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2016年3月23日 (水)

てんしば(天王寺公園エントランスエリア)」 大人気スポットとなったため「芝生広場」の芝生がほぼ消滅 芝生の維持管理は本当に難しい・・・

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-天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業-
 
「天王寺公園」は、大阪市立の公園で面積は約282,000㎡です。園内には「天王寺動物園、大阪市立美術館、慶沢園」などがあります。
 しかし、JR天王寺駅や近鉄大阪阿部野橋駅にすぐ近くの好立地をイマイチ生かし切っていませんでした。

● てんしば(天王寺公園エントランスエリア)
 そこで、大阪市は、天王寺ターミナルに近接した天王寺公園のエントランスエリアを基本としたエリアにおいて、民間活力の導入により、単に公園への飲食等の店舗の設置・運営だけではなく、動物園、美術館を有する都心の公園としての新たなあり方を追求した、天王寺公園のエントランスエリアをトータルプロデュースし、文化観光拠点の形成を先導する事業者を募集しました。

 「近鉄不動産(当時は旧近畿日本鉄道)」が予定者として選定されていましたが、「近鉄不動産」は、大阪市から受託している「天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業」ついて、「エントランスエリア」の愛称を「てんしば」に決定しました。リニューアル工事が完了して「てんしば」は、2015年10月1日(木)にオープンしました。

 公式HP → 天王寺公園エントランスエリア“てんしば”   


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「てんしば」のエリア案内です。エリア面積は、エントランスエリア約25,000㎡(芝生ゾーン約7,000㎡)となっています。


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走り回っている子供たちはもちろん、空を飛んでいるハトも楽しそうです。ニューヨークの「セントラル・パーク」のコンパクト版みたいですね。民間の活力を利用した成功例だと思います。


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私は、バックに雲一つない快晴の時に撮影して卒業としています。実は「あべのハルカス」はまだ卒業していませんでした。これでやっと卒業出来ます。

 ここからは午前中は逆光になるので午後しか撮影出来ません。撮影直後に雲が出てきました。メチャメチャタイミングが良かったです。


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「てんしば」のネーミングの由来となった中央部の目玉となる約7,000㎡の「芝生広場」です。平日でしたが、家族連れ、カップル、子供同士、その他で賑わっていました。


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ただいいことばかりではありません。予想はしていましたが、想定を超える利用者のためか芝生広場の芝生がほぼ消滅していました。

 「芝生広場」が「土広場」になっています。JR姫路駅前の芝生広場もそうですが、芝生の維持管理は本当に難しいですね・・・


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人が歩かない部分はこのように芝生が茂っています。


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「芝生広場」の東側半分は閉鎖されています。


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「芝生養生中」です。


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根は辛うじて生きているようで一部で芝生が再生しかかっていました。ただ開放するとまた芝生が消滅します。この利用者の多さに耐える芝生は存在しません・・・


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「EXPOCITY(エキスポシティ)」の入口近くにある「空の広場」は、この状態を見越して最初から人工芝にしています。「人工芝」は味気ないかもしれませんが、土よりはマシです。「人工芝」にするしか方法は無いと思います。

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