法」を採用したレンガの外壁が姿を現す!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
 東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいました。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。

 10日間も更新を休んでいたので、帰宅すると「大病? 交通事故? ケガ?」というメールを数通頂いていました。昨年末からの原因不明の腰痛がまだ治りませんが、それ以外は元気です(笑)。

 本題に戻って、「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.84㎡
◆ 延床面積-150,987.71㎡(容積率対象面積133,570.38㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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撮影日2016年2月23日 土佐堀川の「筑前橋」から見た様子です。


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撮影日2016年2月23日 ツインタワーが完成形に近づいてきました。


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撮影日2016年2月23日 高さ約200mに到達する日もそう遠くないです。


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撮影日2016年2月23日
 最高部です。トラス構造の32階が「構造切替階」となります。32階は「機械室」となる可能性が高いです。31階までがオフィス、33階より上がホテルとなります。オフィスとホテルでは、柱の位置が異なるので、「構造切替階」が必要になります。

 33階~40階部分のホテルは、ヒルトングループの最高級ブランドの一つである「コンラッド・ホテル」の進出の可能性が高くなっています。


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撮影日2016年2月23日 更に西側の土佐堀川の「常安橋」から見た様子です。


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撮影日2016年2月23日 土佐堀川の水面に映る「逆さフェスティバルシティ」です。


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撮影日2016年2月23日 ツインタワーはカッコイイですね!


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撮影日2016年2月23日 アップです。


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撮影日2016年2月23日 最高部です。トラス構造の32階が「構造切替階」となります。


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撮影日2016年2月23日 南東側の「錦橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年2月23日
 南東側から見た下層階の様子です。先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と同じく、下層階はレンガの外壁が採用されています。


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撮影日2016年2月23日 「中之島フェスティバルタワー」と同じく、職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。


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撮影日2016年2月23日 
 「中之島フェスティバルタワー」と同じく、コンクリートの壁面から少し離して積み上げる「レンガ中空積み工法」を採用しています。

 写真では分かりませんが、「レンガ中空積み工法」では、コンクリートの壁面とレンガ壁の間に隙間(空気層)を設けています。


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撮影日2016年2月23日 東側の御堂筋の「淀屋橋」から見た様子です。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016年2月23日の状況

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。注文者は「大阪ターミナルビル」、施工者は「大鉄工業」で、現場事務所は北側の駐車場棟「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の2階に設置しています。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日となっています。解体工事の完了後に、「大弘ビル」跡地の南西側に仮設郵便局を移し、本体工事に着手する予定です。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成


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解体工事が行われている「大弘ビル」を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。こちら側も足場の設置がほとんど終わりました。


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一部で本体の解体工事が始まっています。

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2016年2月13日 (土)

阪神高速道路 信濃橋渡り線の追加及び環状線と大阪港線の拡幅 中間橋脚として「鋼管集成橋脚」を構築!

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-信濃橋渡り線の整備-

 「阪神高速道路株式会社」は、「信濃橋渡り線」の整備を行っています。「信濃橋渡り線」は、現在未接続である「16号大阪港線」東行きと「1号環状線」北行きを接続する渡り線です。

 「(1)大阪港線の拡幅、(2)信濃橋渡り線の追加、(3)信濃橋入口の改築、(4)環状線の拡幅」の4つの事業で構成されていますが、今回は大阪港線(拡幅部)の工事の様子をUPしたいと思います。大阪港線の拡幅は、延長約800m、拡幅員2.75mで行われています。

 引用資料 阪神高速道路
 阪神高速の取り組み 西船場JCT


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「オリックス本町ビル」少し手前の橋脚です。「オリックス本町ビル」の先で急カーブして環状線北行に合流します。


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西側から見た様子です。


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橋脚が拡幅されています。新たに打設されたコンクリートが真新しいです。巨大な4本の「アンカーボルト」で、新たに拡幅した部分が分離するのを防いでします。


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地上では何かを「地組」していました。


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中間橋脚を設置

 大阪港線の拡幅に伴い、増加する地震荷重は新たに設置する「中間橋脚」がそれぞれ分担します。


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鋼管集成橋脚

 新設する「中間橋脚」には、施工ヤードが限られていることや、工事期間の短縮、さらに地震時の復旧性を考慮して「鋼管集成橋脚」を採用しています。


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構造概要図

 「鋼管集成橋脚」の柱鋼管には低コストの既製鋼管を使用し、横つなぎ材には低降伏点鋼材を用いた制振デバイス「せん断パネル」を挟み込んだ、耐震性能の高い構造としています。

 地震時には、この「せん断パネル」が地震エネルギーを吸収し、ほかの部材の損傷を抑え、柱材である鋼管は地震後も使用できる状態となるように設計しています。


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「鋼管集成橋脚」は、4本の鋼管で構成されています。


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建設中の「鋼管集成橋脚」です。


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この先に鋼管が追加されます。


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「鋼管集成橋脚」の基礎工事の様子です。

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2016年2月12日 (金)

大阪駅南側広場整備「南広場(東側) 大阪駅南口スカイウォーク新築他工事 2016年2月8日の建設状況

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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現地に掲示してある整備イメージです。「歩道橋(デッキ)」は、「スカイウォーク(歩道橋)」という名称になるようでうです。「平成28年秋完成予定」となっています。


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地上から見た整備イメージです。


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全景です。


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「南広場(東側)」の整備と「大阪駅前地下道改良事業」が同時に行われています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の接続部分です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」の中央部分は北側に張り出しています。


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「スカイウォーク(歩道橋)」と「サウスゲートビルディング」の接続部分です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」側から見た様子です。


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工事名が掲示されました。工事名は「大阪駅南口スカイウォーク新築他工事」となっています。


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直角に見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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この部分でも工事が始まりました。


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(おまけ)
 JR大阪駅からも「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」がきれいに見えるようになりました。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016年2月8日の状況

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。注文者は「大阪ターミナルビル」、施工者は「大鉄工業」で、現場事務所は北側の駐車場棟「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の2階に設置しています。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日となっています。解体工事の完了後に、「大弘ビル」跡地の南西側に仮設郵便局を移し、本体工事に着手する予定です。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成


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解体工事が行われている「大弘ビル」を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。こちら側も足場の設置が始まっていました。

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2016年2月11日 (木)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/02/08

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年2月8日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。バキバキのキレキレの快晴で、太陽光でガラスに写り込みがひどかったです・・・


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撮影日2016年2月8日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年2月8日 地中障害物の撤去が本格的に行われています。


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撮影日2016年2月8日
 「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物を、「ハンマークラブ」を勢いよく落下させて挟み込んで吊り上げて撤去します。

 この現場は、ほぼ「逆打ち工法」が採用されるのは間違いないので、「場所打ちコンクリート杭」の構築および「構真柱(こうしんちゅう)」を建込む部分の地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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撮影日2016年2月8日 クローラークレーンが「ハンマークラブ」を移動させています。


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撮影日2016年2月8日 「ハンマークラブ」には、撤去した「地中障害物」が挟み込まれています。


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撮影日2016年2月8日
 撤去した「地中障害物」が並べられています。「円筒形」に打ち抜かれている様子が分かります。撤去した「地中障害物」には、赤いペンキで番号が振られています。


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撮影日2016年2月8日
 1台目の「三点式パイルドライバ」、日本車輌製造の「DH658-135M」です。「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年2月8日
 2台目の「三点式パイルドライバ」、日立住友重機械建機クレーン(旧:日立製品)の「PD135」です。「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年2月8日 「セメントミルクプラント」と安定液を循環させる「スラッシュタンク」です。


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撮影日2016年2月8日 東側部分です。「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から「仮囲い」越しに、バンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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撮影日2016年2月8日 西側部分です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/02/08

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年2月8日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年2月8日 アップです。2月に入っても地上部分の鉄骨建方がまだ始まっていませんでした。


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撮影日2016年2月8日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年2月8日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路があります。


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撮影日2016年2月8日 「開口部」です。地下に伸びるスロープの工事が行わています。


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撮影日2016年2月8日 南側から見た様子です。


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撮影日2016年2月8日 西側部分です。「スロープ」は2つの経路がある事が分かります。


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撮影日2016年2月8日 「開口部」です。地下に伸びるスロープの工事が行わています。


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撮影日2016年2月8日
 アップです。見えているのは、既存建物の地下2階の床です。柱だった跡が盛り上がって残っています。「CFT柱」は、既存建物の床を貫通して建てられています。

 この現場は、最初に1階床を構築して、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築していきます。


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撮影日2016年2月8日 少し方向を変えた様子です。

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2016年2月10日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年2月8日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が遂に始まりました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310mの施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北側から見た様子です。北側の先行着手工区(約310m)で、本格的に工事が始まっています。


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仮囲いに掲示してある標識です。工事名を知りたかったのですが、掲示されていませんでした。「建設業の許可票」に「錢高組」と「西松建設」があるので、北側の先行着手工区(約310m)が着工したのは間違いないです。

 「労災保険関係成立票」によると、工期は2015年9月30日~2020年3月31日(予定)となっています。先行着手工区(約310m)でもこんなに工期がかかるんですね。


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南側から見た様子です。


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アップです。


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「三点式パイルドライバ」です。アースオーガで「土留め壁」の構築を行っています。「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。

 この現場は、「開削工法(オープンカット工法)」で工事が行われます。掘削時に崩れないように両側に「土留め壁」を事前に構築しておきます。「土留め壁」は地下水の流入を防ぐ「止水壁」の役目も果たします。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」、「セメントミルクプラント」、「スラッシュタンク」が見えます。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2016年2月8日の建設状況

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-
 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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北西側から見た下層階の様子です。下層階の工事が本格的に行われています。


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下層階の北側に飛び出している部分です。


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下層階の西側に飛び出している部分も本格的に工事が始まりました。


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下層階は、最終的にはこのようなデザインになります。


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北側から見た様子です。


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最高部を西側から見た様子です。塔屋を含めて最高部に到達しています。


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アップです。


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最高部は、最終的にはこのようなデザインになります。


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北側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。

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2016年2月 9日 (火)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画」 建築計画のお知らせ掲示

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-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画-

 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 高度済成長期には、「ロイヤルホテル(現リーガロイヤルホテル)、ホテルプラザ(1999年閉館)」とともに大阪の高級ホテル“御三家”の一つに数えられていました。
 
 しかし、バブル崩壊後の景気悪化や外資系の進出などで業績が悪化し、2004年にホテル営業権を米大手投資銀行「モルガン・スタンレー」のグループ会社に譲渡、2006年に米センダント系のラマダ・ワールドワイドチェーンに加盟し、「ラマダホテル大阪」に名称変更しました。

 その後も大阪市内には高級ホテルの開業が相次ぎ、競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。
 「ラマダホテル大阪」は、地上16階、地下2階、総客室数547室で、レストラン・宴会場・結婚式場なども備えていました。

● 跡地には超高層タワーマンションを建設
 跡地には「東急不動産、住友商事」が、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ約168m、総戸数653戸の超高層タワーマンションを建設します。

 中津駅直上には、地上37階、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、高さ約159mの「(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画」の3棟が林立する事になります。

(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1他
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約168m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,424.22㎡
◆ 延床面積-68,111.54㎡(容積率対象面積47,106.93㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2015年4月13日~2016年6月30日予定
◆ 着工-2016年07月初旬予定(準備工事等を含む)
◆ 竣工-2020年03月下旬予定


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解体工事が行われています。解体工事の工事名は「大阪市北区豊崎三丁目計画建屋解体撤去工事」で、「東急ホームズ」が行っています。解体工事の工期は、2015年4月13日~2016年6月30日(予定)となっています。


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南東側から見た様子です。撮影時は8階部分の躯体を解体中でした。解体前は地上16階だったので8階低くなっていす。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画」の建築計画のお知らせが掲示されていました。「建設データバンク」によると届出日が2015年11月17日になっているので、前回見た時に私が探す事が出来なかっただけかも知れません。

 この物件は、「建築計画のお知らせ」が掲示されなくても事前に「東急不動産・住友商事」から詳細な情報が公開されていて概要が判明していました。

 東急不動産・住友商事(PDF)
 「(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画」に関するお知らせ 


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「南立面図」です。塔屋を含む最高部の高さが約168mです。このあたりの航空法での高さ制限は、制限高(海抜高)約172mとなっています。このあたりの地盤の高さ(海抜高)は分かりませんが、ほぼ航空法の高さ制限です。


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「配置図」です。

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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約159mの「(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画」 2016年2月8日の状況

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-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画-

 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にある「三井生命ビルディング」の解体工事が行われていましたが、解体工事は完了しています。

 この土地は、「三井生命保険相互会社」を経て、三井不動産の特別目的会社が保有していましたが、2013年2月28日に「サンキョウホーム」が取得しています。
 その後、「サンキョウホーム」が「京阪電気鉄道」と「京阪電鉄不動産」に対して、35%ずつ譲渡しています。

 跡地には、地上45階、塔屋2階、高さ約159m、延床面積33,427.34㎡(容積率対象面積24,485.01㎡)の超高層タワーマンションが建設されます。

(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1、23番2(地名地番)
◆ 階数-地上45階、塔屋2階
◆ 高さ-約159m
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-921.45㎡
◆ 延床面積-33,427.34㎡(容積率対象面積24,485.01㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-京阪電気鉄道(35%)、京阪電鉄不動産(35%)、サンキョウホーム(30%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日(予定)
◆ 着工-2015年08月初旬予定(当初計画)
◆ 竣工-2019年05月下旬予定(当初計画)


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本格着工前の「(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画に伴う地下解体工事」が行われいています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2015年10月14日~2016年5月2日(予定)となっています。


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仮囲いに「マンション建設予定地」の案内が掲示されています。


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南西側から見た様子です。


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「仮囲い」の南西側が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「三点式パイルドライバ」が撤退して次の工程に移行していました。


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「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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「クローラークレーン」に「ハンマークラブ」が取り付けられています。「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物を、「ハンマークラブ」を勢いよく落下させて挟み込んで吊り上げて撤去します。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年2月 8日 (月)

地上52階の超高層タワーマンション建設予定 「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地」の解体工事が完了!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地の敷地面積は6,934.51㎡です。東側は「新御堂筋」、西側は「曽根崎お初天神商店街」に接しています。

 児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」の入札は公募型プロポーザル方式で実施され、事業予定者に「住友不動産」が決定しています。

 引用資料 大阪市・報道発表資料(2014/03/14)
 もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地開発事業者募集プロポーザルの事業者が決定しました 

● 住友不動産の事業コンセプトは「曽根崎 Link City」
 住友不動産の事業コンセプトは「曽根崎 Link City」で、地上52階の再開発ビルを建設します。

 1階は物販・飲食店舗「リンクモール」と交流広場「リンクプラザ」、2階は文化・交流施設や屋上庭園「リンクガーデン」、大阪市が管理する収容避難所施設、3階~52階は約900戸の分譲マンションで構成します。

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地の概要
◆ 名称-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上52階
◆ 高さ-不明(航空法の高さ制限は、約193m-地盤の高さ)
◆ 敷地面積-6,934.51㎡
◆ 建築面積-不明
◆ 延床面積-不明
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、物販・飲食、文化交流施設、他
◆ 総戸数-約900世帯
◆ 建築主-住友不動産
◆ 解体工事-2015年10月16日~2015年12月末日(予定)
◆ 着工-2015年09月予定(当初計画)
◆ 竣工-2018年11月末予定(当初計画)
◆ 工事完了-2019年02月末予定(当初計画)
◆ 入居開始-2019年03月予定(当初計画)


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完成イメージです。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た「もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地」です。


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アップです。解体工事が完了して更地になっています。このあたりの航空法での高さ制限は、制限高(海抜高)約193mとなっています。「約193m-地盤の高さ(海抜高)」がビルの高さ制限となります。


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南東側から見た様子です。


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東側の「新御堂筋」側から見た様子です。「新御堂筋側は、住友不動産系の駐車場「シスコンパーク曽根崎2丁目」として現在も使用しています。

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大阪市北区曽根崎二丁目 謎の「廃墟ビル」の解体工事が完了!

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-大阪市北区曽根崎二丁目・謎の廃墟ビル-

 大阪市北区曽根崎二丁目に謎の「廃墟ビル」がありました。「曽根崎お初天神通り商店街」に面した1階ではペットショップとパチンコ屋さんが営業していましたが、閉店して解体工事が行われました。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から様子です。周囲には更地が広がっています。1社か複数社か分かりませんが、土地を集約化していると思われます。


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謎の「廃墟ビル」は解体工事が完了しています。


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地下躯体の解体も終わって、跡地は埋め戻されています。


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「新御堂筋」側から見た様子です。


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少し北側です。このあたりは廃墟のようになっていてゴミが散乱していましたが、徐々に整理されつつあります。

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2016年2月 7日 (日)

姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)マルイト姫路ビル」 「中高層建築物建築計画概要標識」掲示!

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-(仮称)マルイト姫路ビル-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。

● 2度の規模縮小
 資材価格高騰や全国的な職人不足により、着工が大幅に遅れています。2013年12月には、地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小されています。

 2015年7月初めに一部マスコミが、再度計画を見直して、地上14階、地下1階、高さ約64m、延床面積約32,200㎡に規模を縮小する伝えました。

 「Aブロック」は、2015年9月16日に土地譲渡契約が締結されました。2016年2月1日には、現地に「(仮称)マルイト姫路ビル」の中高層建築物建築計画概要標識が掲示されました。2016年7月1日着工予定となっています。

 私は超高層ビルヲタですが、姫路市には超高層ビルを建設すべきではないと思っています。姫路市は「姫路城」あっての姫路市で、「姫路城」の景観がすべてにおいて優先されるべきだと思っています。

 一番最初の計画では、低層部の5層程度が商業施設となる予定でした。2016年1月31日に商業施設「姫路フォーラス」が閉館したように、姫路駅前の商業施設は飽和状態になっています。私個人の意見としては、規模的にも姫路市の市場規模に合った適正な規模に落ち着いたと思っています。

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.25m、軒高59.25m
◆ 敷地面積-約9,498㎡
◆ 建築面積-約7,487㎡
◆ 延床面積-約32,655㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年07月01日予定
◆ 竣工-(不明)


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「Aブロック」を南東側から見た様子です。「埋蔵文化財発掘調査」は完了して埋め戻されています。


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「Aブロック」を南西側から見た様子です。


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「Aブロック」を北西側から見た様子です。


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「(仮称)マルイト姫路ビル」の中高層建築物建築計画概要標識です。2016年2月1日に掲示されたようです。


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「(仮称)マルイト姫路ビル(仮称)((仮称)ホテルモントレ姫路)」のホテル等建築等計画概要標識です。客室数は289室となっています。

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姫路市 キャスティ21コアゾーン コアゾーンA-Bブロック連絡デッキ建設工事 2016年2月6日の建設状況

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-コアゾーンA-Bブロック連絡デッキ建設工事-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「エミス(旧:山陽企業)」が、2015年7月24日(金)に商業施設「テラッソ姫路」をグランドオープンしました。
 「Aブロック」には、マルイトがホテル、物販店舗、駐車場で構成される「(仮称)マルイト姫路ビル」を建設します。2016年7月1日着工予定となっています。

 「(仮称)マルイト姫路ビル」の着工に先立って、「Bブロック」と「Aブロック」を結ぶ「コアゾーンA-Bブロック連絡デッキ建設工事」が行われています。工期は、2015年8月29日~2016年3月30日(予定)となっています。


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「Bブロック」に建設された商業施設「テラッソ姫路」から見た様子です。最終的には歩行者デッキは、「Aブロック」南側を経由して、JR姫路駅近くまで伸びます。


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Bブロック「テラッソ姫路」側を南西側から見た様子です。「仮囲いで囲まれています。


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Bブロック「テラッソ姫路」側を北西側から見た様子です。


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「Aブロック」側を北東側から見た様子です。「Aブロック」には、ホテル、物販店舗、駐車場で構成される「(仮称)マルイト姫路ビル」が建設されます。


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「Aブロック」側を南西側から見た様子です。重機が稼働しています。


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「コアゾーンA-Bブロック連絡デッキ建設工事」の標識です。工期は、2015年8月29日~2016年3月30日(予定)となっています。

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2016年2月 6日 (土)

江之子島地区まちづくり事業 (仮称)新日生病院建設プロジェクト新築工事 2016年1月27日の建設状況

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-江之子島地区まちづくり事業-
 「江之子島地区まちづくり事業」の敷地は、1874年から1926年まで初代の大阪府庁舎が置かれていた場所です。

 その後は旧:大阪府立産業技術総合研究所として使用されていました。先に東側の「阿波座ライズタワーズ マーク20」が、2013年8月14日に竣工し、2013年9月下旬から入居開始しました。

 西側には、地上46階、地下1階、高さ160.620m、総戸数565戸の「(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)」がされました。正式名称は「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」となっています。全戸完売して、2016年1月に竣工しています。

 敷地北側には、正式には発表されていませんでしたが、「(仮称)西区阿波座駅前プロジェクト(北ゾーン)」として、地上37階、総戸数440戸の共同住宅1棟と商業施設(独立棟)が計画されていました。

 しかし、「日生病院」が移転する事に計画変更されました。「病院を核とした新たなまちづくり」ということで、大阪市西区立売堀にある「日生病院」を移転改築し、地上14階の新病院を建設することになりました。

● 新日生病院
 「新日生病院」は、2015年8月24日(月)に、新病院新設予定地に於いて、地鎮祭を執り行い着工しました。竣工は2017年12月31日を予定しています。

 引用資料 公益財団法人日本生命済生会(2015/08/26)
  新病院の地鎮祭を執り行いました

日生病院の概要
◆ 計画名-(仮称)新日生病院建設プロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市西区江之子島二丁目32番、32番2、32番5
◆ 階数-地上14階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部67.99m
◆ 敷地面積-7,351.74㎡(開発区域面積)、7,348.67㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-4,147.99㎡
◆ 延床面積-37,850.96㎡(容積対象床面積32,897.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-350床
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組・大成建設 建設共同企業体
◆ 着工-2015年08月24日(地鎮祭)
◆ 竣工-2017年12月31日予定


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北西側から見た様子です。建築計画のお知らせでは「新日生病院」となっていますが、現地の告知板を見ると工事名は「(仮称)新日生病院建設プロジェクト新築工事」となっていました。設計者が「大林組」なので、監理者も「大林組」かと思っていましたが、「日建設計」でした。


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北西角に「実物大の外装モックアップ」が展示されています。「日本生命保険相互会社」の本店所在地である大阪市中央区今橋の日生村のビル群と同じく、花崗岩貼りの重厚な病院になるようです。


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北東側から見た様子です。奥に見える「阿波座ライズタワーズ フラッグ46(OMPタワー」は、全戸完売して、2016年1月に竣工しています。


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一瞬だけゲートが開きました。地下の工事を行っているようです。


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建築計画のお知らせの北立面図です。


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建築計画のお知らせの配置図です。低層部は四角形、高層部は二等辺三角形のようです。ヘリポートは「R」表示の離着陸出来ない「ホバリングスペース」となっています。

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北区中之島五丁目 「旧:大阪市立扇町高等学校」の解体工事 2016年1月27日の状況

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-旧:大阪市立扇町高等学校-

 「大阪市立扇町高等学校」は、大阪市北区中之島五丁目にあった大阪市立の高等学校です。学校統廃合に伴い閉校しました。

 西九条駅近くの「大阪市立咲くやこの花高等学校・中学校」は、従来の大阪市立扇町高等学校(中之島)と大阪市立此花総合高等学校を統合改編して、中高一貫校として、2008年4月1日に開校しました。

 大阪市は跡地に次世代スーパーコンピュータ誘致を計画した事もありましたが、神戸市に決定したため大阪市の計画は頓挫しました。

旧:大阪市立扇町高等学校の解体工事
 学校としての機能は、2008年3月で終了していましたが、7年間以上解体されずに残っていました。現在、解体工事が行われています。敷地面積は約10,909㎡で、大阪市は敷地の処分を2016年度までを目途としていました。

 土地は「大阪市教育委員会」が所有していますが、「労災保険関係成立票」によると、解体工事の事業主は「大都」、解体工事の注文者は「キョードーマネージメントシステムズ」となっています。


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「旧:大阪市立扇町高等学校」が足場で囲まれています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年11月4日~2016年4月30日(予定)となっています。


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内部は重機でバリバリ解体しています。


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角度を変えて見た様子です。


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南側には広いな更地が広がっています。

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2016年2月 5日 (金)

地上38階、高さ約134mの「ブランズタワー御堂筋本町」 2016年1月27日の建設状況

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-ブランズタワー御堂筋本町-

 大阪府は、「旧大阪府商工会館」の一般競争入札を行いました。最低落札価格は19億1790万円でしたが、2013年7月29日に「東急不動産」が28億313万4000円で落札しました。

 「旧大阪府商工会館」は解体され、地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ134.140mの超高層タワーマンション「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」を建設中です。正式名称は「ブランズタワー御堂筋本町」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 ブランズタワー御堂筋本町 

ブランズタワー御堂筋本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1番3(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄中央線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄四つ橋線「本町」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部134.140m、建築物128.200m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-1,671.87㎡
◆ 建築面積-1,103.09㎡
◆ 延床面積-30,024.46㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計20本)
◆ 地震対策-免震構造(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-276戸 
◆ 建築主-東急不動産、近鉄不動産、神鋼不動産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月上旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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南西側から見た様子です。前回の撮影が2015年9月28日だったので、約4ヶ月ぶりです。


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タワークレーン1基で建設しています。


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基礎と地震対策
 公式ホームページの「構造」が見られるようになっていろいろ分かるようになりました。基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」という事は分かっていましたが、地下約57m以深の支持層まで計20本の杭を打ち込んでいます。

 地震対策として、建物と基礎部分との間に「免震装置(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)」を設置しています。

 某メーカーの「免震装置データ偽装」があったので、「高減衰ゴム系積層ゴム」は、ブリヂストン社製の積層ゴムを採用した事を公式ホームページで強調しています。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 「新梅田ビルディング」の解体工事 2016年2月1日の状況

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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にあります。

 「新梅田ビルディング」は、地上7階、塔屋1階、で、1957年12月に竣工しています。敷地面積は1,023.66㎡です。土地は「梅田興業」が所有しています。

 現在、解体工事が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)新梅田ビル解体撤去工事」で、工期は「労災保険関係成立票」によると2015年9月29日~2016年3月31日(予定)となっています。

 跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されます。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日予定
◆ 着工-2016年02月15日予定
◆ 竣工-2016年10月31日予定


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現在、「(仮称)新梅田ビル解体撤去工事」が行われています。解体工事の工期は「労災保険関係成立票」によると2015年9月29日~2016年3月31日(予定)となっています。


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地上躯体の解体はほぼ終わっているようです。


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解体中の「新梅田ビルディング」を南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。軒高が30.800mです。

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2016年2月 4日 (木)

梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016年2月1日の状況

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。注文者は「大阪ターミナルビル」、施工者は「大鉄工業」で、現場事務所は北側の駐車場棟「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」の2階に設置しています。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日となっています。解体工事の完了後に、「大弘ビル」跡地の南西側に仮設郵便局を移し、本体工事に着手する予定です。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成


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解体工事が行われている「大弘ビル」を南西側から見た様子です。前回より足場の範囲が広がりました。


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南東側から見た様子です。こちら側も足場の範囲が広がっています。


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東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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地上38階、高さ約131mの「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」 2016年1月27日の建設状況

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-プレミストタワー大阪新町ローレルコート-
 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを取得し、跡地に超高層タワーマンションを建設中です。

 概要は、地上38階、地下1階、 高さ130.98m、総戸数298戸(別途、ビューラウンジ(集会室)1戸、ゲストルーム2戸、防災センター1戸、パーティールーム(集会室)1戸、プライベートラウンジ(集会室)1戸、スタジオ1戸)となっています。

 正式名称は、大和ハウス工業の「プレミストタワー」+近鉄不動産の「ローレルコート」で、「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」となっています。

プレミストタワー大阪新町ローレルコートの概要
◆ 計画名-(仮称)西区新町タワープロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1番2(地番)
◆ 交通-地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩10分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩6分、地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩8分、地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線「本町」駅徒歩10分
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-130.98m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-1,294.05㎡
◆ 延床面積-34,852.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 総戸数-298戸(別途、ビューラウンジ(集会室)1戸、ゲストルーム2戸、防災センター1戸、パーティールーム(集会室)1戸、プライベートラウンジ(集会室)1戸、スタジオ1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年07月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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南東側から見た様子です。前回の撮影が2015年9月28日だったので、約4ヶ月ぶりです。


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現地に掲示してある週間の作業工程によると「基礎躯体工事」となっていました。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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2016年2月 3日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区が本格着工!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が遂に始まりました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310mの施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北側の先行着手工区
 北側の先行着手工区(約310m)です。本格的に工事が始まっています。「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」は、30年以上前から言われていたので、もはや夢物語か都市伝説かと思っていましたが、このように工事が始まると感慨無量ですね!
 
 時間が無く、近くまで行く事が出来なかったので告知板等を確認していませんが、施工者は「錢高組・西松建設JV」だと思われます。


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「三点式パイルドライバ」が登場しています。工事が始まったのは知っていましたが、「三点式パイルドライバ」が早くも登場しているとは思っていませんでした。

 相互リンクしている「ゴリモン氏」から写真が添付されたメールを送って頂いて初めて知りました。情報提供ありがとうございました。


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アースオーガで「土留め壁」の構築を行っています。「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。

 この現場は、「開削工法(オープンカット工法)」で工事が行われます。掘削時に崩れないように両側に「土留め壁」を事前に構築しておきます。「土留め壁」は地下水の流入を防ぐ「止水壁」の役目も果たします。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」、「セメントミルクプラント」、「スラッシュタンク」が見えます。


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「うめきた2期区域」の中央部分です。まだ工事が始まっていません。


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「うめきた2期区域」の南側部分です。このあたりに新駅が設置される予定なので工事が本格的に始まるのが今から楽しみでしかたがありません。

 新駅の工事現場全体を「俯瞰(高い所から見おろすこと)」して見る事が出来るのは、人生においてこれが最初で最後になると思います。


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南端で、準備工事が行われています。「工事用ゲート」の設置や作業用道路の舗装などが行われています。

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地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2016年1月27日の建設状況

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-ザ・パークハウス 中之島タワー-

 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」を建設中です。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸です。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」となっています。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/02/24)
 免震構造マンションとして日本最高階数55階建のタワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」始動~官民一体で開発が進む大阪中之島エリアの「プレミアムライフゾーン」に誕生~

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他2筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)、6,397.83㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー」を設置)
基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定、2018年03月上旬予定 (2016年02月以降の契約分)


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基礎と地震対策

 公式ホームページの「構造」が見られるようになっていろいろ分かるようになりました。基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」という事は分かっていましたが、杭頭部を鋼管巻きにした「場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)」となっています。

 地震対策として、建物の基礎部に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。


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火災時のエレベーターによる垂直避難が可能
 このマンションは、火災時に一定の条件を満たす場合に限り、エレベーターによる垂直避難が認められています。これまでは火災時に非常用エレベーターを利用することは出来ませんでした。「ザ・パークハウス 中之島タワー」が分譲マンションとして日本初の導入となります。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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西側から見た様子です。


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アップです。タワークレーン3基で建設しています。


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「プレキャストコンクリート」の柱です。


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角部屋の外壁は、ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」となっています。


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下層階の様子です。


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西側から見た様子です。下層階の一部が「鉄骨造」となっています。


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鉄骨の柱と梁とブレースに「耐火被膜」が吹き付けられています。


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2階の一部は、作業員のバイク駐車場として使用しているようです。こんなの初めて見ました(笑)。

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2016年2月 2日 (火)

おおさか東線新大阪駅構内改良工事 2016年2月1日(月)から供用開始された「新2号ホーム(新11番・12番のりば)」

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-おおさか東線新大阪駅構内改良工事-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅~久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。2018年度末の開業に向けて工事を行っています。

 関連工事として、在来線のJR新大阪駅では、「おおさか東線新大阪駅構内改良工事」が行われています。
 東端では新しいホームの新設工事が行われ、2012年12月16日始発から供用開始されました。

 それに伴い、新大阪駅構内の線路配線を変更が行われ、新しいホームは「新5号ホーム(新17番・18番のりば)」となりました。
 増設されたホームは、おおさか東線用ではなく、既存の各路線を西側から東側にそれぞれホーム1面分ずつ移動させ、その結果、空いた最も西側がおおさか東線のホームになります。

 引き続き、「旧4号ホーム(旧17番・18番のりば)」の改良工事が行われました。「新4号ホーム(新15番・16番のりば)」として2013年12月8日の始発から供用開始されました。

 引き続き、「旧3号ホーム(旧15番・16番のりば)」の改良工事が行われました。「新3号ホーム(新13番・14番のりば)」として2015年1月18日(日)の始発から供用開始されました。

● 新2号ホーム(新11・12番のりば)
 約1年をかけて「旧2号ホーム(旧13番・14番のりば)」の改良工事が行われていましたが、2016年2月1日(月)から「新2号ホーム(新11番・12番のりば」として供用開始されました。

 JR西日本 ニュースリリース(2016/02/01)
 新大阪駅の新11番・12番のりばを本日(2月1日)から使用開始しました

 今後は、「旧1号ホーム(旧11番・12番のりば)」の改良工事が行われ、おおさか東線のホームとなります。工事の進捗にあわせ、線路の配線を変更するとともに、使用ホームを順次変更し、最終的には、現在の島式4面8線から5面10線の形態になります。


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2016年2月1日(月)から供用開始された「新2号ホーム(新11番・12番のりば」です。写真33枚の大作です。500枚以上撮影したため、写真を選ぶだけでヘトヘトになりました・・・


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少し角度を変えた様子です。


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南側の配線です。大阪方面に渡り線(上り外側線-13番のりば)を新設することで、これまで大阪~新大阪駅間の上り内側線を走行していた新快速列車と快速・普通列車の線路を内側・外側線に分けることが可能となり、一方の列車が遅延しても、もう一方の列車への遅延の波及が軽減されます。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム南端部分です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム南端から南側を見た様子です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム南端部分です。南端部分の一部は床がアスファルトとなっています。


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「新3号ホーム(新13・14番のりば)」のホーム南端から北側を見た様子です。ホーム屋根も改修工事が行われました。


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このあたりに「麺家(うどん・そば)」がありましたが、復活しませんでした。列車本数が多くないホームなのでしかたがないですね。


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床はタイルで美装化されています。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」の新しい「LED発車標」です。「新3号ホーム(新13・14番のりば)」などの列車本数の多いホームは表示が5本ですが、列車本数が多くないホームなので表示が3本となっています。

◆ 11番のりば-「特急 はるか 関西空港/京都方面」、「きのくに線 特急 白浜・新宮方面」
◆ 12番のりば-「北陸線 特急 福井・金沢・富山方面」、「JR京都線 高槻・京都方面 平日午前一部列車のみ」


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「特急乗車口案内標(LED)」が設置されています。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」の一番南側の階段です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」の一番南側の階段を改札内コンコースから見た様子です。


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南側の上りエスカレーターです。


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北側の下りエスカレーターです。


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上りエスカレーターと下りエスカレーターはこのように配置されています。


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上りエスカレーターと下りエスカレーターを改札内コンコースから見た様子です。


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エレベーターです。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」の一番北側の階段です。「新3号ホーム(新13・14番のりば)」などと違って「エスカレーター」が併設されていません。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」の一番北側の階段を改札内コンコースから見た様子です。


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ほとんどが特急なので、京都方に冷暖房完備の「待合室」が設置されています。約40㎡、座席15席となっています。


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「待合室」の座席です。


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大阪方に振り返った様子です。天井にお化粧板が取り付けられています。ホーム上の照明を全て「LED照明」に変更し、消費電力を改良工事前に比べて約35%削減しています。


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京都方を見た様子です。


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更に京都方を見た様子です。北側部分の一部は床がアスファルトとなっています。


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「11番のりば」の京都方(北側)は、フェンスが設置されています。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム北端から南側を見た様子です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム北端です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム北端は、「新4号ホーム、新5号ホーム」と比べてかなり南側にあります。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム北端から北側を見た様子です。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」は、京都方でホームの延伸工事が行われました。


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「新2号ホーム(新11番・12番のりば」のホーム北端を大阪方に見た様子です。

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おおさか東線新大阪駅構内改良工事 新4号ホーム(新15・16番のりば) 京都方の上り専用エスカレーターが供用開始!

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-新4号ホーム・京都方のエスカレーター設置工事- 

 2013年12月8日の始発から供用開始された「新4号ホーム(新15・16番のりば)」の京都方には、階段だけでエスカレーターが設置されていませんでした。

 2015年1月18日(日)の始発から供用開始された「新3号ホーム(新13・14番のりば)」の京都方には、階段とエスカレーターが設置されています。

 「新3号ホーム(新13・14番のりば)」の状況を見て、 ”しまった! エスカレーターを設置するべきだった!” と感じたのでしょうか? 
 供用開始して1年ちょっとの階段の一部を解体してエスカレーターの設置工事を行っていました。今回行ってみると供用開始されていました。


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ホームの改良工事と同時に工事を行っていたら、工費は遥かに安くなったと思います。まあ「過ちては改むるに憚ること勿れ」という言葉があります。

 「過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに改めるべきだという戒め」ですが、この件に関してJR西日本は実に清いと思います。


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供用開始された上り専用エスカレーターです。


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橋上駅舎の改札内コンコースから見た様子です。


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上り専用エスカレーターのためホームに下りる事は出来ません。


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裏側はまだ工事中です。

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2016年2月 1日 (月)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称) 2016/01/27

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.84㎡
◆ 延床面積-150,987.71㎡(容積率対象面積133,570.38㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定


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撮影日2016年1月27日
 土佐堀川の「筑前橋」から見た様子です。前回の撮影が2015年11月30日だったので、約2ヶ月ぶりです。竣工済みの「中之島フェスティバルタワー」は、ほぼ1週間間隔で撮影していたのですが・・・


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撮影日2016年1月27日 ツインタワーが一段と迫力を増してきました。


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撮影日2016年1月27日 一段と高くなってきました。今は何階くらいでしょうか?


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撮影日2016年1月27日 最高部です。


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撮影日2016年1月27日 更に西側の土佐堀川の「常安橋」から見た様子です。


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撮影日2016年1月27日 ツインタワーはカッコイイですね!


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撮影日2016年1月27日 アップです。


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撮影日2016年1月27日 南東側の「錦橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年1月27日 南東側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年1月27日 南側から見た様子です。


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撮影日2016年1月27日 阪神高速道路高架下の南側部分です。


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撮影日2016年1月27日 北東側から見た様子です。


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撮影日2016年1月27日 北東側から見た下層階の様子です。

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