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2016年2月 7日 (日)

姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)マルイト姫路ビル」 「中高層建築物建築計画概要標識」掲示!

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-(仮称)マルイト姫路ビル-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。

● 2度の規模縮小
 資材価格高騰や全国的な職人不足により、着工が大幅に遅れています。2013年12月には、地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小されています。

 2015年7月初めに一部マスコミが、再度計画を見直して、地上14階、地下1階、高さ約64m、延床面積約32,200㎡に規模を縮小する伝えました。

 「Aブロック」は、2015年9月16日に土地譲渡契約が締結されました。2016年2月1日には、現地に「(仮称)マルイト姫路ビル」の中高層建築物建築計画概要標識が掲示されました。2016年7月1日着工予定となっています。

 私は超高層ビルヲタですが、姫路市には超高層ビルを建設すべきではないと思っています。姫路市は「姫路城」あっての姫路市で、「姫路城」の景観がすべてにおいて優先されるべきだと思っています。

 一番最初の計画では、低層部の5層程度が商業施設となる予定でした。2016年1月31日に商業施設「姫路フォーラス」が閉館したように、姫路駅前の商業施設は飽和状態になっています。私個人の意見としては、規模的にも姫路市の市場規模に合った適正な規模に落ち着いたと思っています。

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.25m、軒高59.25m
◆ 敷地面積-約9,498㎡
◆ 建築面積-約7,487㎡
◆ 延床面積-約32,655㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年07月01日予定
◆ 竣工-(不明)


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「Aブロック」を南東側から見た様子です。「埋蔵文化財発掘調査」は完了して埋め戻されています。


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「Aブロック」を南西側から見た様子です。


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「Aブロック」を北西側から見た様子です。


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「(仮称)マルイト姫路ビル」の中高層建築物建築計画概要標識です。2016年2月1日に掲示されたようです。


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「(仮称)マルイト姫路ビル(仮称)((仮称)ホテルモントレ姫路)」のホテル等建築等計画概要標識です。客室数は289室となっています。

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